1回、3回、5回と二死から阿部、阿部、ギャレットにタイムリーを打たれてメッセジャーは3失点でマウンドを降りる。阪神は髙山のタイムリーと北條のソロ本塁打で2点どまり。
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対巨人 21回戦 甲子園
巨 | 1 0 1 0 1 0 0 0 0 | 3
神 | 0 0 0 0 1 0 0 0 1 | 2
勝:田口10勝7敗0S
S:澤村4勝3敗36S
敗:メッセンジャー11勝10敗0S
HR:北條ソロ3号
巨人:田口 – マシソン – 澤村
阪神:メッセンジャー – 安藤 – 高橋 – 山本 – 松田 – 金田
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地元広島で胴上げしたい?そうだよね、わかるわかる。しかーし!世の中、そうなんでも思うとおりにはならないのだ。人に頼るな!……いや、もちろんこちらも史上最速の優勝で一向にかまわなかったんだけど、ホントすんません。
試合展開も似たような感じだし、前日の藤浪とメッセンジャーの投球内容も似たような感じ。
「いい偶然、ラッキーがやってこないのは、楽しそうにやってないからだ」というテキトーな仮説を立てる。「楽しそうに」は、「軽やかに」でも「リズミカルに」でも「はずむように」でもいい。とにかく絶対に失敗をしてはいけない、もう負けることは許されないみたいな野球をしているように見える。
たかが野球じゃないの。大の大人が球の行方に一喜一憂する楽しい遊びじゃないの。一か八かの勝負事じゃないの。
「負けに不思議の負けなし」とかってしかめっ面でやっていてもツキはやってこないよ。こんなときは、投手はツモって切る、ツモって切る。まずはリズムを作ること。低めにストライクを投げて、打たれたら打たれたでしょうがない。会心の当たりを食らっても、なんかの拍子にバックがファインプレーで助けてくれることもあるし、打球が正面に飛ぶこともある。
田口は低めにストライクを投げるいい投球をしていたし、それが自分が代わった後もいいリズムになって、鳥谷幻の同点打「長野の美技」を生んだように見えた。中途半端なツマリに両チームツキが反映されていた。ノリの差が出た。
負けるのが怖い野球から脱却するためには、「怖がっていても負けるだけだ」と知ることから。どうせ負けるのなら、「やられたってこの程度か」という経験をすればいい。
バカみたいに盗塁しかけてアウトになりまくったらいい。暴走によって流れを失うったって、どの程度のことかわかるだろう。
ボール球で誘おうなんて考えずに、どんどん低めのストライクを狙って勝負してみたらいい。そういう気持ちで投げていれば、連打を食らうかもしれないが、それでも「その程度か」というのがわかるだろう。
どんなゴロでも、どんなフライでも「オレに任せろ、華麗にさばいてやるぜ」と張り切って足を動かせば、調子に乗ってエラーもするだろう。でもいい動きから生まれるいいリズムも体験できる。
自分たちが「好きなことを仕事にしている恵まれた人たち」だということを忘れずに。誰に文句言われようと、誰から罵声を浴びせられようと関係なし。自己満足のためにやったらよろし。
プロ野球の「チームワーク」なんてのは、「後付け」でどうにかするもの。
そういう「空気を読まない」感じも若い連中の方が期待できそう。
去年、今年の阪神と同じようにダメだった広島が今年はこうなった。
しかし、「だから阪神も大丈夫」ではない。そうじゃない。「なぜ広島はこうなれた?」の部分に焦点を当てればいい。
何回やってもこんな負け方ばかり……とも言えるし、何回やってもこのレベルの野球ができるのはわかったとも言える。髙山と北條あたりは、レベルを確定できたように見える。こういう状況、こういう試合展開で山本や金田を使ったのはナイス。
「勝たなきゃ」でガチガチになるくらいなら、「別に負けたって」の方がマシ。楽しそうにノリノリでやっといで!
