髙横「兄弟」、初東京ドームで暴れろ

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髙山と横田のデータを見ていた。左打者で俊足、意外と当てるのがうまいという共通点を持つ髙山と横田。横田はまだ強い打球が少ないが、笑っちゃうくらいバカみたいに成長しそうなタイプに見えるのでそれもそのうち出てくるだろう。
金本監督の教えにしたがって2人とも仕掛けは早い。第1ストライクを積極的に狙いに行っている。とてもいい。好球必打を数多く積み重ねていくことで勝負勘は涵養される。

髙山も横田も初球から積極的に打って、それが結果を伴っているが、そこから先は少し違う。1ストライク目を仕留め損ねても打者有利のカウントなら高確率でヒットにする髙山に対して、横田の方は一つストライクをとられると追い込まれやすい傾向がある。
理由はいろいろ。おそらく構えからしてスキのない髙山に対しては相手投手も気圧されて、コントロールミスが増えるが、スキだらけに見える横田にはいい球がいくというのもあるだろう。捉える技術の差で、横田はファウルが多くなるのもあるだろう。早打ちの髙山が早々に凡退した時、横田は仕方なく一つ見ることもあるだろう。
面白いのは2ストライクと追い込まれると打ち取られる可能性が高くなる「ノーマル」な髙山に対して、2ストライクから妙に打率が高くなる「ヘンタイ」の横田。全体の打率が.262なのに、2ストライクカウントだけ抜き出すと19打数7安打で打率が.368に上がる。苦し紛れでも内野安打もあるが、逆境を逆境に感じない鈍感力の強さも大いにあると思う。

ちなみに髙山は全体打率.279で、2ストライク以後は23打数2安打で打率は.087だから、ノーマルというより「人並み以上に追い込まれると弱い」かもね。

二つ違いの「兄弟」だけど、経験は「弟」が長く負けず嫌い。お互いに意識して負けまいとしながらも、寮生として寝起きをともにし、すべてが初めての一軍で協力しながら成長する。そんな青春ドラマのシチュエーションみたいなのが阪神タイガースで実際に起きている。たまらんね。楽しいよ。

さて、トップ快走の読売と東京ドームで。もともと新監督を迎えたチームのムードはいいと言われていたが、開幕前のドヨドヨでかえって「雨降って地固まる」となったように見える。
まあ先は長いので気負うこともないけれど、初めが肝心というのはあるよね。金本アニキを先頭に、強そうで恐そうな軍団で行こう。髙山と横田に暴れてもらいたい!

コメント

  1. 西田辺 より:

    2010年 5勝7敗
    2011年 5勝6敗1分
    2012年 1勝9敗2分
    2013年 6勝6敗
    2014年 5勝7敗
    2015年 2勝11敗
    2009年の勝ち越しを最後に、東京ドームでは6年連続勝ち越しなし。
    去年とか見てみると、まるで一時のナゴヤドームのよう。
    でも、今のタイガースにはこれを知らない1・2番コンビがいる(3番もだけど)。
    怖いもの知らずでいい。
    「読売?、それがナンボのもんじゃい!」と相手の鼻っ柱をぶっ叩いて欲しい。
    確かに相手はスタートダッシュを決めようとしている。
    止めるなら今だ!
    去年苦手にしたポレダ?知らん知らん。
    この二人の推進力で、読売を引きずりおろせ!

  2. なかっち より:

    昨年は2勝11敗と辛酸をなめさせられた東京ドーム。ここで最低5割で戦えないと先は見えてきません。今日先発の藤浪も東京ドームに関しては現在6連敗中。明日、明後日登板予定の岩田、メッセンジャーも苦手としてます。

    以前は名古屋ドームが鬼門でしたが、現在は東京ドームが鬼門になってます。

    狭い東京ドームでどうやって勝つか。個人的には機動力も大事ですが、福留の前にいかにランナーを貯めて回せるか。やと思います。

    G倒G倒とこの時期から騒ぎたくはありませんが、東京ドームでの成績を見ると、やはり最初に叩いておかないといけません。しっかりと戦ってほしいです。

    今回も藤浪、岩田、メッセンジャーの3人が先発してきますが、今年こそ読売中心ローテは辞めてほしいです。読売戦が週末になっても、岩貞、藤川がいます。それだけやなく、岩崎も、横山も、島本も、秋山もいますから。

    高山と横田データで調べてないのでわかりませんが、右投手よりも左投手を打ってるイメージがあります。2人が出塁出来れば、去年5敗したポレダは怖くないと思います。

  3. 虎蜂 より:

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160404-00000553-sanspo-base

    この記事を読んで高山と横田、2人を並べているからこそ今の活躍があるのだなぁと思いました。また、北條の車で球場へ向かったとのことで同世代の野手が例年に比べて多いことも2人がプレーしやすい環境を作っているのでしょう。

