矢野采配ズバリ!渋いが会心の勝利

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地味ながら、すごくいい試合だった。
まずは矢野采配が当たりまくり。スタメン起用の熊谷、陽川、北條が点に絡む活躍をし、相手の裏をかく作戦もバッチリ。投手継投も完璧に決まった(6回ウラ二死、坂倉のところで渡邊にスイッチしたところの迷いなさが素晴らしかった)。
すると運も味方につき、ラッキーな打球、大事なところで相手のミス、拙攻も加わる。この流れを続けていきたいね。

得点経過は、2回に先制点。二死から北條がストレートの四球(なぜか床田が投げづらそう)で出て、陽川が右前ヒットで繋いだ一三塁から、梅野も得意の右打ちで続き1点先制。試合序盤で8番打者に弱気になるなはカープの鉄則、強気で負けなかった梅野の勝利だった。

3回の2点目は先頭中野が右前打で出ると、熊谷との間でバスターエンドラン。ライナー性の打球だったがレフト前に落とすと、中野は好走塁で一気に三塁へヘッドスライディング、これもチームに勢いがついた。近本のボテボテ投ゴロがセーフティースクイズのようになったラッキーも勢いのなせるわざ。

6回は、ヒットとバッテリーエラーの輝明を二塁に置いた二死二塁から、北條が三塁線を渋く破るタイムリー二塁打。打つ前、アップになった北條はニヤっと笑ったような顔に見えた。リラックスするためなのか、リラックスできていたからなのか、とにかく好結果を予感させる顔をしていた。

5月の月間MVPから調子落ちしていたウィルカーソンだったが、この試合では制球の良さが戻り、梅野にいいところを引き出してもらったのもあって自由自在な投球。バックの好守備に助けられて、いいところで併殺も取れた。とりあえずひとつ勝って落ち着いただろう。

浜地、湯浅、岩崎も堂々とした投球。完全に、後半にリードしていれば僅差でも勝ちきれるチームになった。

7月も後半にきて、マツダスタジアム1勝目をようやくあげられた。異常なスタートで幕を開けた2022シーズンが、これでようやく「当たり前」になった。あとはやられ過ぎた分を裏返していけば、成績そのものも「当たり前」に収斂していくだろう。2位争いに気を取られる必要なんてまったくないだろう。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    「スタメン」&「足絡め」&「自慢の投手リレー」で勝利をもぎ取った、本当に地味ながら会心のゲームでした。

    正直ゲーム前はカープで1番嫌な先発床田vs6月以降ピリッとしないウィルカーソンのマッチアップ(更に勝てないズムスタ)という事で苦戦を予想していましたが、
    初回 熊谷の意表を突くバスターエンドランで中野がサードまで行った走塁が大きく、先制点に繋がった。
    これは好投手を崩す お手本のような攻撃でした。
    その後の2点も床田対策で抜擢した陽川や北條が得点に絡みベンチの思惑がズバリと当たった感じです。

    先発ウィルカーソンは今回ダメなら桐敷、藤浪(森木も良い)とローテ交代の崖っぷちの中、5月の頃の球威が戻り、ストレートで押し込みながら変化球でゴロアウトに取る素晴らしい内容。
    6回、ランナーを背負った場面で嫌な感じの左の好打者 坂倉のところで「左殺し」の渡邊へのスイッチもベンチの好判断、あの たった1球が大きく勝利を手繰り寄せた。
    7回は通常のアルカンタラではなく、ずっと好調の浜地を使い湯浅〜岩崎とほぼ完璧なリレー。
    投手に関しては誰かに疲れが出てもカバーできる投手が居るのは強み。
    現状 一軍リリーフ投手に「負けパ」など居ないどころか、離脱組のケラー、島本、小川、及川など戻れば即戦力になるので後半戦も期待できる。

    昨夜で借金2まで戻し借金完済も見えてきた。
    3本柱(青柳、西勇、伊藤将)の先発の日は確実に勝利しておきたい。

  2. とらかっぱ より:

    地味でしたが本当にいい試合でした。

    二死から作ったチャンスを8番が返す。強いチームはこういった攻めが出来る。実際昨年前半のタイガースはこんな形で点を取るケースを良く見ました。今季の梅野は強振する場面が多くクソボールにもよく手が出ている。スイングの後はフラフラと体勢を崩しヘルメットが飛んでた時もあった。振り過ぎによるものか、足腰の疲れによるものなのかいづれにせよバランスを取れないスイングであり、昨晩のタイムリーの様に引き付けてミートする事に徹すれば打率が200以下なんて打者ではなくなるはず。不可解な併用が続きモヤモヤした気持ちが一発狙いのようなスイングに現れていたのかも知れないが、センス抜群の右打ちを増やせば打つ方でのアドバンテージで外せない選手になると思います。タイガースの正捕手は俺だという所を見せ続けて欲しい。

    ズムスタで床田を打って0封で勝つ。これで鯉患いも完治した事でしょう。ここからのカープ戦は全部勝て!

