サムスンとの練習試合は陽川のセンターオーバー２ランホームランなど４安打２得点の阪神が、被安打２で完封リレーを決めた投手陣の活躍で勝利。藤川（捕手岡崎）とメッセンジャーが各２回、以下福原、マテオ、榎田（以下捕手坂本）、鶴、歳内とつないだ。
とりわけ内容が良かったのは、角度のある直球をビシビシ決めたメッセンジャー、ベース上をクロスさせる直球とスライダーのキレが良かった榎田、テンポ良くねじ伏せたマテオ、フォークがよく落ちた鶴。藤川、福原、歳内もカーブを上手く使う投球ができて上々の内容だった。
打つ方はサムスンの好投手たちに封じられた。２回ウラの３連打、横田がくらいつきボテボテ三塁右を抜けるヒット、陽川の甘め直球ジャストミートの２ラン、岡崎の三塁線を破る二塁打と、６回江越久々のレフト前で全部。
髙山は左腕投手のスライダーに空振り三振、３番手の左腕投手との第２打席はバットの先で一ゴロ、右投手との第３打席は当たり悪くない遊ゴロ。やってりゃ良くなりそうな内容だった。
守備ではレフトに入り、後方の大飛球に足取り軽く追いつくなど「守れる」ところを見せた。
捕手は特筆すべきことなし。岡崎、坂本とも投手を立てるリードをし、止めるべき球を止めていた。一つディレードスチールで一塁送球し、一塁新井がベースタッチの構えをし、やすやすと二塁を奪われるプレーがあった。今後の教材になるありがたいプレーだったね。
鳥谷、梅野、小宮山は試合出番なし。梅野は練習試合２試合続けて出なかったがブルペンで球は受けていた。
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さてここでいったん予想の方へと話題を振ったりして。「トラオ監督」はもはや現実と乖離しつつあるので（笑）。
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2016 阪神タイガース メンバー構成予想（16/2/28）
※現首脳陣はこう考えているのではないかという筆者の予想。
（備考/感想）
・「開幕スタメン」以外でレギュラーに極めて近い場所にいるのは、上本、大和、陽川、横田。
・ヘイグ使わないバージョン。たぶん使うことになるので、上がってきたらそっちに変える予定。
・原則無視して一つだけ「進取の精神」を発揮、良太下げ、狩野上げを断行してみた。
・リリーフ投手の方は、現状安藤が入り込む余地がないかもね。まあとっかえひっかえになるのだけれど。
・開幕投手を初めて変えた。決まりっぽい。
・スローイングで負担をかけないよう髙山をほぼレフト固定しているが、本当はセンターいけそう。
・アップ＝ 7 9 13 36 44 49 54 65 69 99
・ダウン＝ 4 12 19 32 39 55 60 66 95
※投手の「L」は左投げ、野手の「L」は左打ち、「S」は両打ち。{+}はリハビリ中。
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【Ａ．スターティングメンバー】（９人）
いわゆる「開幕スタメン予想」。
１ 二 7西岡S
２ 三 49今成L
３ 遊 1鳥谷L
４ 一 5ゴメス
５ 右 8福留L
６ 中 25江越
７ 左 9髙山L
８ 捕 57岡崎
９ 投 54メッセンジャー
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【Ｂ．一軍選手登録枠】（Ａ＋１９人＝２８人）
いわゆる「開幕一軍予想」。ベンチ入りは２５人。また開幕時は先発ローテ投手に代わって若手を体験登録させることも多い。２８人という枠はＦＡの人的補償から保護されるプロテクトリストの数でもある（ただしドラフトされたばかりの新人と外国人は自動的に保護される）。
◇先発型投手
14能見L 19藤浪 21岩田L 18藤川 27秋山
◇救援型投手
38マテオ 28福原 34高宮L 41高橋L 13榎田L 26歳内
◇捕手
44梅野
◇内野手
4上本 55陽川 58荒木L
◇外野手
0大和 24横田L 65緒方L 99狩野
