輝明大山援護で将司スイスイ

初回、2番大田の本塁打で先制点はベイスターズが奪う。しかしすぐそのウラに逆転するのも前日同様。一死から中野が四球で出ると、近本がフルカウントにしてランエンドヒット、左前ヒットで一死一三塁。輝明が低目のスライダーに体を開かず素直に打ち返すと、軽くミートしただけのようなのに左中間を深々と破る二塁打で二者生還。また大山がホームランを打つんだろうなと思っていたが、ここは進塁付きの大きな右飛に終わり、糸原も凡退して2点止まり。

ただし3回ウラにはやり直し。二死から輝明がきっちりと四球をもぎ取って大山。変化球のみのうまい配球で3球で追い込まれるも低目の誘いを見極めてフルカウントに。6球目115キロのカーブ、前へとつんのめらせるはずの球だが、今の大山は両足への力の込め具合で振り始めを自由自在にコントロールできる。早すぎず、遅すぎず、正確にコンタクトすると打球はまっすぐにセンターバックスクリーンへと伸びていった。ひとつ前のストレートで逆に読みやすくなったのはあったにせよ、センターど真ん中に放りこむときの大山は、下半身の出力が高く、感覚器の精度が極めて良好で、バット操作が正確。今はこれができるだけ続いてくれるのを願うが、さらには調子の底のレベルが上がってくれれば言うことはない。

3回終わって4-1。結局これが最終スコアとなった。たったの3点差なのだが、それをセーフティーリードであるかのように思わせるのが将司の投球術。
カウントが深まるごとに厳しい球が来るから、若いカウントで甘い球をと相手に思わせる。そうなればもう将司のペース、甘そうに見えて振ってみるとちっとも甘くないボールに手を出させて凡打に仕留める。
4、5、6、7回と球数少なく三者凡退でホイホイと片付け、8回、9回は走者を出しても慌てず騒がず狙い通りの併殺を奪う。終わってみれば9回被安打3でわずか94球1失点完投。奪った三振は3つだけというのが実に将司らしい。これからも相手をハメるケースをどんどん増やしていってほしい。

5連勝で借金4となり3位浮上!はいいけれど、ヤクルトがまったく降りてこないね。まだまだ遠すぎるが、着実に追っていれば、そのうち背中が見えてくる。


週刊虎バカクラブ
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8 コメント

  1. 虎ジジィ
    Posted 2022年6月19日 at 09:56 | Permalink

    前日同様、先制を許しても直後にひっくり返し、お約束の大山弾(矢野監督も最敬礼)でリードを広げるナイスゲームでした。
    ダメ押しこそできませんでしたが勝てば良いんです。

    開幕当初は先制されると そのまま淡々とゲームが進み何も起こらず敗退するのが常でしたが、今の打線は相手投手が嫌がる並びの
    俊足トリオ(ランナーに出すと投手がナーバス)〜1発のある佐藤輝明(神経をすり減らし)〜絶好調大山〜(一息つけると思ったら)好調の糸原&山本とバランスの良い打順になっています。
    しかもタイガースの左打者はほとんど左腕を苦にしないのも大きな特徴。

    先発の伊藤将司も制球が良く、持ち前の撃たせて取る素晴らしい投球で全く危なげなく、
    バックの守りも素晴らしかった。
    初回に太田に1発食らいましたが、帰ってアレで無駄なチカラが抜けてよかったのかも知れません。
    リリーフ投手を全休させての完投勝利は翌日にも繋がる満点に近い投球だったと思います。

    懸念材料は、大山の最終打席に 相手投手にぶつけても良いような内角球を2球続けられ踏み込む事ができず三振してしまった事。今後 大山に対してはこういう厳しい攻め(ぶつけてでも)をしてくると思うので、しっかり対策して怪我のないように好調維持し「もう話す事が無いです」を何度でも♪

    カープが負けて3位浮上で喜ぶより「借金完済」と
    toraoさんも仰るように「ヤクルトの独走を止める」これがVを諦めない為には何より大事。

    せっかく伊藤将司完投でリリーフ陣は万全、
    しかもアチラは今季日曜日未勝利(9戦全敗)、
    その上 主砲オースティン不在、大砲ソトが眠っているので絶好の3タテチャンス、今日は必勝だ。

  2. 虎轍
    Posted 2022年6月19日 at 10:19 | Permalink

    昨日も現地観戦でしたが、初回に伊藤将司がスッとストライクを何気無く投げてしまってスタンドインされた時はどうなるかと思いましたが、その後は切り替えて丁寧なピッチングでしたね。
    ズルズルと引き摺らずに切り替えの上手さがあったピッチングでしたね!GJ
    打撃陣も佐藤輝明がナイスバッティングですぐさま逆転出来て良かったですし、大山のバックスクリーンの100万円ゲット弾もお見事でしたね!GJ
    カーブに泳がされる事無く、軌道ではなく、ポイントで打ちにいった上手さがありましたね。
    あとはヤス山本がナイスバッティングで調子を維持してるので、そこからの得点を出来ればええかな?と思いますね。
    さぁ今日も聖地甲子園に向かおう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

