4回表、阪神はDeNA先発山口を攻め、俊介の二塁打と2四球で無死満塁。ここでゴメスの遊併打の間に1点。続く鳥谷が左ポール際に2号2ラン本塁打し3-0。6回にも二死からゴメスがレフト右を破る二塁打、鳥谷の右前打がタイムリーとなって4-0。阪神先発能見は7回まで3安打無失点の好投、8回ウラ二死、この回2安打1四球で1点を失い、なお二三塁に走者を残し主軸が相手というところで髙橋にスイッチ。髙橋はみごと梶谷の内野フライでチェンジかと思いきや、これを誰も捕らず2点タイムリー内野安打となり4-3。しかし阪神は9回表ゴメスがソロ本塁打で5-3とリードを拡げ、そのウラは抑えのマテオ。ところがところが逃げ切り失敗で同点に追いつかれる。圧倒的に不利な流れだったが、その後はドリス(2回)、榎田(1回)の好投で最悪のサヨナラ負けだけは免れた。
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対DeNA 11回戦 横浜
神 | 0 0 0 3 0 1 0 0 1 0 0 0 | 5
デ | 0 0 0 0 0 0 0 3 2 0 0 0 | 5
HR:鳥谷ツーラン2号、ゴメス ソロ10号、ロペス ソロ7号
阪神:能見 – 高橋 – マテオ – ドリス – 榎田
DeNA:山口 – ザガースキー – 熊原 – 大原 – 三上 – 田中 – 須田
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ローテ報道があったのでそれに照らして、再び交流戦前までのローテ整理。こんな感じかな。
17(火)中 メッセ
18(水)中 横山
19(木)中 藤浪
20(金)広 岩貞
21(土)広 能見
22(日)広 メッセ
23(月)休み
24(火)ヤ 二軍から抜擢(岩崎、秋山?)
25(水)ヤ 横山
26(木)ヤ 藤浪
27(金)読 岩貞
28(土)読 能見
29(日)読 メッセ
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300二塁打から、機嫌良くプレーした鳥谷の活躍、能見のスイスイ好投からの継投でサクッと勝ちたかったが、まさかの坂を真っ逆さま。
「そんなもん誰かが捕れよ」という話でしかないようだけれど、こういうことが起きるチームなのだということ。
とってつけたような言い方になってしまうのが口惜しいのだけど、守備における準備不足はこれまでもたびたび見られた。何度か感じていた。メンバーが定まらない不安定なチームだけに、「決めごと」がしっかりしていないのと、コミュニケーション不足、相互確認不足は気づいていた。
左中間のフライでお見合いになることがあった。そんなことがあってから横田と髙山は2人で決めごとをし、2人とも追いつける打球には基本的はセンターの横田が捕ることにしていた。でも2人が試合に出なくなった今、また危なっかしい場面もあった。
先日、一二塁間のゴロにゴメスが横っ飛びではじき、コースが変わって大和も捕れず二走が生還する場面があった。基本的な決めごとと、とっさの声で対処すれば、「一二塁間のゴロはゴメスの深追い不要、大和が処理する。大和は瞬時に声を出して知らせる」という打ち合わせがあれば、点を失っていない。こういうのは守っている選手によって変わることなので、原則を決めた上で、常に次のプレーを想定して、「こうなったらこうする」という連携を声とアイコンタクトで確認していなくてはいけない。
問題のポップフライ。まずは「捕れよ」につきる。最悪だったのは誰1人落下点に近づこうとしなかったこと。まずは複数の選手が寄ってきて、「オレが捕る」を大きくアピールして「捕り人決定」、他は万一の事態に備えて近くで待機というのがあるべき姿。誰も近づかないというのは全員が勝負から逃げたということで、これは恥ずかしく、情けない。落球エラーよりももっともっと悲しいことだ。
こんなの捕る役回りはもちろんイヤなことだ。捕れなければ2点入る。真上に高く上がったフライは難しい。目が回る。風もある。不慮の事故も起きうる。それでもオレが捕ると行かなきゃいけないのだ。
ゴメスと今成は仲が良さそうだが、投手の上のポップフライをどっちが捕るかすらわからない関係だったとは悲しい。決めごとしておくべきだし、なかったのなら守備固めという命を受けた今成が「ガリガリガリガリ(I got it!)」と大声出して捕りに行くべきだ。それが仕事なのだから。
