ここでカープ野村謙二郎監督辞任を発表

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土曜からのクラシリセ1を前に、カープの野村謙二郎監督が今季終了後の辞任を発表。

→野村監督辞任 円陣で「ユニホーム脱ぐ」(ニッカン)

→松田オーナー 後任は白紙、PS終えてから新体制着手(スポニチ)

「なぜ今なのか」そこに注意が向く。ノムケン監督は、「後任の準備のためにも」と言うが、オーナーは「全部終わるまで動かない」。どうやら2年越しの「辞任計画」だったようだから、成績にかかわらず「5年での辞任」は既定路線だったようだ。であれば、発表があろうとなかろうと、後任人事についてはあらかたメドが立っているのだろう。

だから「辞任発表」が伝家の宝刀のごとく、チームの士気を向上させると思えば、一番のタイミングでスパッと抜こうということだったのだろう。そのタイミングがなければ、全日程終了後にひっそりと発表すればいい。

おそらく野村監督は最後までやってから発表するつもりでいたのだろうけれど、最終盤での失速に危機感を憶え、打てる手だてをいろいろと考えた末に、効果があるならば…と選択したのだと思う。

はたしてこのタイミングでの辞任発表は吉と出るか凶と出るか。要らぬ動揺を与えてしまうのか、それとも野村監督の思惑通り、選手を鼓舞することができるのか。自分を鍛え育て、抜擢してくれた指揮官への感謝の思いで結束を固めるのか。

厳しい競争状態を作り、多くの選手にチャンスを与えてきた野村監督なので、選手たちは「監督のために」という気持ちになるだろうと思う。

面白いことに(面白くないけど)、タイガースはまったく逆をいっている。これまでまったくそんな話題が出ていなかったカープとは逆に、ずーっと和田監督の進退がマスコミで取り沙汰されていた。クラシリ突入直前で辞任が発表されたカープとは逆に、同じタイミングで来季続投が正式に告げられそうだとかなんだとか。まずグラウンドで選手たちに発表した野村監督とは逆に、タイガースの方はいつでもマスコミが先に騒ぎ出す。結果がどう出るかはわからないが、それがチームの士気にどう影響するかを考えた上でやっているカープに対し、収益性(客の入りや人気)ばかりが気になって、戦っている選手たちの心理状態はそっちのけのタイガース。

管理側の手際の悪さを跳ね返さなきゃいけない。まるでハンディキャップを背負わされているようなものだが、これはもうこのチームの宿命と思わなければいけないのか。とにかく雑音をシャットアウトして、カープに負けない結束力を発揮して欲しい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    このタイミングでの発表は吉と出るのか凶と出るかは定かではありませんがカープ野村監督の辞任には驚きました。

    契約年数の事があったとはいえ、結果的に先日の讀賣戦が二人の監督の明暗を分けた事になりますね。

    それにしても、野村監督は丙午の若い監督ながら、昨年打率247本塁打13本のエルドレッドを覚醒させたり、格安助っ人ロザリオを上手く使ったり、丸や菊池を一人前に育てた立役者!
    しかも今年のズムスタ観客動員も飛躍的に伸びたのに何故辞任を引き留めないのでしょう??

    タイガースのように、比較的資金豊富で、しかも最大の弱点だった「不在の四番&守護神」を高額で補強してもらったのに、ほぼ同等の成績だった和田監督はこの「野村監督辞任」をどう受け取っているのだろう??

  2. 阿太郎 より:

    能見の左手ホンマに大丈夫?