コメント
又、今季何回か見た感じの敗戦でした。
やっぱり、ノリの差で負けたんかなぁ。
読売もノリノリでは無いでしょうが、タイガースには悲壮感が漂います。
この辺りの差か・・・
が、やるべき事はやった上での敗戦なので、私はまだ納得しています。
先ずは、昨日のスタメンが今のベストメンバーだと思います。2番大和が送り専になるのと、8番中谷が勿体ない気もしますが、大和を下位に置くと弱くなりすぎるし、中谷もまだ好不調の波が荒いというか、相手投手によるところがあるので、まだビックリ箱的な所で楽に打たせるのがいいと思います。
このラインナップで2点しか取れなかったのだから、田口が良かった。のでしょう。
本音は「エエ加減なんとか攻略せんかい!」ですが・・・
メッセはストレートは走ってたけど高めに浮く球が多く、変化球を狙い打たれてしまいましたね。調子自体は普通の様でしたが、読売打線の変化球、特にカーブ狙いにやられた感じでした。被安打9の内、7本が変化球でありその内4本がカーブを打たれたものです。
特に初回先頭打者の長野とタイムリーの阿部に浮いたカーブを痛打されたので、その後原口も使いにくくなってるかのようにも見えました。このあたりはベンチワークに差がありますかね。残念ながら。
しかし、主敗因は4番の差ですね。5の5で2打点の阿部と、3の0(2三振)の福留の明暗がはっきり出てしまいました。いつも頼りになる福留が、昨日は読み外れの空振りが多く、守備でも刺せるタイミングのバックホームを逸らせる、とらしくない所ばかり。ですが、福留も毎日打ちまくる訳でもありません。こんな日もあるでしょう。
甲子園で読売に8連敗して、気分は良くないですけど、まだ我慢できる内容だったと・・・
最後に、北條甲子園初アーチおめでとう!
藤浪より先に打てて良かったやん(笑)
読売にこちらがやるべき試合運びで負けたのが悔しいですね。
①初回1番が出塁、きっちり送って4番が返して先制
②3回初回と全く同じパターンで中押し
③5回いい当たりはないが食らいついたヒットを重ねて3点目
④7回一打同点の危機でヒット性の当たり(鳥谷)を長野がスーパーファインプレイで阻止
こっちも高山のタイムリーや北條の甲子園初ホームランとかいいところもありましたが力負け。
今更ですがもっと足を使うとか策はなかったのでしょうか?ベンチも含め勝利への執念が足りない気がします。
久しぶりに岡田元監督の解説聞きましたが変化球の多い原口の配球への指摘や、「超変革は急ぎすぎた。今後選手を絞る段階に行かないかん」等なるほどと思ってしまいました。
今日こそ広島市民のためにも地元胴上げに協力できますよう。
北條のホームランで昨日はチャラ!
鳥谷の打球は大和ならもっと簡単に捕球してます!!
って負け惜しみかな。
昨日は上本はスタメンを外れたが、上本のバッティングは捨てがたい。投手に球数を投げさせる粘り、追い込まれてからでも簡単にアウトにならない。相手投手はいやだと思う。危なっかしい守備が改善の見込みがなければ、外野に回るのもひとつの手だと思う。
今日は勝つだろう。前の試合で負けたので今度は勝つだろう。7つも負けたので今度こそ勝つだろう・・で昨夜となり、8つ目の負けとなりました。
あと4試合残っています。広島の地元胴上げのためにも、今夜こそ意地を見せなければなりません。小さな小さな意地ですが、広島でブロとしてデビューした金本監督が恩返し出来るチャンスではないでしょうか。
今季は来季を見据え、昨日のオーダーで戦って欲しいです。
何回も同じパターンの試合ですね。
吉田義男、岡田彰布元監督の解説を聞きながらのテレビ観戦やったんですが、メッセンジャーはストレートありきのブレーキの利いたカーブって感じの解説でストレートを使うのが少ないって言うてましたねぇ。球数の半分もストレートを投げて無かったので打たれるんでしょうね。年を食った阿部にはストレートで勝負したら打たれへんやろ?って岡田語録は良かったんですがね(笑)
今日くらいは勝てるやろ?スコアラー陣頑張ってくれょ。
とにかく今年は甲子園で勝てない。
読売戦は一つも勝てない。
とにかく点が取れない。
じゃあどうするかって話になると、守備は度外視しても
とりあえず打てそうなメンバーで臨むか、どうせ取れないなら
相手にも取らさないガチガチの専守防衛の布陣を敷くか。