一塁、三塁、捕手の間なら、動く距離は原口が近い。走者の動きが気になろうとも、近くに上がった飛球を捕りに行かないという選択肢はない。支配下になったばかりの原口だったら、絶対に自分で行ったはず。または大きな声で「ファースト!ファースト!」と叫べたはず。消極的になっているのだろう。
当たり前のことが当たり前にできない未熟なチームだというのはわかっていること。準備不足の責めは、守っていた選手たちだけに向けられるべきではない。きちんと良い伝統を作っていくべし。
髙橋とドリス、ゴメスはよく壊れ掛けた試合をリカバーした。あの1プレーとマテオの救援失敗によってボロボロになって当然の試合だが、他人のミスを1人1人ベストのプレーをしてカバーするのが野球というスポーツ。苦しいところできっちり結果を出したことは称賛できる。
能見は忘れてしまうこと。他の選手たちは切り替えたり、逃げたりするのではなく、コツコツ地道に対処すること。未熟なのは事実なのだから、逃げ隠れせずやっていくしかないよ。
コメント
仰る通り、未熟なんですよ選手・ベンチ双方が。
でも、ここで何も手を打たないと以前のタイガースのまま。
全体としての約束事を作り徹底させればよい。
勿論、グランドコンディション等々条件はあるでしょうけど。
あらゆるものを再構築するには痛みを伴う。
でも、その痛みを薬に変えていかないと。
あいつが悪い、こいつがダメだでは何も進歩がない。
多分、シーズン的に今が最初のしんどい時期に来ているはず。
ここを乗り越えれば、また違った躍動感がチームに生まれるはず。
辛くても前を向こう!
最近、西田辺様のコメントから金八先生の臭いがします。しっかりと生徒(選手)に現状を認識させ、こうすればいいと生徒(選手)を導き、ダメなことはダメだと教え、最後には希望を抱かせる…。
3年B組~~~❗に~した~べせ~んせ~い~~❗
コメントありがとうございます。
金八先生ですか!
河川敷で胴上げしてもらわなきゃ(笑)
余り何かを意識してコメントはしてないんですが、ネガティブとポジティブの
パランスは気をつけてます。
能見さん、また勝てずでしたね。どうしても悲運のエースといった称号が似合ってしまう。
今季は、何かのきっかけで勝ち続けそうなピッチングと思いますが。
お見合いは、超変革・調子の良い選手を使う事での弊害の一つですかね。
決め事が無かったとは思いませんが、徹底できてなかったのかもしれません。
これだけ選手が入れ替わり立ち替わりだと、一つ二つの穴も出てくるのは、仕方ないとするのか。
それを避ける為、少々調子の落ちてる選手でも固定するのか。
そうなれば、昨年までと、変わりない退屈な選手起用となるだろうし、面白くない。
やはり超変革のスタイルを崩さない為にも、連携確認・個々の役割の確認をチーム全体する事で、穴を出来るだけ少なくしてほしいですね。
もうこんな残念な試合は見たくないー
「ふざけんなよ顔」もしないでこらえる能見がただただ不憫でなりません。
梶谷のアレが「タイムリー内野安打」、という事は能見の自責点ってアホらしい。
愚痴しか出て来ない「負け」以下の「引き分け」。
あまりの腹立たしさに、まともなコメントが出来ずスミマセン。
原口のコメントで「ゴメスに指示を出すのが早すぎた」とあったが観てて「本当に、そうか?」と思ってしまうほど時が止まった絶望の瞬間だった。外野の頭を越える2点タイムリーの方が全然ましだ。
この3連戦、横浜の勢いだけが目立った。それは4月前半のタイガースを見ているようで。ベイはショートとレフトがぶつかったシーンが何試合目かであった。歓声と強風の中すぐさま確認していた二人。ミスを防いでからの確認とミスが発生してから茫然のベイとタイガース。まだまだ全然ラミレス監督は諦めていないことが分かった。初めは采配を叩かれていたが形になってきているし形にする選手は揃っていたのだ。今のタイガースは読売に周回遅れでベイを追い掛けてる状況だと思った。「読売も苦しいな」と思っていたが、なぜか負けない。
借金を引き分けで回避。敵地での2勝は今のタイガースには遠い目標。金本監督が常に口にする「連敗しないことが大事」が今の目標。足踏みをしている間にゲーム差は開く。無駄な足踏みにしないでほしい。
借金生活になって何か変わるのかズルズル落ちるのか見てみたい気もする。
