沈痛な一日

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メッセvsポレダの投げ合い。1回ウラ、片岡のソロで読売が先制。3回表二死走者なしから、鳥谷が左中間のヒットを暴走気味の好走塁で二塁打にすると、大和が死球で二死一二塁。すかさず鳥谷が三盗を決め、3番に戻った福留が右前タイムリーで同点とした。前日に続き終盤勝負。7回ウラまず読売が代打高橋のタイムリーで勝ち越すが、9回表、阪神は今成の右越二塁打を俊介が送り、代打関本の技あり右前タイムリーで追いつく。しかしそのウラ、イニングまたぎとなった呉昇桓が途中出場の寺内にサヨナラ打を打たれた。3連敗で貯金はわずか1。首位と4差、2位と2差。そして試合後、タイガースのメンバーに、中村GM急死の悲報がもたらされた。

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対巨人 24回戦 東京ドーム

神 | 0 0 1 0 0 0 0 0 1 | 2
巨 | 1 0 0 0 0 0 1 0 1x | 3

勝:澤村7勝3敗33S
敗:呉昇桓2勝3敗40S
HR:片岡ソロ10号
阪神:メッセンジャー – 呉昇桓
巨人:ポレダ – マシソン – 澤村

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阪神が流れを変えるとするなら、走者の動きでポレダを揺さぶるか、伏兵が活躍して空気を一新するかのどちらか。3回表は、劇的な変化があり得ただけに残念だった。二死走者なしから、左中間のヒットでセンターの捕球体制の悪さを見た鳥谷が思いきって二塁を狙った。タイミングはアウトだったが、タッチが甘くセーフになった。左のポレダは一走も気にするが、二走はもっと気になる。チャンス。

打席の大和は、初球ボールの後、2球目の内角直球を積極的に振ったが自打球がヒザ付近に直撃してもんどり打って倒れる。痛みが去るのをしばらく待ってからの3球目、また内角直球、今度はヒジに当たる死球。立て続けの痛さに、思わずヘルメットを叩き付けた大和。ひとつ目は自分のせいなのだけど、気持ちはわかる。アンパイでチェンジのはずが死球、しかもめっちゃ怒ってはる。ポレダは変に動揺していた。

問題のシーンはその直後、打者3番福留の初球だった。まるっきりノーマークだったのを見透かした二走鳥谷がスタート、左打者で捕手は三塁送球しやすいが、まったく関係なく余裕でセーフ。しかし一走大和が付いて行っていない。その後の走塁を見ても、おそらくあちこち痛くてそれどころではなかったのかも知れないが、これがダブルスチール成功だったら……だったらどうかなんて誰にもわからないけどね。でも「え?なんで大和はそのままなの?」、さらに次の福留右前タイムリーでも、「なんで当たりゴーの二死なのに大和は二塁ストップなの?さっきダブルスチールできていれば、この1本で逆転だったなぁ…」となった。攻守でフットワークが生かせない状態なら、大和を使っている意味は激減する。状態によっては代えなければいけない場面だったはずだ。その後ゴメスも四球をとって満塁となったため、焦点がぼけたが、二死走者なしからポレダ攻略、一気大量点という可能性もあった。

最後の粘りには意地を見た。左右左右でスタメンを外れた今成が良く打ち、バント成功は偶然かも知れないが、俊介もよく身を守った。そして関本も状態が良いね。よく付いていった。しかしこの回も、流れが来ている状況で、絶対に逆転してやるんだという姿勢を見せなかった。むしろ露骨に「延長もにらんで」という消極性が見えた。一死一塁、しかし走者が関本なので投手澤村は打者だけに集中できる。結局にらんだはずの延長はなかった。

失意の敗戦。それ以上のショックがチームを襲う。チームに帯同していた中村GMの急死。本当につらい、恐ろしい一日になってしまった。

スポーツナビから依頼があり、急遽、中村勝広さんの追悼記事を書いた。そのうち掲載されると思うのでここでは重複を避けたい【追記11:40 こちらに掲載されました】。ただただ驚いた。ご冥福をお祈りするばかりだ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    また金木犀のオレンジの花と香りに嫌な印象が染み着きました。今日は試合については触れたくないので触れません。

