打率.260、本塁打21、打点71。この成績で「不振」「不調」とされるのが大山だ。それは、かつての田淵や掛布と同じ扱いなのだが、まだそこまでの実績も実力も備えていないこれからの選手なのだから、いわゆるファンのバッシングで潰れるようなことになってほしくない。そんなもんで潰れてしまうならそこまでの選手などとも、軽く言ってほしくない。ファンの声がネットを通じてダイレクトに伝わる時代になり、選手たちの感受性もかつてと比べてずっとデリケートになっている。将来がある選手をちやほやしすぎるのも、勝手に過剰な期待をして勝手にガッカリして貶めるのも影響が大きいし、それが現在、集団としての阪神ファンの欠点だと思うからだ。
その一方で、田淵、掛布クラスの期待をかけてしまうファン心理もよくわかる。優勝したヤクルト、3位の読売、4位の広島。いずれも田淵、掛布クラスの「若き4番」を擁している。多くの球団が外国人選手に主軸を任せていた時代から、国産自前の主砲を中心としたチーム作りへと流れが変わっている。その可能性を感じさせる大山が期待を集めるのは無理もないこと。そして.260、20、70を超える成績で「不満」とされる大山に、その資格があるのも間違いない。
大山自身もファンの思いを感じながら葛藤しながら、飛躍するための踊り場にいる。真面目な選手だけに、温かく見守ってやりたいし、必ず次の段階に行ける選手だと思っている。
しかし、令和の時代になってもまだ田淵、掛布を持ち出す私にも問題があるが、そうさせてしまう阪神球団にはもっと問題がある(笑)。
コメント
田淵・掛布の幻影、
更に言えば助っ人ではバースの幻影を追いかけてしまう世代なので、仕方ないですが、
やっと我が阪神タイガースにも、大山・テルという本塁打王タイトルに届きそうな選手が出てきた事で、嫌でも期待が高まってしまいます。
特に大山は昨シーズン最後まで本塁打争いを演じただけに今季の21本で「不振」などと言われていますが、広い甲子園が本拠地(ラッキーゾーンも今は無い)でこの数字は決して悪い数字ではありません。
田淵さん、掛布さんの記憶は自分も幼かったので毎年本塁打量産していた記憶に変わっていますが、彼らとて毎年毎年 量産していた訳ではありません。
我々ファンも忍耐強く大山やテルがキングに輝く日を待ちたいものですね。
勿論、井上広大もその候補の一人、楽しみです。
昨年の大山の成績で更なる上積みを期待していたけど怪我もあって軒並み数字が下がってしまった。それ以上に不調時の長さと凡退の内容に不満を感じてしまいます。
技術的には軸足に体重を残せず投手側へ突っ込んでいく、それとトップでバットの先が入り過ぎてしまう事で速い球に対応できない事が原因で、スランプ時の修正に時間が掛かってしまうのではないかと思います。
守備にしてももっと出来るはずと期待値は高いのですがエラーの数は減らないし印象としても上手くなった感じがしない。
真面目で責任感が強いのは画面を通しても伝わって来るので頑張って欲しいとは思うのですが、優しすぎる性格と好不調の波の大きさからは4番としての適性は感じません。ただ5番や6番に置くと気負い過ぎる事無くいい結果が出そうな気がします。打順がどこでもチャンスで回って来る不思議な選手なので打点王としての資質は高いと思います。
私が監督なら5番ファーストを任せてみたいです。佐藤輝が4番サードに固定できるという前提での話にはなりますが・・・
地元・茨城出身の大山にはタイガースの真の4番になってほしい気持ちが強い。だから他球団の4番と比べては「不甲斐ない」と嘆いて厳しいコメントを書いてしまう。それは俺には「大山は全力を出しきっていない」ように見えてしまうから。試合後のインタビューは優等生、監督やコーチに対する不満も「ぐっ」と飲み込んでしまっている人のよさ、誰からも愛されるような朗らかな顔…もっとギラついてほしいんだよな。岡本、中村、誠也は「ここでなんとかしてくれる」という期待を背負える4番。大山は応援されながらもタイガースファンは「またポップフライかな」という不安な気持ちを抱えなければならないレベル。大山には「間(あいだ)」がない。間とはタイムリーヒットだ。ホームランかアウトの二択が多い大山。流れを手放さないのはアウトにならない勝負強さ。俺は大山にはホームランの数よりもアウトにならないこと、タイムリーヒットで流れを変える強さを求めたい。
以前も書いたが、ランナーがいない真弓さんタイプの1番が大山には合っているように思う。外国人助っ人はあくまでも助っ人。誰が何番を打つか、誰がどこを守るか、全て1から考えないとね。
あ、新庄監督は客寄せパンダにも果物屋のメロンにもなる可能性がある。矢野監督は影響されないように。理論は取り入れるべし。
チームトップのホームランを打って、打点もチーム4位のルーキーですら
とやかく言われるチームですからねぇ。
不世出の打者の幻影をいつまでも追い続ける悪い癖ですな。
赤星が抜けて、ずっと赤星タイプの左打ち俊足タイプの外野手を追い求めた
球団もどうかと思うんですが。
先日、球界を代表するエースは天からの授かりもののよう、と書きましたが
打者もまた然りでしょ。
偶然以上の確率でしか、真の中軸打者は生まれません。
大山や佐藤がそうなるかは、これからの本人の精進と運に委ねられています。
現状、タイガースの打線の中にはマルテ・ロハス・サンズが入り込んでいますが
これで本当に強いチームが出来るのでしょうか?