無理矢理分類すると、第一戦が前者で第二戦が後者。
どちらも勝てない…
昨日の相手先発田口に相性が良いとされる中谷と福留は
共に期待に応えられず。
逆にメッセに相性が良い阿部にタイムリー二本を浴びる。
先制された場面、バッテリーもベンチも阿部との対戦成績を
知っているはずなのに、初球からカウントを取りに行く変化球。
結果論でなく、もっと慎重さが欲しかった。
一塁も空いていたのに。
外国人投手はこういった場面でも割りと勝負に行きたがる。
そこはやっぱりキャッチャーがハッキリと意思表示しないと。
あそこでキャッチャーまでイケイケになっちゃあいけないんですよ。
藤浪にしても球に力のある投手は勝負を急ぐ傾向があることを
頭に入れとかないと。
原口を責めてばかりもアレなんで少し褒めておくと
盗塁時の送球モーションが良くなってましたね。
鈴木のやつもアウトでしたよ。
鈴木の顔でセーフになってましてけど。
さて、今日の先発は青柳。
まだ丁半博打みたいにどの目が出るか分からない投手ですが
何故か抑えてる不思議ピッチングをお願いしたい。
打撃陣はとにかく先制点。
出来たら中押しダメ押しも(笑)
一つは勝とうよ。
言いたい事はほぼ出尽くしているので、1点だけw
ランエンドヒットをもっと積極的に仕掛けて欲しい。
「主体性に任せて」ではなかなか誰も走らない。
だからベンチが責任を持って促してやる必要があります。
単独スチールではなくランエンドヒットなのは、仮に打ちに行って
ファールになっても、相手への意識付けになるからです。
とにかく相手に気持ち良く投げさせ過ぎです。
相手に打者へ集中させない工夫が必要です。
今のままでは来季もベンチが動けず同様の順位に終わるでしょう。
来季に向けての予行演習をしっかり試して貰いたい。
若手の成長と同時に攻守で存在感を示した福留。休養日はあったが福留のポジションを奪うまでにガツガツ来る選手はいなかった。自分の現役生活も大事だが、福留は自分を追い込む選手を待っていたのではないだろうか?来季の福留、今季のような活躍が出来なかった時に、俺は鳥谷に対するように接してしまうのか?
ずっと「引退」の2文字がチラついていながらチームを鼓舞し、選手を叱咤激励している。この「叱咤激励」の部分だけでも鳥谷が背負ってくれれば…と思う。自分のことで精一杯ならキャプテンマークを来季は誰かに譲らないと。そろそろ「タイガースの選手で良かった❗」と心から思える球団にしないと。甲子園の大観衆がプレッシャーになる選手は空席が目立つ、この時期も謎のプレッシャーと戦っているのか?
広島の選手からは「堂々」という雰囲気が伝わってきた今シーズン。足りないものが解った金本監督は、足りないものを練習で補うのか?FA選手で補うのか?勝ち星を計算できる選手より「計算できない選手(いい意味で)」を産み出してほしい。
今日こそ今夜こそ勝利を!と毎日祈るような気持ちでテレビの前に…
しかし、メッセでも駄目だった。
たまにはホームでの最高のお立ち台。見たいですが、ベンチもここまでくると勝利のことは考えずに、失敗しても良いから振らせて走らせて思いっきりしたい野球をして欲しい。
捕手だった阿部には打ちまくられましたが、バッテリーは読まれるのですね。
原口、坂本には読まれない捕手に成長して欲しいし、読むバッターに成長して欲しいです。
カープ優勝おめでとうございました。
胴上げを前に黒田と新井が抱き合うシーンは、タイガースファンの私にも感慨深いシーンでした。来年こそはタイガースが見せてほしい。
タイガースも超変革元年に、試行錯誤ながら近未来の新しいチームを、想像させるところも見えてきました。ただ現状は各選手共、課題が山積しています。この辺りは個々の自覚で克服に取り組むのと、チームが焦点を絞ってしっかりバックアップしてやってほしい。
そのためには秋季キャンプで、徹底的に追い込まねばいかんのですが、現首脳陣のままで果たして遂行できるのでしょうか?今期の結果(まだ最中ですが)が、予定通りで思い描いた形に近づきつつあるのなら、それもありでしょうが、素人の私が見ても不適任な方が数名居られる。監督に全人事権があるのなら、優勝するための最善をつくしてほしい。個人的な感情を優先させるならば、有無を言わせぬ結果を示させてほしい。