    中村勝広さんのご冥福を心よりお祈り致します。
    GMになってからはいろいろ言いましたが、自分がタイガースにどんどんのめり込んで行った1976年頃の打線
    1(二)中村勝
    2(遊)藤田
    3(三)掛布
    4(捕)田渕
    5(一)ブリーデン
    6(右)ラインバック
    7(中)池辺
    8(左)佐野
    9(投)江本
    ぐらいからが一番記憶に残っており、このメンバーが少しずつ旅立ってしまう事を寂しく思います。
    しんみりと2ヶ月半ぶりに酒を呑みました、悲しい酒でした。

    余談ですが、自分もダメ元で申し込みした都立の樹林型墓地(抽選はかなりの倍率)当選の通知が先週届きました。東京に骨を埋める準備も出来て、あとはタイガースの優勝&日本一を見届けるだけなんですけどねぇ。

    まあ、東京でのCSは全て観戦に行きますよ!

  2. 菅野徹(鳴尾浜トラオ改め) より:

    日本プロ野球選手会の事務局長、松原徹さんが亡くなったことも発表されましたね。野球界のために尽力された方。本当に沈痛な一日でした。

  3.  Yalkeys より:

    落胆と驚きと諦めが入り混じった1日となりました。
    事実上の優勝断念確定とGMの急逝がダブル結果となってしまいました。
    謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

    9回の俊介代打には個人的には大いに異議があります。
    先ずは同点を狙うという考えではなく、一気に2点を狙うべきではなかったか・・。同点になっても、ベンチの選手層、投手力等はあと攻め有利の状況でした。
    されば、江越の長打を期待すべきタイミングだったと思います。この日の江越はいい当たりが野手の正面をついていましたが、一番タイミングも合っていたと思いました。その辺りが和田監督の思考ルーチンだったのか・・と落胆したのは事実です。9裏のサヨナラは流れとして受け止めなければならないと達観しています。

  4. 西宮トラキ より:

    ひさしぶりのコメントです。小学校のとき買った、カルビープロ野球カードで一番早く引いた?阪神の選手が中村さんで、めっちゃ嬉しかったのを今でも覚えてます。ご冥福を祈ります。昨日の試合一つだけ、最後大和は代打やろ。

  5. やっさん より:

    中村GMが亡くなられました、
    ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。

    さて首位と4ゲーム、自力2位も消滅とか・・・
    打順もクリーンナップ組替えたが相変わらずゴメスマートンが
    打てない。なぜ変えたのか分からない!!
    メッセの好投・・・報われませんね、今年何度目でしょう。
    7回裏 代打亀井と由伸で1点、関本が頑張っていますが
    狩野が離脱した阪神と層の厚さを実感します。
    また同点延長を視野に入れた攻撃では勝てません、
    9回2アウト1 2塁、大和に代打は無かったのか?
    また梅ちゃん出番なし!!

    今夜は絶対負けられません、 ファイト~~!!

  6. 西田辺 より:

    試合中に飛び込んできた訃報。
    最初は、何とたちの悪いデマだろうとしか思えなかった。
    でも、次第に詳報が届くたびに現実のものとして受け入れざるを得なくなってきた。
    まだ阪神GMに就任前、オープン戦の解説で来られて試合前のバッティング練習を
    甲子園のスタンドで見てた中村氏にお会いしたことがあります。
    「お疲れ様です」と声をかけさせて頂いたら、あの低音の『エエ声』で「ああ、
    ありがとう」と応えて下さったのが思い出されます。
    と言いながらも、散々あちこちでネタ紛れで編成についての批判もしました。
    GM就任に大反対もしました。
    無念のたくさん詰まった野球人生だったかも知れません。
    どうか、安らかにお休みください。

    和田監督就任直後、読売とのプレシーズンの試合で同点だけを狙った野球を
    「この監督の野球はオモロない」とここにコメントしたと記憶してます。
    4年目の昨日も、全く変わらない野球をする指揮官に絶望さえ感じました。
    確かにそれぞれの役目を果たし、頑張って追い付いた。
    でも、ただそれだけ。
    特にこのシーズン終盤で追いかけるチームにとって、逆転勝利を挙げないと
    意味がないんですよ。
    当日上げて則スタメンで使った若手選手を、ギリギリの所で信用してやれない。
    堅実なのは悪い事ではないけれど、勝負所で腰の引けた指揮官に誰がついて
    行くんですか。
    一年間、この混戦を踏ん張ってきたチームが全く報われません。
    悲しくなりますよ、ホント・・・。