  3. サヨナラ3ラン より:

    このチームは無能なコーチや監督を刷新する以前に
    フロントから変えないとダメだ。
    扱い易い和田を続投させるために必死のミナミ。
    彼は間違いなく、ガンだと思う。
    また総帥とか呼ばれアホなマスコミに踊らされるサカイ。
    球場に足しげく通っている割りに何を観てるの?って感じ。
    普通、金持ちは時間を有効に使うものだがな。
    以前、週刊文春にダイワハウス会長とサカイの
    対談記事が掲載されていたので読んだけど
    監督人事についても触れていたがサカイは
    全く危機感ゼロだな。
    この二人がダメな阪神の象徴だと思う。
    彼らに比べたら和田なんか可愛いものだ。
    尤もこんなチームを それでも応援する俺も
    彼らと変わらないのかも知れんが。。

  4. 虎一筋50 より:

    カープ野村監督の最終戦での気持ちの入った挨拶といい去る潔さといい体育会系の男であり応援したくなるチームだなと改めて感じた…我がTigersは…来期もなんのメッセージもなく今季を終えた和田野球を見るのかと思うと心が重い…いつになれば闘う集団であった星野野球のような姿が見れるんだろうか…

  5. TJ風船 より:

    ノムケン監督辞任の報には正直驚いております。監督自身若く、本格化途上のチームだけに長期政権になると見込んでおりました。
    Gとの最終戦に敗れた事でかえってCSに賭ける熱くたぎる思いがあるのではないでしょうか。カープの選手達、ファンは赤々と燃えて甲子園に乗り込んで来る。
    阪神球団に対抗手段はあるのか!
    面白くなって来ました。

  6. 虎世界一 より:

    阪神と広島の幹部と首脳陣に相当なレベルの差を感じてしまうニュースです。
    続投発表したあとチームの過去の成績を見ることもできない復習もできひんオーナーと、敵地主催になっても少しでも有利になるように選手に刺激を与えたい監督。

    今頃続投発表して連敗やったらどうするの。そもそも優勝できなかった、失速した事実は監督の責任が一番大きいのになぜこのタイミング。CSで赤色でもええから金さえ入れば良かった感が滲み出てる。こんな考えの球団では、そのうち甲子園3塁側は赤だけでなくオレンジや青にも染まってしまうかもしれません。客がいない現象の方がまだマシです。

    ファンは日本一なったら続投でもええかなと考えている人が大半ではないでしょうか。

  7. 寿 より:

    いやはやいやはや、今成が間に合わないらしいけど、西岡サードでスタメン、
    岩田中継ぎOK、ファーストSの準備が着々と進んでる様子ですね。
    まぁ兎にも角にもFSは総力戦で勝ち上がって欲しいものです。

    広島がマツダスタジアムでファンの為にPビューイング、15000人限定で
    それも無料開放、なんてファン思いの球団なんでしょうか、素晴らしいです!!
    もし阪神が3位なら甲子園をPビューイング無料開放したでしょうかね。

    野村監督の男としての5年目の区切りで辞任を発表、来年こそは共に原巨人を叩き、
    1位2位の争奪戦したかったのに、残念です!!
    この5年間で観客動員数を増やし優勝争いの出来るチームを作り上げた手腕はお見事。
    お疲れ様でした。
    これで広島の選手が奮起したらFS怖いぞ!!

  8. としとまき より:

    広島野村謙二郎は去年も辞めさせて欲しいと言ったがオーナーからあと1年頼むと言われてたらしい。
    阪神和田は明日にも正式に発表みたいだが、ファンはリーグ優勝だけを望んでるし、リーグ優勝できる戦力なんやからはっきり記者会見で優勝宣言をしてもらいたい!

  9. なかっち より:

    野村監督は去年も辞任の意志を球団に伝えてたが、引き留められた。
    私の周りのカープファンは既定路線やから、別に驚きはないらしい。

    この時期の辞任発表は以前タイガースでもありましたよね!
    日本シリーズ前の星野監督勇退報道が。
    要はドラフトも控えてますし、後任にスムーズに引き継ぐ為に、発表が今になったというだけの話。

    そんなによその球団がよく見え、タイガースを批判するなら、タイガースファンやめたら宜しいねん(笑)
    簡単な話ですやん!

