「現状維持バイアス」をとっぱらえ

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「現状維持バイアス」って言葉があるそうな。平たく言えば、「人は変わりたがらない。なぜなら楽だから」ということだ。今年金本監督が「超変革」を掲げ、それじゃダメ!を貫いているのはみなさんご存じの通り。それによってこれだけのワクワク感を生み出している。

どこかのインタビューで監督に「ファンも超変革する必要があるか?」のようなことを聞いたら、今まで通り楽しんで、時に厳しい声をかけてくれればいいという答えをしていたと思う。が、やっぱり変わった方が良いことも多いと思う。

それは放送関係者も同じ。18年目突入の猛虎キャンプリポートは本当に毎年ありがたい。今年は超スローモーションも導入していて努力も認められる。ただ解説者の一部には技術的解説が時代とともに更新できていない人がちらほら。もちろんそういう人たちにもいろいろ芸の引き出しがあり、ベテランならではの安定感と「いつもと同じ」安心感があるのはわかる。でも素材が変わっている以上、解説者も視聴者もそれに応じた見方をした方がより楽しめる。

吉田義男さんに「新しいことを勉強してください」などと、失礼なことを申し上げるつもりはまったくない。ただ久慈コーチと北條がフリー打撃中の守備練習で、「意図的に」逆シングルの練習をしているのを見とがめて、「正面に回らなくてはダメ」「コーチもすぐに注意しなくてはダメ」と言うのを聞かされるのは少々しんどい。見ていて「はいはい。本当はそうじゃないんですが、とりあえずすんません。でも心配してくださって感謝しています」そんな気持ちになる。こういう感覚になるのはリアルな親類だけにしておきたいのだ(笑)。有田修三さんもいっしょやなぁ……。

そこへいくと、新しく解説者になった関本氏など、最近の現場に近い人の話は新鮮だ。プレーヤーとしての生の感覚が反映されているし、おそらく練習の解説なども、技術論が近年どう変化しているかとか、それを受けてどこに練習の意図があるかとか、もう少し違う話が聞けるだろう。それによってもっと練習を見る目や、一つ一つのプレーに対する感想、評価も変わってくるはず。

さて練習内容では、金本監督が北條のフリー打撃につきっきり指導。後ろ足のヒザを前に送り込むスイングの初動、そこから腰をくるっと回す軸回転の動作を繰り返し繰り返し教えていた。振り終わりの形は打者金本の形に似てくる。フォームにこだわりぬいた人の型だから、確かに美しい。ただそれが北條の打撃に合うのかはわからないが、見ていていい形になっていたのは間違いない。

それとは別に逆方向にライナー性の切れない打球を打つ技術も伝授していたね。どこかの記事に鳥谷にもそれを教えていくというのがあったやに記憶している。見ていて思うのは、金本監督って教えるの上手なのかもってこと。

記事ではゴメスも打ち方を教わって、振りが速くなったと実感しているようだし。
そのゴメスが早出特守をやっていたのも素晴らしい。「外国人だから」という配慮は見せながら、徐々に他のレギュラーと同じことをやらせている。配慮はするが遠慮はしない。これもまた監督の手腕だ。

ゴメスは残し、マートンは帰した。実力、年齢、力の衰えとかではなく、また言い訳はともかく、「一塁に全力疾走するかしないか」で決めたのだろう。その気持ちがあるのなら、チームにとけ込ませてやれるよう配慮すれば、人種関係なく「チームメイト」になれる。こういう練習と配慮を続けていれば、内野が輪を作る時にゴメスも寄ってくるようになると思う。

コメント

  1. 虎っしー より:

    吉田さんと有田さんはお年もお年なのでその辺は視聴者も理解してみるしかないですね。
    吉田さんはフリー打撃で、ファンサービスとして最後辺りで梅野がワザと柵越え狙って打ってたのもかなりの勢いでキレてましたね笑

    ファンが変わるべき所は、やっぱり応援だと思います。昔からの伝統でしょうが、くたばれ読売や蛍の光はもういい加減終わりにしませんかね?

    昨日のゴメス特守は面白かった!あの巨体であれはしんどいでしょうね。笑
    ゴメスは今年は更にチームに溶け込めてる感じですし、成績に期待が持てます。

    ヘイグが脇腹痛からなかなか完治しないで、本格的な練習に戻れて無いのが少し心配ですね。まだ時間は有りますが。場合によっては今成、良太のどちらかが開幕スタメンの可能性も有りそうです。早く直して!

