引き分け多いのは「良し」
千葉で行われたオープン戦は規定により9回3-3で引き分け。これで4勝3敗3分。いいよね、あんまり勝つのも負けるのも不安になるから、引き分け多めのそんくらいがいい。
なんとも残塁が多い試合で阪神が10、ロッテは13。投手が踏ん張ったともいえるが、あと1本が出なかったとも。
特に阪神は途中出場の上本にチャンスが回った。2度の打席はいずれも二死満塁でともに凡退。もともとチャンスに強い打者なので、これはもうムダにツキを使わなかったと思えばいいんじゃないかな。ただうかうかしてるとベンチ入りの危機さえあり得るけど。
髙山、横田「もうやめてー」
髙山と横田がともに「4の3」。うち髙山は3本とも、横田は2本、ローテ左腕の古谷から打った。金本監督が「打ち続ければね」と言うもんだから、本当に2人とも打ち続けている。それこそ「2人とももうやめてー」「あとは本番で打ってー」と言いたくなってしまう(笑)。
この日もセンター横田、レフト髙山で臨み、声の連携の悪いプレーが一つあったものの、かなり守れる左中間であることは示している。盗塁のトライが減ってきているのが気になるが、もちろん脚力もある。
走攻守の三拍子、トリプルスリーを目指すような強靱なボディと強い振り。となると遅かれ早かれ2人をレギュラーにしたい……いや、しなきゃいけないのだから、もう固定して使っていけばいい。
となると下位打線に2人を並べるというのも芸がないような気がする。いや並べるから「負けたくない」となるのか。だったら1番横田、2番髙山とかでもいいような気がする。なんつったて、オープン戦成績、規定打席以上の打率で12球団4位の横田(.389)と6位の髙山(.355)なんだから、十分有資格者だ。
大和の存在感にしびれる
この試合では、藤浪があまり調子が良くないながら114球投げたり、マテオがボークをとられながらも落ち着いてイニングまたぎをしたりと、また鶴がイニング途中の火消し、福原が予定の1回、髙橋からマテオのイニング途中のつなぎなど、「いい練習」になった。
個人的には大和の存在感。福留に代わってライトに入り、打席では三遊間へのヒット。守っては走者二塁でのライトフライで、勢いをつけて捕球、流れるようにカットマンまで矢のような送球というのを二度ばかり。ヒット性の打球を前進追いついてダイビングキャッチもあった。
福留休養日の態勢として、横田髙山を動かすより、そのままライトに大和を入れる方が安定感がある。それをテストしたのだろうか。
それにしてもどこに入れても必ず超一流の守備を見せる大和にしびれるあこがれる。前にも言ったが、この能力を最大限引き出せるのは現代野球においてはショートよりもセカンドだ。
それによって西岡や上本があぶれるとして、打撃で勝負だというのなら「打のポジション」である他の守備位置で勝負すればいい。それはゴメスやヘイグがいる一三塁やレギュラー鳥谷、福留がいるショート、ライトを含めてだ。どの打者もそれほどホームランを大量生産するようには思えない。いいとこ20本ちょぼちょぼ。だったら本塁打数が少なくても、打率と勝負強さで対抗できる。あくまでも二塁は守備力で選んで欲しいというのが私見だ。
オープン戦は残り5試合。予定されている二軍戦も独立リーグ香川との練習試合含み5試合。予行演習はそこまで。今後はテスト項目が減り、「馴らし」が増える。
コメント
高山が腕をたたんで引っ張る「技あり」ヒットをうてば、横田は上手い流し打ち、ホントにもう本番まで取っておいて欲しいけど、まだポジション確約ではない彼らとて必死!
後半はB組にシフトチェンジし「ひと粒で二度美味しい(古い?)」ゲームになりました。楽しい!
大和はライトに入ってもエグい守備を見せていましたね。横田もせっかくの強肩なんだから、大和のように捕ってから早く投げられるようになれば、レフト高山も安定しているだけに鉄壁の外野陣が完成します。
大和のスローイングへの入り方を見て「アレが福留が若い選手に都度伝えているモノ」とすぐに分かりました。
売り出し中の北條はヘイグが不調だったので期待しましたが、この日は攻守共に良いところがありませんでした。
しかし横田&北條の攻守の伸びしろはまだまだ∞!
投手陣、藤浪は制球に苦しみ「とっ散らかった」投球でしたが、本番では微調整してくると信じています。
リリーフ陣は相変わらず安定していましたが、マテオがボークを取られました。開幕前にボークを食らった事はとても良かったと思います。
ただ、マテオが球速が出てないのがやや不安です。速球派のドリスとコンビで使うと面白そうですが、やはり「枠」が……
昨日は夜、「虎テレ」で確認(便利な世の中です)。
藤浪は投球練習の時から何か投げにくそうでしたね。
踏み出した左足が滑るのか、バランスが良くなかったですね。
4回には足を捻ったとか(大事に至らなくてよかった)。
映像を見ると、踏み出した時左足がマウンドの土の部分ギリギリまで
来てましたから、その部分が小さいのかも知れませんね(藤浪基準ですけど)。
過去、公式戦は1度(2014年)投げてますが5回4失点とイマイチ。
勿論、各球場均一には出来てないし、そこに合わせたピッチングが必要に
なって来るので、そこは対応して欲しいですね。
今年は、QVCで交流戦もあるし。
高山&横田
まだまだ、これからブチ当たる壁もクリアすべき課題もあるのは分かる。
今一番の懸念は「開幕相手投手が大野」という事だけ。
外野が全て左打者になるとか、別に良いんじゃないの?
大野だって去年の左右打者別だと、左打者の方が3分ぐらい打率が高い。
この二人にしたって、特段左投手を苦にしているようには見えませんし。
大和
昨日の走者を先に行かせない守備はさすが!
捕って投げる。
この単純な作業だけど、シッカリ捕る角度と投げるまでの体の流れ方を計算した
動作はため息が出るばかり。
美しいまでに無駄がありません。
私個人の意見を言わせてもらえれば、セカンド一本で勝負して欲しい。
たまに外野なら構いませんが、どっちつかずの便利屋守備要員は勘弁願いたい。
今日は昨年度セ王者のヤクルト戦。
そろそろお試しから力勝負が始まりますかね。
昨日は試合ダイジェスト版しか見てないのですが高山が起用に左右に打ち分けてるなぁと横田も大活躍が嬉しい限りです。
ここまでOP戦の内容を確認してみたら4勝3敗3引き分けで6位、防御率が1.11でSBに次ぐ2位、打率は282でロッテに次ぐ2位と攻守ともに堂々の成績です。
が気になる点が1つ。
本塁打0本(=゚ω゚)ノ・・・意外でした。打線は好調なのですが本塁打が0本とは。
他球団はロッテが10本でトップ、次いで広島9本、以下ブービーの日ハムでも4本。試合数によりますが阪神だけ0本は「強く振る」ことをテーマにしている今年なのに少し不安になりました。ヒットは出てるから良いのですが。
昨日の試合は新聞でしか確認してませんが、藤浪は乱調だったようですね。投げるたびに内容が悪くなってる印象を受けますが、しっかり修正してほしいです。カーブを投げ出してフォームを崩してなければ良いのですが・・・・・。
高山、横田は本当に良く打ちますね!シーズンに取っておいてほしいと思うくらいです。
開幕まで競争との事ですが、最近の起用を見てると、2人はほぼ開幕レギュラー確定なんじゃないでしょうかね。相手が左とか関係ない。使うなら我慢して最低でも対戦が一回りする15試合は使ってほしいです。