コメントを投稿した後に新しいネットニュースで原口は「1塁❗」とゴメスに声を掛けて、ゴメスは「ファースト❗という声もなかった」と言っているのを知った。外国人への日本語での指示…。もう、何がなんだか…である。2度と繰り返すな。ホームランでミスを取り返した(勝てなかったけど)ゴメスに「内野陣全員の責任」なんて言わせてはダメだ。ゴメスの孤独感が深まらないことを願う。以前「ホームランを打ってもゴメスに笑顔がなくなった」と書いたが、昨日は笑えない。虎ジジィ様の短いコメント。トラオさん始めコメントを投稿する皆、必死に自分で立とうとしている。まだタイガースに下があるなら、それも現実。けどファンに下を向かせるな。
鳥谷の今季2度目(もしかしたら3度目?)のお立ち台も夢まぼろしと消えてしまいました。
皆様が仰るように情けないプレーでした。試合終了後に高代コーチが今成になにか説教らしきことをしゃべっていましたが、決め事の再確認だったのでしょうか。マテオが1イニング5安打という火だるま状態になったにも関わらず、負けずに済んだことが唯一の救いかも知れません。
世間では「お見合い」はもはや死語になりつつあるのに、タイガースでは立派に現役でした。
誤解を恐れずに言えば、衝突して誰かがケガをするくらいのシーンがあってもいいのではないでしょうか。
敢えて、昨日の落球には触れないでおこう。本当は、あれがなければといいたいところであるが。
そんな私を、昨夜は愛する琥珀色のウイスキーが慰めてくれた。たった一日で空になったことで、今朝の私には頭痛が舞い降りてきているが。
ここからは、ひとり言。
毎日が、オープン戦さながらのオーダー。しかし、それも悪くない。調子が良いもの。結果を出しているもの。競争心を煽って、使っていく。まるで地下でうごめくドグマが大噴火する訪れの時を待つが如く。
それがおそらく金本タイガースが、今年目指す野球の姿なのではないだろうか。
確実に、若手は育っている。また、中堅も意地を見せている。昨日の「俊介」の打撃もさることながら、あの守備とバックホームは、大和と肩をならべるもう一人の忍者がいることを示した。
鳥谷も徐々に、一昨日あたりから新打法が実り出してきている。メッセも調子が上がっている。藤浪も一山超えた。岩貞も良き経験をした。あの筒香の一発を腹の底から認めれば、もっと成長できる。
そして、能見のストレートが復活している。高橋の初動負荷ストレートがうなりをあげる。安藤の渾身の投球はコーナーワークをえぐる。榎田もキレがもどってきた。
ここで要請したいのが、ドリスとマテオの起用方法なのだ。一昨日の藤川の投球は、現状のフォームでは中継ぎでも厳しいことを露呈した。やはり、9回を任せられるのは現状、ドミニカコンビしかいなであろう。
しかし、波が有り過ぎだ。昨日のマテオなんて2球みただけで、危うさが露呈していた。それをあんなに引っ張る首脳陣も首脳陣だ。
マウンドに送り出した以上、おいそれとは下げられないという香田の立場を私は理解したくない。
逆に先日は不調であったドリスが2イングをピシャリと好投した。悪いが、香田コーチの決断で相当中継ぎのパフォーマンスが発揮できないでいるように私には映る。言いたくはないが、昨日の試合は、・・・なら勝ち試合なのだ。
では、責任はすべて彼にあるのか?そうではないであろう。まず、ブルペンだと思う。そうはいっても、ブルペンコーチの金村も大変なことは察する。
彼は、投手の好不調の見極めとセオリーに従って要請されるベンチからの継投戦術への判断に対して、投手リレーの進言をしなければならないという重責を担っている。ブルペンコーチとしての見立てとベンチからの要請のはざまで一年目の彼も悩む日々だと思う。
そうであれば、昨年までレギュラー捕手であった現・フロント企画部の藤井なども活用して、一軍のブルペンでの捕手を務めさせるなどの施策を球団として行うべきではないだろうか。あまりにも、継投が不安定であり、投入した後のピッチャーの状態が芳しくない試合が多すぎるのである。
型にはめるには、今の中継ぎ陣、抑えには絶対大丈夫というまでの安定感がない。だとすれば、ブルペンコーチが投手ひとり一人のその日の調子を見極めてベンチに進言するのが得策ではなかろうか?とにかく風通しのよいブルッペンスタッフとベンチの連携を切に望みたいと思う。また、ブルペンのトレーナーを増員させて体調管理もよりしっかりお願いしたい。
後、もう一つ気になっていることがある。誰なんだろう。掛布監督の下、かなり良い状態で二軍から上がってきた選手たちは一瞬、活躍する。ところが皆、判で押したように数日後から、打撃での始動のタイミングが遅い。江越もそうだった。大和もそう。北条もそう。最近の原口も酷い。 誰がそう指導しているんだろうか、、?
