コリジョン対応見直しとか

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水曜の試合は早々に中止決定。で、金本監督による素振り指導デーになり、髙山と中谷が稽古を付けてもらったという。よかったかもね。

コリジョン基準見直しへ、衝突なければ判定そのまま(ニッカン)

コリジョンルール 異例のシーズン中見直しへ 後半戦から新基準(スポニチ)

「新基準」というか、審判の対応方法を変えるということか。選手の側がやることは変わらないから良いのではないか。
コリジョンの本来の主旨である、ルール無視のブロックを禁止し、その対策として「発展」したタックルを禁止することで本来ルールにないはずの衝突を防止し、怪我を防ぐという方向性には全面的に賛成だ。

日本にもアメリカにも、「野球は格闘技だ」「こんなナヨナヨしたものを誰が見たいか」とマッチョな発言をする人も多いが、それは格闘技に求めればよいことで、野球は「もともと」そういうスポーツではない。

歴史の講義をするつもりはないが、消防士のレクリエーションとして生まれ、南北戦争の兵士たちの暇つぶしとして全米に普及した野球というスポーツは、本来、のどかなものだ。怪我なんかしたら「本業」に差し障るので、できるだけ怪我をしないようにルールができている。

興業として、見せ物を増やしていくことで成長していく。身体的激突は、派生した要素でしかなかったのだが、「これこそプロ野球だ」になってしまった。

ホームでの衝突が見せ物として人気になり、ベースを隠す行為が走塁妨害にならず、ブロックとして認められるようになる。このあたりから本来のスリリングな本塁クロスプレーが、「卑怯vsマッチョ」の格闘技もどきとなり野球ではなくなってしまった。

それを本来の形に戻すという意味であれば大いに結構だったのだけれど、ここまでのNPBでのやり方は「とにかく衝突を防げばいいんだろ?」みたいな、木で鼻をくくった対応だった。このまま続けていくことはメリットよりデメリットの方が大きい。

これからは本来の目的である、「面白いプレーを増やす」から焦点がずれないようにやってほしい。

さて、今日はできそうだね。岩崎と久保、双方スライドだ。前回勝ちをつけてあげられなかった岩崎に、暴走気味OKの果敢な走塁で援護点をあげよう!

コメント

  1. 西田辺 より:

    元より昨日は雨雲レーダーを見てもとても開催にこぎ着ける状態では
    なかったので、早めの中止判断はOK。
    楽しみにしていた方もおられるかもしれないけど、観戦時の不快感や
    選手の怪我を考慮すれば致し方なしでしょう。
    >コリジョン見直し
    今のルールでは、人間の機能的に無理を強いることが多すぎます。
    ホームベースの前に立ち、しかもラインを跨ぐことなく走ってくる
    ランナーにタッチする事の難しさは一度やってみれば分かりますよ。
    「明らかに走者に対しベースを塞ぐ行為の有無」
    「走者の意図的なホームベースを守る者に対する妨害の有無」
    これが論点のはずなのに、いつの間にかあらぬ方向にずれようとしている。
    衝突を希望はしないけど、野球選手としての能力を削ぐ様なルールの存在は
    改めるべきでしょう。
    いずれにせよ、良い方向に動くことを希望します。
    相変わらず広島が独走態勢に入ろうとしてますが、諦めず喰らいついて。
    まずは1つずつ借金返済を目指そう。

  2. 虎ジジィ より:

    「コリジョン見直し」は良いけど、シーズン前からもう少ししっかりした基準を詰められなかったものか?!
    若干「今更感」を覚えます。

    なかなか連打が見込めない現状のタイガースにおいてtoraoさんも仰る「暴走気味OKの果敢な走塁」は監督のお咎め無しでドンドン行って欲しいです。
    今こそ原点の「前のめり野球」を!

  3. 虎轍 より:

    コリジョンに関しては、審判団の裁定も曖昧でしたからね。

    審判団も困惑しての見直しなんでしょうね。

    振り込み、振り込み、振り込んでやってきた監督が一軍にも二軍にも居るんで間違いではないと思います。

    振り込んで速球を打ち返して欲しいですね。

    そろそろ岩崎に勝ち星をつけてやりたいですね。

  4. とらかっぱ より:

    このタイミングでコリジョン見直しって。良い方向に進めばいいのですが、「衝突の有無」を重要視するとの事なので、問題は起きそうな気がします。機転の利く俊敏なランナーであれば、走路付近にいる捕手にぶつかっていってオールセーフってならないですかね?逆にぶつけられた捕手が、大げさに転べばアウト?演技次第でどうにも転びそうな感じです。どうせ真似するんだったら、もう少しMLB式を踏襲すれば良いのに。

    仕切り直しで、両軍スライド。岩崎、やってやろーぜ。
    カープ11連勝?知らん知らん。ウチはウチや。足元みて利息つかん内に、借金返済を!

  5. 京都 より:

    今年のコリジョンルールを機に、考えてみたのですが、これまで走路を塞ぎ、ブロックが許されていた事が、問題だったのだと思います。その為に走者は、タッチをかいくぐりスライディング又はタックル、しか手段がなかった。そもそも、本塁はスライディングしなくても、駆け抜けても良いのではないのでしょうか。走者にその選択肢を与えない守備の改正がコリジョンなんだと理解しておりました。だから、前の巨人戦での原口の守備は、駆け抜けられる走路を開けていなかったという事で、セーフになったのだと思っておりました。
    この理屈で他の塁の場合も考えてみると、セオリー以外の走塁をすると様々な問題がありそうですよ。

  6. yohkura より:

    野球規則6.01(i)を今一度読んでみて気づいた事があります。

    キャッチャーが捕球してからのブロックについては2項の原注にしか書かれていません。その内容も読み手によって解釈が変わるような書き方です。
    おまけに「不必要なかつ激しい接触」はイカンと書いてあります。裏返すと「必要または激しくない接触」はいいと言うことなので、必要であればしっかりブロックしてもよい事になります。

    何が正しいのか分からんような規則なので、混乱するのも当然です。
    ルールの適用の見直し以前に、ルールそのものを正しく直さないと混乱は続くと思います。

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