2016年最終戦は100点満点

スポンサーリンク
定期投稿

6連勝で迎えた最終戦。阪神先発はここまで9勝9敗の岩貞。今年ブレークしたのは間違いない。だがその言葉を使うからには、ぜひとも二ケタ勝ちたいし、個人貯金を残したい。9月4連勝と抜群の安定感を見せているが、この日は初回から球がうわずり、二死一三塁のピンチを招くもギャレットをなんとか三振に退け、切り抜ける。

そのウラ、先頭北條が中前打で美しく出塁。しかし上本は上がりすぎ右飛、髙山三振と走者釘付けの拙攻。
ここで4番原口が初球、甘スラを強振し、目の覚める左中間フェンス直撃、北條は長駆生還したが、実はこれがとんでもないアンラッキーな打球で、フェンスラバーの継ぎ目にスポッとはまっていたのだ。センター立岡これをむぎゅっと抜き取って返球して……という流れだった。審判団確認の末、フェンスにはまった段階でボールデッド。なんと得点認められず、二塁打で北條は三塁に戻される。普通に跳ね返っていても生還できたはずだが、打点が消えた原口、先制点を消された阪神にはなんとも不運だった。

これで無得点ではイヤな感じだったが、そこは5番ゴメスが素直な打撃で中前に2点タイムリー。優勝(B)ほか、いろんなものがかかった大事な試合で、悪い流れに引き込ませない貴重な打撃だった。
ゴメスは新井(広島→阪神→広島)に似ている。本来広角に長打が打てるし、チャンスに強く打点を稼げるタイプ。しかし自分が打たねばという気持ちが強くなりすぎると、ボール球、とくに外角へ逃げるボール球の見極めが多くなり、もろい空振り三振をする。だから、今季の新井がなぜ復活できたのかをよく研究すればいい。4番らしい4番になれるだけのものはまだ持っている。

岩貞は2回も球が高く、いつもの姿ではなかったが、慌てる風もなかったのは勝ち続けている自信なのか、飛車角抜きの読売打線を見下していたのか。この回も下位で作られた二死二三塁のピンチをしのぐ。

2回ウラ、7番板山、初球の遅いカーブが甘くなるのを叩いて中前安打。初球から甘い球は強く振る。自分が有利なときは勝負を仕掛ける。若手はみんなこれを集中してやっている。積極性は結果を出すための基本のキだ。8番前夜のヒーロー俊介が振り切ってポテンで繋ぎ、板山好判断で無死一三塁。これはナイスラン。岩貞、なんとか送って一死二三塁。読売先発大竹はここまで制球が安定しない。

続く北條は初球内角低めの直球を押っつけるようにすくいあげてセンターフライ。前日のサヨナラの場面とそっくり。距離が短かった分、本塁が際どいタイミングになったが、板山が上手いスライディングでタッチをかわしてセーフ。下位から上位で1点を追加。3-0となり、その間に俊介は抜け目なく三進。しかし上本はまたポップでチェンジ。

岩貞は3回を三者凡退に斬ると、徐々に調子を上げていく。横の揺さぶりと緩急を使う配球に活路を見いだした原口のリードも良かった。

阪神は4回ウラにも下位から好機を拡げ、二死二塁で1番北條。しかし明らかに勝負を避けられて二死満塁でまたも上本。しかし相性なのかなんなのか、粘りも虚しくあっさり遊ゴロで三者残塁。

6回二死、読売2番手宮國から俊介が中前打で出ると、代走植田。高卒プロ入り2年目の快足ランナー。打者岩貞ということで、本来は行かせるところでもないが、せっかくだから盗塁のサイン。しかしここは相手バッテリーに阻まれた。これも立派な初仕事。植田海、ようこそ阪神タイガースへ。来季か、その次のシーズンには、チームにスピードをもたらしてくれよ。