    批判ばかりせんと、クラシリみんなでタイガース応援しましょうo(^-^)o

  10. 西田辺 より:

    広島ファンの方からは、野村監督自身の体調面の不安を聞かされたりしました。
    そう言えば、去年までベースコーチしてた緒方コーチが今年は
    監督の横がベンチ内の定位置になってました。
    もしかしたら、次期後継者として文字通り側近を勤めさせていたのでしょうか。
    今更、情報だだ漏れ・飛ばし記事大歓迎のタイガースと他球団を
    比べても仕方のない事。
    選手もさぞや被我の違いに鬱々としてるでしょうね。
    それよりも私的にショッキングな事が。
    データの宝庫として重宝させて頂いたサイト「プロ野球ヌルデータ」さんが
    今シーズンを以て更新休止されるそうです。
    このサイトを個人で運営してた事自体驚きです。
    本来なら、このデータ量はNPBがやらなきゃいけない事業。
    この点だけでも、メジャーには遠く及びませんね。

  11. 虎蜂 より:

    野村監督は体調面の不安があったようですね。点滴を打ってグラウンドに立った日もあったとか。

    選手の士気という面ではカープが上回ったでしょうか。監督の資質としてモチベーターであるということも重要だと思います。

  12. ガク より:

    「優勝しても辞意の意志は決まっていた」と言ってますが本当に優勝してたらどうなってたでしょうね?
    でもタイミングとしてはバッチリでノムケン子飼いの選手たちが奮起しそうで怖いです。

    同じタイミングで岡田監督も辞意表明したけどCSは勝てなかったなぁ阪神は。

    もう和田監督続投なら続投で選手も球団も腹をくくって一丸となって熱い試合を見せてほしいです。

  13. 英くん より:

    野村監督が退任で和田監督が続投のようで逆になっていても不思議ではないですよね。
    和田監督は監督の手腕は疑問がありますが強運の持ち主かなと最近、思ってます。
    ドラフトでは、いずれ日本を代表する投手になるかもしれない藤浪を引き当て、4位に正捕手になる可能性のある梅野を指名できたり。
    怪我の功名とは故、西岡の怪我で上本が出場し活躍しました。
    懸念だった、4番打者と抑えが新助っ人選手の、ゴメスと呉昇桓が大活躍。
    会見では来年は優勝できなければ辞任すると言うぐらいの決意を見せてもらいたいです。

  14. 虎っしー より:

    僕もなかっち様と同意見です。

    やれフロントがやれ首脳陣が
    やれ監督がやれコーチが…
    と我々ファンが口に出しても
    殆どは無意味なものです。
    球団だって一般企業なんです。
    企業にはその企業の事情があります。勿論文句を言いたくなることもありますが、それ以上に今の阪神を応援しましょうよ!
    棚ぼたですが、リーグ2位でCSも出ます!交流戦の成績を除けばリーグ内の成績はかなりいい方です。今の阪神は決して弱くはないと思いますよ!勝負は時の運!

    野村監督は以前から退任は決めていて、間違いなく戦略的退任会見ですよね。これでもう一度カープ選手が士気を高めるか。さらにガチガチになって空回りするか。あのマエケンでさえプレッシャーにあり得ないミスをするんですから、
    付け入る隙は幾らでもありますよ!