    • ガク より:

      ファンも変わらなきゃいけませんよね。
      蛍の光、くたばれ読売、あとジェット風船も7回表が終わってから膨らますとか。

      • 虎っしー より:

        返信ありがとうございます!

        ジェット風船もですね!
        データでは甲子園での7回表でも阪神の失点率が高いという数字もある位です。

        7回終了時から膨らませて下さい。的なアナウンスをしても良いかもしれませんね。

      • 虎蜂 より:

        横入りしてすみません。
        私も風船を膨らませるタイミングが気になっていました。
        上手く膨らませない方のために7回が終わってからビジョンに映像を流して時間を作るなど球団が先導するような形にすれば良いのではないかと思います。
        何にしても今のままでは選手の応援どころか邪魔になっている気すらしますので改善して欲しい(していきたい)ですね。

  2. ガク より:

    この前の練習試合が解説初デビューの関本は昨年までの選手の感覚で解説してくれていて新鮮でした。「3塁守っていて急に1塁やると視野が全然違って最初は戸惑う」とか。「僕なら追い込まれるとまずは2ボール2ストライクになるようなんとしてもファウルで食らいつく」とか。
    金本、矢野、今岡、浜中、藤本と去年までの解説陣がコーチ入りして大分解説陣の空きができましたね。桧山、関本、下柳の解説が増えそうで楽しみです。
    個人的に有田さんの解説はあまり好きではないので(^_^;)

  3. 西田辺 より:

    確かに、今回のホームベース上のコリジョンルールは分かりづらい事もあり
    対応しきれてない感じですね。
    勿論、ファンである私も疑問多数だったりしてますけど。
    解説者も色んなタイプがいて良いんじゃないですかね、好みは別にして。
    でも、最低限の知識は持っておいて欲しいですけどね。

    連日の虎報道で、「ゴメスが来日初特守」とか「練習終われば、遊びに行く
    余裕もない」とか「声の出方が違う」とか・・・。
    じゃあ君たち去年まで何やってたの?と思わなくもない(笑)
    監督が変えたいのは、この選手達の意識なんでしょうね。
    監督変わったからビシッとやるとか、本来ならおかしな話。
    首脳陣側の妙な遠慮(配慮)があったかも知れませんが。
    今年一年だけ緊張感あふれる・・ではダメ。
    この状態が「タイガースのチームカラー」にならないと、変革とは呼べません。

    シーズンに入って、シーズンが終わって、来シーズンを迎えてチームが
    どのように変化して行くのか、固唾を飲んで見守りたいと思います。

  4. 虎ジジィ より:

    吉田さんと有田さんに関しては私も同じように感じていました。
    「基本」という言葉がありますが、どんな事でも変わらないのが基本かと思っていましたが、それは違います。
    私事ですが、美容師の技術でも基本がコロコロ変化します。一般的に男性美容師の方が頭が堅くついて行けなくなる為、現役バリバリでやるのは40歳代が限界、これは感覚の問題であり努力でカバー出来るものではありません。
    スポーツも同じくトレーニング機器や道具の進歩、ルール改正等でその時代に合ったトレーニング方法の「基本」すら変化して行っています。
    その意味ではタイガースの監督、コーチ陣が若返った事はつくづく良かったと感じています(もっともセリーグ全体がそうですが)。
    若い選手は年配OBの仰る事も耳に入れつつ、やはり自分のチームの監督、コーチの言う通りに動いて欲しいものです。

    それと、有田さんがゲスト解説の時は特に自分の自慢話ばかりしていて、あまり面白くないw、真弓さんや湯舟の方がよっぽど解りやすい解説をします。

    昨日は鳥谷の笑顔と、ゴメスの真面目さが目立っていました。明るく厳しいキャンプです。
    やや守備に難がある陽川も一生懸命外野練習をしていましたね。あの長打力を生かす為にいろんなポジションを守れるようになって欲しい。

    余談ですが、先日の練習試合の時のように、先発外野手全員が強肩の時は、かつてオリックス時代にイチローや田口がやってたように守備位置についた時ライトとレフト、センターと控え選手が遠投キャッチボールをするような演出もして欲しいなぁ!

