接戦もまだ広島に勝てず

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野球はジャンケンみたいなところがあるが、矢野監督は致命的に弱い。ほんの一瞬強くなったときもあったが、長く続かずまた逆を出すようになっている。ジャンケンは純粋な運ゲーかというとそうでもなく、スジを読もうと努力することで確実に勝率は上がるという。そういう努力をあまり感じない。

軍を模したゲームという意味では将棋が一番近いのだろう。全軍の布陣を整え、守りをしっかりさせた上で果敢に攻撃を仕掛ける。そのバランス感覚や、相手の一手で刻々と変わっていく局面への対応力、駆け引きや予測力が必要なのは将棋そのもの。矢野監督は長考の末、二歩とかやりそうだ。

その一方で野球は囲碁みたいなところもあり、局地戦にとらわれて右往左往していると全体の辻褄が合わなくなり、終わってみれば大敗を喫してしまう。矢野監督は、いつの間にか五目並べに執着していそうだ。

打てない打てない言うが、手を選んでいるのはあなた。駒を動かしているのも、石を置いているのもあなた。自分の指先、自軍の駒、同じ色の石と戦っているんだから、相手との勝負にならないのは当たり前。

選択の良し悪しは別にして、リードの4回までで秋山を降ろして継投勝負に持ち込んだのなら、何人をつぎ込もうと最善のつなぎに執着しなくては辻褄が合わない。
選択の良し悪しは別にして、失点確率を上げてまでセカンド糸原にしたのなら、あそこではバントではなく打ってもらわなきゃ辻褄が合わない。
先発オーダーにせよ、代打の選択にせよ、攻撃イメージのバリエーションがないため、コトを起こすための駒揃えができていない。

勝負師としてなぜここまで弱くなってしまったのかは知らないが、意固地になりやすい気質が影響していそうだ。
首脳陣による環境整備が期待できないのはもう仕方ないものと考え、選手たちには自分の成長のために何をすべきかを考え、目標を定めて日々取り組んでほしい。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    「三振では事が起きない」って、どこまで選手任せなのか。チーム状態が悪く調子が上がらない選手が多いのならベンチが徹底的な指示を出して、失敗してもベンチの責任って選手に思わせるようにならないと選手のプレッシャーは軽減されない。

    本来マルテは選球眼がよくチャンスにも強いタイプの選手。それがあんなボールからボールになるような球を振るなんてプレッシャーと焦りによるものが大きかったのではないでしょうか。3球目の際どい判定や病み上りの万全でない状態もあるのでしょうが、相手バッテリーの狙いは内野ゴロ。九里の持ち球ならインコースへのシュート又はアウトローへのツーシームで来そうな事は素人の私にも予想がつきます。ならば狙うなり捨てるなりの指示を出しておけば違った結果になったように思います。

    ミスをした選手を見放したり叱責するのも必要な事かと思いますが、自身の腹を括った采配を見せてくれないとファンだけでなく選手の心も離れていく一方です。二歩や五目並べみたいなトンチンカンな采配はもう観たくない。

  2. タクロー より:

    理解……不能。予測……可能。

     天気を予想するのに、ど素人でも「晴れ」と言い続けておけば、当たる確率は5割は固い。夏場なら8割は行きそうだ。ど素人でも、鉛色の空を見上げれば、もうすぐひと雨きそうだと大体わかる……。さてと、甲子園で2回裏にやってる択一クイズをもじって、、

    Q1)なぜ、リードしているのに秋山を4回で降ろしたのか?
    a.彼が信用できない、はっきり言って好きではない。b.彼に勝ち星をつけさせたくはない。c.1点差であれば5回からでも強力中継ぎ投手陣で逃げ切れると思った。d.将司や藤浪がコロナ禍から復活してきているから、先発陣から誰かを落とさないとあかん。青柳、西勇輝、西純矢、ウィル…、ガンケル、の中で評価ベッタの彼だと試合前から決めていた。立ち直って好投したらややこしいのでピンポイントで代えた。