7回表、岩貞は二死からの連打で久々のピンチを招いたが、實松の三ゴロを鳥谷が落ち着いてさばいてゼロ。

そのウラ、岩貞に代打福留。3-0のリードを保って岩貞は96球でお役御免。リリーフ陣に後を任せた。福留は3番手高木から貫禄の右前クリーンヒット。代走はなし。なにか心に秘するものを感じる。
続く北條は初球内角直球を快打し、レフト左を抜ける二塁打で無死二三塁。いやあ北條の伸びはうれしいね。これで金本監督と2人、密かな目標とした打率.270をクリアし、喜びを素直に表現する2人。
続く上本も低めの直球をきれいに運んで、浅いセンターの頭を越える二塁打。「本日の残塁メーカー」になっていた上本だが、ここは結果を出して、2点追加。5-0となった。これは次の「試合内イベント」を考えると大きな大きな2点。直の後輩だからね。みんな心は一つだ。

8回表、金本監督が審判に交代を告げる。
7番板山に代わり大和が入りセカンド、2番上本に代わりピッチャー福原。リリーフカーに乗って、最優秀救援投手を獲得した去年、一昨年と同じ、8回のマウンドに向かう。久しぶりだが、いつもどおりの光景……のはずがない。これがタテジマ一筋18年、福原忍最後のマウンドなのだから。
高校の先輩でもある金本監督がみずからボールを手渡し、声をかける。野手たちも声をかける。

打者は立岡。初球直球143km/hが低めに外れてボール。レフトの一部を除いて静かなスタンド。2球目、直球高め141km/h、球審白井のストライクコールがひときわ高く響く。さて捕手の原口はサインを出しているのだろうか。投げる球は決まっている。打者立岡にもわかっている。CSへと向かうチームで使ってもらうために、1打席もムダにできないこともわかっている。
3球目、低めの直球、きっちりととらえたが低さ、球の力、立岡の力から導かれた軌跡は、レフト髙山の守備範囲にしか飛ばなかった。
もっと投げたい。福原の顔にはそう書いてあったようにも思えた。もっと投げさせたい、金本監督も一瞬そう思ったかもしれない。少しの間をおいて、投手交代が告げられる。
安藤。大卒で入った福原と、大学から社会人を経た安藤は、入団年は3年違うが、歳は1つ違い。リリーフをやって、先発をやって、またリリーフへ。とくに2人が先発ローテーションを回していたころ、2人とも苦しい時期があった。2009年、開幕投手をつとめ、エースと呼ばれていた安藤は8勝12敗。右の両エースと呼ばれた福原は3勝10敗の不調。2人はもう終わっている、やめちまえ。スタンドの「ファンもどき」からののしられた。
そのどん底から時を同じくするように、リリーフ投手として這い上がってきた2人。安藤がやってくるまでの間、福原は丁寧に足場をならして待っていた。ボールを安藤に手渡す。
あとは任せる。そう言われても安藤だって、あと何年できるかわからない。でも、優勝した2シーズンと、優勝を逃した多くのシーズンで2人が体験したことを、現役投手として語れるのはもう安藤しかいない。
安藤も一声掛ける。お互いに背中を叩いて、福原はゆっくりとマウンドを降り、大歓声に応えながらダグアウトに下がった。

安藤は二死から長野に二塁打を打たれたが、無失点で8回を終える。
そのウラ、先頭大和がレフト線への二塁打で出塁。守備から入っていた中谷もライナー性の中前打で続き無死一三塁。つづく福留は外角低め直球を狙っていたかのようにセンターへ打ち上げ、犠飛。昨日から3本目の犠飛。いずれもセンターへ。ここには意識と意志が感じられる。6-0。
北條に思いがけず回ってきた第5打席。ここまで4打席2打数2安打1四球1犠飛。もし凡退すればせっかく乗せた.270を割るかも……。金本監督から絶対打ってこいと送り出されたこの打席で、北條はレフト前にクリーンヒット。3打数3安打。打率は.273。来年の3割オーバーチャレンジの足がかりにできる数字なのはもちろんだが、絶対に結果がほしいというハードルを越えたことが大きな経験なのだ。この1打でシーズン105安打となり、4年目の新庄と並んだ。それにはとくに意味はないが、もっともっと大きな選手になれると、周囲も本人も思いこめるのが大事。まずは思うこんで、自分の脳をその気にさせることからすべては始まる。
代打陽川と髙山は連続三振で、さらなる追加点はならず。髙山はこの日、惜しい投手ライナーと死球はあったが4の0。最終打率は.275。新人王は微妙なところだが、北條ともども来季への足がかりとしては十分な結果を残した。

