軸になるオーダーが見えたか
開幕1週間前に開幕の相手とオープン戦。同一リーグなので負けるよりは勝った方がいいし、ナゴドの予行演習ですんなり勝っておくのは精神衛生上よろしい(笑)。鳴尾浜では開幕投手のメッセンジャーが岡崎とのバッテリーで実戦ラスト登板を終えていた。一つ「これを軸に」という形が見えた。
1 二 西岡
2 中 横田
3 遊 鳥谷
4 一 ゴメス
5 右 福留
6 三 ヘイグ
7 左 髙山
8 捕 岡崎
9 投 メッセンジャー
不慮の事態がなければ「ほぼ」これで決まりそう。
あらためて面白いと思うのは、タイプ的には髙山が「器用な安打製造器」として2番におさまり、「荒っぽさも魅力のパワーヒッター」として横田が下位打線に入りそうなものだが、実戦で試してみて、彼らが自分に期待されていること、自分が心から欲するものを体現していたら、こうなった。実に面白い。
変動要素があるなら、ヘイグ二軍&ドリス一軍のスタートを決断する場合くらいか。この日はヘイグを3打席で下げた。怪我で出遅れ、日本野球に慣れる機会が明らかに足りていない。「1打席でも多く」となりそうなものだが、そこまでヘイグを中心に考えていないことが伝わる。むしろ、あの守備力では釣り合わないという考えになっても不思議はない。
ブルペンも人はいるけれど、JFK的な「絶対的な3枚」を作ろうと思うと、候補があやふや。まっすぐ&フォークで三振が取れるドリスを持っておくことの方が、ヘイグを「育てる」よりも実際的に感じるが、首脳陣はどう判断するか。
あるか北條、陽川の三塁「一発逆転」
その場合のサードは、「力の順」で順当に並べれば今成だが、左ばかりが並ぶのを嫌がるのなら新井との併用。
しかし他にも可能性がある。まずは先に開幕しているウェスタン・リーグで、4試合中、3試合で本塁打を打った好調陽川。最後の京セラ3連戦で試して、大活躍して「一発ツモ」という劇的なシナリオはまだある。今のところ、昇格→オープン戦出場へという報道は見ていないので薄いか。
この日、ヘイグに代えて三塁に入れたのは北條だった。キャンプ、オープン戦を通じて、実戦でサードの守備につくのは今季初めて。代打→守備固めのベンチ入り要員としてサード守備があるというだけでなく、シーズン途中でサードレギュラーを狙いにいけるという方向性を示した。もう3,4試合前からやってもよさそうなことだが、何事も遅すぎたからやらなくて良いということはない。
外野の2人に加え、サードにもフレッシュな野手が食い込んでくれば、「超変革」の看板がキラキラと輝く。
秋山がチャンスをものにできず、先発6番手争いはまだまだ混沌。まだ時間があるし、調子の良いものにチャレンジさせていけば有意義に枠を使える。「中継ぎ投手デー」で越えても良いし。
オープン戦でホームランが1本もないのも吉兆じゃないかな。しっかり振る打線なので、そのうち出る。出るなら公式戦で出ればいい(笑)。
コメント
ドラゴンズの守りのミスに上手くつけこんだナイスゲームでした。
相手の守備(記録になるエラー&ならないエラー)を見て、やはり守りの大切さを痛感しました。
横田(現在オープン戦首位打者)、高山(貴重なタイムリー) 止まりませんネェ。
もう相手投手の左右関係なく使ってもいいレベルになっています。
torao監督の今日の予想スタメンに開幕戦はほぼ決まりでしょう。
北條も当、サードとしてはレベルの高い守備を見せていました。個人的にはサードに北條か陽川でヘイグよりドリスを一軍で使って欲しいけど、金本監督の言葉の端々にヘイグの打撃をかっている事が覗えます。
梅野も打撃でアピールそして勝ち越したらリリーフ捕手鶴岡に終盤は任せる。開幕してからも(岡崎 梅野→鶴岡)こんな起用が多くなるかも知れません。
先発 秋山はちょっと残念な投球でまたまた信用を失ってしまいました。ホントに「開花詐欺」のような状態が続きます。「もう失うモノはなんもない」とにかく結果を!!
ここは以前の岩田ではありませんが西田辺さんの「喝」を秋山にもお願いしたい!
榎田→高橋→歳内→鶴のリリーフ陣は安定しており「枠」問題も嬉しい悲鳴です。
タイガースの鹿児島出身勢が元気で、解説の井上(鹿児島商卒)も、(特に横田の活躍は)なんか楽しそうに解説していましたね(←しつこい私 笑)。
だから「torao監督」ちゃうんやて!