    Q2)なぜ、点が取れないから守り勝たなきゃあかんのに、守りの要のセカンドに、危なっかしい、かつ、打撃不振の糸原を起用したのか?
    a.2軍監督時代から主従関係ができている。彼を信用している。b.彼を2日連続でスタメンから外すことは考えられない。c.スタメン外した時、ベンチで一番声を出している。d.そろそろ打ち出す、今日こそは打つと神のお告げがあった。e.記録に残らなきゃエラーではない、併殺を取れないことなんて些細なこと。知らんぷりしておこう。

    Q3)なぜ、左のワンポイントとして支配下登録して間もない渡邉を、右打ちの相手4番から投入したのか?
    a.浜地は前日のシンドイ場面で使った。b.岩貞より信頼できる。c.僅差勝負になりそうなので、イニング跨ぎできる齋藤は残しておきたい。d.苦労人が好きだ。e.実はウィリアムスにダブって見える彼を育てたい。

    Q4)自らが起用したことをまるで覚えていないかのように、なぜ「三振じゃねー」と評論家のにようなコメントが出せるのか?
    a.すでに気分は評論家。次の就職先向けだから。b.右打席のロハスが良くないデータなんて知らんわ。c.一旦代打コールしてから左投手が出てきたから代えるなんてできるわけがない。d.前夜ヒットを打った陽川はたまたま。年俸に格段の差があるロハスを使わない手はない。e.マルテもロハスもあの場面で三振するなんて思いもしなかった。

     昨夜はセカンドの動きがよく見える1塁アルプスから。その差に愕然。スルスルっと寄っていき、軽やかなグラブ捌き、何より取ってから送球までの速いこと。此方、外野手並みに腰を落として取ったかと思えば、今度は出足よく進んだもののボールを蹴飛ばす始末。投手にいらぬ疲労が募る。やったー併殺!と思ったらモタモタ。鳥谷の教えが通じない。
    1点先行されるもすぐさま逆転し2対1。回を重ねる毎にやばい雲行き。ベンチは警戒の仕方が違ったみたい。小園、振れてるからやばいなあ、と観客席からでも予測可能だったのに、ベンチはノー天気だったみたい。
     さぁ、今日は3タテ食らわずにすみそうだ。雨のおかげで。

  3. こうさん より:

    毎朝のトラオさんの文章はもちろんだがタイトルも楽しみにしている俺。個人的な楽しみだがタイトルの前後を違う言葉に換えて「これがトラオさんが伝えたいことなんじゃないか?」と「無いかもしれない裏」を考えたりしている。昨日なら「呼吸をする」を換えるか「完封負け」を換えるか。

    呼吸をするのは生きてる人間なら当たり前なこと。呼吸をするを「当たり前」に換えてみると「当たり前のように完封負け」となる。「今のタイガースは完封負けが当たり前と書きたかったのかな」なんて考えたり。逆に完封負けを換えると「呼吸をする」に付けるなら「うそをつく」にしたくなった(ニュアンスは変わるが)。そんな思考で昨日のコメントは「矢野さん、うそじゃん」が浮かんだ。

    今日のトラオさんの文章は今までにないくらい「ヤバいタイガース」を表現している。「生活習慣を改善」を掲げているトラオさんとって、まだまだ厳しい文章を書かなければならない日が続くと思う。
     
    6連勝の初日から数えて昨日で8勝6敗。2勝1敗を保つなら今日から4連勝しなければならない。まぁ無理だわな。

    2点で逃げ切れるとは思っていない。…思っていないけど敗戦で気の抜けたビールを喉に流し込んだら涙が出てきた。「俺の大好きな阪神タイガースをメチャクチャにしやがって…」と自然に口から出ていた。

    矢野さん、あんたは試合後を評論する人じゃない。監督なんだ。

  4. 虎ジジィ より:

    じゃんけん、将棋、囲碁がダメならオセロのように前半ワザと相手に取らせ終盤に大逆転なんて出来れば最高ですが野球のセオリーでは有り得ませんし…

    昨日の「裏目チカラ」は秋山の4回まででの交代。
    勿論、翌日の天候なども考慮しての「一手」とは思いますが、まだ水曜日なのに勝ちパを全て使い切っての敗戦(勝てばOKだった)は非常に痛いです。

    状態の悪い「糸原優遇采配」も理解に苦しみます。
    撃てないなら、しっかり守れる選手を使い失点を防ぐ事も必要です。

    捕手2人体制も裏目に出ています。今季の梅野、坂本は打撃面はほぼ投手並。もう1人本職の捕手を上げてチャンスで梅野の時など代打を使える状態にしておくべき。

    5月の(2勝)7敗は全て僅差負けであり、裏目采配を逆にすれば勝ち負けの数学が逆になっていてもおかしくないゲームが多い。
    指揮官を交代してみてはいかがでしょう?!

