だんだんとトライアウトを経て他のNPB球団に決まるというケースが減っているのかな。DeNAがとるという田中浩康(ヤクルト)、阪神がとると報道されている柳瀬(ソフトバンク)ともにトライアウトには不参加。
トライアウトは事実上、社会人野球から声をかけてもらうのを狙う場になってきているのかもね。
侍はオランダとなんか面白い試合してたね。いつもみたいに鉄壁の投手陣が抑えて、僅差の試合をものにするってパターンとは違うみたいで、来年の本番ではずいぶんとハラハラすることになりそう。藤浪が軸になる?
実績がないっていうのは武器だよね、実績があるっていうのはリスクだよねって話。いやとくにふくらまないのだけどね。
実績がないということは、守らなきゃいけないラインがないということ。まずはライバルより自分がお得であることを示せばいい。将来性があることを見せればいい。一つ、また一つと進歩したところを出していけば、このまま使っていけばもっと伸びるぞという不確かな予想をしてもらえる。
実績のある人はそれによって苦しめられる。あれ?これができなくなったのか。あれ、前はこれはできたはずなのに。この先はちょっと細っていきそうだ……そう見られる危険と戦わなきゃいけない。
若手はお気楽でいいけど、ベテランは大変だ。
選手はそう考えるのが当たり前だし、首脳陣もそう考えるのが当たり前なのだ。
でもこれまでの阪神を取り囲む環境は、そうじゃなかったよね。マスコミもファンも含めて。
そこに確実な変化が生まれているのは何かすがすがしい気持ちがする。
実際は無鉄砲な若手は失敗をする。経験豊富なベテランは味のあるプレーができる。でも気持ちとしては、若手は希望に満ちあふれてなきゃいけない。ベテランは危機感に苦しんでなきゃいけない。それが正しい「社会」のあり方ってもんだ。
コメント
昨日の甲子園の模様を少し。
開門は9時半と聞いていたけど、9時過ぎには甲子園に着いてました。
駅から球場には人がパラパラと。
(あ~俺みたいな物好きがおるねんなぁ)と思いつつ球場へ。
正面入り口(8号門)前には既に列が出来ている。
マジか!と思いながら列の最後尾を探すけど、一塁側アルプス入口を越え、
素戔嗚神社前まで物好きの列(笑)
流石に9時10分前に開門前倒してました。
トライアウト開始までに開放した内野席があっという間に埋まりました。
元々一塁側内野席は開放してなかったんですが、急遽開放したんでしょうね。
新聞報道では15000人だったそうです。
器の問題もあるけど、トライアウトでこれだけ集まるとは・・・予想外でした。
最初野手のシートノックが行われたんですが、見た事あるノッカーが。
タイガースユニの背番号74、藤本二軍コーチが登場。
後で聞いた話なんですが、今やスカウト(プロ部門)になった渡辺亮が
ノックの手伝いをしてたとか。
参加が噂されてたYs田中浩康は不参加でした。
どこかと話が付いたのかな?
シート打撃がトライアウトのメイン。
投手が打者3人に、カウント1ボール1ストライクから対戦。
参加者はNPB球団を戦力外にされた選手、NPBから独立リーグへ移籍した選手
が対象でした。
タイガースからは岩本・鶴・トラヴィス・柴田・坂の5人。
元虎戦士は石川ミリオンスターズの西村憲投手とオリックス白仁田投手。
これらの選手が登場した時には、他にはないほど大きな声援が送られてました。
他球団の名の知れた所だとDeNA井手・内村・長田、Ys新垣渚、楽天後藤、讀賣加藤
その他にも野球好きにとっては「ほえ~」と思う選手も多数。
元NPBで独立に移籍した選手の元気そうな姿に逆にホッとしたりもしました。
タイガースの選手だけじゃないんですが、全体的に低調でした。
『おっ!これは希望があるかも』って感じの選手は特に打者はいませんでしたね。
野手で一番目だったのが、38歳の後藤の守備ですし・・・。
アマ時代や、プロでの輝きを知ってる選手が、一つの線を引くトライアウトに参加する
姿を見るのは結構クルものがありますね。
見てる時は楽しいんですが、何か切ないモノが残ります。
昨日は藤浪久々の代表での登板。
エラーの後打たれたホームランも、日本で普通にやってると中々ないでしょうね。
リーグ戦とかだと、あそこには手が届かないかファールになるコース。
打たれた後の藤浪の「マジか!」って言う顔が全てを物語ってました。
その後は結構スライダーやカットの曲がり過ぎに苦労しながら丁寧なピッチングが
出来てましたね。
3イニングで38球とか、やればできるやん。
野球ネタが日に日に減ってくるのが寂しくて仕方がありません(笑)
toraoさんのコラムが次第にプロが書く教養講座みたいな内容になっていて、社会生活の上でも大変勉強になります。
トライアウトはなかなか厳しい場になっている様子ですね。
さて、侍ジャパン連日の大谷の活躍、凄いです。
低めのボールを東京ドームの天井スレスレを這うような美しいアーチでした。
「挟殺プレーでも、しっかり脚で時間を稼ぎランナーを進める」解説者も言っていましたが「野手としては当然のプレーだけど、投手としての筋肉にダメージが残るプレー」であり、二刀流の難しさを改めて思い知らされました。
オランダの216㌢投手には驚きましたが、あゝいう「日本に絶対に居ないタイプの投手」をタイガースが獲れんもんかな?!などと思って観ていました。
西田辺さん、甲子園のトライアウトの凄さがよくわかりました。
もしかしたら、見に来た人の殆どが阪神ファンじゃないかと…(笑)
好きな野球をどこかで続けたい選手達、良い球団に入って欲しいですね。
侍ジャパンの報道は連日大谷のチームのようですが、藤浪も好投したようで、本番には活躍して流石阪神タイガースの藤浪という活躍をして欲しいです。
ファンの私たちも北條、髙山、原口、板山などの若い選手の様子を見たり聞いたりするとワクワクします。
しかし、中堅、ベテランの選手達もできて当たり前なんてことはない。2倍3倍の努力が必要でしょうね。
しんどい練習でしょうが、来季が楽しみです。
今年のトライアウトは報道と西田辺様の記事を見てると、アカンかったみたいですね。まぁ球団から戦力外を通達された選手ばかりですからねぇ…
戦力外になっても、トライアウトを受けずに行き先が決まった選手も何人かは居そうですが、「ナニクソ」の気持ちを持って新天地で頑張って欲しいですね。
阪神のわかても「ナニクソ」の気持ちで安藝の秋で頑張って成長してもらいたいです。
侍での藤浪の打たれたホームランは相手が凄かっただけですが、その前のショートゴロエラーはムカつきましたね。捕ってから回転する意味がわからないですね。回転せずに踏ん張って投げたらアウトに出来たでしょ?子供たちの手本になるプレーをして欲しいですね。
藤浪は良かったですね。ホームランは相手がすごいというのもありますが、嶋が打たれるまで直球しか投げさせておらず、一本調子になってしまったようにも感じました。ともあれ、まずは結果を残すことができて一安心です。
実績は相手からの見方も変えますよね。
実績がなければ警戒は薄く、結果を残しやすいですが、実績があれば警戒され、研究され、結果を出しづらくなるでしょう。
今季、結果を残した原口、北條、高山、岩貞、青柳あたりは更に研究されるでしょうね。
若手の中でも経験を積んだ選手が結果を残すのか、無鉄砲な他の選手が結果を残すのか。それも来季の見どころですね。