コロナ禍の手拍子マシーン

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鄭凱文や呂彦青らを率いて林威助監督が胴上げされたという。海の向こうの「阪神優勝」おめでとう(笑)。

 

コロナで考え方や価値観が変化したという。確かに実感することも多い。合理的だと思うこともあれば、それはどうなんだろうと思うこともある。

プロ野球では、さすがに「声を出すな」という応援には無理があるからいずれ緩和されるだろうが、風船飛ばしはもう二度と行われないだろう。

ホームの試合では録音された応援歌に合わせて手拍子をするという風景が見られた。やむを得ず妥協点としてそんな形になったのだろうが、個人的には実にマヌケな感じがした。流れてくる音楽に条件反射のように手を叩く(叩かせられる?)ことに「応援」の気持ちやエネルギーがこもるだろうか。それはこれまでの応援歌を歌う(歌わされる?)ことも本質的には同じだ。リズムを合わせ、声を揃えることで集団としてのパワーを結集するという意味はわかる。だが、それは画一化されたものという見方もできる。「推し」が人それぞれなのと同様、野球の楽しみ方も、応援する気持ちも十人十色。手拍子マシーンの経験が、創造性や個性がなくなってしまった「日本プロ野球の応援席」の未来を考えるきっかけになるといい。

コメント

  1. yalkeys より:

    11/30のBS3「アナザーストーリー1985阪神優勝の真実とは」を見ました。再放送だったのかどうかは分かりませんが、懐かしい嬉しい番組でした。バースの回想とタイガースファンへの思いやりや中埜社長のネクタイピン(タイガースのタイピン)からご遺体判明の事実とか諸々の当事者のコメントなど、食い入るように視聴しました。滅多にない優勝(日本一)の思い出は忘れ難いものだと再認識しました。

  2. 虎ジジィ より:

    林威助、良かったですね。
    個人的に思い入れのある選手だったので嬉しいです。
    鄭凱文や呂彦青も阪神タイガースでの経験が活かされての貢献だと思います。昨日、いわほーさんが仰っていたように阪神タイガースはメジャーへの登竜門であり、台湾プロ野球への登竜門にもなりつつあるようです。
    このパイプは繋いでおきたい!

    コロナ禍、今季の現地応援は難しかったです。
    特に私は音感が悪い方なので、ビジターで無音チャンスマーチに合わせてメガホン(拍手)叩くのは一人でズレていて恥ずかしかった( 汗)。

    コロナウイルスは、また新種のオミクロン株が日本上陸、専門家の話だと第6派はプロ野球シーズン突入の2月〜3月が予想されるという。
    ジェット風船はおろか、声出し応援もまた継続されるでしょう。
    応援方法も大改革の時に来ているかも知れません。

    そういう意味では、メッセージタオル制作にスピード感があるタイガースは商売的には日本一?!

  3. こうさん より:

    手拍子マシーン…かぁ。素直にマスクをし続ける日本人を表現しているワードですな。

    プロレス会場も歓声なし。手拍子だけで盛り上げることを望まれる観客。贔屓にしている選手への手拍子や拍手が複雑に絡み合う試合が続く。相撲は勝負が決まれば、技が決まれば拍手で終わるが、プロレスは技が綺麗に決まれば拍手、ロープに逃げれば拍手、クリーンブレイクすれば拍手…なんか技の発表会みたいになっている中で試合をしている選手の切なさが伝わる。

    誰が「声を出していい」と決めるのかな。政府?主催者?ファンの暴走?野球もプロレスも好きだから、ジワジワ声を出せている球場を観ていると羨ましくなり複雑にもなる。

    コロナが野球ファンに、いや、タイガースファンに与えた功績(コロナに対して使いたくないワードだが)は「蛍のひかり」や「くたばれ読売」を暴走応援団から奪ってくれたこと。もしかしたら、まだ球場で歌われているのかもしれないがテレビを観ている限りは聴こえてこない。人間が応援団に対して「やめてほしい」と訴えていたことが届かないのに、こんな形で無くなるとはね。

  4. 西田辺 より:

    風船については、試合中にヒューヒューバンバンと余計な風船が飛ぶ音や
    破裂音がプレーの邪魔になると思ってたし、勝ち試合直前のやつもあれで
    グランドで展開する勝利の瞬間という最高の場面を見れなくなる点から、
    いつか廃止になって欲しいと願っていました。
    こんな形で、なくなるのは本意ではありませんが、一つの切っ掛けには
    なったかなと。
    元々日本の野球応援の原点は学生野球で、三々七拍子に合わせて手を叩いたり
    校歌や応援歌で鼓舞するスタイルから派生したもの。
    日本の野球ファンのDNAに沁み込んだスタイルを、今急に変えろと言っても
    どこか違和感を覚えてしまうでしょうね。
    自発的な声援で「球音を楽しむ」観戦スタイルに、日本人がどう馴染んでいくか。
    図らずも、大きな転換期に来ているのかも知れません。

  5. 岩修 より:

    昔、「チャンスわっしょい」が登場した頃、京セラドームで観戦中、内外野から見事な連携で響き渡った時に鳥肌がたったのが懐かしい。
    しかし、優勝から遠ざかるにつれその「チャンスわっしょい」がズレズレになっていった様な気がする。
    ここは開き直りで「チャンスわっしょい」からカッコ良い「拍手わっしょい」バージョンが出来たら良いなぁと思ってしまった。

  6. hi64 より:

    私は,以前から応援歌も歌わない,風船も飛ばさないというスタイルで観戦していましたので,コロナ禍での観戦スタイルもほぼ変わりませんでした。
    応援歌を歌いたいという気持ちも,風船を飛ばしたいというのも理解できますので,
    反対派というわけではないのですが,風船は,やり方を考えるべきだと思っていました。
    特にラッキーセブンは,7回表が終わった後に風船を膨らませる時間を設ければ問題ないのではないかと思います。
    逆に,試合終了時の風船については,膨らませたり割れたりする音が緊迫した試合展開の邪魔になる,風船によって後ろの人が試合が見られなくなることはもとよりファール等が飛んできたときに非常に危険,
    という理由で諦めてもらうほかないかなと思います。

    ちなみに,コロナ禍での試合運営で良いなと思ったのは,9回打切り延長なしです。
    日本のプロ野球は元々引き分けを排除してませんから,単にどこで打ち切るかという問題なのですが,
    それが9回でも12回でも本質的な違いはなく,9回までの方がリリーフ,代打,代走を延長を考えずつぎ込めるので中身の濃い試合になるような気がします。
    また,ライトなファンの取り込みのためにも試合時間は短い方が良いのではないでしょうか。
    CS,日本シリーズのような試合は勝負をつけるために延長ありでも構わないと思いますが,
    少なくともリーグ戦は延長なしで良いと思いました,

  7. 虎轍 より:

    私は風船は飛ばさへん主義やったので、風船は無くなって良かったと思いますが、コロナ禍で風船業界の方は大変やと思いますね。
    メガホンも去年から持って行くのを辞めてました。
    ええプレーには拍手をして、あとは祈りや願いで手を合わせてたくらいですね(笑)
    来年は人数制限をするのかはまだ決まってないみたいですが、どうなるんでしょうね。
    非核三原則では無いですが、コロナを作らない。コロナを持ち込まない。コロナを持ち込ませない。になるのか?
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

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