ワシ監督ならどうしよう……なんか迷える範囲が広がりすぎてて、ワケわからんくなってきました(笑)。
横田は荒削りながらあの俊足は魅力ですし、他球団からしたら凡打が安打になるのは脅威でしょう。他の方が言っておられましたが、2003年の赤星のような存在、更にそこに長打が加わればまさに金本監督の理想とする攻撃的2番打者になれそうです。
もし三塁がヘイグ以外で捕手2人制を敷くなら北條や陽川のスタメンに期待したいですね。今成は緊急時捕手の役割もありますので。クラッチヒッターの北條か、好調の陽川か。どちらの選手も調子を維持してアピールに務めて欲しいと思います。
しかし、横田、高山、岡崎に北條か陽川が入ってくれば、想像もしていなかったオーダーになります。今からヨダレが止まりません(笑)
いや〜〜楽しいですっ(^^)
横田が2番ですか⁈
一ヶ月前には誰もそんなこと考えてませんでしたよ‼︎
この、予想のナナメ上を行く展開、コレをみなさん待ってたんですよね〜〜*\(^o^)/*
以前の首脳陣ならホンマ考えられへんとこです。
今日は能見さんですかね、オリックス主催のビジターゲームなんで試合前の練習も見れる!
ということで、京セラドーム行ってきますー(´・Д・)」
京セラドームです(^^)
まだまだお試し?みたいなスタメンオーダーか発表されてますが、、、西岡はどうしたんですかね、シートノックにいません(-_-)
昨日は再放送でどうにか見る事が出来ました。ヘイグはもう少し時間が必要かと。あとは皆さまがおっしゃるように送球が上本の1.5倍くらい怖いですね(笑)。ここら辺りも高代Cや久慈Cのメスが入りそうです。
サード陽川、曲者修行中の北條もありですね。たまりません。調子を観て、諸所の枠を絡めたベンチ運営もお楽しみになりそうです。高山は内定と思います。物怖じしない「危険な男」は新人王をどころか将来の虎を背負える逸材と率直に感じました。
攻撃チェンジで鹿児島の先輩、大和にグラブとキャップを持って行く横田がとても微笑ましかったです。先輩方は可愛くてしょうがないでしょうね〜(笑)。
トラオさんの予想オーダーにほぼ決まりそうですね。
秋山は期待していたのですが平田にホームラン打たれてからのメンタルの弱さが出てしまった感じです。
ローテーション入りはダメかな?
今は個人的に忙しく、試合はチラ見しかできない状態ですが、高山、横田、北條が打席に立つと思わずテレビの前に座ってしまいます。
こんなに楽しみなオープン戦なんてなかったように思います。
この勢いのまま開幕に突入して欲しいです!
やっぱりデカい赤星だわ、横田(笑)
まぁ、「これじゃない感」は拭えませんが、今はこれで良いのかも。
>ローテ6枚目
平田の一発で悪い秋山が顔を出しましたね。
相手に打たれることを必要以上に怖がりますよね。
意気地がないと言うか…
何年経ってもビビり体質は治りそうにありませんね。
あれは慎重なんかじゃなく、縮み上がってるんですよ。
打たれるのがイヤで怖いのなら、引退するか打者転向しかないですよ。
キツい物言いですが、そう言う世界ですから。
彼の修正点はフォームや技術的な事じゃなく「性根」の部分ですよ。
滝に打たれるか、護摩業でもしてらっしゃい。
他のピッチャーにしたら大チャンス。
誰か出て来~い!
西田辺様の愛情ある「喝」が岩田のように秋山も立ち直らせる事を祈ります。
コメントありがとうございます。
岩田が立ち直ったかどうかは横において(笑)
あの恵まれた体格と才能で勿体ないですよねぇ。
記事に全然関係ないコメントで恐縮だがトラ番主義などで
お馴染みの清水次郎アナウンサーが6月に
退職し学校の教師に転身するようですね。
ニュースで知り驚きました。
あれだけのキャリアを捨ててまで何故
今さら教師に?と思いましたが その理由と
言うか志の高さに一人の勤め人として
敬服しました。
彼が実況中継した試合で金本阪神優勝の瞬間を
観たかったけど第二の人生で頑張ってほしいと
願うばかり。
清水次郎アナはビックリしましたねぇ…ひ〜やんの最終打席でホームランを打った時の実況が「だから檜山進次郎を阪神ファンは神様と呼ぶんだ」的な実況をした時にはひ〜やんの引退もあって涙が止まりませんでした。
金本監督の胴上げ実況もして欲しかったですね。教師になっても熱い気持ちを持って頑張って欲しいです。もちろん阪神の選手達も熱い気持ちを持って優勝を目指してもらいたいですね。
レギュラーがほぼ固まりつつありますが、私も皆さんと同じで、へイグではなくドリスを一軍で使ってほしいです。
へイグの守備力では心もとなさすぎます。現在の打撃の状態を見ても一軍で活躍出来そうなレベルではないように思います。
秋山にはがっかりしてます。潮時かもしれませんね。投手としては限界が来てるのかもしれません。自分に何が足りないのかをわかってないと思います。2軍では結果を出せるんですから。
そうじゃないんだ、秋山!
