変わっていくということ

中2の時に好きだったことって、中年になっても好きだけど、日本の野球って高2の時の体験をずっと引きずるようなところがある。どんなにアメリカ生まれの統計が送りバントは効率が悪いとか、盗塁は割に合わないとか言ってきても、体に染み込んだ高校野球の常識からはなかなか離れられない。これはもう戒律というか、宗教に近いものだろう。
とはいえ、その高校野球にも「科学的根拠」が生かされるようになり、変化している。栄養・運動・休養のバランスとか、どうやって心理をコントロールして成功確率を上げるかとか、強制と自主性のバランスとか。変わってきている部分もある。
もちろんそれは高校によってさまざまで、揃ったコマを競争でふるい落とす強豪校と、下を押し上げないと強くならない普通の学校とでは違う部分もある。ただ、日本のスポーツが高校レベルにまである程度の科学的根拠を持ち込むようになった流れはある。
おそらく、それによってこれまで日本人の特質であったプレッシャーに弱い、大舞台に弱いという部分は改善されていくだろうし、現にさまざまなスポーツで新世代の躍進が始まっている。
ようするに、古い頭で古いことを繰り返して言ってるのをありがたがってちゃダメだよねってこと。せめてその次の世代ががんばっていることを認めて、されにその次の世代なんかもっと進んでいることにも目を向けないといけない。
オレたちの頃のほうが断然すごかったなんていう証明不可能な妄言で振り回すのはやめにしたい。


週刊虎バカクラブ
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9 コメント

  1. Posted 2018年11月5日 at 08:52 | Permalink

    矢野監督には自身の考えを頑なに押し通すだけでなく、正しいと思うことを超積極的に取り入れて行って欲しい。内外からかかる色んな圧力に屈することなく。それが出来る人だと私は思っています。

    大山がバックスクリーンにサク越えの記事が出てますが、軸足の動きが少なくなっていい感じに見えます。今は濱中コーチが指導しているのでしょうが、軸足に体重を残す意識を指導しているのか、インパクトの瞬間に浮き気味だった右足がしっかり地面を噛んでいます。

    今はMLBでも前足股関節に重心を乗せて打つ理論が流行っているようですが、私は大きいのを期待するのなら、軸足に重心を残す打法が理にかなってると思うのです。草野球しか知らない私の素人考えなのですが、皆さまのご意見はいかがでしょうか?

    • Posted 2018年11月5日 at 10:57 | Permalink

      「4スタンス理論」の廣戸さんなら「理想のスイングは打者のタイプによって4種類ある」。そうかもしれないと私も思います。

      • Posted 2018年11月5日 at 11:33 | Permalink

        toraoさま、返信ありがとうございます。
        なるほど。強打や巧打の分類でなく、重心や体の動かし方に基づいてスイングを考えるって事ですね。そういった根拠があればそれでいいと思います。
        ただ私は長年ゴルフをやってまして、この「4スタンス理論」が世に出始めたころから(10年位前?)存じ上げてはいたのですが、私の貧弱な頭では残念ながら未だに理解出来ません(泣)

      • hi64
        Posted 2018年11月5日 at 11:49 | Permalink

        矢野監督は4スタンス理論の指導者の資格を持っているみたいですね。
        4スタンス理論が正しいのかどうかは分かりませんが,今シーズンの失敗を見ていると,画一的でない,打者のタイプに沿った指導がなされるべきだとは思います。

  2. 虎轍
    Posted 2018年11月5日 at 09:26 | Permalink

    いろいろな考え方がありますが、それがその選手にあった練習法であるのかは解らないですからね。
    ああしなさい。こうしなさい。と言われても、それが正解か解りませんからね。
    日本の野球が世界に通じるのか?世界の野球が日本に通じるのか?
    過去のWBCで証明出来てたと思いますね。
    最近日本代表が世界一になれてへんから日本の野球が霞んでしまったかもしれませんね。
    タイガースは監督交代で練習法や考え方の浸透に時間がかかるかもしれませんが、矢野監督を信じて戦っていこう!