  5. そよ風 より:

    個人的には岡田元監督の解説が好きですかね。
    松村邦洋が物真似してましたが、あの関西弁まるだしの聞き取りにくい口調はともかく、言ってることはなかなか辛辣で的を射ていると思いますね。

    車を運転していて吉田さんや有田さんの声がラジオから聞こえてくると正直がっかりします。

    でもこれも含めて「阪神」なんじゃないですか?
    ベタに阪神寄りの中継にしても、贔屓の引き倒しのスポ紙にしても、おっちゃんたちの球場のみならず路上や駅での喧騒にしても、我々は子供の頃からその中で育ってきているのですから。
    ローカル球団としての「いいもの」は残していくべきでしょう。

    「変革」という言葉は小泉さんのときに使われ過ぎましたからね。
    実態はアメリカ追従主義でした…

    私は政治に関してはリベラルですが、阪神に関しては今流行りの「保守派」なのかも知れません。
    そりゃチームには強くなって欲しいですが。

    わけのわからないことを書いてごめんなさいね。

  6. ken3953 より:

    解説は、視聴者がプレーの内容を理解する為の手助けをするのが
    役割だと思いますので、それが間違いだらけだと間違った知識を
    広める事に繋がってしまいます。
    完璧な正解が存在しない場合も多々ある競技ではありますが
    現代野球に詳しくて分かり易い方が解説だとありがたいですね。

    あと虎っしー様・ガク様仰るようにファンの変革にも、球団に注力して
    貰いたいと私も思います。金本監督からというよりは、球団の側から
    やって貰いたいですね。

  7. こうさん  より:

    何週間か前に俺も「もしかしたらファンも超変革しなければならないのかも」と書いた。そうか、金本監督は、そんなコメントをしていたんですね。
    けど、やっぱりファンも超変革…いや、我慢強くならないと。こんなに楽しませてくれてるんだから、まだ公式戦を1試合もしていないのにね。
    応援の仕方は今年も変わらないだろう。俺がイヤなのは、あれを子供たちが生で見て「あれがタイガースの応援の仕方なんだ。応援なら、あんなことを言っていいんだ。」と思ってしまうかもしれない…ということ。悲しいよね。
    もう、球団が公式に発言するか、試合後のヒーインで選手が訴えかけるしかない。適役は…もちろん藤浪。メジャー志望の彼に「最大の置き土産」をして出ていってほしい。メジャーから流れてくる何十億よりも尊い置き土産…。

  8. 虎蜂 より:

    やはり現在在籍中の選手と一緒にプレーし、トレンドがわかっている若い解説者の話は一番興味深いですね。その方の現役時代を知っていて思い入れがあるということも影響しているのでしょうが。

    私は吉田さんや小山さんも好きなのですが、正直お二人に現在のトレンドや選手のプレーの解説に関してはあまり期待していません。同じ昔話を繰り返し聴いているようなそんな感覚です(笑)

    毎日がそんな感じでは少しウンザリしそうですが、たまには良いのではないかと思っています。

  9. なかっち より:

    確かに吉田さんは考え方が古いですよね。メッセと藤浪には250イニング以上投げてほしいとか今の野球ではほぼ不可能に近い数字。年間30試合投げて全て完投しても270イニングです。昔は300イニング投げてたとか昔の話を持ち出されても、今とは野球そのものが違いますからね。

    修三さんは確かに自慢話が多いですが、個人的に修三さんのお子様と面識があり、修三さんとも何回かお会いしたことがありますので嫌いではありません。(笑)

    ファンの応援についてですが、くたばれ○○と言い出すようになったのは、ここ数年の事のような気がしてます。2003年の優勝時こんなことはなかったはずです。
    選手の応援歌が変わった2004〜2005年。応援団も変わりましたよね。その時言い出したのかもしれませんね。
    それか、2008年の逆転優勝をされた腹いせに誰かが言い出したか。
    あくまでも憶測ですが、悪しき伝統はやめるべきですね。

    話は変わりますがNMB48の子かわいかったですね(笑)山本サヤカが好きなんで嬉しいですね(笑)

  10. トラ11 より:

    変革するにはいつものシーズンよりずっとしんどい練習のように見えますが、緊張の中にもどの選手も明るく楽しそうで余計に期待感が増します。
    それにしてもゴメスや外国人選手へのオマリーコーチのバッピは元気だなと感心します。

    選手だけでなく、監督、コーチもより以上の厳しい練習の取り組みへと変わっていくのですから、ファンも変わっていかなければならないと思います。
    相手チームへの無礼な言動はいつも嫌な思いがします。しかし、クタバレ○○は殆どなくなったのではないでしょうか。

    私も関本解説、真弓解説が好きです。

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