さかのぼって9月30日付で福原抹消、ルーキー伊藤和登録。水曜のナゴドで先発だとか(サンスポ)。そうこなくちゃね。
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さて、今日はカネシゲ監督が新しい本を送ってきてくれて、それが意外なくらい(失礼だ)面白かったので紹介する。
立浪&野村が教える! 野球少年が親子でうまくなるプロ思考
元中日の立浪和義氏と元横浜の野村弘樹氏が、野球少年たちに向けて書いた指南書。カネシゲタカシさんはイラストを担当している。
この本の良いところは、PL学園で春夏全国制覇そしてプロ野球でも大活躍…と一流選手として野球界で生きてきた二人が、野球少年たちに「何を伝えたいか」、それをよーく考えて、徹底的に絞り込んでいるところにある。その内容は大きく、
第一章 プロ選手が大事にしている基本
第二章 ステップアップのための体づくり
第三章 ステップアップのための心がまえ
第四章 カベにぶつかったときにやること
に分けられている。それらはきっとなぜ自分たちはプロ野球選手になれたのだろう、なれなかった人たちとどこが違ったのだろうというテーマに沿って検証されたのだろうと思う。
もちろんアスリートとして素晴らしい素質はあったのだろうが、二人の一流選手たちは、それがもっとも重要なポイントだとは思っていない。それがこのやさしい文体の子ども向け書籍に秘められた熱いメッセージだ。
自分は何を考えて、何をやってきたか。なぜできたのか。どんな困難があって、それをどう乗り越えてきたのか。決して高い所から見下ろすようにではなく、それは今のキミと変わらないところからスタートしたことなんだよと語りかける。
子どもに語りかけた後、親に対しても「こうやってフォローしてあげて欲しい」というアドバイスがおくられている。それもこの本の特徴だ。
少年野球をやっている子どもを持つ親はもちろんのこと、草野球プレーヤーや見るだけの野球ファンにも非常に役立つ内容になっている。特に不調に悩んだ時、どういう練習をしたらいいか、まずどこをチェックすべきなのかという、具体的な「基本のキ」はとても役立つことだろう。
そして、高価な用具を買ってくれる親に感謝するんだよ、プロ野球をもっと見て欲しいな、好きな選手の真似をしよう…そんな子育て世代、元プロ野球選手としての素直な気持ちが伝わって来る。とてもいい。
最後に私が感じたこの本の一番の素晴らしさ。それは二人のトップアスリートがこの本の中でずっとかけ続けてくれる「だいじょうぶ!やり続ければ、必ず少しずつうまくなるよ」という「声」だ。プロ野球という夢の大舞台で、しかも息詰まる緊迫の場面で、信じられないスーパープレーを見せることができた二人。でもそれは、いつ報われるとも知れない地道な努力を、普段からコツコツと積み上げてきたものが、ふと実を結んだ瞬間に過ぎなかった。そのことを生きた言葉で語ってくれる。
だから「なりたい」と思うこと。そのために大切な基本、足りないものを補うための努力、それを少しずつでいいからやめないで続けること。
それは子どもたちへの「プロ野球選手にだってなれるよ」というメッセージ。そしてプロ野球選手になりたかったけれどなれなかった多くの大人たちには、「大丈夫!なりたいものになるための方法は同じ。いくつになっても一緒」そう励ましてくれる。
きっと野球好きのあなたなら、下手なビジネス書や自己啓発本より、ピュアな啓発を体験できると思う。
コメント
長年の少子化と言う問題。
気軽に公園等でキャッチボールも出来ない環境。
少年野球の先鋭化(ボーイズ・リトル・シニア)によるハードルの上昇。
平均技術の向上と引き換えに、「子供が野球をやる」ことの間口が
狭くなりつつあります。
いや、多分野球だけじゃなく、気軽に子供が親とスポーツを楽しめる
機会そのものが減少しているのかも知れません。
プロやトッププレイヤーならまだしも、余り専門化・先鋭化してしまうと
ピラミッドが歪になりますからね。
こういった書籍から、底辺拡大を図るのは良い試みですね。
私の不肖の息子も小学校時代少年野球を3年間させて将来は阪神入りを目論みました(嘘)が中学に入り野球に興味がなくなっていまやパソコン部に入っています(泣)
あの時この本があれば・・・(笑)
《戦力外通告》
鄭凱文(24)
小林宏之(34)
松崎伸吾(29)
石川俊介(27)
蕭一傑(26)
横山龍之介(24)
野原祐也(27)
甲斐雄平(24)
吉岡興志(25)
野原の戦力外にはビックリ(-"-;)
戦力外通告…まさかこれで終わりではないよねぇ…
今日は阪神試合ないもんねー(>_<)
あと3試合…それからの他球団の試合は、どーも見る気になれず(*_*)
9日のチケット、息子は学校を遅刻して取りましたf^_^;
この金曜日は河村隆一ライブへ、来週は金本さんを見届けて、中間テストが始まり、週末は大学の面接です(^O^)/
クライマックスに出ないとしゃーないよー( ̄▽ ̄;)
岩本のご家族の観戦やコメントを見ても愛情深く育った事が伺える。斉藤投手も家族との絆や感謝がある。家族の協力は本当に大切。
反面、家庭には恵まれなかった反骨心やハングリー精神をもった大選手も有り。
ぜひ、和田監督にも参考に読んでほしい気がします。
日ハム優勝おめでとう。同じ新米監督なんですが。
栗山監督は神経質な顔で、いつも「何とかしなきゃ」というひたむきさでやってこられた。パリーグは特に全く気が抜けない。