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【Ｃ．日本シリーズ出場枠】（Ｂ＋１２人＝４０人）
日本シリーズ以外では特に意味のある数字ではないが、高確率で一軍出番が期待できる位置付け。ちなみにＭＬＢでは、４０人が「メジャー契約」となり、条件が優遇されるので、「メジャーとマイナーの分岐」になる。日本でもそんな感じ。
◇投手
17岩貞L 46鶴 66二神 67岩崎L 69島本L 98ドリス
◇捕手
39小宮山
◇内野手
2北條 32新井良 36ヘイグ{+}
◇外野手
60中谷 63板山L
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【Ｄ．支配下選手枠】（Ｃ＋３０人以下＝現在６７人）
育成中の選手が中心になる枠。そうでないのにここに入るようではいけない。
◇投手
15横山L 16安藤 20筒井L 29小嶋L 30石崎 42竹安 43守屋 47山本L 48金田 50青柳 56松田{+} 59岩本 61望月 64桑原 92伊藤和
◇捕手
12坂本 40鶴岡 45清水 52小豆畑
◇内野手
33西田L 35坂L 37森越 62植田
◇外野手
00柴田L 51伊藤隼L{+} 68俊介 95ペレスL
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【Ｅ．育成選手枠】支配下選手を目指す選手
◇投手
116田面 118トラヴィス
◇捕手
124原口
◇外野手
123一二三
コメント
何気に「投手王国」じゃないですか？！
中堅の二神、鶴、榎田の働きがベテラン投手に刺激を与え好循環に繋がっているようです。
残念なのは平成投手陣で元気なのが藤浪ぐらいで、ここの層が薄いと数年後がとても心配です。
野手は若手が元気。と言っても打撃の見せ場は横田の泥臭いヒットから、陽川の完璧に捕らえたHRぐらいでしたが、北條や高山など全員の守備（良太のやらかし以外）が安定していました。
故障かと思われていた坂本も無難にリードしていて、岡崎が元気な間にほぼ同世代の梅野、原口、坂本は切磋琢磨して誰かが「正捕手」に育ってくれると嬉しいです。
スタメン予想、現実的になって来てちょっとアレですねぇ（笑）。
torao監督自身の構想を見てみたいのは私だけじゃないと思いますよ、是非お願いします。
サムスンとの練習試合はとにかくタイガース投手陣の仕上げの良さが際立った内容だったと思います。メッセに関してはシーズン中であっても最高レベルの内容だったと思います。「いつでも開幕カモーン！」と言った感じでしょうか。球児も危なげない投球で、金本監督曰く開幕ローテは確実っぽいですね。岩崎がここに来て身体のハリを訴えたということなので最後の1人は秋山でしょうか。年俸2億の選手が特に怪我も無いのにやる場所が決まっていないという訳も無いですしね。
投球陣の平均年齢が高いのが気になりますが。
僕自身が梅野や緒方を応援しているというのもあるかもしれないですが、それにしても陽川と横田に与えられているチャンスの数は他の選手と比較すると不公平感が出てもおかしく無いほどある気がします。それが競争というものでしょうし、首脳陣の考えに多少贔屓が有るのは当然なので仕方ないことですが、少ないチャンスで結果を出してアピールしないといけない立場なのでこちらの応援にも力が入りますね。
ドリスを先発に上げられないものだろうか…
能見に関しては投球間隔を空けないと。五日ではムリ。去年実証済み。
「腐っても能見」じゃないが能見のピッチングは悪くない。
ただし充分な休養を確保すれば、の話。
六日でまわすとして能見と藤川をいれこで、つまり２週間交替で使うという手もある。
そしてドリスともう一人（岩貞か岩崎か秋山、出来ればシーズン後半から横山一本で）を先発要員に加える。
中継ぎ陣の豊富さはどこのチームにもひけを取らないだろう。
マテオもストッパーとして機能しそうだ。
映像で見る金本監督は魅力的。
やはり生まれながらのリーダーなのかな。