6点リードとなり、金本監督は安心して4番手投手として高卒ルーキー望月惇志をマウンドに送る。緊張はしただろうが、落ち着いた表情に見える。ギャレットへの初球は外角いっぱいに直球が決まった。149km/hという球速はともかく、スピンのきいたきれいな球筋のプロ第1球だった。2球目は高め、押し込んでのファウル。なるほど。3球目、高め釣り球では153km/hが出た。4球目、フォークはベース板でワンバウンド。ゆくゆくはこの球が望月を楽にさせるのか。5球目、直球149km/hが外角低め、素晴らしいコースへ。ギャレット空振り三振!今はまだこの直球を投げたい場所に投げ込むこと。打たれても、今度は押し込んでやろうと磨くこと。
亀井の打席ではスライダーを一つ投げたが外れた。6球目の直球を左前に落とされたが、150km/h越えの直球をバンバン投げた。
代走鈴木。でもゴメスは一塁ベースカバーには付かない。1点くらいやってもいいんだから、今はまだ走者のことを気にせずに投げればいい。チーム全員が望月に気持ちを送る。初球スローカーブが抜ける。この球でストライクが取れるといいね。セットからだと、まっすぐの球速が平均5km/hほど下がる。これも来季以後の課題だが、誰もが通る道。今はまっすぐでギャレットを押し込めたことを自信にすればいい。球速はともかく、右打者の中井に対しても、しっかり外角低めに球を集めた。4万2千の大観衆の中、走者を出しても精神的に乱れていないのは大したもの。二ゴロで二死。
二死二塁、堂上剛裕は初球内角高めの直球ボール球に振り遅れて遊ゴロ。北條からゴメスへと渡って試合終了。「超変革元年」の2016年は、望月堂々のデビュー、最年長引退の記念登板を含む完封リレーで美しく幕を閉じた。

試合後、ここ何年も場内放送だけで「ごまかしてきた」、監督挨拶を行う。本当のファンの声に向き合わず、「ファンもどき」に怯えていたのではチームは弱くなる。
金本監督は、自分の力不足を詫びた。見返してやるという気持ちを伝えた。よくわかった。来季頼む。

福原が挨拶した。読売関係者に礼を言い、「伝統の一戦」への思いを強調したのには驚いた。そうかデビューもそう。由伸に満塁弾打たれて、その悔しさで成長した。古いタイプの虎戦士。安藤に託したのはそういう先輩たちから受け継いできたものだったのかもね。
堂々と立派な挨拶が終わり、両チームから花束が贈られる。息子さんたちからも(笑)。
チームメイト1人1人と握手。先輩首脳陣も若手の選手たちも、西岡も来ている。福留が泣いている。メッセンジャーと抱き合う。能見と藤浪も涙を止められない。福原の存在感の大きさを感じさせる。
フェンス際を一回りしてファンに別れの挨拶をする。1週間前の試合が雨で流れたおかげの最終戦。前日まで当日券の案内をしていたが、よく埋まった。多くのファンが福原への感謝の言葉を叫んだ。戻ってくると、サプライズなのか、スーツ姿の関本氏が迎えると福原は顔を崩して泣いた。
マウンドに選手たちが集まる。藤川や安藤やメッセンジャーが率先して、福原を迎え入れて胴上げする。
記念撮影がおわっても、ファンからの声援はやまず、福原がダグアウトに下がっていくまで続いていた。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

対巨人 25回戦 甲子園

巨 | 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
神 | 2 1 0 0 0 0 2 1 x | 6

勝:岩貞10勝9敗0S
敗:大竹寛6勝6敗0S
巨人:大竹寛 – 宮國 – 高木
阪神:岩貞 – 福原 – 安藤 – 望月

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

同日、筒井、小嶋、坂、柴田、鶴、二神、岩本、一二三(育成)、トラヴィス(育成)の9人の戦力外も発表されている。

ナイトゲームで広島が勝ち、阪神の最終順位は4位になった。終わってしまえば、4位でも5位でもたいした違いはない。クラシリがある今、いちばんどうだっていい順位といえる。でも必死になって獲りにいって、負けたくないと思っている相手とやって7連勝フィニッシュで獲ったものにはそれなりの価値がある。ほかの人にはわからない価値ではあるけれど、若い選手たち自身には、今後の野球人生で必ずキラキラと輝くものになる。

