１回表、ゴメスのタイムリーで先制。マエケンの立ち上がりを捉えると、先発岩田が快調な投球でスイスイ。しかし５回ウラ、マエケンの好打、好走塁の二塁打から崩され、２点を失い逆転される。その後は立ち直ったマエケンに手も足も出ず、９回は中崎に締められた。勝負の１２連戦は、ここまで連勝なしの２勝７敗。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
対広島 23回戦 マツダスタジアム
神 | 1 0 0 0 0 0 0 0 0 | 1
広 | 0 0 0 0 2 0 0 0 x | 2
勝:前田14勝8敗0S
Ｓ:中崎0勝6敗26S
敗:岩田8勝10敗0S
阪神：岩田 – 歳内 – 鶴 – 高宮
広島：前田 – 中崎
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
呉昇桓が右内転筋の張りのため抹消。報道では、勝ちパターン継投として能見が待機し、空いた外国人枠に２８日からペレスを入れるとか。読売は村田の代わりに入れた高卒ルーキー岡本が「怪我の功名」の活躍。阪神も能見、ペレスがはまってくれて、雰囲気が盛り上がってくれるといいのだけど。
マエケンに１４勝目をゆるし、岩田はフタケタ黒星。やるべきことができなかった。得点差はわずか１点。白星と黒星は、マエケンと岩田との間にあるこのたった１点の差なのだが、それは小さいようでかなり大きい。投手としての総合力の差は、「わずか１点差」のようであり、その実は「２倍の違い」であるかのようだった。もっとも悔やまれたのが５回ウラ、マエケン二塁打で一死二塁で、丸に出した四球。２ストライクと追い込んでから厳しいところを狙って４球続けてボール。確かに球審がストライクと言っても良さそうな球もあったのだけれど、岩田の持ち味である「真ん中に来そうで左右に曲がり落ちる」というイヤらしい攻めではなく、コーナーを狙おうとして失敗。これが決勝のランナーになってしまったのだから悔しい。
前の打席で高目のスライダーを左越に運ばれたのが伏線としてあり、サインを出す指が縛られたのだろうが、梅野には相手にとって有利な条件を「逆利用」し、投手の勇気を引き出す方法論を探って欲しい。今はまだ根拠が稀薄で、自分からまず気弱になっている。打撃ではいいところを見せられているのだから、そこらあたり勉強だ。
サード、ショート、なんとかどちらかに止めて欲しかった新井の三遊間同点タイムリーに、「またしても」のエルドレッド逆転タイムリー。なんとか踏ん張ってくれという願い届かず。だけど、尻上がりのマエケンになすすべもなかった打線がもっと悪い。９回中崎に対し、先頭鳥谷がこの日３本目のヒットで出塁。バント警戒のシフトの中で今成にヒッティングさせた。せっかく臨機応変な対応をさせたのに、今成はまっすぐに押されてファウル、最後はボールを振って空振り三振。今成はバットコントロールやボディバランスで変化球に対応するのが上手いのだから、まっすぐタイミングで遅れないように待って、仕留める技術をもっと磨かないとね。もっと率を残さなきゃおかしい打者なんだから。「成長ポイント」に焦点が合っていないのがもどかしい。
歳内は結果オーライの投球。バラバラを直して、「歩留まり」を上げたい。久々の鶴はまずまずだった。
首位決戦の白熱と比べると「やっぱり３位争いだなぁ」という試合に感じたが、残り５試合とクラシリは若い選手たちとチームが成長するチャンス。結果にこだわって体を固くするのではなく、全力を出し切るために、どう環境を整えるかに神経を集中させて、チームとしての爆発力を生み出して欲しい。来季もチームに残る人たちの財産になるプレーにしたいね。
コメント
岩田は せっかく先制点をもらいながら、自らのバント失敗で流れを悪くし、一番打たれてはいけない相手投手に打たれてしまい、そのワンチャンスだけで逆転され、その後は打線沈黙の見慣れたゲームでした。
それにしても投手のマエケンが打ったあの打球で セカンドまで行かれてしまうマートンの守備はいただけない。
このマートンの守備で今季は何点 失った事か…。あの守備なら打率320又はＨＲ30又は打点90以上は稼いでもらわないと、あの守備で失ったモノ(もちろん失点・投手のメンタルダメージ)の方が かなり大きな悪影響を及ぼすでしょう。
マートンは大好きな選手ですが、守りのあるセ・リーグでは限界かも知れません。
今日も苦手ジョンソンが相手ですが、「どうせ打てないから」の無気力試合など見たくありません。
大相撲 照ノ富士の闘志、ラグビー五郎丸選手(源五郎丸じゃないよw)の集中力、見習って！
タイガースは横綱じゃないんだから、「寄り切り」じゃなくても「猫だまし」「立ち会いの変化」等どんなセコい手を使ってでもジョンソン攻略し、勝ちに行って欲しい。
