意識高く続けよ「感想戦」

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一軍は楽天と、二軍は四国銀行と練習試合。
打てた抑えたは相手との力関係や偶然性もあるので、この時期大した意味を持たない。やろうと思ったことがどの程度の完成度に達しているか、それが高いレベルで通用するか。やっている本人が一番わかっている。というか、見ているほうにはわからないことが多すぎる。

そうした個人的な取組と別に、チームとして強くなるための課題をシステマチックに改善していく取組が大切になる。その意味で、試合後のベンチで選手たち同士で「会議」のようなものが行われていたのが興味深かった。ミス連発の実戦練習以後やっているらしき選手同士の意見交換。まるで将棋の感想戦のごとく、坂本主将を「議長」に選手たちが次々と意見を述べる場面が映し出されていた。
何を言っているのか、これまでもロッカールームではよくあったことなのか、、本当にチームを改善していくために役立つような発言があったのかなど、詳しいことはもちろん知らない。
ただ、目的や目標がコミュニケーションによって共有され、それがチームとしてやるべきこと、やるべきでないことに落とし込まれていけば、競争意識にひとつの指標ができるとともにチーム全体で励まし合ってカバーし合ってで強くなっていこうという機運が生まれる。個人、チーム総合的に意識レベルが上がり、それが「野球の質」向上に繋がる可能性がある。
この取組がそうした価値あるものへと発展すれば、爆発的なチームの成長力に直結するだろう。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    練習試合後にベンチで行われている坂本主将発案の「試合中気づいた事を言い合う会?」、この時期ならではとは思いますが選手間のコミニュケーションを取る上でとても良い取り組みかと思います。
    自主トレでは他球団の選手に頼った選手が軒並み結果を出し(特に菊池→熊谷)、
    キャンプイン後は若いチームなのでこういった取り組みでお互い高め合うのは大切な事です。

    楽天戦、前日の岩本の芸人のような解説から一転、真面目な性格が伝わる上本の解説の中、ゲームも締まったナイスゲームでした。

    特に完封リレーの投手陣は仕上がりが良く、「能見の教え」で進化した伊藤は安定感抜群で「開幕投手」に名乗りをあげるのも頷ける。
    今季大ブレーク予定の村上・湯浅もどんどん状態を上げており、このまま一軍の重要なポジションに配置できそうで楽しみ。

    打者では、矢野監督が何気なく「サード争い」「4番争い」を上手く煽っていて、大山と佐藤輝が煽りに乗っかり好調をキープしているのは嬉しい。
    猛打賞の佐藤輝は、かつての落合・掛布理論「ヒットなら(HRじゃなくて良いなら)なんぼでも撃てますよ」と言わんばかりの広角打法で進化を見せました。
    大山・佐藤輝は中心選手なのでオープン戦前にはポジションを固定してあげたいところ。
    個人的にはサードは輝明に守らせたい。

    どんな試合でも勝利は嬉しいですね。

  2. 西田辺 より:

    昨日のスタメンは、三塁 佐藤輝・左翼 大山。
    おそらくこの二人は、シーズン始まっても殆どの試合でスタメンを張る選手
    となるでしょう。
    その選手に、アッチもこっちも守らせるのは如何なものでしょうかね?
    今更出場機会を求めるとか、マルチな活躍を期待するような選手じゃないと思う
    んですがね。
    余り違うポジションを、あちこち守ると使う筋肉も違うから故障の原因にもなり
    かねませんし、このクラスはせいぜい2ポジションで良いんじゃないでしょうか。

    「感想戦」
    昨日の試合終了後、最初何をやっているのかが分からなかったんですが、坂本の
    司会で試合についての意見交換をしてたんですね。
    いつも、同じコーチが同じように同じ事ばかりを、やいやい言っても聞いてる方も
    飽きてくるし、一方的な押し付けになってしまう。
    仰るように、チームとしての意識の共有と言う面も大きいでしょうが、選手個人が
    どんな考えで野球をやっているのか垣間見えるのが、チームメイトにとっても
    首脳陣にとっても財産になるんじゃないですかね。
    監督が色々アイデア出してマスコミ映えするチームもありますが、こういう選手から
    湧き出てくる「チーム力向上アイデア」は大事にして欲しい。
    いつか選手自身の大きな力になってくれるはず。

  3. 岩修 より:

    タイガース主将坂本、熊谷に梅ちゃんは皆大学時代、主将を任され梅ちゃんは全日本の主将も経験している。
    それぞれのキャプテンシーが融合しとてつもない力になりそうな気がした2試合だった。
    本塁打も放った坂本のリードに応える藤浪。超人的なファインプレーに強烈タイムリーの熊谷はセカンドレギュラー当確かと思った。
    しかし梅ちゃんに元キャプテン糸原も黙っと無いだろうし、小幡も力つけてるし木浪もいる。
    全員の力で平野歩夢の「トリプルコーク1440」みたいに羽ばたいて欲しい、何て思ってしまった。
    村上と湯浅も良いですね。

  4. 虎轍 より:

    試合終了後の選手ミーティングをした後に首脳陣のミーティングが始まるようですね。
    目的意識を高く持つのはええ事やと思いますね。
    ただ、選手は個人事業主なんで、どこまで融合出来るか?
    上手くチームとして纏まってくれるとええですね。
    佐藤輝明がボヨーン打法を習得したのか?(笑)
    お見事な打ち分けでしたね。
    続けていこう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  5. 大虎真弓 より:

    この試合を観て感じたことは野球と言うスポーツはつくづく個人の欲を抑えてチームの為に必要な動きをとれるか?が問われると思った。
    初回の大山のセンター前に打ち返した打席を見て去年まで加点のチャンスに気持ち良くフルスイングして内外野にポップフライを上げていた自己中?な姿を反省してのものなのだろうか?
    自らのバットでサヨナラ勝ちを得た体験がバッターとして何を最優先するべきかを学んだのだろう。
    ワンアウト三塁でランナー江越ならスクイズでも叩きつけても同点に出来た場面で三振した後輩の遠藤くんには是非学んでもらいたい姿だな。