「がっつり!ラグビー」おすすめです。(菅野徹のホーム)
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松がとれたら急に情報が多くなった。昨日の鳴尾浜は超豪華なことになっていた模様。
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多少暴論だが、向こう10年くらい梅野vs坂本の「ガチンコ正捕手争い」が見たいというお話。打の梅野vs守りの坂本という構図で大いに首脳陣、ファンを悩ませて欲しい。
梅野の課題をインサイドワークや守りと言う人もいるがそうだろうか。昨年は、打てる捕手のはずが打てなかったことに失望感があった。クソボールの曲がり球に簡単に回ってしまう打席を繰り返した。一発狙いの意外性の打者でいくのか、それともあくまでも「打てる捕手」にふさわしい線を狙うのか。攻守のバランスに気を取られて、軸が定まらなかったように見えた。
配球は結果論。投手にも責任がある。いつもダメなわけでも、いつもいいわけでもない。経験を積みながら危機を察知する能力を磨いたり、投手を乗せていく方法を覚えていくもの。何の根拠がなくても「やっちゃる」と立ち向かっていく反骨キャラも梅野の魅力。長くやってりゃ守りもリードも多少は良くなる。いろいろやらなきゃいけない捕手というポジションだが、打撃の素質を磨くことに比重を置いて欲しい。
坂本のことはあまりよく知らない。でも梅野の対局の存在であったら面白いと思う。そんな風に見える。当面、打てなくてもいいから誰にも負けないくらい守りを磨くべき。投手に対してものすごく神経を細やかに使って、捕球は丁寧で1球たりとも軽率に扱わない。投手が驚くような頭脳的な配球で、その投手の幅を拡げるようなリード。盗塁は絶対に許さない。そんな捕手であれば、あまり打てなくても使いたくなる。打つ方だって体ができてくれば良くなる。捕手らしく頭で勝負するイヤらしい打者になればいい。
もしそんな風に期待の星どうしがガチンコ正捕手争いをしたらどうなるのだろう。
90年代野村ヤクルト黄金期を支えた古田は、野口というすごいライバルがいたから成長できたと言った。阪神は、日ハムビッグバン打線で「恐怖の8番打者」と呼ばれた正捕手・野口を矢野の二番手として確保した。2度の優勝ではやはり「野口がいたから」という声が聞かれた。今思うと矢野と野口がいた00年代、阪神は強かった。
黄金期は素晴らしい正捕手とセット。そして素晴らしい正捕手は素晴らしい二番手捕手とセット。
梅野と坂本には向こう10年バチバチやりあってほしい。
コメント
元ロッテの捕手里崎が良く言ってる事ですが、リードは結果論。いい捕手の素質は、強肩、キャッチング、そして打撃力。
僕も同意見です。捕手は確かに守りの要ですが、打席も必ず回って来ます。自動アウトで言い訳は無いのです。その点梅野は強肩とキャッチングは問題無く、確実性には欠けるかもしれませんが、間違いなく中長距離打者です。ロマンを感じますね。リードは結果論と考えると、リードは良し悪し、というより「幅」だと思います。色々な引き出しやパターンを持つことによって打者を惑わせる。これが梅野には求められるでしょうか。それはやはり経験による習得が大きいでしょうね。
坂本は逆に既にリード面での評価が高いとの事。投げる投手に寄れば坂本の方が投げやすい、自分の良さを引き出してくれる、と感じる人も居るかもしれません。
個人的には、正捕手固定制よりも投手によって捕手を変える制度の方が好きだったりします。そういう意味ではこの2人がタイガースを引っ張ってくれる状態が長く続くことが、チームの好調につながる気がするのはトラオさんと同意見になりますね。
かつての近鉄バファローズの「梨田と有田」が理想ですね。
当時、パ・リーグ屈指の捕手が同じチームに2人もいて勿体無いとの声もありましたが、2人のバチバチの正捕手争いは他チームのファンから見たら羨ましい限りでした。
優勝チームには名捕手あり、は定石であり昨季のスワローズも中村がガッチリ定着したことがとてつもなく大きかったと思います。
そして、梅野&坂本には絶対に負けて欲しくない讀賣の小林も若干伸び悩んでいるので小林に負けぬよう、2人には「向こう10年はドラフトで捕手は要らん」というぐらいにバチバチやって欲しいものです。
中堅ドングリ捕手陣もガンバレー!