福原投手、18年間おつかれさまでした。阪神タイガースの関係者のみなさん、1年間おつかれさまでした。
素晴らしいシーズンだったとは言えないけれど、素晴らしい最終戦ではありました。
さあ、長いオフの始まりだ。楽しみだね。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    岩貞二桁勝利・北條が新庄の安打数と並び・楽な場面で福原を使え・植田&望月が初出場、ホント100点満点の試合でした。

    福原最後のマウンド、ポスト福原の松田がブルペンで力水を渡し、金本監督が自らマウンドへ行きボールを手渡し、マウンドで投球練習するその瞳は充血しているように見えました。
    そして全球ストレート勝負での投球は、全盛期のボールとは程遠いモノでしたが魂がこもっていて感動的なピッチングでした。

    そして、奇しくも「永遠の速球派 福原引退」の日にデビューした速球派 望月のストレートは来季に期待が膨らむ素晴らしいピッチングでした。望月には福原魂を是非 継承して欲しいものです。

    引退セレモニーでは、クールに見える福留や能見や藤浪まで涙を流していた事には驚くと共に、福原の人柄と人望の厚さがにじみ出ていました。

    福原投手、18年間ご苦労様でした。

    終わりよければ全てよし、おっしゃる通り来季は楽しみだけです!

  2. 西田辺 より:

    今期最終戦であり、福原の引退試合。
    何とか有終の美を飾って欲しいと「一丸」となった試合でした。
    中5日の岩貞は、いつもより球が浮く場面も多かったけど尻上がりに調子あげ
    7回無失点でこれ以上ない役割を果たす。
    攻撃陣も初回原口のなんちゃってタイムリー(あんな所に挟まったのは初めて見ました)
    で潰えたかに見えたチャンスをゴメスが2点タイムリーで取り返す。
    その後も着実に加点して行きましたが、7回には高校の後輩上本が先輩登場の花道を
    更に飾る。
    8回表の福原登場の時の歓声は凄かった。
    金本監督は就任後初めてマウンドでボールを手渡してました。
    立岡に投じた3球は全てストレート。
    原口もストレート一本の気持ちだったのかな?
    後を継いだ安藤とのマウンド上での引継ぎには胸が熱くなりました。
    9回には皆さんお待ちかねの高校生ルーキー望月が一軍初登板。
    緊張はしてるっぽい感じはありましたが、ボールが上ずることは無く意外と度胸
    がいいのかも。
    153km/hが出た時には甲子園がどよめいていました。
    しかし、何という偶然。
    150km/hの剛速球投手としてデビューした福原の引退試合に、若いこんな素材が
    デビューを飾るなんて。
    もう一人、足の速さを買われて昇格した植田も初登場。
    「走れ!走れ!植田!」の声援を背に、何と初球スタート!
    1球くらい牽制とかを見て行くかなと思ってましたが、サインとはいえ凄いね。
    少しスタートが鈍かった分セカンドで刺されましたが、あの速さは使えますよ。
    これで7連勝で今季パンチアウト!
    「消化試合で・・・」と言う意見もあろうかと思いますが、今このチームには
    勝ちと言う結果が何よりの成長剤。
    最終戦後のセレモニーで、監督挨拶がありましたが何年振り?
    こう言う所を全て当たり前に敢えて行くのが「超変革」
    来年は巻き返す年、見返す年との宣言、確と受け止めました。
    どんどん進んで欲しいですね。
    福原引退セレモニーには阪神ファンは勿論、相手讀賣ファンも温かい声援を送って
    くれてました。
    お互い、相手へのリスペストは大事ですね。
    チームメイトへの挨拶の時、安藤が能見が藤浪が、そして福留もが目を潤ませていた。
    球児は笑顔で見送っていた。
    同期入団の球児、兄貴の様な福原の引退が寂しくない訳がない。
    でも、球児は笑顔で見送っていた。
    如何にこの「福原忍」と言う男が周りから慕われ愛されていたかを示してくれる
    引退セレモニーでした。
    この最終戦、見たいものや選手がほぼほぼ見れた満足度の高い試合でした。
    個人的に惜しかったのは、原口の打率が.299で終わった事。
    3割を打った(規定打席未満だけどね)と言う自信を持ってオフに臨んで欲しかった
    だけに、惜しかった。
    そんな陰で、9人の選手(育成契約含む)に戦力外通告の報。
    こちらも寂しいけれど、非情な世界の常。
    各人に幸多かれと祈るばかりです。