この一カ月でマエケンに4敗。
これが今年の阪神の特徴と言うか弱点。これだけ各球団に苦手Pがおれば大型連勝なんて絶対できない。
ポレダ、マイコ、山中、ジョンソン、マエケン、バルデスなど苦手Pはあげればキリがない。
苦手Pを攻略するには打者のチーム編成、誰にどんな事をさせるかなど攻撃のバリエーションを増やさないと無理。外国人中心のチーム編成では無理。
今の阪神の全てを否定してゼロからチーム編成をしない限りこのチームの優勝はあり得ない、そう感じた1日でした
なんか、「苦手投手」なんていう立派なもんでもない気がします。
とてもいい投手はまるで打てない＆ちょっといい投手もまるで打てない。
チーム成績の各数字が表しているのは、ただそれだけのような…。
確かに苦手投手ってレベルやないかも知れないですね。もっと大きな弱点がありますね
呉の不在。
外国人枠の使い方。
クローザーどうする？
来期に向けての課題も突きつけられてますね。
来期の指揮官がどうなるかは別にして、ここで一つの見解を示して欲しいですね。
これでマエケンに何連敗？
バッティングコーチのコメントも毎度同じ。
漠然と打ったって攻略できる相手じゃないし、立ち上がりに1点
取ったくらいで勝った気になってちゃダメですよ。
この時期に来ると発揮されてきた指揮官の悪運。
もしかしたら、あれは中村GMが居ないと発揮できないのかな？
藤浪をドラフトで獲得したのも中村氏就任後だし、ついにその
悪運も尽きたのかな、と思わせるこの12連戦です。
スミ１で敗戦！！スミ１での敗戦はもう何度目だろうか。
マエケンから初回１点・・・でも尻上がりに調子を上げるマエケン！！
初回３三振の岩田・・・５回まで頑張るが打線援護なしで降板！！
でもマートンの守備、虎ジジィ様も言っていますが対戦相手に今年何点
献上のお膳立てをしただろうか。
昨日も５回マエケンの２塁打、あれは並みの選手ならシングルＨですよ。
７回表マートン２度目の三振、裏の守備から守れる選手になぜ変えない
のかな？１点差だよ！！
和田さん、点が取れないんだから点を取られない守備を考えてくださいよ。
マートンファン許せ！！
岩崎がんばれ ファイト～～～～！！
２８日ペレス昇格ですか、巨人戦レフト先発で出てほしいな～～！！
選手もベンチも気迫が足りない。
そこに尽きるんでは無いですかね？相撲に例えるなら、昨日の鶴竜の一番のように、形はどうでもいいから何がなんでも勝つ！と言う気持ちが見たかった。(横綱としては褒められたものではないのも承知で)
この期に及んで何を考える事があるんでしょう？勝手に、早々に優勝を諦め、ファイティングポーズを解き、相手に良いようにやられまくっている。しかもそれに対して何の気持ちも見えず、ただ試合後のコメントでテープレコーダーのように(古いか)毎試合同じコメントしき残せない首脳陣。
せめて鼓舞する言葉の一つも発してくれよ。何年たっても変わらない。疲れの出てくるこの時期、何の解決にもならない説教じみた愚痴なんて誰も聞きたくもない。昔の星野監督のやり方、何を見ていた？敗けの混んでくる時期に、下らない愚痴なんて言わなかったぞ。ほんの一言で組織のテンションが下がる事もあるって思えないのか？監督一人の問題じゃない。
横綱の実力なんて無いのに横綱相撲しても意味がない。スンちゃんも離脱した今、もう一度足下を見つめ、来年以降へのテストもしなくてはいけないのだから。出来ないことをやれ、と言うのではなく、やらなくてはいけない宿題が目の前に出てきたのだからしなくてはいけない。抑えのテストに実績もある福原を無難に起用するのか、能見に適正があるのか見極めるのか、それとも若手投手にニンジンとしてぶら下げて競争を煽るか？今後の興味はこのポイントになるかな？来年以降を考えるなら下らない消化試合なんて無いぞ。
因みに個人的に抑えにはタイガースの若手にしては珍しくスピードも出てきて高校時代から三振が獲れる歳内推しです。
ペレスの昇格、楽しみですね。
しかし、今季限りが濃厚な和田監督が来シーズンへ向けた”新戦力”を積極的に起用する可能性は低いのでは？
マートンに代えてペレスをスタメンで起用することがあれば、和田監督に”あっぱれ”を贈りたい。
シーズンが終われば半年近くタイガースの試合見ることはできないので、１日でも長く試合が見れるよう全力で応援します。
岩田はマエケンに よりきられ、土俵を割ってしまいました。
頑張っていたのにバントゲッツー、その裏マエケンに2塁打、マートンの守備のまずさもありましたが、その後があかんかった。
残念でたまりません。
大したこともないカープ打線。
その上に大したことのない阪神打線。
今日こそどんな形でも良いからジョンソンを打ち取れ！
話しは変わりますが、山本昌が来年オープン戦で引退試合をするとか。
相手の鴨にされている我がチームでないことを望みます。