メッセンジャー、マイコラスが好投。4回江越のバントヒット、盗塁から原口の左二塁打で阪神が先制。6回表読売は小林誠の三塁打と山本の適時内野安打で同点。9回表は野選などもあり阿部の左前打で勝ち越した。結果的に守備のミスをことごとく点にされた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
対巨人 14回戦 甲子園
巨 | 0 0 0 0 0 1 0 0 1 | 2
神 | 0 0 0 1 0 0 0 0 0 | 1
勝:マシソン7勝2敗1S
S:澤村3勝1敗24S
敗:ドリス3勝3敗6S
巨人:マイコラス – マシソン – 澤村
阪神:メッセンジャー – ドリス
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
・2回ウラ、二死からゴメスが左翼線への二塁打。一塁で止まる消極的走塁が多いゴメスだが、当たり前に走ったのは○。続く髙山のセンターへのコースヒットで本塁に突入させた高代コーチも○。アウトにはなったが積極性をチームで確認できた。メッセンジャーも、ナインも鼓舞されたはず。
もちろん、ゴメスの走塁自体には注文が入る。シャッフルからの第2リードを取り、二死なのだから当たりゴーという走塁の基本を怠らずにやっていれば絶対にセーフになれるタイミングだった。それをやらせることが大事なのであって、安全策で止めるというのでは強くなれない。
同点になった内野安打はゴメスにすれば目一杯かもしれないが、なんとかアウトにしてほしかったなあ。
・メッセンジャーの気持ちに応えるように、アグレッシブなプレーを見せた江越は◎。4回一死、スイスイ快調なマイコラスに対し、セーフティーバントで出塁し、初球盗塁成功。先制のホームを踏んだ。6回表は小林誠のセンター右へのヒット性に対し一直線に追いかけてダイブ。届かずに右中間を抜け三塁打に。結果、同点に追いつかれたが、いいプレー。結果失点になったが、メッセンジャーをがっかりさせるプレーではない。むしろ燃えただろう。
最終回の打席であわや同点本塁打という大ファウル。だが本当は初球の真ん中真っ直ぐを一発でスタンドに放り込まなきゃいけない。これを思いっきり振っていればこの日の江越は満点(今できる範囲で)。
・髙山3安打。強い振りができていた。盗塁はもっと勢いに乗りたい。走塁ミスは準備不足が×。読売代走鈴木との差になった。「いいスタートを切って、一発で帰る」と、「判断ミスをしない」の中間に「挟まれるのもアリ」を想定できていれば。
・スタメン捕手に原口を起用。いい送球で盗塁を刺したのは◎。6回の同点機では外低めを当てることに意識が集中している山本に上手く当てられて内野安打にされたところは、自分がどういう気持ちだったかをよく思い出し、芸の幅を拡げていかないといけない。
・出塁率は計算上もっとも重視されるべき数値なのだが、心理は机上の計算では反映できないことがある。鳥谷は低打率でも高出塁率というのがたとえ事実だとしても、積極性が求められているチームに、「見逃し三振か四球か」という打席内の姿勢はチームにとってマイナスに働いている。「空振り3つかホームランか」は、通常「それでは困る」なのだが、今はそっちの方がチームを鼓舞できる。チームの色、状況によって、求められる打者像は変わってくるというだけの話。
・どっちも同じように打てないチーム。どっちもまるで強さを感じない。でも対戦成績に明確な差がつきつつあるのは、レベルの高い野球をやろうという意識の差に感じる。球宴休みの間、全員でバント練習をする様子が伝えられていた。試合では長野が失敗していたが、意識は感じた。現時点で力の差はそれほどないとしても、意識レベルがどの程度かによって今後差がつく。試合で負けるのも悔しいが、現状、意識で負けているのがもっと悔しい。
経験は大事。その効果をより大きくするために。高い意識をもち、できなくても諦めず、少しでもできるように準備をおこたならない。明日のためにやるべきことだ。
しつこいけれど将来の二遊間に必要なのは、まず鉄壁の守備。そしてそれにプラスして打席では堅実な仕事、さらにやっているうちにそこそこバッティングも上達……という方向性で考えていきたい。三塁は三塁で勝負強いバッターを育てる必要がある。