>向こう10年はドラフトで捕手は要らん
もののたとえだとは思いますが、これは決してそうは思わないんです。
チームには試合に出ない人も含めてたくさんの捕手が必要です。1球団平均8人くらいですかね。
いないと一二軍、練習含めてまわらない。だから2人、素晴らしい捕手がいても、あと6人試合に出られない補欠が必要という因果なポジションなんです。「中堅ドングリ捕手陣」ではありますが、これもまたチームにはなくてはならない存在です。もちろん試合に出られるのが一番ですけどね。
それと、阪神に限らず、捕手にはいい選手が揃っているんですね。肩が強くて、フットワークが良くて、だいたいパワーがある。で、リーダーシップがあって、頭も悪くない。だから入団後、一塁や三塁、外野にコンバートすることも初めから視野に入れているのもあったりします。だから、「また捕手ばっかり獲って……」とファンからいくら言われてもやっぱり獲るんですね。
返信ありがとうございます。
確かに捕手から野手にになって成功している選手もたくさんいますからねえ。
「10年は要らん」は極端過ぎる表現でしたねw
坂本クン
早速、虎風荘の江越の部屋を訪れたとか。
いずれ藤浪の部屋にも顔を出すとか。
高校大学での指導者が口を揃えて人間的な面での素晴らしさと
洞察力を褒めてました。
勿論、キャッチャーとして肩もフットワークもミット捌きも大事。
私的には、相手が何を狙っているかを見抜く洞察力や観察力も
大事な要件だと思っております。
パワー系の力が付くまで、彼はここを勝負ポイントにしたいですね。
かなり期待してるんですよね、坂本クンには。
それこそタイプの違う二人のキャッチャーが使えるとなると、チームに凄い幅が
出来ますからね。
いや別に小宮山や清水や岡崎がグンっと出てきても、全く問題ないですけどね(笑)
あと一つ、いい捕手の要素は危機察知能力だと思う。
こればっかりは持って生まれたセンスかもしれない。
どこまでも疑り深い性格の野球少年がいたら、迷わず捕手になる事を勧めたい。
捕手はリードです。守備位置の指図も含めて。
つまり現場監督。
頭脳的采配と人心掌握に長けた者だけが名捕手の名をほしいままにできます。
その点藤井はいい働きをしたと思いますよ。
頭脳的と言えるかどうかは別として彼にしかできない仕方でチームをまとめました。
そういう水面下の仕事ができるかどうかが大事であってバッティングとか盗塁阻止とかは二の次なんですよ。
僕はタイプ的に言って梅野より坂本がゆくゆく正捕手になると思いますね。
梅野からは理知的なものを感じません。
筋力は非凡でも頭脳がねえ…
ま、僕の言うことはたま〜にしか当たりませんから(笑)
久々にコメントさせて頂きます。
今年もイチ虎ファンとしてよろしくお願い致しますm(_ _)m
正捕手争い、良いですね!
今年は矢野コーチが各キャッチャーに配球の勉強を徹底的にさせると話してました。
自身が現役の頃にやらされた頭脳トレーニングだそうです。
みんながみんな同じタイプを目指す必要はありませんが、捕手は最低限のセオリーと
観察力を備えているべきだと私は思います。苦手だからと言って全く勉強に取り組まず
結果投手がバカスカ打たれるようでは捕手としては失格です。
どこまですべきかは各選手次第ですが、赤点を取らない所まではしっかり勉強して
貰いたいですね。梅野・坂本は将来を担うべき候補の筆頭ですが、他の選手も
自分なりの武器を求めて戦って欲しい。
金本監督も今のところ期待の持てる方針を打ち出しています。
今年も楽しくてやきもきした一年を送れそうですね…
梅野vs坂本。楽しみなポジション争いですね。
全くタイプの違う2人。坂本がどんなタイプの捕手なのかわかりませんが、個人的には梅野に打てる捕手を目指してほしいです。リードは経験を積んでいけば向上すると思いますが、バッティングは正直いきなり良くなるとは思えません。
強いチームには確かに確固たる正捕手が存在しますが、城島や阿部、古田や矢野は打てる捕手でした。
梅野が入団したとき、ようやくタイガースにも打てる捕手が入ってきたと喜んだのを今でも忘れません。
もちろん坂本も岡崎も清水も小宮山も小豆畑も頑張ってほしいです。しかし梅野には長打力という魅力があります。リーダーシップもあると思います。
今年は能見と自主トレをして、梅野飛躍の年になると個人的には思ってます。
坂本は英会話ができるという記事を読んだ気がします。
外国人投手とのコミュニケーションが上手くいくのでは。
梅野は、あれだけの思いきりの良いバッティングがあるのですからもっと捕手の経験を積んで余裕が出てきたら打率も上がると思います。
坂本も期待できる捕手なら、梅野と二人でタイガースを引っ張っていけるくらい成長して欲しいです。