福留の2ラン本塁打で先制するも、青柳がピリッとせず逆転される。江越同点本塁打で追いつくもサターホワイトが失点して2点ビハインド。しかし土壇場9回表原口、ゴメスの連打、代打坂本犠打、代打狩野ショート右へのタイムリー内野安打、江越が右犠飛で同点。延長10回は先頭北條が左中間の二塁打で出ると鳥谷四球、福留と原口が倒れた二死一三塁で代走から守りについていた荒木が四球で二死満塁、さらに一塁守備から途中出場の新井も押し出し四球を選び勝ち越し、狩野も中前タイムリーで続き7-5とした。投げては小刻みなリレーをマテオが締めて逆転勝利。甲子園を離れた8月最初のカードを勝ち越し。これで3カード連続勝ち越しとなった。
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対DeNA 16回戦 横浜
神 | 2 0 0 0 1 0 0 0 2 2 | 7
デ | 0 0 2 1 0 0 2 0 0 0 | 5
勝:藤川5勝5敗2S
S:マテオ1勝2敗12S
敗:ザガースキー3勝1敗0S
HR:福留ツーラン6号、江越ソロ5号
阪神:青柳 – 島本 – 高橋 – サターホワイト – 松田 – 藤川 – マテオ
DeNA:ペトリック – 田中 – 加賀 – 須田 – 三上 – 山崎康 – ザガースキー
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(1)9回無死一二塁、坂本のナイスバント。難しい局面でスパッと
(2)10回二死一三塁、貴重な荒木の四球。ゴメスの代走から出て勝ち越しに繋ぐ
(3)5回同点本塁打と9回同点犠飛の江越。ここぞで結果
(4)9回、10回、狩野2打席2連続タイムリー。簡単にできることじゃない
(5)10回二死満塁、新井決勝押し出し四球。振るべきを振り、見るべきを見た
(6)試合前半島本がスクランブル好救援。流れの引き戻しに成功
(7)8回、松田が重圧かかる同点の終盤を無失点
上の7項目が「非レギュラー」ベンチメンバーの手柄だった。こういうことが結果になって表出するからには、チームが次のような状態にあるということ。
・二軍含め選手の戦力層に厚みが出ている。
・二軍含め、コーチングスタッフが選手の状態を上げられている。
・コーチングスタッフ、とくに金本監督が選手の個性を把握し、適材適所の起用ができている。
・適正な競争状態がありチームを活性化している。
蒸し返すようだが、鳥谷のスタメン外し(……からの、地力でのスタメン取り戻し)、不幸にして起きた西岡の怪我、ゴメスへの代打・スタメン外し、こういうことを経験し、悩んで苦しんで、何を言われてもかまわぬという覚悟ができたからこそ今がある。それを忘れてはいけない。
ということで、あきらめることなく逆転勝利!は端的に言って素晴らしい試合だった。
個別のプレーは本日も皆さんにおまかせ。
m(_ _)m
コメント
ホント、なんででしょうね?スタメンセンター争いの面々は途中出場だとよく打ちますよね!
そんでスタメンに使うと打てない。
金本監督も悩ましいトコロだと思います。
いっそ関東の狭い3球場では、センター高山、レフト狩野でもいいんじゃないかと思うぐらい、狩野も頑張っているのだから必ずしも「代打専」と決めつける事は無いと思います。
しかし、またまたノーアウト満塁で無得点などツッコミどころは満載でしたが、8月以降はとにかく「勝利」すれば良し!
これからは結果が全て。
打線が康晃に3戦とも失点させた事はベイスターズに大きなダメージを与えた事でしょう。
チームも追いつくチャンスは十分ある。
投手陣では、青柳をスパっと代えたベンチの采配と、それに応えた島本は影のヒーロー!
青柳は荒れ球が信条なだけに、讀賣打線のようにドンドン振ってくれると助かるけど、打者に見極められると四球や死球からピンチを招いてしまうのは今後の課題ですね。
さて今日から神宮花火ナイター、天気も全く心配なさそうなので、アマ時代神宮球場慣れしてる鳥谷・原口・高山・荒木、期待してますよ!