ショート北條、二塁大和、たとえばサード陽川で固めていい頃合いだ。鳥谷と西岡は打撃で勝負できるよう準備を整えて。二遊間を守れなくても終わりじゃない。松井稼頭央を手本にね。なにも重く考える必要はない。なるようになるから大丈夫だ。
今日は久々の能見内海。なんか懐かしい。昔は最終的には必ず勝ったもんだ。そうあれ。
コメント
開幕当初のようにジャンジャン走って「前のめり」な戦いは出来ていました。
あの、走者ゴメスの本塁タッチアウトで、また高代コーチが消極的にならないか心配です。
あのプレーはバックホーム送球が少しズレていればセーフ、これからもドンドン回して欲しい。
しっかし、負けはやはり悔しいですね。
失点した2点がどちらもちょっとした球際の弱さからの失点であり防げた失点、結果論ですが本来なら勝てたゲームでした。(江越の打球へダイブして抜かれた前のめりなプレーは私的にもアリですが..)。
ゴメスのタイムリーエラーに近いプレーは、まあ仕方ないとして、鳥谷の打球への反応・判断、そして送球の緩さは年齢から来ているモノなら、とても残念です。
まあ若虎が溌剌とプレーていた事は満足。
そして、メッセは野手に足を引っ張られても毎回ポジティブな言葉を残してくれる=
背番号「54」のスピリットをしっかり継承していて、感謝の言葉しか出て来ません。
今日は久しぶりの「ガス対決」データ的には分がいいはず。
能見を積極野球で助けて欲しい。
今年の甲子園公式戦で讀賣に勝ててないんですよねぇ…
前のめりなミスはありましたが、前のめりにならないミスもあった試合でしたね。
今日は守備、打撃で相手を上回って勝って欲しいですね。
メッセンジャーに援護は出来ひんかったなら、能見に援護したれ!
ホームでは勝ち越そう!
いずれこの日が来るとは思っていた。
想定内と言えば想定内。
監督も本人に対し、注意喚起していたと言う。
でも起こってしまった。
それも接戦の終盤、一番やってはいけない状況で。
言うまでもなく、9回鳥谷のFCの場面である。
一塁走者は俊足の鈴木、坂本の当たりは弱いショートゴロ。
どう考えてもダブルプレーが困難な所でやるべきは、一走の鈴木を二塁で
封殺する事。
緩いチャージ(これは二塁ベースに入った西岡にも言える事)、緩いアンダートス。
絶望的な状況を自ら作り出すのだから世話がない。
その後の挟殺プレーもお粗末の一言(内野陣全員の技量の低さ)。
ホントに、ピッチャーは怖くて内野ゴロも打たせられませんよ。
ベンチも原口の配球に文句を言う暇があったら、もっとやる事はあるでしょう。
自らが主力と位置付けた選手が、足を引っ張り続けるこのチーム状況。
今年故障明け復帰から調子の出ないマイコラスから点を奪えない打線の編成。
現実と向き合いましょうよ!
西岡は併殺を狙うのではなく体を伸ばして捕球して、確実に二塁封殺をとって欲しかったですね。
あの打球では併殺は難しかったと思います。
renkaisuzuさん、コメントありがとうございます。
西岡もベースの上でチョコんと送球を待ってましたね。
二人とも「まぁ、アウトにできるな」という緩みがあったとしか
言えません。
あそこで相手のとっておきの「代走鈴木」を封殺することで与える
ダメージは底知れなかったはず。
勿体ないプレーでした。
鳥谷はじめ守備ミスは、あえて触れず、私はメッセ原口を主題に述べたいと思います。
再三再四のミスを、メッセがなんとか凌いで粘ってたが、最期は堪えきれずでしたね。
毎度毎度の事で、慣れっこになりつつあるけど、あれだけ良いピッチングしてる投手を勝たせてあげる事が出来ないのは、残念で仕方ありません。フォーク・カーブが制球つかずでしたが、ストレートは今季一番の走りだったのではないでしょうか。要所で内に入った所を当てられ、失点となってしまいましたが、次も今回の様なピッチングを頼みます。打線は次こそ楽させてあげましょう。
久々コンビの原口も、首振られまくりでしたが、よく頑張ったと思います。配球はほぼメッセ主導でしたが、城島を思い起こすようなゼスチャーで「コースだけ意識」や「低く低く。とにかく低く」は、良い意識付けになってました。盗塁も一つ刺したし、日々成長してますよ。
今日こそは、打ち勝とう!