  3. 金沢の(子)虎 より:

    赤信号も多かった今シーズンでしたが、最後に青信号で終われて大変気持ち良かったです。
    radikoでしたが、金沢の地からほぼリアルタイムで監督からの前向きになれる総括&挨拶が聞けて、これまた青信号の気持ちでいっぱいです。
     今年はついさっき、鼻歌で六甲おろしを歌っていた息子に現地初勝利を見せてあげられたので、来年は優勝を見せてあげられたらと期待しています。(2006年生まれなので人生初になります)
     
     それでは投稿することはほとんどありませんでしたが、今シーズンもtoraoさんにはこの場を毎日提供してくださり、ありがとうございました。また虎ジジィさんを始め常連さんの皆様も、いつも楽しく読ませていただきました。ありがとうございました。それでは一足早い気もしますが、よいシーズンオフをお過ごしください。(本家金沢の虎さんもよいシーズンオフを!)

  4. ばるにい より:

    誰が脚本書いたんだろう、と思うくらい見事な筋書きの最終戦に涙腺崩壊(T_T)。
    華やかに去る男がいて、静かに別れを告げる者がいて。でも終わった途端に来シーズンが楽しみに思えたのは何年ぶりかと。超変革、上出来でしょう。
    トラオさん、1シーズンお疲れさまでした。あまりここに書き込むことはありませんでしたが、毎日楽しみにしていました。コメントを投稿された皆さんも、お疲れさまです。楽しかったね。
    今日から始まる2017シーズンも、引き続きよろしくお願いします<m(_ _)m>。
    ところでトラオさん、「本当のファン」と「ファンもどき」の境界線ってドコにあるんでしょうね(^_^;)

    • 菅野徹(鳴尾浜トラオ改め) より:

      「阪神タイガース本位の人がファン。阪神タイガース好きである自分本位なのがファンもどき」ではないかと。

      • ばるにい より:

        あっ!!!!!それか!!!!!
        さすがトラオさん、目からウロコが28枚落ちましたっ!
        あざっす!(いま虎バン見ながらまた号泣)

      • いわほー より:

        日々、この間を行ったり来たりする私は「阪神がんもどき」とでも称しましょうかw

  5. ken3953 より:

    福原投手お疲れ様でした。
    暗黒時代~Aクラス常連~超変革という時代の変化の中で
    タイガースを支え続けてきた選手。感謝の限りですね。
    FA等の外様ばかりに頼らず、生え抜きの選手もしっかり
    育成していく事の大切さを示してくれました。
    いつか将来的には指導者として縦じまのユニフォームで
    活躍して貰いたい。

    さて試合の方はトラオさんのまんまコラムのような解説通り、
    100点満点の試合だったと思います。
    甲子園での最終戦を制して優勝(B)も達成。
    来季のオープン戦まで気分良く過ごせますw

    ところで私が気にしてるのは高山の肘のネズミ。
    自然消滅するものでは無いという事で、除去するのなら
    早いに越した事はないと思ってます。
    状態にもよりますが、早急な決断をして欲しいですね。

  6. yalkeys より:

    素晴らしいラストゲームでした。
    素晴らしい福原投手引退ピッチングでした。
    甲子園最終ゲームで監督が挨拶したのも、当然とは言え久しぶりでした。
    北条、原口、高山、岩貞、中谷、青柳、坂本などが頭角を表したのも今季の大きな成果でした。
    別の視点から見ると、課題山積が顕著に出現したシーズンでもありました。
    それでもラストゲームはいい勝ちっぷりでした。7連勝を背中に背負い、来季最初のカードを3つ勝ち10連勝を狙って欲しいです。
    今季お疲れ様でした。