  5. 西宮トラキ より:

    よく他チームでは、打者がバッターズボックスに入る前にコーチ、時には監督直々近寄りアドバイスしてるシーン見かけますが、タイガースで、いままでそういうシーンあったのでしょうか?「ボール多いぞボール振らないように」とか「低め無視してゾーンあげていこう」とか一声かけるだけでだいぶ違うと思います。チャンスでまわってきたときの迷いを無くすのも監督コーチの責任です。

  6. ヒデボー より:

    7回、8回の1死2、3塁のチャンスをモノに出来なかったの全てでしたね。あの場面は打者任せで良かったと思います…

    8回の裏の糸原の場面ですが、2ボールからバント成功させましたけど、個人的には1球待てのサインを出して欲しかったですね。結果論になってしまいますが…

  7. 岩修 より:

    7、8回の攻撃見て呆れを通り越し無感覚状態になった。必死のパッチでチャンスメイクしても不振のマルテ、ロハスに回ってしまう。下手守備で逆転の原因になった糸原は打って取り返させるべきなのにバント。助っ人達は結果が欲しいからか内角のボール球振って追い込まれ外のボール球フォークで三振。何故冷静になれと指示しないのかとベンチを疑ってしまう。サトテルも背の高い助っ人左腕に3球3振。全てボール球。初対戦の投手だからとボールを見ていけ何て指示は無かっただろうなぁ。梅野も沈む変化球を簡単に引っ掛ける。
    ここも指示は無かったと思う。
    もう選手は去り行く良太、北川コーチに不振の原因を冷静に熱く意見を交わしあって検証して欲しい。ピンチでも笑顔の佐々岡監督の表情が今のでも目に焼き付いている。投手陣のお陰で善戦してるのが嬉しくも歯痒いカープ戦7連敗だった。

  8. いわほー より:

    今日(甲子園)、明日(横浜)と、お天気が怪しいので、ゆったりとした夜がおくれるかも。
    以前、岡田さんが岩貞は短いイニングだけのリリーフには向かないと話していた。
    ただ、今のタイガースは先発投手の頭数は足りているだけに、そこに岩貞の働き場はない。
    髙山も左打ちの外野手は余り気味なだけに、岩貞+髙山で右打ちの実績ある代打要員とトレードできないだろうか?
    ジャイアンツは冷徹なくらいシビアに弱点を埋めようと選手を流通させる。(成功も失敗もするけど)
    タイガースはそこまでシビアになれないところが良い点でもあるし、弱点でもあるのかな。
    とにかくウィークポイントが明らかなだけに、球団あげて弱点を補強する努力が必要でしょう。

  9. 西田辺 より:

    逆転されてから、アルカンタラ-湯浅-岩崎と注ぎ込んだのは、今日からの
    雨を見込んでの手だったと思う。
    マスコミなんかは「執念の継投」とか書くかも知れないけどね。
    勝負勘と言う点で、明暗分かれたのが8回。
    大山糸井が制球に苦しむケムナから連続四球を奪い、糸原に犠牲バント。
    (これについての賛否はさておきます)
    8番入れていた投手の所に代打ロハスJrを送る矢野監督。
    それを見て佐々岡監督は左の森浦をマウンドへ。
    この瞬間に「やられた」と思いました。
    左に比べて右打席のロハスの期待値は低い。
    スィッチのロハスに矢野監督は代打の代打は出さないと踏んだ佐々岡監督の
    読みが当たりました。
    結果は「何処振ってんねん」と言う三振。
    もう何もかも相手の掌で遊ばれての負け。
    広島にしてみれば、二手三手先を考えてやってこない矢野野球は組みし易い
    相手にしか見えないでしょうね。
    残念ですけど、ここから脱却する事はもう今年はないでしょう。
    選手の調子任せの野球をやってきたツケを払わされているんですから。
    もう選手は自分の給料の為に野球をやって下さいな。