  3. 西田辺
    Posted 2018年11月5日 at 09:47 | Permalink

    メジャーの世界が全て正義だとは思わないけど、彼の地ではあらゆる指標を
    基にしたチーム作りが盛んです。
    どういう選手を起用するか、打順はどう並べるか、守備位置の配置は、投手の
    適正配置は、etc.
    数十種類とも言われる指標を駆使して、効率的かつ出来るだけリーズナブルに
    チームを構築しようとする流れになっています。
    ある指標では、盗塁は7割以上の成功がなければ、得点期待値は急激に下がるらしいし
    送りバントもさほど得点に寄与しないと言うデータもあるらしい。
    数年前に、新庄剛志が「もし、監督になったらどういうチーム作りをする?」
    と言う問いに、「打順はとにかく出塁率の高い打者から順に並べる」と言ってました。
    日本野球における従来からの打順論からすると、1番打者は足が速くて粘れる打者で
    2番打者はバントや小技が上手い打者・・・と言うのが主流でした。
    とにかく最初から出塁が出来る選手を並べて、得点期待度を高めていくと言う手法は
    あながち悪くない手だと思います。
    昔、ドジャース戦法と言うのを、日本のプロ野球チームは長らく金科玉条のごとく
    有難がっていましたが、大元のドジャースでさえ現在はそんな野球をやってません(笑)。
    日本では成功例が少ないんですが、メジャーでは2番に強打者を置く打順が決して
    常識外れではなくなってきています。
    数年前から、打撃技術の一大ムーヴメントとして「フライボール革命」と言うのが
    広まりました。
    打球を転がすより、角度を付けて打球を上げる方がヒットや長打の確率が上昇する
    というもの。
    確かに、この理論が取り入れられてからメジャーでの試合の打率も長打の数も
    増えたと聞いています。
    我々が学生時代に教え込まれたのは、とにかく上からボールを叩いて転がせ、フライ
    を打つな、と言うお馴染みの理論。
    おそらく、フライならば捕るだけのワンプレーだが、ゴロなら捕る・投げるの2つの
    プレーの中で、相手のミスが生じる可能性が生まれると言う他力本願な理屈なんで
    しょうね。
    勿論、古い理論と新しい理論の中で、現状のチーム構成や技量での取捨選択は必要
    になるでしょう。
    新しい古いを言うなら、人材発掘のスカウトも何時までも古い野球観で見ていては
    近代野球に必要な人材を見過ごしてしまう。
    現場と編成が、常に新しい野球に対するアンテナを張り、共有することで時代の
    流れに負けないチームが編成出来ると思います。

  4. 虎ジジィ
    Posted 2018年11月5日 at 09:53 | Permalink

    昔、落合博光氏がバリバリに打ちまくっていた頃「落合は練習嫌い」とか「酒豪」とか言われていましたが、しっかりバットで結果を残していました。
    今思えば、あの頃は「とにかく練習」の時代でしたが、落合氏は持ち前の「オレ流」で、効率的な練習→休養のオンオフをしっかり区切り、それが結果に結びついていたのかも知れません。

    矢野監督は、どちらかと言うと根性論的だった金本前監督と違い、新しい取り組みをたくさん取り入れてくれそうで楽しみです。

    脱線しますが、ヘルメットの耳当て部分に「Cフラップ」と呼ばれるプラスチック製のフェースガード付き(死球のトラウマ軽減効果があるらしい)がだんだん主流化するように、新しいけど良いと思うものは、どんどん取り入れて欲しいものです。

  5. ジュビロタイガース
    Posted 2018年11月5日 at 12:13 | Permalink

    人によって体格、感覚、柔軟性、精神面、目指すバッティングなど様々なことが違うでしょうから、最後は自己責任。

  6. なかっち
    Posted 2018年11月5日 at 16:09 | Permalink

    日本がWBCを2連覇したときはスモールベースボールで勝ち上がりました。色々な革命、理論あるとは思いますが、世界で日本人が戦う上で進塁打や送りバント、機動力は切り離せないものだと思ってます。NPBではホームラン打者でもメジャーに行けば普通の打者。その位欧米の選手とは体格差があると思います。
    アメリカ風=世界一とも思いません。日本は日本らしく、タイガースもタイガースにしか出来ない野球を探してほしいです。それは即ち甲子園で勝てる野球ですが。

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