中盤までの競り合いからスキッと抜け出して快勝、連敗を止めてサイコー!さあもう弱虎とはおさらばで連戦連勝いきまっせ!…ってことにしたい。すごくしたい。
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しかし実際のところは12球団で横浜に次いで2番目に先発防御率が悪いバファローズの、中でもあまりパッとしない投球を続けている中山が先発。この日も内容悪く、後続の投手たちもピリッとせずで、8点は取ったけどタダでもらったようなものや、今までと違う楽な状況で楽に振ったというものも多いので、「もうこれで大丈夫」という風ではない。
久?しぶりに勝って、心底嬉しいのに、なぜだか言葉があまり出てこない。別に感極まってとかじゃなくてね(笑)。
要するにだ。浮かんで出てくる言葉が、「ほらごらん」しかないのだ。
かっとばしそうなヤツだけを並べても相手は楽。打てなさそうだけど塁に出すとイヤなヤツ、粘ってめんどくさいヤツがちりばめられることで打線には繋がりができるし、投手が勝手にいろいろ考えて崩れてくれる。かっとばし屋も打ちやすくなる。
「予想外」や「成長力」をチームの力にしないと活力が出ない。
守備の不安をできるだけ取り除いてやることで投手は余分な神経を使わないで勝負に専念できる。
いずれもチーム力がどんどん低下していく過程で多くの人が感じていたことだ。みんながそうすればいいのにと思っていたことだ。それがようやく現実になったのを見て、結果が出るのを見て、遅いわ!と言いたい気持ち。言葉少なになる理由、それが半分。
もう半分は、あとは首脳陣がこの勝利をどう分析するかに対してまだ疑念を持っていたりする。このオーダーの主旨には、原点回帰もあったそうだが、「左投手対策」という面もあったはず。あくまでも「打つ」ということにこだわり続けるのであれば、この1勝から得るべき教訓は十分生かされない可能性がある。今までの和田監督の傾向からして、どうしてもそれを危惧してしまう。
打ち勝ったわけじゃない。11安打はしたが、相手の四死球は12(!)だ。そら8点くらい入る。むしろ少ない。そういう認識でこの日の打線の効果について検証し直して欲しい。
素晴らしい守備だった。平野のあきらめないプレー、大和の確実で無駄のない動き、これが岩田を救い、励ましたこと。これが何より大きかった。
もちろん連敗中の重苦しくしびれる場面でタイムリーを打った、新井、大和、そしてマートンは素晴らしいと評価したい。それを呼び込む四球を選んだ各打者、特に粘って4四球を取った関本も褒め称えたい。
連敗止めて、明日はいよいよ福岡だね。小久保、打っちゃって良かったのに(笑)。楽しい試合を頼むばかりだ。
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コメント
関西に行っていて交流戦初の勝利は、結果として知りました。で、内容は全く知らなかったのですが、12四死球とは驚きですネ。
それでも初勝利を素直に喜んでいます。
福岡では1勝1敗で、負けパターンに一定のハドメをかけましょう。
甲子園では西武、ロッテ相手に3勝1敗というのが、当面の目標だと思います。
昨日の監督のインタビューで、やっとうちのペースが戻った…様な事を言ってみえたのですが、ひと安心はやめてほしい。
監督は自信も選手には必要と考えている様ですが、金子を打ち崩したんならともかく、金子の翌日だったから、完封負けの翌日だったから悔やしさ爆発だったのかもしれない。
できたら1勝5敗の悔しさや惨めさは引きずってほしい。
マートンや鳥谷は時々打順を入れ替えるとよい気がする。
まだまだ監督、コーチには洞察力とか感知力磨いてほしいですね。
確かに「黙ってても点の入る試合」でした。
でも、大きな収穫が一つ「マートンのセンター返し」この強い打球が戻った事は何よりの収穫だったと思います!
明日はただの「小久保を祝う会」にならない事を祈ります!
和田監督が就任してから、一番意外だったのが「火力重視の打線」ですね。
あと、ブンブン振り回す以外の役回りは若手がやっとけや!が露骨なこと。
イメージと言うか、こっちが勝手に思っているキャラとは違いましたね。
若手(と言っても8年も9年も経ってるが)捕手の小宮山を「打撃調整」の名目で
鳴尾浜送りにしてるし。
野手も上げて来るのは林や浅井で、ウエスタンで0.361打ってる野原は声すら掛からない。
外野俊足要因も俊介・田上・柴田をクルクル回してるだけ。
余り、思い切った事が出来ない人なんですかね?
まぁ、まだ日も浅いしこれからですかね?
明日からは、主力がゴッソリ抜けながらもシッカリ野球をやって来るホークス。
彼我の違いを見せつけられないように、こっちもシッカリ野球をやってもらいたいですね。
やっと一安心。何がって大和のスタメン起用ですよ。上本不在が続く中、とっておきのスペシャルランナーかも知れませんがここまで大事するとは思いませんでした。
監督就任初年度は見守る方針ですが、もしか昨日もベンチだったら私は和田監督を見限ったかも知れません。
しかし今季の交流戦、今後はどうするのでしょうね?最近の上げ下げを見るとローテは通常の6人、打撃陣は左重視。平野センターに関本セカンドって布陣もお腹いっぱい。
主力の上げ下げをしないならローテは5人、それで右打ちの内野手を昇格させなダメでしょ。具体的には野原将、黒瀬の出番だと思いますよ。
ゴレンパイを止めたといっても既に今季二度目だし喜ぶ気分にはなれませんわ。
久しぶりの勝ち星に、新井さんが「優勝を目指して頑張ります!」と言った時はズッコケました。
そして、アァ、優勝というものがあったのだと思いだし、少し嬉しくなりました。
シッチャカメッチャカの布陣だったり、もがいているような感じは否めません。
岡田監督がオリックスでは、阪神の時より、よっぽど自由に采配しているような態度に見えました。
明日からのソフトバンク戦、優勝を目指して頑張ろう!!(-_-;)
昨日の試合後の和田監督のコメントをどう考えるか?
「昨日(5月22日)の打順の感じだと打つのをひたすら待っている並びになっていたので、開幕当初の動いて勝つことを思い出そうと」
思い出したことを良しと考えるか,思い出すのが遅いと考えるか?監督への評価が分かれます。
監督の本音を分析すると,以下の説が考えられます。
A説「ごめん,ごめん。巨人・中日の5連敗ですっかり焦ってしまって,打つのを待つだけ打線にしてしまった。これからは,心を入れ替えて,動いて勝つ打線を目指します!」
B説「いやいや。本当は,打つのをひたすら待っている方が好きなんだよ。動いて勝ったのは,
たまたま。開幕当初だけ実験してみただけだよ。案の定,巨人・中日に5連敗したでしょ。本当は,鳥谷,平野,マートン,金本,新井,ブラゼル,浅井,藤井のオーダーを144試合固定するのがベストだよ。」
さて,どっちが本音だろう?どっちの方が結果を残すのだろう?