前日に触れた藤浪と好対照なのが、今年キャリアハイの成績でタイトルまで獲得した青柳。無名の公立校で素材を光らせ、大学で頭角を現した遅咲き。プロ入り後も一年、また一年と成長を続けて、日本代表に選ばれる投手にまでなった。
阪神・青柳、理想への挑戦 100キロシンカー&由伸カットでさらなる高みへ(デイリー)
《データも出ますし、バッターも対応しますし。僕自身、疲れだったり、コンディションが落ちた時に打たれるというのがあった》
《スタイルや配球を変えたり、相手が嫌だなと思うものをやってみたり。試合の中で思い切ってやってみるというのが、キャリアハイにつながった》
センサーの感度がいいのに加えて、判断と行動が早い。だから先手先手で対応、対策を重ねる。見たわけではないが、きっと時間の使い方がうまいのだろう。
来年、また敵チームが慌てるような変化を見せてくれるのか。楽しみだ。
コメント
「青柳のキモチ」がよく分かる記事でしたね。
自らの事は、「誰が見ても圧倒的に野球選手としては下手」と評価している。
まぁ確かに、フェールディングや送球はプロ野球のレベルとしては、お粗末と
感じる時もあるし、本人もそれを自覚していたのかと。
また「上手い人が絶対活躍できるわけじゃない」とも言っている。
その事より「投手として打者との勝負に負けない」事に重点を置いているのが
全体に感じられるインタビュー記事でした。
突き詰めれば、捕球や一塁送球が下手でも打者を抑えれば、自分の仕事は全う
出来るという考え。
いい意味での大雑把さを持った選手だなと思う。
昨日話題になった藤浪は、あれもこれもが気になってどれも中途半端になる
悪い意味での神経質さが、彼の成長を阻害している気がします。
どちらもいい部分と悪い部分があって、全員が青柳のような大雑把さを身につけろ
とは言いませんが。
練習試合でストライクを取るのに四苦八苦してた男が、最多勝・最高勝率の投手二冠
を獲得し、オリンピックでも金メダリストになるんですからねぇ。
本人はまだ新しい球種にも挑戦する意思も示してるし、開幕投手への意欲も見せている。
17年ぶりの優勝へ、投手陣の中心で引っ張って欲しいですね。
不器用なりに成長をしてる青柳と器用貧乏な藤浪ってとこですかね。
俺はモテないから早く結婚して野球に専念しようとした青柳。知らんけど(笑)
俺はモテるからまだ結婚もせずに遊んで、野球なんていつでも上手く出来るから大丈夫と思った藤浪。知らんけど(笑)
プロ入りしてからはウサギとカメなのかも知れませんね(笑)
青柳はドラフトにかかる時は無名に近かったですが、金本氏が獲得した選手ですからね。
大山も金本氏が獲得しました。
やっぱり金本氏にはスカウトに関わっといて欲しいですね。
疫病退散!
頑張ろう日本!
来季、なんとしてもマウンドで大活躍する自分を取り戻したい藤浪。
今季の成績を振り返らず来季の自分をイメージ出来ている青柳。
…糸井はあんな話題ばかり。何を考えてのアプローチなのだろう。引退後の自分をイメージしているのか?ここにも新庄の影響を受けている人が。その明るさが来季へのプラスになるように願う。
青柳投手、年々少しずつ成長している姿が頼もしい。
岩崎投手もそうですが、ドラフト下位指名から中心選手になれる投手が出て来ると、若い下位指名選手や育成枠の選手にも物凄い励みになると思います。
青柳はサイドから150㌔近いストレートを持つ変則パワー投手だけに目標に挙げる「100㌔シンカー」を投げられるようになれば無敵!
緩いボールを有効的に使えるようになれば活躍出来る期間も長くなり、井川以来の「生え抜きエース」として投手陣を引っ張れる存在になれると思います。
五輪でリリーフを経験したり、撃たれた事も成長の糧となっているはず、来季の更なる進化が本当に楽しみですね。