  7. 虎轍 より:

    バックスクリーンに映し出された各選手、スタッフ一人ずつと握手をし、涙を流す映像をライトスタンドから見てたら自然と涙腺が崩壊してしまいました。
    そしてサプライズ演出であったであろう関本の登場に一気に涙腺が崩壊した福原忍を見て、またもや涙腺が崩壊してしまいました。
    18年間酸いも甘いも感動をありがとうございました。
    昨日に見たかった事が半分以上見れて良かった試合でした。
    速球派投手の引退試合で高卒ルーキーの速球派投手初登板。望月には期待大ですね。
    高山、北條の4安打競演は見れなかったですが、最後まで楽しませてもらえました。
    植田海の速さは良かったんですが、リードが狭く走り出した時に躓いたように思えたので引き返しても良かったかもですね。ただスライディングも速く来年以降はこちらも期待大ですね。
    岩貞二桁勝利達成おめでとう。来年は夏場にも勝って15勝は目指して貰いたいですね。
    ホームでかなり負け越したチームでしたが、今年も甲子園観戦試合は勝ち越せたので個人的には納得出来た一年でした。
    これから始まる秋季キャンプ?、ドラフト会議も楽しみたいですね。
    torao様はじめ、こちらの評論家の皆様今シーズンお疲れ様でした。

  8. TJ風船 より:

    トラオさん、力のこもった更新ありがとうございます。昨日のシーンが蘇り、熱くなりました(涙)。
    岩貞は序盤を切り抜ける術をなんとか身に付けてくれましたかね。高山、北條共々、来季は研究されるでしょうけど大輪の花を咲かせて欲しいですね。
    理想的な展開で福原登坂。我が家ではやんやの喝采でしたが、交替に出て来た安ちゃんの目の潤みを見たら堪らず号泣(笑)。セレモニー後のベンチの面々を見てまた涙。福原の人徳を目の当たりにしました。18年間お疲れ様でした。ありがとうございました。

    植田、望月のデビューは楽しみてんこ盛りです。2人とも物怖じしないタイプのようですね。

  9. なかっち より:

    超変革元年。最後は良い形で終われて来季に期待が膨らみます。

    そんな中俳優の渡辺謙さんが
    「筒合みたいな4番を打てる選手がいないと・・・。」

    というコメントを発したとか。

    今年の超変革で4番を打てそうな打者(陽川、横田、江越等)はイマイチ成長して来なかった。
    1年で全ての選手が成長など有り得ない。

    渡辺謙さんの発言が何を意味するのかは知る由もありませんが、またFAでの補強を匂わすような発言は控えてほしいと個人的に思いました。

  10. 金沢の虎 より:

    久しぶりに投稿させていただきます。
    先ずは、福原忍投手、18年間本当にお疲れ様、そして夢と希望と感動を有り難う!
    昨日は仕事中サボりながら(おい!)虎テレで観戦。最後のマウンドに上がる姿に最早涙腺崩壊でした。暗黒時代後期の最後の希望でもあった豪速球は見る影も無かったが、その一球一球。後輩達に何か伝わって欲しい。マウンドで金本監督が初めてボールを渡すシーンから、安藤に後を託す姿、試合後のセレモニー、チームメイトの涙、スピーチからの球場一周。サプライズの関本登場w(ウケた

    • 金沢の虎 より:

      何故か途中で投稿…。
      とにかく、最後まで泣きっぱなしでした。因みに今日もデイリースポーツで号泣、そしてトラオさんの文章でまた泣いたのは内緒ですがwww
      試合では皆様お待ちかね、望月の初登板。高校生ルーキーが百点満点のデビューでした。
      個人的に嬉しかったのは植田のデビュー。失敗しましたが、高校野球で一目惚れしてしまった選手だけに嬉しかった。
      最終戦で新たに撒いた新しい種。大きく育てと願って止まない。
      最後の監督のスピーチ、何年ぶり何だろう…。
      変革は一年にしてならず。来年以降に大いに期待します。
      そして今年も戦力外通告の季節。仕方ないが、曾て応援していた選手がユニフォームを脱がざるを得なくなる宣告を受けてしまうこの季節。寂しいですね。
      つい先日、石川ミリオンスターズとの練習試合でプレーしていた坂、柴田やミリオンスターズにも来ていた一二三の三人は、力一杯応援しただけに特に思い入れもあります。
      皆のこれからの人生、幸多かれ。
      今年もシーズンが終わりましたが、これからのシーズンオフ、キャンプやフェニックスリーグでも新たな種が芽吹くか?楽しみです。
      最後にトラオさんやコメンターの皆様、そして(子)虎さん。これからのシーズンオフも楽しみましょう。
      まだまだ、ワクワクは止まらない。

