ということで、ニコニコ生放送で部分的に観戦。初めのうちは流れていくコメントを含めて楽しんでいたが、だんだん疲れてきたのでコメントをオフにして、普通に野球を見た。でもああいう楽しみ方も十分アリだなと思った。
全部完璧には見られなかったので、記録から思ったことと断片的な印象のポイントだけ記しておくと、四球が多すぎる。コバヒロが4回で2つ、小嶋が3回で5つ(!)、久保田が1回で1つ。合計8回投げて8つ、3安打しか打たせていないが、これで負ける。
オープン戦3試合投げて記録上3敗となった小嶋に対しては、現時点で厳しい評価を突きつけていくしかない。
というのも去年の反省の上に立ったチーム改革として四球にはなんとしてもメスを入れていく必要があると考えるからだ。昨年タイガースは与えた四球が非常に多かった(413で抜けたリーグ最下位。もっとも良かったドラゴンズは316)。これが何を意味し、何をもたらしたのか。
この日、小嶋に代わった5回、二死を取った後、ラストバッター細川にやらずもがなの四球。一つの暴投で三塁まで進まれると、清水は打者本多には終始ボール球でかわそうという配球を求める。どうしてもゼロが欲しい小嶋&清水のバッテリーが必死なのはわかる。結果として小嶋は3回を投げて1失点しかしていないのだから、これはある意味一つの結果だ。点を比べ合うのが野球だから、四球の数がいくら多くても、失点にさえならなければ良い…計算上はそうなる。でもそうではない。
野手は投手の投げる姿に心を打たれ、勇気をもらい、闘志を掻き立てられるのだ。投手は野手が献身的に守ってくれていることに励まされ、心を一つにし、線になって得点してくれることに感謝して投げるのだ。お互いを高め合って勝利に向かっていく共同作業の中で、四球はたとえ計算上は単打と同じでもまったく別のもの。投手と野手の連帯感をそぐものになることが多い(もちろん勝負を避けるべきと野手が思う時もあるから全部が全部ではない)。
キャンプで一つのボールを全員で追い、一つのアウトを全員で集中して取っていくという基本方針を明確にした。フィールディング練習の成果は確かに感じられた。しかしバッテリーが四球を減らすことに対してもっと真摯にならなければ、好循環の流れを加速できないだろう。
隼太には吸収の良さを感じる。脚力がそれほどないという噂もあるが、守備と走塁のセンスを磨いて、パンチ力、長打力もある福本さんのような小兵に育って欲しい。
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コメント
昨日の試合はネットとスポーツニュースでしかわかりませんが、やはり小嶋がローテ争いから一歩後退といった所でしょうか。
確かに小嶋の四球の多さは去年から改善されて無いように感じます。もうチャンスもあまりないぞ!
コバヒロは変化球のキレ(特にフォーク)次第ですかね。
清水もデフィエンスがまだまだだな?
新井さんそろそろ打とうよ!
何も変わっちょらんよ(笑)
やってる野球は去年と変わりましたか?
1点を貪欲に取りに行く野球は出来ましたか?
オープン戦だから?
オープン戦だからこそ、今年やりたい野球をやるべきじゃないですかね。
あれほどボロクソに叩かれ、人格批判まで展開して解任に追い込んだ
前監督とどこが違うのか、今の時点で私には見えません。
>小嶋
例え目にも留まらぬ豪速球でも、4つボールとコールされれば相手に塁を
与えてしまう。
結果、無失点であろうとイニングに2つも3つも無為に四球を
出してしまうのは「ヒドい」としか言いようがないですね。
おまけに無警戒かと思うくらいの盗塁のされっぷり。
(この辺はバッテリーの責任ですが)
ネタ目線で見れば、三振と四球が同じだけ出るオモロい投手ですが
そうとばかりも言ってられないし…
意識そのものを変えていかないと、何時までもあのままでしょうね。
日テレプラスで観戦しましたが、ホークスは主力がたくさん抜けた穴を上手く新戦力などでカバーしており、しっかりした野球が出来ている印象でした。
対するタイガース、西田辺さんもおっしゃるように何にも変わってない!
小嶋はある意味今年大ブレイクが期待された選手、体格的にも「以前の29番」に近いほど逞しくなり楽しみだったのですが、あの制球の不安定さにはイラッと来ました。
せっかくチャンスを貰っている清水ともども、ややガッカリです。
小嶋の制球の悪さは致命傷ですかね。期待に期待していた中村の泰さんの二の舞になるのではないかと心配です。あのファーム日本一になった時の泰さんのスライダー切れていましたよね。ヤスさんの完封、喜田、桜井、藤原の三連発!赤松、庄田の活躍。あの年、ファームで活躍した6人の新しい風は、阪神タイガースを変える事が出来ると思ったのですが・・・全員タテじまを脱ぎ、今や現役はわずか、本当に淋しいかぎりです。
統一球導入後、昨年の3割打者が、たった4人だった事でも解る様に、安打数は激減し、四球がより重要になりましたよね。
3割打者でも10回中、7回は失敗する事を考えれば、四球を与えるのは非常に勿体無い事です。
やはり、四球を制するものが、ペナントを制するのではないかと思いますね。
オイ!小嶋 いつまで小鳥やねん!
ホークス相手に小鳥では食べられてまうがな?
ワシが見たいのは四球の山でなく
三振の山やちゅうねん!
はよ三振の山ぎょうさんとって
小嶋になりなはれ!(笑)
大虎真弓さん、上手!
やっぱり野球はバッテリ―ですね。
清水は去年有田さんが盗塁阻止を絶賛して以来?いくつ二盗を刺したかわからない。
でもね…
和田監督が岡崎をどっしり構えてる、とか言ってたけど女房役はその方がいいのかな、と。
よく見てないのでわかりませんが、コバヒロも小嶋も精神的に不安定に見えて二人の登板の日は半分諦めるのも確かです。
コバヒロは今回やっと無失点だった気がするので段々よくなるといいけど。
初コメです(*^^*)
いつも楽しませてもらってます!
小嶋投手には頑張ってほしいからこそ
厳しくなっちゃいますよねぇ。
昔の能見投手みたいですね・・(笑)
いつか、"今日は小嶋やから勝てる!"
という日がくることを願って・・・・・。
西田辺さんの言われるように、オープン戦だからこそ今年やりたいスパイスの効いた野球を試してみてほしい。一点を取っていく野球を観てみたい。
昨年と同じ試合を観ているようだ。四球の山を築き上げ、四番バッターは2ストライクに追い込まれ、次のクソボールを(失礼)三振又はゴロに打ち取られる同じパターン。ペナントレースになると大丈夫なの?昨年と同じ監督みたいだね。
そうそう、加納耕介さんのコラム面白すぎ。
トラオさん、今年も楽しく読ませてもらってます!毎日ごくろうさまですが、頑張って下さい!
虎ガールさん、ようこそ!(ガールだけ特別扱いちゃうで、初めて様だからやでw)そうなんですよ。能見さんもハマったらスゴイっていうタイプだったんですからね。
これからもどんどん書いてくださいね!