小刻みな加点で追い越すも手痛いミスで逆転負け

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2回松山のソロで広島が先制。4回阪神は原口タイムリーで1-1同点。5回は鳥谷タイムリー二塁打で2-1と逆転、さらに6回にもゴメスの本塁打で3-1とした。復調した阪神先発藤浪だったが、7回ウラ、連打で2走者を出すと藤浪とゴメスのエラーで返してしまい逆転負け。カード負け越しが2つ続いてしまった。
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対広島 21回戦 マツダスタジアム

神 | 0 0 0 1 1 1 0 0 0 | 3
広 | 0 1 0 0 0 0 4 0 x | 5

勝:薮田1勝0敗0S
S:中崎2勝4敗20S
敗:藤浪5勝8敗0S
HR:ゴメス ソロ20号、松山ソロ7号
阪神:藤浪 – 島本
広島:九里 – 薮田 – ジャクソン – 中崎

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「守りにミスが出たら勝てない」そんな短絡的な思考で終わりにしてほしくない。何がその守りのミスを誘発したのか。その発端はどこにあったのか。なぜそれを防げなかったのか。打てる手だてはなかったのか。なぜそれをバネに、もう一度巻き返そうという機運にならなかったのか。反撃が結果にならなかったのか。

九里先発は広島にとっては「弱点」の日。阪神は序盤で崩すくらいの集中力が欲しかった。

鳥谷をスタメンから外していた時、異常なほどの集中力があった。鳥谷を外すからには、守備力が下がってはいけないし、鳥谷含むベンチみんなの力を活用して勝たなきゃいけない。そんなスジの通った意識をチーム全体から感じた。メンバー全員使って1試合勝つ、ベンチに1人の余剰もない。試合展開を見越し、常に頭をフル回転させる、そんな形に「一瞬」なっていた。
もちろん「鳥谷を外せ」なんてことが言いたいのではない。なにかまだ「これが本来の姿」みたいな幻想にとらわれてはいないだろうか。
「いわゆる主軸」の調子はグンと良くなったのに、チーム全体の状態としては「また戻ってしまった」感があるのはどこに原因があるのか。
あの時、チームに芽生えたものがなんだったのか。
このチームをどうしたいのか。そこにしか答えはない。しかも「正しい答え」というものもない。安住することなく、常に考え続けなくてはならない。本当に監督とは大変な仕事だ。

見られたのは原口の同点タイムリーと、その後の三振ゲッツーまで。あとはまだ映像チェックが済んでないので、このへんですみません。
でも個人的にはようやく一段落!

コメント

  1. 虎轍 より:

    torao様、忙しい中更新ありがとうございます。

    今年はエラーでどれだけ負けてきてるんでしょうね。

    藤浪もエラーしての悪送球とダブルエラー。

    エラーは連鎖するもんで、ゴメスも間に合いそうも無いホームに投げようとして、足を滑らせ悪送球…

    相変わらずの草野球レベル以下のエラー連発では勝てませんわ。

    まだ7回やったんで守備堅めを使う訳にもいかずでしたが、守備が脆いのは拙いですね。

    勝てた試合をミスミス負けるのはイライラが増幅されますね。

    今日は京セラドームに移動しての監督が解任された中日との試合です。

    初戦を勝たんと3タテは出来ません。なんとしても勝とう!!

    岩貞に替わって昇格した今成にヒットが出て良かったですが、四球には気付こうよ(笑)

  2. いわほー より:

    7回の守りは目を覆いたくなるような拙守の連続。
    結局、「あの守備さえなかったら・・・」を試合終了まで一番引きずってしまったのは、ファンではなく監督、コーチ、そして選手達。
    それではいけないだろう。
    ここ数年のタイガースを見ていると、他球団に比べるて慙愧を跳ねっ返す反発力が弱いなと感じることしばしば。
    シーズン当初に比べて、このところの金本監督の感情を押し殺し達観した表情ぶりも気になる。
    「やられたらやり返す」の気迫注入を期待された金本監督に、ここはひとつ『喝!』を入れておこう。

  3. こうさん  より:

    ヤクルト相手に負け越し。これは順当?健闘?妥当?