  15. こうさん より:

    星野監督、小川監督、野村監督が去る。
    「責任の取り方」とする監督がいれば「球団の未来をバトンタッチしたいので」退く監督もいる。
    責任も取らず、かと言って未来も見せてくれない。
    和田氏は辞めると思うなぁ。
    こんなに「死に様」を見せられては残れないだろう。
    野村監督が切り札を使ったが、2003年の星野さんのように勝てないと思う。
    ウチが味わった屈辱を、またヤられて味わう訳にはいかない。
    「上手くいってたまるか!」だ。
    和田氏の続投が決まって正月を迎えること、皆さんは想像できますか?
    医者でも解決できない病気が阪神ファンに出てくるわ…。

  16. トラ11 より:

    野村監督の辞任表明は健康問題だけでなく球団としてはこの時期が一番良いと考えたのだと思います。
    しかし、この事でカープ選手は野村監督の為にと燃えるでしょうが、それよりは赤い集団のマツダよりも甲子園でのびのびとプレーするであろうことのほうが嫌ですね。
    今季退任した星野監督、小川監督のラストゲームも選手は監督を勝利で送りたかったでしょうが叶いませんでした。
    相手チームも全力で向かっていました。
    我が阪神タイガースも全力で戦ってくれるはずです。

    台風来るな!

  17. みのた より:

    和田監督はいい監督だったと思います。
    シーズン初めは… 5月の福留を使い続けた辺りから意見(気持ち)が合わなくなったけど…ネクストバッターズで素振りも出来ひん選手使ったらあかんやろ\(>_<)/
    でも続投する気が少しでも有ったのなら
    甲子園最終戦で一言挨拶が有ったはずです。
    最後日本一になって勇退したら大好きやのになぁ。
    目指せ!日本一

  18. 熊虎 より:

    私は、チョット面白くないです。toraoさん、チョット面白くないですよ。だから、あえてこの時間の書き込みですが・・・。

    toraoブログの流れにはそぐわないですが、今は監督問題を含むストーブリーグではなく「cs準備期間」
    野球を楽しむファンの話題とすべきでしょう。
    広島・巨人・ひいては日本シリーズでのパリーグの対戦相手のチームに「投手の能力で頑張ってもらって、打線の奮起でなんとかしましょう」・・・的な85年タイガースの打者が圧倒的だった時代とは違って、今のチーム力と従来の方向性でどこまで生き延びることができるの? という疑問符がつく戦いにしかならないと思います。そう、タイガースの将はペナントでの戦い方に固執しすぎだと思います。85年のチームでもあるまいし無策の実力発揮だけを期待するには短期決戦の醍醐味を楽しめないのでは?

    先ずは話を進めるとして、私はペナントレースの順位は防御率順というのが基本姿勢ですが今年の順位はなんと投手王国と思われていたタイガースがセリーグ5位です。他のチームも軒並み防御率不良です。投手力での覇者を挙げると防御率2点台のオリックス以外に強者のいない戦国時代です。

    では、何を持って戦略とすべきか?という問いに、私の解は「露払い能見・真打メッセンジャー」です。
    ぶっちゃけ、逆でもいいんですが、とりわけこの2投手にカード初戦に行けるトコまでゼロ行進で、特に巨人戦緒戦をメッセの完封能力期待で万全の調整推奨です。無論、ゼロ行進期待ならば攻撃面での奇襲を含めた揺さぶりで可能な限りブルペン温存と足攻やセオリーを覆す采配を期待します。あくまで、セオリー重視のタイガースの用兵を覆し相手のタイガースへのイメージを動揺させ、シーズン同様の警戒感で戦わせないことであり、普段のスタイルを180度転換しての奇襲を提唱する訳ではありません。

    「牙をむく」戦いとは、エースを捨て駒にする・しないという星勘定ではなく早期に最良の戦力で、通常以上のダメージを与える戦略を採ることだと思います。

    その上で、最大のポイントは前述の防御率に関する話ですが、この期に及び「梅野主戦」はありえません。タイガース投手陣との相性を基準に先発捕手に確実にイニングイーターの役割を科し、ゲーム後半の代打に梅野を代打・リリーバーの捕手(相手代打陣へのリリーフキャッチャー)として特化したトレーニングを徹底することが肝要だと思います。
    実は私はペナント最終盤のベテラン×2&梅野の3人捕手体制は相手チームの撹乱と打者対策においてポストシーズンへの最良手だと評価しています。

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