誰もお前がピシャリと相手を手玉にとって完璧に抑えるなんて思ってなんかいない。見たいのは、打たれようが愚直に腕を振り続けるひたむきさなんだ!
ビビリははもうしょうがない。それよりもそれでもめげずに頑張る姿が見たいんだ。本当に「期待の若虎」の看板を下ろされる日が来る前にそこに気付いてひたむきさを見せないと、そろそろ立場がヤバくなる事を胆に銘じないと才能を生かし切れない勿体ない選手で終わってしまうだろう。
厳しいことを言うようだが、本当にそう思う。開幕前にワクワクしている中、凄く気になるので、敢えて苦言。高山、横田、北條、緒方…。野手は非常に楽しみだけに、水をさされたような気がしたので。秋山ファンの方々、厳しい意見で失礼しました。
秋山、悩ましい存在です。「悪い癖が出た」とコメントしているあたり、周りが思っている以上に自覚もあるんだと思います。努力もしていると思います。入団時骨太ながら細っこかった体格が下半身も肩回りも筋力充実しています。
youtubeで初年度と現在の投げ方を見比べると初年度は柔軟性と思い切りが良く、今は安定性が増した分、どことなく重く鈍い感じです。投球時のテイクバックと胸の張りが明らかに小さくなっています。
でもフォームに全力投球の勢いがなくなったとはいえ、ストレートの球速は5キロアップ、大して変化せずストレートとの球速差も10キロくらいだった変化球が15キロ遅いスライダー、25キロ遅いカーブを取り混ぜ、しかも真ん中へドンドン投げていた最初に比べコントロールも段違いに精度を増しています。
去年までなら、打席数に対しての長打を含めた打力の期待値は2軍の成績に於いて秋山は打者転向の方が良いと思わせるくらいでしたが、今年若手野手が次々に殻を破って本領発揮してきた現状では、守るポジションや左打ちであることを考えると打者転向の退路は断たれたと思います。トレード要員にならなければという嫌な想像は忘れることにしましょう。
球児も若い頃先発で期待されていたけど鳴かず飛ばず、で短いイニング全力投球で開花しました。先発で一本立ちできなかった時にクビ寸前だったと言われています。しかもJFK初期の2年ほどは所謂セットアッパーではなく7回の男であり、JFKの実態は期待していなかった藤川がジェフ・久保田という期待していた人たち以上に「短いイニング全力投球」がスタイル的にも経験値の積み上げ的にもハマったんだと思います。成功例としては安藤・福原も抑えではなくセットアッパー育ちです。失敗例は小嶋・筒井なんてのもあるかもしれません。秋山が連投が効くタイプなのかどうかも知りません。しかし、年齢・体格の変化や活躍していた頃の何が良かった点なのかを考えると、「長いイニングもこなせる」なんて言わずに1イニング思い切りやってこいという枠限定で責任の重くない中抑えで数多く場を踏ませるのが大器である秋山の育て方なんじゃないかと思います。
youtubeで見比べるまで、私自身高卒ルーキー時代になまじ大活躍だった秋山は劣化したのかと思っていましたし、近年の数少ない一軍登板での失敗を見て、そこで崩れちゃ意味ないよ…的に批判的な目を向けていましたが、周りの人間が先発投手秋山に夢を見すぎていて、140キロそこそこのストレートと大して変化しない変化球で勝っていた時期を高く評価しすぎて2年目以降通用しないことを当然ではなく怠慢と感じていたかもしれません。しかし岩貞にしても秋山にしても先発6番手が一軍の最低条件ではなく、マテオはともかく福原安藤高橋高宮を押しのけて活躍の場を首脳陣主導で用意するのも超変革への一つの意思を持った考え方だと思います。