    広島相手に負け越し。これは順当?健闘?妥当?

    メッセと能見が鳥谷に対して発したコメントを思い出す。そして同時にザ・ブルーハーツの歌の歌詞を思い出した。

    「豚の安心を買うより 狼の不安を背負う」……もちろん、個人の考えを表現した歌詞だが「狼の不安を背負うことによりチームが一段階、上に行くかもしれない瞬間だったんじゃないか?」と思った。

    戻った鳥谷は結果を出した。金本監督は今シーズンは鳥谷に余程のことがない限り、もうベンチスタートはしないかも。それだけの決断で鳥谷の記録を止めたし、鳥谷を戻したはずだろうから。

    高校野球に熱くなってるが「進級」という名目で世代交代が成されることを羨ましく思ってしまった。比べることが、おかしいのは解っていても。

    • こうさん  より:

      …なんて書いたら鳥谷スタメンから外れた❗「一度、外したから外しにくい」ではなく「一度、外したから外しやすい」だったのか❗さぁ行け先取点❗

  4. セサミ より:

    今年の藤浪の投球内容や態度は見ていて楽しくない。
    6回のピンチを切り抜けた場面も自作自演のような内容でリズムも悪く、
    まぁ、自身の拘りがあるのかもしれないけど
    「なにやってんだか」という印象を持ちました。
    これって、チームの求心力に影響すると思います。
    正直、7回表に得点できなかった時点で負けを予感しました。
    チームスポーツは本当に微妙な気持ちの機微が勝敗に影響するんだな、と
    改めて思いました。

  5. 西田辺 より:

    ミスはお互い出る。
    ミスの出ない試合なんて、年間何試合もないはず。
    違いは勝敗に影響するか、何事もなく看過されるか。
    以前キャンプに臨時参加した江夏氏は藤浪に「キャッチボールを大事にしろ」と言った。
    彼はそれをどう感じたのか。
    藤浪の送球を含める守備のミスは、昨日今日始まった話じゃない。
    ゴメスも守備でのミスが目立つ選手。
    昨日の悪送球も足元の芝で足を滑らせたものと思われる。
    これらのミスを「まぁ、仕方がない」とか「何だアイツは、下手だなぁ」で済ませていては
    今後何度でも同じようなミスを繰り返しますよ。
    ミスは何も選手だけじゃない。
    原口のタイムリーで1点返した後、無死1・2塁でバッターゴメス。
    カウント3-2からランナーがオートマティックスタートを切る。
    ゴメスは辛うじてファール。
    この手はどうなのでしょう?
    只でさえ三振の多いゴメスに2塁ランナーは足が万全でない福留。
    ゴメスがヒットを打って追加点を取るより、ゴメス三振からランナー刺殺の確率が高い。
    広島バッテリーにしてみれば、振りたがりのゴメスを変化球で空振りを取る事だけを
    実行すれば、もう一つアウトが取れる美味しい場面に変わった。
    結果を言えば、案の定と言うべき三振ゲッツー。
    このオートマティックスタートを二度続ける意味があったのか?
    ゴメスの意識は、相手バッテリーの意図は理解できていたのか?
    どう見ても確率の悪い無理筋な作戦。
    このベンチのミスも今後に反映して欲しい。
    仰るように序盤から相手先発を崩して、大きなアドバンテージを持っていれば昨日の
    幾つかのミスも苦笑いで済んだかもしれない。
    ミスを反省するのも大事だけど、ミスをミスとしない試合運びの方が大事なんじゃ
    ないですかね?
    今日からは、京セラドームで中日戦。
    なんだか中日さんは色々あったようですが、逆に選手は集中してくるかもしれない。
    油断なく、序盤から相手先発バルデスを打ち崩そう。

  6. 虎蜂 より:

