平成生まれの人たちが社会に出てきたときには、実にギョッとしたものだが、もう平成29年を迎えようとしているわけだから、いつまでもそんな感覚でいちゃしょうがない。えっ?昭和60年の優勝を知ってるんですか?と言われるのももう間もなくのことだろうね(笑)。
というわけで、野球界はもう平成生まれの連中が中心になっていかなきゃいけない。阪神でもその傾向は見えてきているのだけれど、なぜか平成元年生まれから4年生まれあたりまでの、とくに「右」がイマイチ活躍できていない。
投手では伊藤和、石崎、田面、秋山。野手では昭和63年生まれの小豆畑、森越から、梅野、陽川、江越、中谷。ひとり原口だけは突如、最後部から飛び出した感はあるが、もっとドカンと行ってくれてよさそうだった選手たちが、まごまごしている。
だがしかしなのだ。原口の例もあるように、少しずつの蓄積がある日突然実を結ぶことがある。逆に初めから飛び出した人でもすぐに続かなくなることもある。クスブリーズが突然あちこちに飛び火して燃えさかる(新潟の大火のあとでアレだけど。みなさん火の用心で!)、2017年であってほしい。挙げた名前から3,4人同時ブレークしそうな予感はあるんだけどね。
コメント
伊藤和なんかは育成から支配下に戻るとき素晴らしいストレートを投げてましたね。あのストレートが戻ってくれば一気にブレイクすると思います。
野手で個人的に期待したいのは江越。あの身体能力の高さは尋常じゃない。パンチ力も備えてますし、タイガースの選手でトリプルスリーに一番近い存在やと思ってます。
(横田、高山、板山等トリプルスリーを狙えそうな逸材はたくさんいてますよね)
来年の外野手の布陣を見てたら、高山、糸井、福留と左打者ばかりですからね。右の外野手では打撃と守備と走塁でかなりアピールせんと、割って入れないですね。
江越なんて守備と走塁はええんやから、打撃のムラを無くせば、なんとかなりそうな気もするんですがねぇ…
ブレイクしそうな二三人とは、WLで守護神を防御率0.00で勤めあげた石崎。昨年一軍での出場を大幅に増やし、結果を残しつつある中谷。それと、金本監督就任以来No.1の期待をかけられながらも結果の出せない江越。
この辺りでしょうか?
石崎は怪我がなければ、中谷は出場機会さえあれば、可能性は大きいと、思います。
問題は、江越。だれもが認める身体能力を活かしきれず、来季はもう三年目。ここらで殻を破れないと、才能が埋もれたままって可能性も高いような気がします。大ブレイクを果たし、外野の一角を獲得出来ることを期待してます。