  7. ガク より:

    中村GMの突然の訃報、びっくりしました。
    GMになってからはあまりいい印象はなかったのですが選手中村勝弘は割と好きでした。
    40年くらい前甲子園での巨人戦観戦のとき、先発山本和が好投、打線も爆発で13点くらい取って勝った試合。中村勝弘選手が珍しくホームランを打ったことを覚えています。
    謹んでご冥福を祈ります。

    昨日の試合はもう今の阪神の限界を見たような気がします。
    試合的には頑張った方だと思いますが、一気に勝ち越しを目指さず同点どまりであとを考えてる時点でもう負けです。
    もう4位も見えてきました。
    いつもの9月の秋風が身に沁みます。

  8. としとまき より:

    中村GMの訃報。
    謹んでご冥福をお祈りいたします。
    昨日も現地観戦でしたが、私の周りの虎ファンはほとんどがDeNAに連敗した日が終戦記念日やと言ってましたが私は昨日の負けで終戦を覚悟しました。それでも残り8試合に全勝してくれる様に全力で応援します。

  9. とし虎 より:

    昨日の負けで実質優勝はなくなった。
    最後何とか追いついたが、関本に代走はなかったのか?勝ち越さないと最低でもあと2回投げないといけない状況でバンド若しくは足を絡めた攻撃で鳥谷に掛けれなかったか。少し心残りです。
    中村GMの訃報、心よりお悔やみ申し上げます。

  10. renkaisuzu より:

    中村GMの訃報、最初は冗談かと思いました。。。
    いろいろと無念が多かったであろう野球人生、謹んでご冥福をお祈りいたします。

    私もきのうの試合で今の阪神の限界を見た気がします。
    競技は違いますが、南アフリカ戦のラグビー日本代表を見習ってほしい。
    同点狙いのPGではなく、あくまでもトライで逆転を狙いに行った結果、劇的な逆転勝利をおさめました。
    9回同点狙いなのが和田監督が勝負師ではないことの証明だと思います。

  11. こうさん  より:

    中村さんの、ご冥福をお祈りいたします。以前、書かせてもらったが、あの92年、俺は賭けに負けて丸坊主になった。ヤクルトファンの友達の安堵の顔を今でも覚えている。
    日本一になった年からタイガースファンになった時、小学5年生。中村さんは新庄、亀山を使い「タイガースが生まれ変わる時」を試合で見せてくれた。その時は高校3年生。野球部が引退して髪を伸ばしてるのにバントマンの俺は丸坊主。もちろん丸坊主になるのは悔しかったが、中村さんは「前のめりになる野球」を見せてくれた。それだけ熱くなれた。トラオさんの「冷めた感じでテレビをチラチラ観てる」という一文に、今のタイガースファンの心情の全てが詰まっている(もちろん全員ではないが)。
    もう和田は外からタイガースを見なきゃダメだ。どれだけ小さな野球をしているか気付かないと。敵地で同点を目標にする野球では勝てない。延長を視野にいれた弱気な采配は敵に見透かされる。
    「こんなスタメンでいいんじゃね?」って感じで決められてるかもしれない読売のスタメン。正直、羨ましい。1年を通して原監督は選手を振るいにかけていたのかもしれない。阿部慎之助は本当に首を痛めていたのか?「タイガース相手なら休ませられるだろ」って思われていたように感じてしまう。
    「まだまだ❗」という人もいるだろうが、俺の中では終戦。優勝はない。それほど「優勝への意地」の違いがある。原監督と和田には。
    読売の選手、痺れるゲーム差を楽しんでるよ。ヤクルト戦になると顔つきが変わるけどね。前のめりにさせてくれる監督を望む。熱く、前のめりになりたいんだよ❗

    • こうさん  より:

      書き忘れました。この状況での藤浪の中4日だの登板間隔を詰めるだのは断固反対。3位死守の為に前途ある若者を酷使しないでほしい。中村さんが亡くなったのも重なり藤浪は「いきます❗」と言うだろうけど、それを止める人がベンチにいてほしい。今日の先発は秋山の予定。

