GM職になるべき人とは

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日本ハム日本一の陰に吉村GM有り 共闘3人が語る(ニッカン)

もう2年以上前の記事だが、当時、私はなぜだか読んでいなかった。
いったいGMという仕事に適した人とはどんな人なのだろう。本当にプロ野球経験者がふさわしいのか。日本のGMでもっとも成功した人と目されている人のひとり、高田繁さんあたりを調べていて、この記事に出くわした。
もちろん日ハムの吉村GMがすごい人で、元阪神にいてDBを買いそこねたという話は知っていたが、ここまでの人物とは……。
今、たまたまこの古い記事と巡り合って、うーむと唸ったところだ。

称賛も批判も浴びる日ハムの運営。好き嫌いはあって当然だが、限られた運営予算でチームを強くすること(ベースボールオペレーション)の優秀さ、しかも一過性ではなく持続可能な形で循環させているという点において、日ハムは結果を出している球団だ。

さらに言えば、その操縦法になんらかの根拠があってやっているのだから、それは強い。

この記事は「称賛」のみで構成されていて、別視点はない。そこは物足りないところ。
ただこれを読んで、球団経営者が自分の能力以上の人材を正しく評価し、活用することの大切さと難しさを強く感じた。この人物を正しく評価できなかった阪神球団をわらうのは簡単だが、自分自身がその立場だったとしたら、同じように低く評価した可能性が大いにある。

「自分が」なんて、ちっちゃいこと。どんな立場にいても、デッカいことができる人を正しく評価し、なんとしてでもそれをやらせてあげられるようにバックアップできる人こそ、本当のデッカい人だよなあ。

コメント

  1. 西田辺 より:

    私個人の考えですが、GMと言うのは球団にとっての「軍師」。
    現状のチーム状態を把握し、どういう配置にするか、どんな人材が必要か、
    このチームならどんな指揮官が最も力を発揮できるか、資金の配分や他球団の
    情報収集と戦国時代の軍師そのものの役割。
    もちろん、チームの戦術戦略を考える人は現場として別に必要ですが。
    優秀な人材(選手)がいれば、チームに取り込みたいのはどの球団も同じ。
    しかし野球の性質上、戦力をダブつかせる事なく決められた枠(支配下・資金)
    でチーム作りをしなくちゃいけない。
    当然野球を知っているに越した事はないのでしょうが、そこにビジネスが加わると
    必ずしもプロ野球経験者が必須条件ではなくなる。
    ビジネス面で長けた人をGMに置くなら、野球に詳しい人を傍に置けば良いし、
    野球面で長けた人をGMに置くなら、ビジネスに強い人を側近にすれば良い。
    どちらかだけが突出した人が、独断でやってしまうととっ散らかったチーム作り
    になってしまう。
    両面に長けた人と言うのは、中々居ないかも知れません。
    ましてや、現代野球においてGMは球団OBの天下り先にすべきポジションでも
    ありません。
    監督に権限を与えて、チーム作りから何から何まで任せてしまうケースを何度か
    見かけます。
    でも、長期的ビジョンに経つべきGMと目の前の試合を戦う監督という相反する
    業務を強いることになり、いずれ破綻することは間違いありません。
    本当なら、阪神もチャンとしたGMを置いて、チームと球団の両輪で戦って欲しい。
    中村前GMが亡くなって以来、この職は空席になっていますが、一時も早い復活
    を願います。

    中日との契約交渉が難航し、退団となっていたガルシア投手との契約が成立した
    とのこと。
    阪神との契約内容(推定)を見ると「あれ?契約で揉めてた割にはこんな金額で
    来てくれるの?」と言うのが正直な感想。
    まぁ、どこまで報道が正しくされているかは分かりませんが、大きな戦力が来期
    一枚加わることは何より。
    数日前、噂の段階の時に是非採って欲しいと願っていただけに、大きな期待を
    もって応援したい。
    これで後は、中軸を任せられる外国人打者だけですね。
    何か谷本本部長は思わせ振りな発言をしておりますが、チョットだけ期待して
    クリスマスプレゼントを待つとしますか。

  2. なかっち より:

    GM職がどんな事をされているのか正直知りませんが、日ハムの球団経営はタイガースにはむかないと言うのははっきりとわかりますね。
    ポスティングを利用して選手を海外に売る日ハムに対し、ポスティングをほぼ認めていないタイガースを見ても違いは明らか。どちらが良いとか悪いとかはありませんが、日ハムはアメリカ的で、タイガースは昔の日本的やと思います。

    ガルシアが正式契約をしました。先発投手が課題の一つやったタイガース。なかなか良い補強をしてると思ってます。

    出来ればもう1人か2人先発左腕がほしいですね。
    外国人も競争させないと。

    右の大砲も補強ポイントですが、年内にも契約するような記事が出てます。楽しみにしたいですね。

  3. 虎ジジィ より:

    頭が弱いので、GMとか難しい事は解りませんが、効率かつ合理的に経営を進める日ハムのやり方は、明治維新後 無情にサクサク近代化を進めた大久保利通のようで個人的には好かんです。

    かつては功労者の田渕・江夏をトレードに出したり、掛布・岡田・バースを わだかまり(溝)が出来るような退団のさせ方をしていたタイガースですが、最近では功労者をしっかり見送る、情に厚い球団になっているので、弱いけどそんなタイガースが大好きです。

    一軍のコーチ時代は金本前監督よりキレやすく、そこが魅力でもある矢野監督ですが、新加入のガルシアは素晴らしい投手ですがキレやすく取扱注意な欠点もあり心配です。
    まあ、矢野監督は元捕手なので、そこら(投手)の操縦法は上手いとは思いますが、衝突しないように大きな心で働かせてあげて欲しいです。

  4. 虎蜂 より:

    育成が重要視されるようになった昨今、長期的な視点に立った球団運営が必要。GM不在の影響は数年後、より顕著に出てくるでしょう。球団はOBにこだわらず、優秀な人材を探してきて欲しいですね。

    ガルシアは代理人が中日にふっかけすぎた結果、どこからもオファーがなく仕方なく想定よりも低い条件で契約せざるを得なくなった⋯という説がありますね。タイガースにとってはラッキーな結果。あとは大砲の獲得が待ち望まれます。

  5. 虎轍 より:

    まずはガルシア獲得が正式発表出来て良かった。
    セ・リーグの上位球団にも安定してて、勝ててましたからね。
    GM職はねぇ…
    今回楽天球団のGMに石井一久が就任して、それなりに活動してはりますね。
    ドラフトでも籤を当ててましたし、FAでも浅村獲りに動いたとか…知らんけど。
    一概にGMがどこまでの権限を持って動けるかどうかでしょうね。
    球団と選手の間の役割的な事だけでええのか?
    お金の話もして好きに選手を集めたり出来るのか?
    線引きは勿論あると思いますが、ほとんどの実権を握って出来るならええかもしれませんね。
    残念ながらタイガースには色んな派閥やしがらみがあるから出来にくいやろなぁ…

  6. ジュビロタイガース より:

    GMと横文字を使っていますが、単純には編成のトップになるのでしょうか。
    日本の球団経営としては、GMは難しい立場になるのでは。長期的視野に立ってやれるほど、優秀な人材も少ないと思いますし。

    西の補償はピッチャーになるとか。成瀬を獲りに行くくらいなら、岩田の可能性もありそうで。その場合、西は21に変更するのかな。

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