もちろん足りない部分を補う意味での助っ人外国人は、必要不可欠ではありますが
そこに全てを頼ってしまう打線では、ダメだと思いますよ。
理想を言えば、外国人は打線の中に1人、先発と消耗の激しい中継ぎと抑えに
1人ずつの4人という構成にならないと。
育成目的で、野手の控えが1人まで。
せっかくドラフトで、生え抜き強打者が揃いつつあるというのに、チーム編成が
外国人にウェイトを置いていては何もなりません。
勝利と育成というのは殆ど場合、相反する成績になりがちです。
金本時代から、チーム再建と育成を謳っている割にはなまじシーズン成績が良いと
そちらが疎かになってしまう。
ファンもマスコミも、時にはどちらかを我慢できる度量と温かい目を持たなければ、
何時まで経っても同じことを繰り返すだけ。
仙さんじゃないけれど、いつまでも良い時のタイガースを追いかけるだけじゃダメ
だと思いますよ。
大山はシーズン前に背中を痛めて体調が万全でないままシーズン入りして、無理がたたってシーズン通して体調に不安を抱えたままだったんじゃないでしょうか。
それは守備面でも大山らしくないエラーにも表れてたような。
責任感も強く野手のキャプテンも負って、そもそも能弁な方ではないだけに、報道や見えないところで今シーズンは苦労があったのでは?
どれもこれも邪推に過ぎませんが、とにかく来シーズンは万全な体調で「本来の大山」の姿を見せてほしい。
確かに期待値が大きいから不平不満が出る。しかし、その前に大山には何とかしようってものが伝わって来ない。
俺が決めてやる!俺が何とかする。って決意が私には伝わって来ない。
ヤクルト村上のようにもっと感情を剥き出しにして欲しい。タイガースの選手は良い意味でも悪い意味でも大人しい選手が多すぎる。
大山には得点圏打率が2割そこそこ。稀にみる勝負弱さ。70打点してても、数字以上に打っていないと思わせる覇気のなさ。
もうちょっと頑張って欲しいと思うのは私だけではないと思います。
田淵、掛布はミスタータイガースと言われてましたね。
大山にもミスタータイガースを名乗って欲しいファン心理なのかも?知らんけど(笑)
大山は右方向にも打てるので3番もしくは6番くらいで、佐藤輝明を4番と私は考えてるんですがね。
何年後かには井上も出てくると思っとります。
疫病退散!
頑張ろう日本!
こんにちは
大山は、来年、再来年が楽しみですよね。
ここ2年での自信と経験、足りないところを埋めてもう一段階パワーUPしてくれると思っています。
阪神の大卒の主力打者(鳥谷、桧山、今岡…)も、だいたい入団6〜7年でキャリアハイを出しているような印象です。
やってくれる!
カープ、タイガース、カープで名球会入りの新井(貴)。
カープ入団から5年間の成績は423安打に88本塁打。大山は524安打に81本塁打。本塁打は新井さんが上だが安打数は大山の方が上。
大山は新井さん同様、努力型右の強打者だと思っとります。
だから何と言われ様が立派な打者だと信じて応援します。でも怪我はしっかりと治して下さいとお願い…。
不振でも最低限この成績ならたいしたもんとは思いますが、今更こんなことを言っているようでは・・・という記事がありました
阪神矢野監督「根拠を持って」悩める大山悠輔に狙い球の勧め
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202111120001155.html
ここは絶対変化球やろ、ていう場面で振りに行って空振りしてしまうのは配球考えてないってことやったんすかね?