  12. TJ風船 より:

    中村GMの突然の訃報に驚きました。選手、コーチ、監督、GMとそら色々ありましたけど虎の為に尽力していただきました。ありがとうございました。記憶に残っているのは私が虎ファンになりたての昭和54年、大好きだった小林繁さんの移籍初登板の讀賣戦に中村選手が決勝ホームランを放った事です。嬉しかったです。怒涛の讀賣戦8連勝の始まりです。66歳とは若過ぎる。ご冥福をお祈り致します。

    試合の方は残念無念です(涙)。

  13. hi64 より:

    中村GMの選手時代は記憶にありませんが、監督になってからはよく覚えています。
    92年以外は低迷続きでしたが、その92年はフレッシュな勢いのあるいいチームでした。
    GMになってからは様々酷評されていますが、自前外国人を四人当てたというだけでも、タイガース的には称賛に値することだろうと思います。
    ドラフトも、藤浪始め、岩崎、梅野、江越と一軍で活躍しているメンバーをそれなりに指名していますので、失敗したとは言えないですね。
    その他の戦力補強にしても、去年で言えば、取りに行ったと言われる、金子、中島、成瀬辺りがあの調子ですから、結果オーライというところでしょうか。
    GMとしての手腕は、本当のところは分かりませんが、こと選手の編成に関してはうまくいっていたと思います。
    GMとして色々叩かれていましたが、私の見える範囲の実績としては及第点以上だと思っていて、酷評に理不尽さを感じていましたので、この機会に書かせていただきました。
    ご冥福をお祈りします。

  14. 菅野徹(鳴尾浜トラオ改め) より:

    スポーツナビに中村GM追悼記事がアップされました。

    「猛虎のために尽力した中村GMの生涯 驚くしかなかった突然の訃報」

  15. トラ11 より:

    中村GM、松原徹さんの訃報に驚いています。ご冥福をお祈り申し上げます。
    星野さんは「背広組の人間もユニフォームの人間も一緒に戦っている」と言われた言葉に心から頷けました。
    中村GM、この混戦の戦い、精神的に大きな負担がかかっていたのでしょう。
    残念です。

    G戦で最後の望みを絶たれたのは、この上ない屈辱としか言いようがありません。
    でも残された試合はまだまだ阪神タイガースここにありという思い切った積極的選手起用と攻撃を見せて欲しい。

  16. 虎の生まれ変わり より:

    トラオさん、お疲れさまです。

    中村勝広さんの記憶で最も鮮明なのは、1992年八木の幻のホームラン、抗議で一歩も引かなかったことです。
    その前後数試合も含め思うようにいかず目前の「優勝」を逃し、監督としてさぞかし無念のシーズンだったことでしょう。

    元監督・現GMの無念を晴らしてくれるようなチームに、来季以降(新体制のもと)なってくれることを切に願ってやみません。それが何よりの供養でしょう。
    ご冥福をお祈りします

  17. いわほー より:

    ファンの間で「負広」なんて揶揄されたりもしましたが、タイガースの功労者の一人として「中村勝広」の名は長くファンの記憶に残ることでしょう。
    オリックスの監督・GMを務めたのち、南球団社長の招聘でタイガースのGMを就任された時、記者会見で喜びいっぱいで感謝と抱負を語っておられた晴れやかな表情が偲ばれます。
    心よりご冥福を祈ります。

    哀悼の意をこめて、GM就任記者会見の記事を張らせてもらいます。
    http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2505.html

  18. ken3953 より:

    さすがに中村GMの訃報には驚きました。
    正直早く辞めてくれと思っていましたが、このような形でというのは
    極めて残念です。ご冥福をお祈り致します。

    さてチームの方は自力での優勝はほぼ消滅しました。
    あとは幸運が転がり込んでくるのを願って、1つずつ勝っていく
    だけです。今日は秋山。チャンスを生かして貰いたい。

  19. 金沢の虎 より:

    プロ野球ファンになったのが遅かった自分は中村氏の現役時代は知らないのだが、監督時代の92年、優勝争いを繰り広げていた事は昨日のように覚えている。生まれて初めて徹夜で甲子園に並び、最終的に眼にしたのはヤクルト野村監督の胴上げだったのだが、湯舟のノーヒットノーラン、マイクの突然の覚醒、亀新フィーバー等、実に見処の多い楽しいシーズンだった。

    暗黒時代にたった一年だけだったが、良い思い出、そしてタイガースに尽くして下さった日々を有り難う。中村元監督。

    GM就任後は色々こちらの掲示板で文句を言ってしまいましたが、心から御冥福を御祈り申し上げます。

    残された後輩達、まだまだ終戦気分になるのは早い。例え絶望的な状況でも、今から出来る事やチームや自分の為に何が出来るのかを考えてみろ!無気力な消化試合なんて見たくない!