  3. 西田辺 より:

    雨後の猛虎!強し!
    昨日で、雨天中止のあとのゲームが11連勝となったとか。
    特に科学的・論理的根拠はないのでしょうが(笑)、ポジれる要素は何でも
    ポジって行こう。
    先制点の前の北條の基本的な進塁、エンドランでの中野の好走塁、キャッチャーの
    弾く状況を見ての二塁進塁。
    とにかく広島戦は足を使って欲しいと、書き続けてきましたが、昨日はいずれも
    得点に絡む大きな原動力となりました。
    何も盗塁だけが足を使った攻撃じゃありません。
    相手のスキを突く・相手の弱点を利用するのに、機動力は大きな武器になります。
    今日からもドンドン塁上を引っ掻き回して行こう。
    ウィルカーソンは、ここの所の立ち上がりの悪さを払拭する内容。
    細かく変化球で躱すよりも、強い真っ直ぐで相手を抑え込む方向に。
    おそらく試合前のバッテリー間のミーティングで、そういう方向付けが出来て
    いたんだと思います。
    好調広島打線に真っ直ぐ中心に押していくのは勇気が要ったと思いますが、
    梅野もバッターの反応を見て対処できていたし、ウィルカーソンもそれによく
    応えてくれました。
    昨日は継投もズバリ。
    本文にもありましたが、6回裏二死からのナベじぃへのスイッチは、今まであまりない
    継投でしたので、ちょっとビックリ。
    それだけ今の坂倉には、注意を要するという事でしょう。
    浜地はついに勝ち継投の7回に。
    今年、彼の急成長もタイガース中継ぎ陣の層の分厚さに貢献してくれてます。
    真っ直ぐの強さ、変化球の制球、落ち着いたマウンド捌き、どれをとっても
    堂々たる勝ちパターン継投の一員のそれです。
    高校時代は、オリックス山本由伸らとともに「九州四天王」と称された実力が
    ようやく花開こうとしてます。
    これでようやく、ズムスタ今季初勝利。
    今日も勝って、今季初の広島戦勝ち越しを決めて、ネガティヴな文字をドンドン
    外して行きましょう。

  4. yalkeys より:

    皆さんご指摘の通りの好采配でした。タイガースの正捕手は誰がなんと言っても梅野です!坂本が戻って来たからといって、スタメンに名を記すなどの愚策は勘弁して下さいヨ。好き嫌いではなく、いい選手を使うべきです。

  5. 岩修 より:

    さすらいの鯉煩いからの脱却だと良いなぁ。今年初めてtorao様が褒め称えた気がしたゲーム。
    崖っぷちから熱投のウィルクにシン勝ちパ浜地。内野ゴロでゲッツー奪った湯浅に完璧20セーブ岩ザキ。
    カープ菊地の前で躍動した熊谷。
    床田キラーになりつつある北條にしぶとい打撃の陽川とスピードスター達の足技に痺れた。大山復帰で元気出たのかな?
    ネが多いヒーイン梅ちゃんだったけど
    自信に満ち溢れた表情が戻り安心した一夜だった。ただ、カープ命の仕事仲間が、近本じゃないトップバッター良くヒット打つけど誰?って聞いてきた。中野も知らんのかいって、ショックや~。

  6. 虎轍 より:

    前から書いてましたが、バスターエンドランの采配は私は好きです。
    やっと叶った采配です。
    そこから先制点を奪えたのも良かったですし、その先制点でウィルクに勇気を与えられたと思いますね。
    床田キラーの北條‼
    床田も嫌がってストレートの四球も効きましたね。タイムリーの打席も四球かと思いきや、勝負するんや!(笑)って感じで打席でニヤけた北條。しっかりと仕留めた北條‼GJ
    まぁ三塁線を詰めてない広島守備にも助けられたかな?(笑)
    陽川に4点目を期待しましたが、まぁこれからかな?(笑)
    今日も勝って聖地甲子園に帰ろう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  7. いわほー より:

    ふてぶてしいまでにタイガースに投げ込んでくる床田ですが、昨日はいつもと違った様子でした。
    こと北條には投げにくそうなのが不思議。
    ファームで北條にやられていたのか?
    ともあれズムスタで片眼が開いて良かった。
    今日の試合で連勝して週末DeNA戦に2勝すれば「ASGまでに五割復帰計画」みっしょんこんぷりーとっすな。
    「まくられるタイガース」は何度も見たけど、「まくるタイガース」も見てみたいぞ。

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