    さて巨人戦。昨季は先発が打たれたこともありましたが、何と言ってもポレダ、マイコラスが打てませんでした。

    • 虎蜂 より:

      途中で送信してしまいました…

      2015 対阪神戦防御率
      高木 3試合22回1.64
      菅野 5試合38回1.18
      ポレダ 8試合48回2.44
      マイコ 5試合36回1.50
      他の先発にもかなり抑えられており、先発に仕事をさせないことが大切です。
      そのためにも1、2番の高山・横田の活躍は必要不可欠。
      ヘイグと合わせて新鮮力で巨人の先発陣を蹂躙して欲しいですね。

  4. 虎ジジィ より:

    高横兄弟いいっすねぇ。
    高山の足がグネるぐらいのフルスィング、追い込まれるとミートに徹するクレバーさ。
    横田の普通の内野ゴロでも相手の内野手が焦る「打ってからファースト到着までのスピード(おそらく全盛期のイチロー並)」そしてツボに入った時の伸びる打球!狭い東京ドームでは横田にも初ホームランが出る予感がしています。

    そして外国人投手相手だと、この2人が塁に出る事でナーバスになり、そこにスキが出来るのでクリーンアップが打ちやすくなる。そんな好循環になってくれれば思うツボ!

    余談ですが、実は嫁が職場で今日のチケット3枚貰って来たんですが、昨年の東京ドームでの弱さがトラウマになっていてTV観戦に切り換えました。
    それもそのはず、昨年は2勝11敗だったんですね。

    今季は弱いと思われていた讀賣ですが、ギャレット&クルーズ(懐かしさ溢れる名前w)が機能。梅野のライバル捕手 小林も梅野と同じように成長しているようで侮れません。

    まずは由伸監督を高横兄弟でビックリさせてやろうじゃないですか!

    • 北の虎人 より:

      トラオさん、またこのサイトのみなさま、はじめまして!はるか北の地・岩手からタイガースを応援して65年。csプロ野球セットは生活必需品になっています。毎日、虎ジジイさんの鹿児島郷土愛溢れる投稿をはじめ、みなさまの投稿が楽しみです。起きると朝一の楽しみ、昼食後の楽しみ、そして就寝前の楽しみにしてきましたが、最近のドキドキ、ワクワクにたまらず初投稿しました。どうか仲間に入れてください。ところで、阪神タイガースがチーム別データで打率がさほどよくないのにセリーグで得点が一位なのはなぜだろうと不思議に思っていましたが、ついに発見!本塁打に加え、昨年まで結構あったダブルプレーが、スタメン1番高山から8番梅野・岡崎まででただ一つ、その一つが俊足キャプテン鳥谷でした。ダブルプレーは他にはあるかもしれませんが、今回のデータはあくまでスタメン限定ですが昨年までは考えにくい驚異的な数字ですね。もしかして、シーズンの記録になるかも。キャンプのリレーで鍛えたあの走力特訓と全員の一塁への全力疾走の徹底、また次の類を狙う意気込みの賜物ですね。外国人選手も、投手陣も、走る、走る。メッセの盗塁などハラハラ、岡崎の初球エンドランなとなど楽しみ満載。いよいよ今日から東京ドーム阪神巨人3連戦、溌剌としたいい試合を心待ちにしています。

      • Akira28 より:

        大先輩、北の虎人様、

        勝ちました❗️

        想像通りの快勝です。

        今日も、走塁が生きましたね。

        北の虎人様の分析通りです。

      • 虎ジジィ より:

        65年も虎キチですか?!
        こんなに身体を蝕む球団wを65年間も、尊敬します。
        大先輩、これからもよろしくお願いします。

        • 北の虎人 より:

          虎ジジイさま、またそれ以外のレギラー・コメンテイターの方々暖かい返信ありがとうございます。大好きな梅野、連日先発投手のリードで信頼感急上昇はうれしいが配球、キャッチング、内野守備の要としてのサイン出しに神経すり減らしバッティングにまで力がまやりませんがそのうち持ち前の強打も期待していますよ!若手捕手対決は読売・小林捕手に第一ラウンド完勝、明日も頑張ってください。それにしてもコメントで想定した以上の全員走れ、走れ!解説山本さんもビックリ。超変革は若い選手、ベテランお互いの刺激エネルギーで超高温、東ドのレフトスタンドは昨年のうっぷんばらしもありお祭り騒ぎでしたね、明日は菅野たたけば今シーズンの目処がつきます。わたしは今年はまだ関東遠征に行けないので北の大地より必死のバッチでTV応援します。現地応援の方々、キバッテ ライスタの読売応援団を圧倒してくださいね。

        • 北の虎人 より:

          虎ジジイさま、またそれ以外のレギラー・コメンテイターの方々暖かい返信ありがとうございます。大好きな梅野、連日先発投手のリードで信頼感急上昇はうれしいが配球、キャッチング、内野守備の要としてのサイン出しに神経すり減らしバッティングにまで力がまやりません。そのうち持ち前の強打も期待していますよ!若手捕手対決は読売・小林捕手に第一ラウンド完勝、明日も頑張ってください。それにしてもコメントで想定した以上の全員走れ、走れ!解説山本さんもビックリ。超変革は若い選手、ベテランお互いの刺激エネルギーで超高温、東ドのレフトスタンドは昨年のうっぷんばらしもありお祭り騒ぎでしたね、明日は菅野たたけば今シーズンの目処がつきます。わたしは今年はまだ関東遠征に行けないので北の大地より必死のバッチでTV応援します。現地応援の方々、キバッテ ライスタの読売応援団を圧倒してくださいね。

  5. Akira28 より:

    今朝のトラオさんのコラム、ワクワクしながら読みました。

    東京ドームで暴れ回る高山・横田コンビの姿が既に頭の中を駆け巡っています。

    高山、初球を左中間にツーベースヒット!

    横田、ライト線に連続ツーベースヒット!

    すかさず、横田三盗を決め、苛立つポレダに、ヘイグ・福留・ゴメスの豪打爆発!

    鳥谷・西岡連続タイムリー!

    こんなタイガースを見たいです。

    ところで、高山に追い込まれると弱いイメージが少なかったので、トラオさんのデータは意外でした。また、先日のテレビでは高山は右には強く、左には弱いとするデータが紹介されてましたが、今日はそんなの関係ないでしょう。

    ポレダの立ち上がりから、とにかくアグレッシブに攻めて、ダイヤモンドを高山、横田に駆け巡って欲しいです。

    闘志溢れるタイガースナインのプレーに、いまからワクワクする高揚感がたまりません。こんな気持ち、何年ぶりやろ。

    • 虎轍 より:

      Akira28様、昨日はコメントありがとうございました。ポレダの立ち上がりに苛立たせて、阪神は嫌やわ。ってなるくらいに苦手意識を付けてやりたいですね。
      狭い球場なんで、高山、横田、ヘイグ、福留、ゴメス、鳥谷の6連発くらいの花火大会でも良いんです(笑)

  6. 虎轍 より:

    torao様横田をヘンタイ扱いですか?(笑)
    皆様のコメントも高横コンビへの期待感、ワクワク感が感じられますね。
    今日は苦手と言われる球場ですが、打って走って、キャンプの時のようにベーランリレーをしてやりましょう(笑)
    東京ドーム運動会の開幕といきたいですね(笑)
    頑張ろう阪神!

  7. いわほー より:

    高山、横田に北條も加えた三兄弟で一二三番並べた打線が見てみたい。
    並びでいくと横田・北条・高山が私の見立て。
    想像するだけでワクワクしますわ。
    いっそ今日の巨人戦からこの打線で行っちゃう?w

  8. こうさん  より:

    高山が縦山なら「縦横無尽コンビ」になったのに。
    去年までは周りのプッシュがありながらの梅野VS小林。今年は成長した二人のガチの勝負。梅野は守りに比重をおきながら打撃で小林を上回れるか?

    妄想だが、金本監督の在任中は鳥谷の記録は途切れない気がしてきた。厳しいことを鳥谷に言う金本監督だが「鳥谷の記録を守るために監督になった」ような気がする。だから「厳しいことを言う」のだ。そして鳥谷から記録更新断念の言葉が出たら「俺が受け止める! 」という覚悟があると思う。鳥谷と一緒に監督の座を明け渡すのではないだろうか。

    もちろん鳥谷が動けるうちに誰かがショートのポジションを奪う方が健全だ。先日のハマスタ、あの点差で鳥谷を下げない。「お客さんの記録への期待を裏切れない。鳥谷のモチベーションは、どうなる?」と悩みながらの采配が続く。

    金本は怪我をしながら出場を続けた。鳥谷は「○○が痛い」とは言わないタイプ。今だから鳥谷を下げられるかもしれないし、後になったら鳥谷を下げられないかもしれない。もう鳥谷という存在は打率や何試合ノーヒットでは判断できないのかもしれない。

    人を変えるのが超変革なら、大きな決断をすることも超変革。鳥谷の口から素直な気持ちを聞けることが出来れば…。鳥谷が望む答えは?

    出続ける限り応援することしかできない。それが鳥谷の生き様なら。

  9. そよ風 より:

    緊張しますね。
    私が緊張してもしょうがないですが。

    長野からギャレット、クルーンまでが息を抜けないですね。
    バッティングに関しては阪神も遜色ないですが、やはり先発が抑えて4〜3点勝負に持ち込むというのが伝統的な対巨人の戦い方だと思います。

    1回表裏の攻防が試合全体の明暗を分けそう。
    1回から高横コンビが生まれ変わった阪神を天下国家に示して欲しいと思います。