  10. 虎轍 より:

    昨日は現地観戦でしたが、秋山の交替は何かのアクシデントかと心配しましたが、監督のアクシデントって分かって胸を撫で下ろしました。
    嫌いな秋山に勝たせたくない。イニングを投げさせたくない。っていう事ですね。
    で、大好きな糸原は併殺を取れない。誰もが併殺やと思ってるのに出足が悪く、待って捕ってって、タイガースの負けをアシストする工作員か?と思ってしまいましたね。
    バントしたら打率は下がらへんから、打たせて併殺になったら糸原が叩かれてまうからバントやったんか?知らんけど(笑)
    今日は雨が心配ですが、聖地甲子園に向かおう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  11. じょに より:

    思えば岡田さんは将棋もジャンケンも強かったですね。確かアマ三段くらいだったような。
    矢野さんの采配みてると、守備位置を固定しないとか、一人に役割を色々させちゃうとか、岡田野球に対するアンチテーゼに見えます。あんなに、一緒にやってたのに、そんなに岡田さんの野球嫌いだったんすかね。世話になった恩師の話も星野さんの事ばかり。
    岡田さんは「適材適所、役割分担」を徹底してました。ただ5年目くらいになると、我々も飽きてきて「水戸黄門みたいで面白味がない」なんて言われてましたけど、実際手堅くて強かった。
    ひるがえって矢野さんの言う全員で色々な役割をする「俺たちの野球」というか「俺の野球」はみんな中途半端になってしまって今回崩壊してますよね。
    残念でしょうが、矢野さんいわく「失敗は成功への途中段階」なので、一旦やめて外から野球を勉強して、もう一度帰ってくればいいんじゃないですかね。原さんもそうでしたし。
    僕らも矢野さんの人間性は嫌いなわけじゃないので勉強してリベンジしてほしいし、それがカッコイイと思う。
    ただもうひとつ、真弓さんや和田さんの時よりは、若手を使ってくれるので楽しいです。なので、続けるならとにかく明るくはつらつ若々しく頑張ってもらいたいです。ファンに元気を与えるのは勝利だけじゃないんです。

  12. setta より:

    torao様がこんな厳しい文を書かれるとは…。
    しかし、間違い無く正しい感想ではないかと思います。他の皆様もメチャクチャ重い気分でコメントされていると思います。私も激しく同意致します。
    タクロー様のクイズ形式はすべてが正解に見えました。

  13. with虎 より:

    こんにちは

    昨日は、懸命にベンチワークしてましたが、過去3年間見てきて、ホントに切羽詰まらないとやらないんですよね。で、センス?準備不足で勝ちきれない…

    今シーズンまだ100試合以上ありますけど、だいぶ厳しくて、、思い返すと昨年のゲーム差なしで惜しまれながら退陣、というのが1番良かったのでしょうね。

    結局、過去のシーズンでの勝ち負けの根拠なき采配であったわけです。

    なんかTwitterで見ましたけど、セリーグで優勝に導く監督は、多くは2年以内だそうで…
    落合1年目
    原1年目
    真中1年目
    高津2年目
    岡田2年目
    星野2年目
    緒方2年目 
    だそうです。

    矢野さんは3年目で降りるべき人で、この1年はチームにもファンにも辛いムダな1年となってしまいそう…選手はぜひ頑張って!

    矢野さんのセンスのなさは、自分が見えないところ。普通、将と副将は互いに無いところを埋められる人材を選ぶべきで、主観と客観、情熱と冷静、鬼と仏… 2人とも根性論感情論ではね。

    また、首脳陣やチーム編成も、チームワークや経験値の上積みにばかり期待するが、マンネリや慢心、油断のマイナス面を見れない、見ない?監督です。

    6連勝でおっもしかして!と思えただけに、悔しさ募りますよ…
    今日は雨かな…

  14. 夜叉が池 より:

    捕手は緻密な人が多いと思ってたんやけど、うちのカントクはそうやない。勢いで走るタイプ。ただここに来て用兵・作戦共に支離滅裂。シーズン終盤ならともかく、こんな状態で続けてたらチーム自体が崩壊するやんか。球団は即刻休養させたほうがええと思う。

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