ロハス・ジュニア活躍で4連勝

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オッケー4連勝!伊藤将にとってもいい再調整期間になったようだ。
それにしても器用な投手。右打者に対して外角いっぱいにスッと投げるツーシーム、さらに遅いチェンジアップ。対になるのはシュッと食い込むカットボール。そうかと思うとカーブやスプリットもあるぞと見せる。もちろんしっかり腕を振ってうなりを上げて伸びてくる速球があるから、遅い球だけを待てない。失投を打たれた場面もあるが、長い回をまとめる投球術で勝負できる。
1-1の同点で7回表二死一三塁、代打も考えられる場面だったが、矢野監督は将司続投を選択した。それにふさわしい投球だった(結果は四球となるも近本凡退で無得点。さらに7回ウラにオースティンの本塁打で勝ち越されるという計画外の流れではあったけれども)。
どうしても輝明に目が行くが、この伊藤将司というルーキーも本当にただ者ではない。8回98球2失点、ナイスピッチングだった。

打のヒーローはこの日も6番スタメンのロハス・ジュニア2回の第一打席ではDeNA先発大貫の内角チェンジアップにうまく反応してライナーで右中間に運ぶ先制ソロ本塁打。
さらに1-2と逆転された直後の8回表は勝ち越しの押し出し死球をもらった。この回は3番手エスコバーから先頭糸原が左へ二塁打(代走植田)、サンズも中前で続き無死一三塁(代走熊谷)。大山の当たりは二ゴロ併殺と紙一重だったがアンツーカーやベース付近の難しいバウンドになって中前へ。2-2の同点となり、なお無死一三塁(代走島田)。島田走って無死二三塁、輝明粘って見切って価値ある四球で無死満塁。ここでロハスだった。この無死満塁で「まさかの無得点」となれば、まず敗戦。開き直ったエスコバーは速球でぐいぐい押して、ロハスは完全に振り遅れて空振りふたつ。しかしここからなんとか対応して振り遅れながらも直球を3つファウルした。半端な遅い球を当てられるのもイヤだが、ここらで曲げれば空振りが取れる。6球目のスライダーが引っかかってロハスの足下へ。ここでロハスが技術を見せた。足を引くことなく靴の裏面を投手側に向けるようにしたのだ。見た目には逃げているように見えるが、足の位置は変わっていない。しかもそこなら痛くない(笑)。
みんなで繋いで将司の負けを消せ、勝たせようとしたチャンスが消えればショボーンの試合だったから、本当に貴重な1点、貴重な打席だった。

8回は代走攻勢でみんな生還、その後守備固めでファーストに入った山本、サードに入った木浪に好プレーが出るなど、ベンチメンバーも活躍した。粘って粘って終盤盛り上がる「矢野野球」で、いい勝ち方だった。

遅くなってゴメンね!

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    確かに伊藤将の好投に尽きるのですが、野手のサポートも素晴らしい。矢野監督の目指す「全員野球」で勝てたゲーム。

    ラッキーボーイ的なロハスの先制弾は佐藤輝で神経を削った後のスキを突いてのモノだったし、
    両先発投手が負けず劣らずの好投の中で、5回両軍とも6番から攻撃で相当球数を使ってしまった大貫と、8球で終えた伊藤将の差がボディブローのように効いて、結果的に球数の少ない伊藤将は8回まで投げられたのは大きい。5回は得点こそ無かったけど粘ったロハス〜中野〜梅野アッパレ!

    そして、もう「名物」になりつつある「神代走陣」の素晴らしい職人芸走塁〜守備固めが活躍、
    さらにダイレクトで繋がれたスアレスの安定感。
    全てが矢野監督のプラン通りに進み全員野球で掴んだナイスゲームでした。

    今日の藤浪も青柳や伊藤将のようにテンポ良く投げれば流れがコチラに来るはず。先発ラストチャンスのつもりでガンバレー!