    選手も監督、コーチも全員だ!
    古いかも知れないが今こそ「熱くなれ!」

  20. ハマトラ親父 より:

    カツヒロのバットを握る、独特の手の動きを思い出しました!
    慎んで御冥福をお祈り致します。

  21. 星の輝き より:

    中村GMのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
    トラオさんの記事拝読致しました。
    とても愛情のこもった素晴らしい追悼文でございました。
    暗黒時代は球団オーナーが「優勝せんでもええ!」と公然と言い放って、選手にお金を掛けることを嫌うという今では信じられない体制下でありました。
    その頃の私の楽しみと言えば選手名鑑を眺めながら、選手個々のスペックが最大限に発揮されたことを夢想することでした。
    ラジオ観戦に終始するしかなかった東北の片田舎の高校時代に85年の優勝を経験し、大学時代は極々たまに神宮に出かけてはいたものの、今のように全試合に注視するほど熱は籠ってませんでした。(神宮で観戦した試合もいつも負けだったせいか、あまり記憶はありません。唯一覚えているのは、池田高校出身の宮内仁一がそのスペックから想像していたのとは程遠いような結果を見せられてとてもがっかりしたこと。特にもファンの罵声を浴びながら球場を去る姿が印象的でした。)
    今振り返れば丁度その頃が中村監督時代だったんですね。
    亀山、新庄、田村かぁ・・・。
    選手の補強にお金を掛けられない事情から、なんとか若手を育てようとしたその試行錯誤が読み取れるような気がします。
    何の役に立ってるGMなのか?などと中村GMを私も揶揄したこともありますが、亡くなってみると、球団に金銭面を含めての全権を任されていたわけではなし、その中途半端な立場を作ったのは球団の落ち度であるし、実際外国人の補強などはかなり高い実績だったと評価すべきですね。
    評論家の小林秀雄は『無常ということ』の中で、「生きている人間などというものはどうにも仕方のない代物で、鑑賞にも観察にも堪えない、其処に行くと死んでしまった人間というものは大したもので、まさに人間の形をしている、してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな」と言っています。
    気が付くのが遅すぎましたが、亡くなってみて阪神に対するその貢献度の高さに心の底から感謝したいと思います。
    中村GM、ありがとうございました。
    どうかこれからも愛する阪神を見守って下さい。

  22. 英くん より:

    久しぶりのコメントになります。
    最近は私事で試合は観れていないのですが、トラオさんの記事と皆さんのコメントは拝見させてもらっています。

    中村GMの訃報は驚きました。GMの手腕は疑問がありましたが、阪神タイガースを強くしようと、ご尽力なされた方の訃報は残念です。

    ご冥福をお祈り申し上げます。

  23. 奧虎鳳 より:

     福島では、涙雨が降っています(ノ_<。)『秋風が吹くと墜ちて行くタイガース』と言われ、もう何十シーズンが経ったことでしょうか(ノ_・。)こん畜生(`ロ´;)
     中村勝広GM、現役時代は藤田平と堅守の二遊間を組んだ背番号14(^^)攻撃では選球眼の良い四球出塁の多い斬り込み隊長(^○^)テーラーとの一二番、藤田・田淵・アルトマンのクリーンアップトリオにより生還、得点の多い一番バッター!足の故障(確かアキレス腱)に泣いた処に、岡田彰布の入団&台頭で早々現役を引退(ToT)青年二軍監督に就任…。初めて見たのは昭和59年の甲子園、ウエスタンは対近鉄戦での監督姿!一軍監督としては甲子園・ラッキーゾーンが撤廃された92年、バントをしない二番打者・亀山努らを擁し暗黒時代に唯一の風穴を空けた2位(*^^*ゞオリックス時代を挟んで、長らくタイガースに貢献!まだまだ書き足りません…(/。\)御冥福を御祈りします…。

  24. なかっち より:

    中村勝弘GMのご冥福をお祈りしますm(_ _)m

    個人的にファンやった川島なお美さんご冥福をお祈りしますm(_ _)m

    タイガースも今シーズン終了かな?

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