ゴメスのタイムリーエラー(敢えて)の後にメッセが一塁へ牽制球。メッセがゴメスからの返球をキャッチ。メッセの捕り方、イラついてたなぁ。あの場面を観て「もう今日はゴメス打てないな…」と思ってしまった。想像以上にゴメスはメンタルが弱い。「この失点を取り返してやる❗」と鼓舞させるコーチは周りにいないのか⁉
鈴木だけをアウトにする❗という気持ちがあれば流れがタイガースに来たかもしれない。鳥谷も金本監督から注意されてたのなら、西岡に伝えていたのか?
メッセが投げる日、点が取れないなら守りを固めないと。「大和だったら」というゲームが増えるのはメッセに申し訳なさすぎる。勝ててた試合だった。
今シーズン、チームの状態と共に鳥谷へのヘイトがファンの中で渦巻いています。
打撃、守備共に擁護出来る成績ではなく、お荷物扱いの鳥谷を悲しく見つめるしかない自分にモヤモヤした気持ちが止まりません。
鳴り物入りでタイガースに入団してから球界の名ショートまで上り詰めた後、徐々にサードや外野にコンバート、代打出場も増えていき2000本安打を決めてから颯爽と引退する。
そんな最後が彼らしくて良いなぁと考えてました….
何が言いたいか良くまとめられませんが、良く例を上げられる、元ヤクルト宮本のようにコンバートして出場試合数も減らしてパフォーマンスの質は高く保つ。
そんな処遇は無理なんでしょうか?
精彩を欠くプレーを続けて、ファンからもヘイトを集めて、それでもポーカーフェイスで試合に出続ける鳥谷を見ていると、とにかく胸が苦しいです。
年齢的にもショートで出続けること自体異常なことなはず。とはいえ後4、5年は現役で出来る年齢でもある。福留という最年長にして守備でも打撃でもチームを引っ張れる存在に絶対慣れるはずなんです。
フルイニング記録か、鳥谷の今後か、どうか冷静な心で天秤にかけて欲しい。金本監督お願いします。
皆様が名指ししてもしなくても、昨日の2番ショート鳥谷は「足を引っ張る」だけの存在でした。
初回の3球三振(一度もバット振らずに)や、アンダートスでオールセーフとした9回の緩慢プレー。スタメンに名を連ねる意義というものを、もっと自覚すべきでしょう。しかも、チーム一の報酬を得ているキャプテンでしょう。金本監督の今期の采配(ゴメスに代打とか、前監督なら出来ないような采配もしている)、即ち「超変革」に聖域がある限り、超変革は名前倒れと言われても、仕方ありません。固有名詞でクレームをつけることは、殆どしない私ですが、昨日のゲーム展開だけは、黙っていることが出来ません。
鳥谷のFCの直後に鈴木選手がベースから離れていきました。
西岡はそのすぐ隣でボール持ったまま呆然。
セーフのジャッジから離塁するまで1秒ほどですからタイムがかかったとは考えにくいです。
何故、タッチしにいかなかったのでしょう?
録画を確認してもやはり明らかな離塁…
解説も特に触れず、試合後のコメントや記事でもどなたも指摘しないので胸につっかえてます。
どなたかお分かりになられる方いらっしゃいませんか?
もしこれが気づかなかった見落としなら、鈴木選手は2個の大きなミスを犯しながら命拾いしてますね。
私も気になりました。
アウトと思ったのでしょうが,確実にベンチへ帰りかけてましたよね。
すぐカメラが切り替わってしまったんで,西岡の対応までは見えませんでしたが,タッチすれば完全にアウトのタイミングでした。
あのプレーは,鳥谷のプレーはお粗末そのものですが,あの打球では併殺はどだい無理ですから,西岡が身体を伸ばしてトスを受けていればアウトと判断されたと思います。
二遊間のミスが重なってアウトがセーフになりました。
私も気になりました。
「とりあえずタッチせぇ~!」と、
テレビの前で叫びましたもん。
etc虎様、こんにちは。
昨日はラジオで真弓さんの解説を聞いていましたが、やはり鈴木は離塁しており、タッチしていればアウトだったと話していました。
判定に納得がいかなくても、インプレー中に気を抜いてはいけません。西岡に喝!ですね。
皆様、ご説明ありがとうございます。
やはり気になっていらっしゃる方がおられて安心?いたしました笑
批判覚悟で書きますが、あの場面、確かに鳥谷のトスに隙はありましたが、ゴロへのチャージは流石と思いました。