正直、9回は「もう厳しいかなぁ」などという気持ちで見ていました。いや、本当にすみませんでした。
最近は底力を見せる試合が徐々に増えてきましたね。チーム状態が良いということもあるのでしょうが、金本イズムが根付いてきたのでしょうか。
なかなか若いリリーフが出てこないと嘆いていましたが、最近は島本がいい投球を見せてくれています。松田とともに次世代のブルペンを支える存在になって欲しいですね。まずは今シーズン最後まで一軍で完走を。
3カード連続勝ち越し、いーすね。ベースターズに勝ち越しもタイガースだけだとか。
山崎はもうタイガース戦で投げたくないやろうなぁ。昨年より球速もツーシームのキレも落ちてる様に、感じますが見事に攻略しましたね。ゴメスをはじめ打った人みんなGJ!この山崎キラーっぷりが勝ち越しの大きな要因でしょうね。素晴らしい投手だけに、打った人達はなおさら素晴らしい。
序盤のポイントになった島本の好投も、見逃せないですね。何球か抜けスライダーを見逃してくれるラッキーもあったけど、最強左コンビ梶谷&筒香をストレートとスライダーのコンビで抑える姿は、既に頼もしく見えます。僅差のビハインド、いや同点の場面でも左相手なら、信頼して送り出せそう。
延長に入った時点で、残りピッチャーをみてタイガース優位は間違いなし、でしたが、決勝点は良太の押出しになるとは。過去、彼の打席を見てると、如何なる場面でも完璧な当たりのHR(プラス、バット投げ)を狙ってる様に、見えてましたが、この打席では「何が何でも点を取る」気迫が出て、いつもとは違ってました。追い込まれて2球スライダーを見逃しての四球でしたが、バットは指3本分も短く握られてました。こんな姿、初めて見た気がします。地味でしたが最大級のGJです。
トラオ様、忙しい中更新ありがとうございます。
無死満塁を無得点で負けを覚悟したんですが、ところがどっこい、なかなか終盤になっても跳ね返せる打線になってきましたね。
青柳は地元凱旋登板で多少の緊張があったんかなぁ…
打線に助けられたんで、次回はええピッチングに期待したいですね。
今日は藤浪がどんなピッチングをするかですね。
頑張ってもらいましょう。
相変わらず録画予約は22時まで。ギリギリ10回の得点シーンが入っていた❗助かったわぁ。
ゴメスの「グシャッ❗」という感じの打球音。あれでバックスクリーン近くまで伸びるんだもんなぁ。バットが折れたような音だが、折れない元気なバット(下ネタじゃないよ)。ホームランを警戒しているところへのポテンとかセンターへのクリーンヒット、ゴメスがいよいよ目覚めたか⁉開幕前に「2割5分でいいからホームラン35…いや40本❗」と希望したが、まだまだ間に合うよ。
青柳はボールが打者の後ろを通過する暴れっぷり。相手に申し訳なくなってくるほど。ちょっと怖いね、今後が。
「去年の今頃は、どんな試合をしていたんだ?」と思い8月4日のアーカイブを見てきた。
広島の黒田との対戦で岩田が先発。サヨナラ負けを喫して首位と1.5ゲーム差になっていた。トラオさんの文章は平たく書けば「風林火山が『山山山山』になっている和田タイガース。動いてほしい❗」的な文章。首位と少ししか離れてない状況でも歯痒さが伝わった。秋に失速することが予想されていたかのような文章。それと比べれば今の「這い上がるだけ❗」という状況が幸せ過ぎる。和田さんと金本監督を比べても何にもならないが、去年と違う野球をヤってることだけは確か。
黒田が記録達成して鳥谷の記録が途切れてから、連勝はするが連敗はしていない。昨日も連敗の危機からの大逆転。藤浪の登板日、連敗はなくなった。ノビノビ投げろ❗今、お前に必要なことは試合中に首を傾げることでも追い込まれて縮こまることでもない。がむしゃらにノビノビとだ❗
チーム全体に粘りと言うか、簡単にやられない強さが出てきましたね。
昨日もまた相手クローザーの山崎康から点を奪って同点に。
決してヤワな相手じゃない。
それが証拠に広島・読売・中日相手には防御率0.00。
ヤクルトにも防御率2点台前半。
セリーグの中でもタフなクローザーのはずなのに、どう言う訳か対阪神の
防御率は14点台。
相性なんでしょうかねぇ・・・。
逆にベイスターズに相性が悪いのが、高山と原口。
両者とも打率1割台。
でも二人とも今日からのヤクルト戦での成績は良いので(原口何と.531!)
期待が持てますね。
確かに昨日はベンチメンバーの活躍が勝ちに繋がりましたね。
そんな中で、西田辺的頑張って賞は青柳の後を継いだ島本です。
初回からピンチの連続で失点を重ね、ややもするとベースターズ側に一方的に
流れが生きそうな所をガッチリと止めてくれた。
特に5回のクリーンアップにはバッティングをさせなかった。
初勝利から彼の中で、何か変化があったのかも知れませんね。
打つ方で、おっ!と思わせたのが江越のライトへのホームラン。
そんなに振り回してる感じはなかったのに、あの飛距離。
あの飛ばす能力があるんだから、そんなに力み返って振らなくても良いのにねぇ。
まだ「強く振る」と言う監督の言葉を誤解してる気がします。
さぁ今日からは神宮でのヤクルト戦。
もう2ヶ月勝ち星から見放されている藤浪が先発。
イニング別でも失点のダントツトップが初回。(今季54失点中16点)
とにかく力む事無く、初回を立ち上がって欲しい。
あと、キャッチャーはバレンティンに気をつけろ!(笑)
頑張って賞×
頑張ったで賞○
失礼しました。
新井の押し出しは意外性を感じました。大きなアクションから三振を覚悟していた自分を反省しました。青柳はコントロールを磨いて欲しいです。いつ見ても制球力が課題と言われていますが、来季は「そういうこともあったよね」と笑い飛ばせるようになって欲しいです。走られ放題の原口は来季への最大の宿題、コンバートも視野に入れながら検討が喫緊の課題だと思います。
今日こそ(何回目のセリフか!)藤浪が藤浪らしいピッチングで、ヤクルト打線を翻弄してもらいたいです。
トラオさんみなさんこんにちは。
ネバサレ状態のタイガース!(思い出してしまいました)
調子の良くない時からの振り幅が大きいのが良いですね。
岩貞投手のヒーインで明日も明後日もという言葉が無死満塁でゼロの時点で頭をよぎりました。
が、が、いまはネバサレ状態なので粘って粘って繋いで繋いで勝つ事が出来ました。
坂本選手のバントの構えはバットと目の位置が近く他の選手より安心して見れました。
控えの活躍は嬉しさが倍増しますね。
今日はヤクルト、川端も畠山もいないはず、もっと振り幅大きくお願い致します。
藤浪頑張れ!
お腹ポッコリ対決はマテオの勝ちでした
(^-^)/