今週もやってまーす!
【週間MVP】
今週の活躍選手(ノミネート理由)
0大和 週間出塁率.500、長打率1.125、得点圏4打数3安打6打点
1鳥谷 週間6安打7四球出塁率.481出て守って手堅い活躍
2城島 久々スタメン、ピンチ的チャンスで適時打2本、好走塁も
5平野 週間打率.360とチームを鼓舞する超美技の数々
9マート 守走のミス目立つも、9安打6打点でチーム引っ張る
16安藤 好内容で石川に投げ勝ち。エースキラーの元エース
20筒井 笑顔の初お立ち台含む3試合仕事きっちり、新7回の男
25新井 記憶は凡打とポカだが、打率.320、最多の6得点を記録
39小宮山 メッセ完封リードと盗塁殺しまくりの肩は見事
54メッセ 巧みな投球で見逃し三振量産の来日初完封
57岡崎 初スタメンで今季初安打とガッツ好ブロック2刺殺
→ http://torabaka.jp/archives/4256475.html
スタンリッジを抹消し(再登録は5/2以降)、鄭を登録。さっそく2回を投げて素晴らしい投球だった。
連敗したタイミングで、開幕以来続けてきた1番平野、2番柴田または大和のオーダーを思い切ってチェンジ。去年型の1番マートン、2番平野にした。相手先発が左のブランドンということで、城島を使って金本はベンチ。5番レフトでブラゼル、6番ファースト城島、7番センター大和とした。
まさかここまでハマるとは思っていなかっただろうが、城島が4打点、大和が6打点と大活躍。これがとにかくものすごく大きかった。
KOされたブランドンは、「タイガースがラッキーだった」と負け惜しみコメントしたが、ある意味では本当だと思う。二死満塁、城島が思いきって振った三遊間のヒットは、決して悪い球ではなくサードゴロ、ショートゴロと紙一重の打球。続く二死一二塁で大和が打った「記録上の二塁打」はおよぎ打ちの短いレフトフライ。ラミレスの緩慢さに助けられた当たり。
確かに1回の得点を生み出した2つのタイムリーは幸運だったが、それを引き出したのは、上位がきっちりした野球をしたからだ。1番マートンが素直なセンター前。平野がドラッグバントでしっかり送って、イヤらしい鳥谷がバットを振ることなく6球で歩く。新井はとんでもない変化球のボール球を二つ振って追い込まれていたが、インハイボール球要求のストレートが打ちやすいアウトハイへの失投になって新井苦もなく右前へ、これで無死満塁になった。3,4番への投球は投手(バッテリー)のミスだが、それを呼び込んだのは1,2番の仕事。これが繋がり。そしてたまたまっぽいけど、新井が右前に弾き返したのも良かった。
で、12安打11点もすべては城島の1本から。一死満塁もブラゼルが仕留めきれず、フルカウントから力んで三振。意外と犠飛が打てないブラゼルのせいで二死満塁と追い込まれた。ここで打てなければ、せっかくオーダーを入れ替えて、雰囲気良く攻め込んでも前二日と一緒になってしまう。ここで城島が低めのボール球を強振し、三遊間をこじ開けたことで空気が変わった。
絶対に見せないタイプだが、代打で結果が出せず、城島もかなり追いつめられていたはず。それでも使ってやりたいと思わせるチームへの献身があるのだと思う。これがなかったら…そう考えるとけっこう怖い。
大和のラッキー打もあってよーいドンで4点もらった岩田だが、どうにも腕が振れず、スライダーも直球も良くない。この1球という大事な球が甘くなってしまったり、はっきりしたボールになってしまったり。ベイスターズ打線の粘りのある攻撃にやられて4回までで3点返される。
で、返す返すも見応えあった5回表ウラの攻防。平野、鳥谷凡退の二死から新井がヒットで出塁。続くブラゼルのレフトフェンス上段に当たる二塁打で、楽勝生還のはずの一走新井が「勘違い」で三本間から三塁に戻る戻るという大失態。誰が何をどうしたらそういうことになるのか謎。たぶん例の謎タッチアップみたいに、ある時突然新井の脳内には別世界ができてしまうのだろう。
で、二死二三塁となってしまって城島敬遠、二死満塁大和。しかしここは大和も必死、4球目高めボール球直球を伸び上がるのではなく足の力をしっかり使って上から叩き、前進守備の外野を越え、真ん真ん中を破る左中間三塁打でまたも走者を一掃。7?3。新井のミスで殺伐とするムードをも一掃した。