  2. 岩修 より:

    toraoさんの臨場感溢れ文章に感服。
    代打を出さなかった矢野監督がその後の展開を読めていたなら凄い。
    オースティンに打たれた時点で終わったと思った自分が情けない。伊藤将すみません。
    8回、同点になってから笑顔でキャッチボール始めた伊藤将。そして裏の攻撃を完璧に抑えた。もうローテの中心と思う。
    エスコバーから糸原が初球スライダーを狙い打ち2ベース。サンズも強振せずセンターにクリーンヒット。さらに大山、サトテル、ロハスjr、中野で勝ち越した時点で勝利を確信した。
    そして9回、近本とサトテルで1点とりスアレスで終了。ロハスjrの先制弾で始まったナイスゲームでした。
    今夜は藤浪晋太郎。猛虎魂で投げ込んで欲しい!

  3. いわほー より:

    昨日はロハスjrの勝ち越し死球からしか観てませんでしたが、難攻不落のエスコバーから逆転勝ち越せたのは痛快。
    怪我人でも出ない限りマルテ、サンズ、ロハス三人そろって先発というのは難しいだけに、矢野さん悩ませるだろうな。
    ささ、今日はみんなで藤浪信じ太郎!

    去年の大会中止に比べればと言いたいところでしょうけど、甲子園は長雨にたたられて選手も集中できないだろうな。
    あるかもと思ってましたがコロナで出場取りやめる学校も出てきたし。
    とにかくすこしでも良いコンディションで試合させてあげたいね。
    鳴尾浜から尼崎にファームがお引越しに際して新グラウンドは屋根付きにして、緊急避難的に利用させるというのはどうだろう?

  4. ジュビロタイガース より:

    伊藤将司は今年イチのピッチングだったのでは無いでしょうか。ルーキーなので、表現が微妙ですが。ただ、逆転被弾病は何とかせねば。

    ロハスは左打席のみにすれば良いのに、と思っていたら、足裏トラップ失敗の追加点はラッキー。バットを短く持ってファールで粘ったおかげだね。

    采配が賞賛されておりますが、大山まで代走を出す必要があったかなぁと思います。
    二盗は大山でも出来たと思うし、後に回るピッチャーへの代打からの代走がいなかった。
    オースティンが攻守ともに大ハッスルで、原口が走塁死したけど、代走が残っていればと思った。

    熊谷が守らなかったのも勿体無いと思ったし、小さい山本のファーストも違和感がある。

    サトテルの走塁も問題あり。結果ショートゴロもそうだし、最後の山本のサードフライでも、三塁まで進む気持ちが欲しかった。
    二塁ランナーの島田は、ホーム寸前まで走ってたが、サトテルはのんびり二塁に着いただけ。

    伝説のバックスクリーン3連発の前日、河埜が落球した時に、岡田が一塁から本塁へ走っていたのも、かなり印象に残ってます。

  5. 虎轍 より:

    第一の矢は植田海、第二の矢は熊谷、第三の矢は島田と今のタイガースベンチに控える三本の矢を放って、相手バッテリーにプレッシャーを与えましたね。
    代走三羽がらすが見事にハマった試合でしたね。
    大山の打球を見て、併殺になってまう?と思ってしまいましたが、抜けた瞬間にスライディングからの立ち上がって三塁まで行った熊谷の走塁は素晴らしかった!GJ
    木浪は三塁守備と粘っての四球は良かったんですが、二死満塁の二塁ランナーで佐藤輝明のライト前の打球でホームに還って来れなかったのか?
    還って来れなかったから3点差でスアレスにセーブが付いたんやけど…なんだかなぁ…
    伊藤将は信じてくれた矢野監督に報いる投球で良かった!GJ
    今日は藤浪は勢いと流れに乗って勝ち投手になろう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  6. 星の輝き より:

    横浜ファンがYouTubeで阪神陸上部にやられたと言ってました。陸上部~おもろ。

  7. TJ風船 より:

    こんな時間にすみません。
    頑張れ!藤浪! 
    おじさんは見捨てないゾ!

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