あれ以上、前に行けば反転の時間がかかるのと、セカンドとの距離がトスには遠くスローにはあまりにも近くなりますので。
あの微妙なアプローチのサジ加減はやはり経験のなせるところではないでしょうか。
hi64様の仰るとおり西岡にも伸びが足りませんし、その後の離塁に気づかず、彼らしくないですね。
書き忘れましたが、今の鳥谷の打撃はハッキリ申し上げて最悪の状態です。
上と下の使い方が別人。
気になるのは開幕当初から見られるファウルを打つ際に右足のつま先がセカンド方向を向く部分です。
ステップしたとき自分の思っている速度以上に併進運動が働いてますので、着地時にかかとに体重がかかり、かといって手は遅れてきてますから捕まえられません。
偉そうには言えませんが、私なら「軸足のつま先をキャッチャー方向に少し開かせた状態から動作を始めてみませんか?」とアドバイスさせて頂きます。
これは本来、バッティングにはあってはならない形ですが今の鳥谷のバランスであれば試してみるのも手かなと思います。
etc虎さま、はじめまして
右足の開きは私もずっと気になってました。打者正面からの映像では、インパクト時には完全にスパイクの裏見えちゃってますよね。引張りの意識過剰で、手はトップから一旦下がって、ダウンスイング時にはバットが寝ながら出て来る。同時に腰は開ききって、踵体重になってる。
これで打てる方が不思議です。関係ないけど、ゴルフなら完全にチーピンですよ。
鳥谷は左中間に打ってナンボの選手。超変革を求めたのが、失敗だったのかと思います。
バックネット裏で見ていたが、球場でも鈴木はアウト思ったのか離塁していましたね、鳥谷のトスも西岡は左足でベース踏んで一塁送球の構え。
アカンセーフになるとトスの瞬間に思ってしまった。
江越のプレーに付いては、なんであんなに前に守ってるんやと思ってたら絶対に届かない打球にダイブ。
うーーん、その他に付いても書かないが訳の分からんプレーのオンパレード。
思っている以上にこのチームの抱えている闇は深いのかも知れん。
どん底に落ちた方が良いと思っていたが、今年中になんかした方が良いと感じた試合だった。
甲子園球場で勝てない理由や何故最下位なのかが凝縮された試合の気がした。
まあ今日は勝つと思って球場には出向くが
鳥谷よ、タイガースの生え抜きでキャプテンを務める自分の立場をわきまえて居るのなら、
自身の攻守における現状のていたらくな実態を謙虚に受け止め、自らスタメン回避を監督に
申し出る事が for the team の選択肢である事を認識すべきである。
連続イニング出場記録の問題もあるが、然るべき時点での実力が伴わない状態で、監督の
温情のみで継続維持の記録は何の値打もなく、寧ろ虚しいものである事を知るべしだ。
監督は、就任以来、超変革と心証必罰と厳しい方針を公言しているが、自からは他チームから
移籍してきた身であり、自身も連続出場試合数の記録を持っているだけに、監督とはいえ
強硬手段にでることを躊躇している事くらい察するべきだ。
監督もタイガースフアンからの苦言(真実のフアンなら言わない)を気にせず、監督としての
役割と責任において鳥谷二塁手のスタメン落ちを断行して欲しい。
此れを無くして今年度のタイガースの上位進出はあり得ないと思う。
非常に精神的にくる敗戦でした。
鳥谷もいい動きを見せるときもあるのですが,ちょっとしたプレーに緩慢さが目立つ。
鳥谷が一生懸命やっていないとも思わないので鳥谷を責めてもしょうがない。責められるべきは状態を分かったうえで使い続ける首脳陣でしょう。
もしくはそういう契約なのか。
投手陣がかわいそう。
そんな感想しか出てこない試合でした。
残念な敗戦ではあったけど、若手の躍動あるプレーが随所にあったので溜飲は下がった。
原口の盗塁阻止、江越のヘッドスライディング、高山の猛打賞…
鳥谷のFCもそうだが、その前のドリスの牽制プレーでどうして鈴木を刺しにいかなかったのだろう。
FCのあと安部に簡単に内野を抜かれる配球も含めて、どうもディフェンスの甘さが優勝が遠退いたチームのそれに見える。
鳥谷の緩慢プレーはチーム全体のムードから生まれなかったか?
鳥谷、西岡、ゴメス。
よく打ってるとも言えないこのベテラン内野陣が、投手の信用を著しくなくしている。
その中でメッセはよく耐えていると思う。