しかし0勝の岩田5回ウラ、すんなりいかない。荒波に粘られてヒット、無死一塁。続く石川は初球、一二塁間を破ろうという鋭いゴロ、これを平野が横っ飛びでギリギリキャッチ、そして二塁へ送球してフォースアウト。信じられない!キャッチまではわかる、しかしその後がわからない。起き上げっていない、足で立っていないのだ。右膝を支点にくるっと反転しながら足先からはいあがっていくエネルギーでそのまま二塁に投げちゃう。しかも強く正確な送球。なんだこれ、こんなことできるんだ!無死一三塁となって、また悪夢が頭をよぎるところを、一死一塁にしてしまった平野のスーパープレー。これで試合が固まっていった。
大和はもう一つ三塁打で1打点を加えた。1本目より2本目、2本目より3本目と、打球が良くなっていったのは、自信と成長の証かも知れないね。渋い声の落ち着いたインタビューもよかった。
ベイとの3連戦。森本の姿、大和の姿、あるいはラミレスの姿を見ていて、外野の守備力の大切さをあらためて痛感。超攻撃的オーダーというものが、想定と違う働きをしたことで、これからのタイガースの戦い方も変わってこないといけない。
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コメント
週間MVPも大和で決まりでしょう!
「勝ちに不思議あり」といいますが、勝つ時は全てが上手く作用するもの!それを引き出すのが監督の仕事なのでしょうけど、とりあえずオーダー変更は素晴らしくハマりましたね。
しかし大和の活躍は嬉しい!生え抜き高卒野手でコツコツ育ってきたのはセッキー以来でしょうか!とにかく久々に気分爽快な月曜日の朝です。
3塁側で応援していました。
満塁で大和の時に「ひょっとして代打か?」という思いがよぎりましたが、和田采配はさすがでした。1回にもタイムリーを打っているので当然でしょう。
思えば20日のゲームで「代走大和、代打俊介」というシーンの時に、「逆ちゃうか」と感じました。昨日の監督の采配はピタッとはまっていました。
明日からの広島戦は初戦を取れば、3連勝も十分あり得ると思っています。
関西から遠征してバックネット裏で観戦してました。
外野へのフライの多い試合でしたがチャンスではことごとく左中間を大きく開けたベイの外野にいい当たりが飛び得点につながりました。
ブラゼルのところにはあまり飛ばなかったなぁ(ほっ)
それにしても雨模様とはいえ日曜日のハマスタもう少し観客が入ってもいいはずなのに。
久しぶりに気持ち良く月曜日が迎えられました。
昨日のバカ打ち?に助けられ、初白星を上げた岩田の負の憑き物が落ちていてくれと願うばかり。
もう少しリズム良く、カウントを楽に投げられたらね。
明日からの広島3連戦。
マエケン叩いて波に乗ろう!
ワンプレーワンプレーを確実に。
心は一つ、『熱くなれ』タイガース!!
波動砲発射!
しかも3発も!
デスラー・・・いやナカハターへのダメージは大きかったでしょう。
しかし、1日で6打点って「一体何があった!」って感じですよね。
岩田は今年、良くないですね。
援護なく勝ち星に恵まれない印象ですが、内容が良くないです。
スライダーの曲がりが早過ぎるのか、キレが悪いのか、一番頼りになっていた武器が全く
機能してないですね。
全て良い所に決めようとして、甘くなった球をやられると言う以前の安藤に似た傾向が出てます。
画面で見る限り、悪くは見えなんですが結構キッチリ芯で捉えられている所を見ると、球の質が
良くないんでしょうね。
修正する余地はまだまだあるはずなので、一日も早く彼らしいピッチングを見たいものです。
大和は多少、我慢しても使い続けたい選手に成長しましたねぇ。
某番組で「あの」落合が鳥谷を三塁にやっても遊撃として使いたいと言わしめただけあります。
外野守備に関しては、和田監督には冷静にこの三連戦を分析して欲しいです。
打線爆発したとはいえ、負け越した結果は結果として受け止めなければ、優勝という目的は叶わないと思います。
大和、城島とスタメン待ってました組が大活躍。これでいいと思う。固定はやめてほしい。
それに前日とベンチの雰囲気が全く変わってました。前日は「何とかなるやろ」的雰囲気でしたが、昨日はベイのベンチと逆。
追いつかれそうになると和田監督の青ざめた顔、有田ヘッドの真剣な眼差し、片岡、藪コーチらの必死な激の視線。一体感が伝わってきました。
もうそれだけで満足。あれを今後も続けてほしい。ファイプレーの平野みたいな感じでした。
和田監督、ナイス判断です。
点の取れない打線、未勝利の先発の交代機、タイミングも内容もベストのハンドリングだと思いました。
ところで横浜の外野守備配置まではテレビでは窺い知れませんが、きっと僅差ゲームを意識した極端に前進守備だったんじゃないかと思います。それも、外野の前に落ちる打球で本塁を刺す右バッターに対してライト側を締める配置だったのではないでしょうか?