    7回ウラ、會澤のバントが転がった瞬間に嫌な予感がしました。2点を守りきって勝ちたい試合ではありましたが、あまりにもチーム全体が「追いつかれてはいけない」という気持ちに呑み込まれていた気がします。
    気持ちに余裕がないので、ミスが出やすいというのも一つあるのではないかと思いますね。

    ゴメスの守備ですが、足を滑らせたプレーの後にセンターに抜けそうな打球を北條が上手く処理したのに送球を取り損なっていました。捕球できていても内野安打だったかもしれませんが、集中力を欠きすぎです。守備を求める選手ではありませんが、それならもう少し打って欲しいというのが正直なところです。

  7. ぴゅあらっく より:

    私も阪神ファンになって10年、様々な負け試合を見て来ましたが、昨日の試合には呆れ返ってしまいました(-_-#)。
    今年の秋季キャンプ、来年の春季キャンプはもっと守備練習に力を入れて欲しいと思いました。リレーなんかやってる場合じゃないですよ。
    藤浪も何回同じ失敗を繰り返すのか(-_-#)。多分今年の成績じゃ侍ジャパンにも召集されないだろうし、来季に向けてもう一度建て直した方が彼自身のためだと思います。
    夏休みを利用して今日から京セラで観戦しますが、気が重くて仕方ないです。頼むからつまらないミスで負けないで欲しいです。

  8. hi64 より:

    今成が昇格即先発で,これを続けるのであれば内野守備は少し落ち着くかな。
    ただ,打順はもう少し制約のあるところで打たせた方がよいように思います。

    鳥谷については,案の定というべきか,休ませながら使ったり,守備固めを出したりということは全く考えていないようですね。
    フルイニングが止まったというよりも,新たに始まったというべきでしょうか。
    休ませながら使えばパフォーマンスが上がるってわかったはずなのにね。

  9. 虎友 より:

    トラオさんみなさんこんにちは。
    昨日の試合はBクラスのチームって感じでしたね。
    昨日感じた事はキャッチャー原口のゼスチャーの少なさ。
    坂本は前日ベテラン投手に対して、投手有利なカウントになると、両手を広げ「広く広く」と体で示していましたが、原口はあまり「広く」とか「低く」とか伝えませんね。
    支配下登録された直後はしていたと思いますが。
    それと原口のリードはすぐ高目の釣り球を要求しますがあまり効果があるようには思えないです。素人目ですが。

    • yohkura より:

      高めの釣り球はコーチの方針かもしれません。昼のファーム戦でも小豆畑のリードで高宮が高め釣り球を投げてカウントを悪くした後に満塁弾を浴びてました。

      • 虎友 より:

        yohkuraさま
        コメントありがとうございます。
        あんなに高目の釣り球を使えば効果があるというよりカウントを悪くするだけですよね。

  10. yohkura より:

    10年前なら、7回から勝ちパターンのピッチャーを投入して逃げ切っていたことでしょう。
    ブルペン陣の不安定さと、ここのところの酷使がたたって、6回で限界だった藤浪を続投させなければならなかったのが問題だと思います。

  11. Yalkeys より:

    昨日のようなエラーの連鎖でも「あ~あ」で済ませている自分が居ます。
    本来なら机を叩いて「何やってんね~、この忙しい時に~」と怒るべきシーンです。しかも、逆転された場面なんですよ。達観したと言うべきか、悟りを開いたと言うべきか・・。
    何方かも書かれて居られますが、金本監督の表情もどこか吹っ切れたイメージに見えます。
    Rioではメダル連発(予定通り?予定以下?)ですが、虎ファンへのご褒美がこのところ有りません。メッセでしっかりと勝ち切るゲームを期待します。

  12. 光る虎 より:

    12日の結果を見てからコメントしてます。メッセと比べると藤波はマウンド上の間合いが長くテンポが良く無いのかも知れません。去年の鶴岡選手は鶴岡選手自体がテンポが速かったので藤波には良かったのかも。
    でも、藤波は今後何年も阪神を背負う投手なので守っている野手にもテンポを与えるような投球術を身につけて欲しいです。

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