現役時代の金本も片岡も、タイミングをとる始動は比較的早かった。相手ピッチャーがボールを一度下げる動作の時には二人共、股関節に重心を溜めていた。
しかし、若手の彼らはピッチャーがトップの位置に来た位で構えているように見える。
だから、遅れている。おそらく、ぎりぎりまでボールを呼び込んで強く叩くという理想のスイングを目指して誰かが、指導しているのであろう。しかし、現状誰も打てなくなっている。
一軍に上がって、ヒットを打って、活躍を期待する矢先から、一人ひとりが駄目になっていっている。打線の不調の原因のひとつはここにある。私にはそう映る。
昇格した若手がしばらくすると不調に陥る原因、はたして単純にそうなんだろうか?
昇格早々の起用に意気を感じて結果を残すも、一軍戦には各球団、百戦錬磨のスコアラーが目を光らせて、「出る杭はさっさと打ってしまえと」とばかり弱点探して徹底的にそこを突かせる。
結局、そことの闘いで乗り越えていくしかないのだと思う。
そこに救いの手を伸ばして適切にアドバイスしていくことがコーチには求められているんでしょうけど。
相手バッテリーが、データに基づいて弱点を突くことで、不振に落ちいらせる対策を取ることについては、おっしゃる通りだと思います。
ただ、皆んな何故かタイミングとるのが遅いと感じると思う打席が多くないですか?
それが不思議なんです。
遅れて、差し込まれて、前でとらえれず、ゴロかフライの繰り返しが多すぎません?
何故なんだろう。
初動作のタイミングは早く取るに越したことはないと思うのですが。
相手の攻めが厳しくなることで、迷いみたいなものが生じるんでしょうかね。
あるいはAkira28さんは初動が遅れる要因として一軍の監督・コーチの指導に問題があるとお考えなんでしょうか。
でも、順番として不調が続いてはじめて指導が入るように思うのですが。
ともあれ一軍で結果を出し続けることがいかに難しいかということですね。
守備に自信のない選手が多いから誰かに任せる、或いは深追いする。
シーズン当初から再三見られた光景。
当事者に聞かないと真意は不明なんで憶測は置いといて、気持ちとしてフライ捕球に自信のない原口、ゴメスではなく今成が行ってほしかった。
内外野に上がったフライは外野が来なくて、鳥谷か大和が処理する。
ライトが福留以外なら1塁と外野のファールフライはゴメスが深追いする、外野が来ないから行くしかない。
早くこんなミスは表面化しておいた方が良い。
ボロボロになんないと何も分からんしな、相手がdenaで負けずに良かったと思うより負けた方がより良くなったと思うが、1塁で止まってた梶谷。。。2塁まで走って取られたらそのまま待ってグラブ受け取ってセンターの守備付けばいいだけやん。それで殆ど動く必要もない。
人のふり見て我がふりなおせやな。
7回の北條も3ボールから打つ球じゃないし、ベンチもノー作戦なんで待ても出さない。
ノー作戦の良さもあるが、監督がもっと選手は考えて打席にと言うのが少し分かったシーンだった。
ぶつかってでも取ると関西ローカルのおはよう朝日ですでもセッキーが言うてました。
まー当たり前ですけどあのようなプレイは見たくないですね。
落としてる方がマシだと思いました
草野球みたいな試合でした。よく負けなかった。まあ勝ち試合ではありましたが。
打てない、走れない、守れない。3拍子も揃った現状。今後何を基準に選手を起用していくのか?
どうせ打てないのなら全員ストレート狙いで打てなかったらごめんなさいくらいの気持ちでやるのも一つの手ではあると思うんですが。
調子の良い選手を使うと言っても調子の良い選手がいないのが現状。スタメンをひっきりなしに変えてると、ハマれば良いが、ハズレると今のような状況になる。
個人的な意見ですが交流戦は
1番レフト高山
2番サード今成
3番セカンド大和
4番ライト福留
5番ファーストゴメス
6番キャッチャー原口
7番ショート鳥谷
8番センター江越
9番DH板山(パ・リーグ主催ゲームのみ)
このメンバーで固定してみるのも有りやと思います。そこそこ守れるメンバーやし、スタメンを固定した方が安定感ある戦い方が出来ると思います。それ以降はまたその時調子いい選手をスタメン起用し、オールスターまで戦う。猫の目打線では選手も調整が難しいと思いますから。