    • 岩修
      Posted 2022年6月19日 at 10:38 | Permalink

      虎轍様 おはよう御座います。
      段々昨年の虎轍様が現地参戦されたら負けない雰囲気になってきましたね。続く事祈っとります。

    • 虎轍
      Posted 2022年6月19日 at 12:10 | Permalink

      岩修様ありがとうございます。
      負け試合を観るより、勝ち試合を観る方が楽しいですからね(笑)
      今日も勝ってくれると信じて静援してきます(笑)
      今日は西純矢が投打に活躍してくれると信じて。

  3. こうさん
    Posted 2022年6月19日 at 10:28 | Permalink

    伊藤の完投、大山無双、強いタイガース、連勝が止まらない日々を過ごせている。あんなに憂鬱だった数ヶ月前、トラオさんの文章だけを心の拠り所にしていた。

    それが今では毎朝トラオさんの文章を心待ちにしている。皆さんからも「早く読みたい、コメントを書き込みたい」というワクワク感が伝わってくる。

    もちろん打線の繋がり、野手の状態の良さで現在の順位がある。けど絶対に、これが続く訳はないことも、どこかで気付いている。その時のバックアップ要員をファームで作れているか、疲弊した投手の替わりを作れているか。勝っている今だからこそ試さなければならない。ヤクルトの様な余裕はないが強がりでもいいから新しい顔を上げてほしい。

    マウンドの伊藤、ほとんど汗をかいてなかったな。汗だくの時もあるから逆に珍しかった。94球の完投勝利、見事だった。昨日のコメントに「矢野さんのスケベ心との戦い」と書いたが、伊藤は見抜いていたのか最高の親孝行をしてくれた。もちろん梅野がいたからこそ。キャッチャーも「俺がスタメンの時に敗けられない」という良い環境を作れている。

    サトテルのタイムリーも素晴らしかったが、大山の前に出たフォアボールを評価したい。3-1か4-1では大きな違いがある。俺の中ではサトテルの3打点だ。

    中野の9回のゲッツーも最高だった。まさにギリギリのプレー。あの深い位置から全く無駄な動きがない。丁寧で積極的な守備、続けていれば打席でも結果が出るから心配するな。

    今日から読売が4連敗してタイガースが4連勝すれば単独2位に浮上する。読売のことなんか考えられない日々だったが背中が見えた。ここからはヤクルトの足を引っ張る他力本願に頼らなければならなくなる。プラス直接対決での勝ち越しがマストになる。もう去年のように優勝を逃すのはゴメンだ。けど、この流れは「最終的に1ゲーム差」になりそうな予感がする。

    さあ、3タテだ。

  4. 岩修
    Posted 2022年6月19日 at 10:34 | Permalink

    伊藤将の準マダックスの快投に本人も言ってたけど痺れたゲーム。オリ山本はもっと凄かったけど…。
    最後はホームラン撃たれた大田をゲッツーに仕留めたが中野と海の連携は鮮やかだった。
    至宝大山とサトテルが撃てば勝つのは当たり前だけど、これからはその後の糸原、山本泰が重要かも。でも二人共調子良さそうで良いですね。
    中継の最後に岡田さんが「もうこれから3位以下の対戦多いんやから下のチームは諦めさせんとあかんよ。それからヤクルト、巨人叩けば良いんよ」と
    昨日はどんでん節が妙に心地良いゲームだった。さらに岡田さんサトテルのホームラン集観ていて一言。
    「もうこんな撃ち方俺にはできへんから何も言わんでええよ」と…。

  5. とらかっぱ
    Posted 2022年6月19日 at 11:16 | Permalink

    ナイスゲーム、ナイスピッチングでした。将司の丁寧に低めを突く投球にベイスターズ打線はキリキリ舞でしたね。右バッターはなぜかライトフライばっか(7つも!)。たぶんチームオーダーとして引っ掛けないように右に押っつける指令が出てたと思うけどそれを上回るキレでフライの山を築けてました。しかしオーダーを徹底させるベイスターズベンチも侮れない。やるな!鈴木尚典!

    大山には内角攻めが始まりましたね。これに負けずどこまで好調を維持できるのか。今は大山の調子がチームの浮沈に大きく影響してるのでなんとか少しでも長くキープ出来るよう頑張ってほしいものであります。

  6. サヨナラ3ラン
    Posted 2022年6月19日 at 12:24 | Permalink

    テルが左中間方向に打つときの
    まるでホウキでゴミを払うかの
    ような打ち方が好きだな。
    あのフォームで左中間に打球を
    運ぶんだから上半身のパワーが
    特に強いのかなと思う。
    今の打線は良いけど個人的には
    二番セカンド山本が現状は最適解
    だと思うけどね。
    近本の三番が少しずつ本物に
    なりつつあるから一番は中野で。
    梅野の調子が もう少し上がれば
    島田 7番が活きると思う。
    むろん山本も島田もレギュラー
    とは思ってないけど、現状は
    昨日のスタメンがベストかな。
    ベイスターズ、申し訳ないけど
    嶺井スタメンの時は 何故だか
    それだけで勝ったなと思う。
    データのことは知らないけど
    何となく昔から。

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