守備のシフトは判りやすい「ゲームプラン(願望)」であり、攻撃側のチームへの「認識(傾向と実力の見積り)」です。これを粉砕するとダメージが大きいのです。
結果は、タイガースの打者の左中間を破るヒットの連発で、ベイスターズの想定が甘かったのか、守備位置が極端過ぎたのか、格上の打球が頭上を越えていったんだと思います。確かにレフトフライだったら大和などは非難されるかもしれませんが、阪神に大勝するイメージが無く、接戦を拾う戦略の横浜に付き合って「確率が高いから右打ち」をしてワザワザ網にかかってあげる必要はありません。事実、大和が外野でポジションを得ているのは前哨戦でヒットを量産できた=打球の質が向上したからです。
優勝を狙うには6割以上の勝率が欲しいところ、上位球団には5割ともうちょっとの勝率になるでしょう。然るに横浜に限らず、下位球団には7割の勝率が要求されます。昨日のエントリーは『横浜舐めとったらアカン』でしたが、横浜相手のときは勝率7割が達成すべき目標値であることは間違いありません。
1,2戦も負けたけれどヒット数や投手の失点は負けるべきでない試合を落としたに過ぎません。横浜は勝つべくして勝ったか?と言うとそうではないということです。
ただ、7割勝つ為には勝負のアヤで勝ったり負けたりはあるとしても、本質的に『力勝ち』することが必要で、シーズン序盤に横浜野球のアヤに絡められた阪神が、監督の判断と試合の各シーンでの力量の差を示して勝利したことはシーズンの戦略上、非常に大きいと思います。
昨日の試合には少し感動しました。
本人達が、そう思っていたかどうか、わかりませんが満塁で、ブラゼルの三振の後の城島のタイムリーヒットで、ブラゼルの三振を帳消し。
新井の走塁ミスの後の大和の走者一掃のタイムリーヒットで新井の走塁ミスを帳消し。
岩田のピンチになりそうなヒットせいのあたりを平野のファインプレーで、アウトにした。岩田を勝利投手にしてやりたいと思っていたのかも。
他の者のミスを何とかしてやりたいや勝たせてやりたいというプレーが多かった様な気がした試合だった。
同感!大和選手をもっと使ってほしい!たしかに,関本以来の,高卒野手で1軍レギュラー(半レギュラー?)を勝ち取った選手では?大和以降は,野原も,高浜(いなくなった)も,森田も,橋本もパッとしないのが痛いところやけど・・・
まあ,何とか開幕20試合を消化して,10勝7敗3分けは,好成績ではないでしょうか?本来なら,読売なみに落ち込んでもおかしくない貧打地獄だったと思いますが(事実,オープン戦はそうだった。),よくぞ曲がりなりにも打線を立て直し,貯金を3つも稼ぎました。貯金があると,やっぱり安心して野球を見れる。少々負けても,なかなか借金生活にならないですもんね。
前から言っているように,勝負は9月なので,それまでは,いろいろ試して,負けたり,失敗して,チームが少しずつ成長していけばと思っています。
打線爆発で久々大勝(笑)
って喜びたいんですが、何故か素直に喜べないんですよね!新井さんの走塁ミス、岩田の不安定さetc…..
和田監督が就任時『少しのスパイスを加えれば!』のスパイスってのがまだまだ見えてきませんよね!てか去年あれだけ苦い経験(Bクラス)したのに、何であんな超攻撃型オーダーを組むんですかねぇ!不思議です。
スパイスって何なんでしょうか?