  11. とらかっぱ より:

    最終戦、完勝で喜び
    福原の引退セレモニーで涙し
    吉兆4位確定に安堵し
    トラオさんの再び涙し

    良い締めくくりでシーズン終了。

    トラオさま、今季もお忙しい中フルイニングの記事をありがとうございました。

  12. トラ11 より:

    TG戦に一番良い形で福原は登板でき良かったですね。
    若い選手の台頭。最後は7連勝という嬉しい今季タイガースでした。
    望月の力強い投球、植田の失敗はしましたが足の速い走塁も見ることができ満足感一杯です。

    福原のお別れのセレモニーは演出以上に感動もので、ティシュの箱を離せなかったです。
    挨拶も爽やかで子供たち4人と聞いていたのに3人、後一人はと思っていたらご長男の腕の中の赤ちゃん。泣いてなかったのは赤ちゃんだけ?でも可愛かったですね。
    彼らのお父さんは、これからも阪神タイガースの力になってくれるでしょう。

    トラオさん、今日もあの素晴らしい感動が蘇えり泣けてしまいます。
    そして私はファンなのか、ファンがんもどきなのかと考えてしまいます(笑)
    今季の試合も終わりましたが、まだドラフトがあり、秋季キャンプがあり楽しみです。
    これからもよろしくお願いいたします。

    それから、阪神タイガースを去っていく選手たち、良い人生を送れることを祈ります。

  13. カズ より:

    私は過去のタイガースの選手の引退式で特に涙腺が緩むことはなかったのですが、なぜか今回はウルウルと。
    なぜかと考えてみると、過去のコメント欄でも書きましたが、私の中に福原投手がまだまだやれるという未練が残っているからだと気付きました。
    特に最後のピッチングで力で立岡をねじ伏せたのを目の当たりにして強くそう思ったのかもしれません。

    金本、関本、桧山、矢野、古くは八木。ケガや年々成績を落として既に限界を迎えていた選手たちには笑顔で見送れたのですが未だに福原投手の引退が受け入れられません。

    一番下の子が野球を理解するまで現役を続けたかったと思いますが、18年間本当にお疲れ様でした。

  14. 奥虎鳳 より:

    今季最終戦、BSでテレビ観戦。放送は福原選手がフェンス際を回っている最中で終了…。関本氏の出迎えに、マウンドでの胴上げがあったんですね。toraoさんの描写に、現場が目に浮かぶようです。
    投手キャプテン・福原選手の引退で、優勝した2シーズンを体験した現役投手は安藤選手しかいない…。遠井吾郎選手の引退の時、そして和田豊選手引退の時『最後のV戦士が…』のフレーズを何度耳に、目にしたことか…。リーグ優勝から10年以上経っている現実を改めて認識しました。
    星野仙一監督・岡田彰布監督の就任一年目は4位、二年目はリーグ優勝。金本知憲監督の就任一年目も4位、二年目の来季は優勝。吉兆でシーズンを終えることができ、良いオフとなりますよう。

  15. setta より:

    夜分になり申し訳ありません!

    トラオ様の『古いタイプの虎戦士』とのフレーズにまた涙腺が…。
    昨日テレビで見ていてホンマ涙が止まりませんでした。
    入団当時150kmを超える投手が阪神に居たでしょうか?存在だけでワクワクしました。
    様々故障を克服しての活躍。最近のセットアッパーと頼りになる投手でした。
    何より後輩投手(野手も)が涙流していた事が存在感の現れでしょう!
    来年から『福原ロス』どないしてくれるねん!?
    心からお疲れ様でした!また、ありがとうございました!(>_<)

タイトルとURLをコピーしました