天気を読み、計画的かつ芸術的なグラウンド整備を仕上げた園芸さんのおかげで、まるで何事もなかったかのように試合が始まる。
先発才木は、高い湿度もよかったのか指にかかった速球が低めに伸び、同じところから落ちてワンバンドするフォークで空振りをとる。ほかの変化球もうまく織り混ぜ奪三振を積み重ねた。
3回、打撃好調の大山のタイムリーで先制。5回は近本が今季2本目の本塁打を浜風が吹かないライトスタンドへ放り込む。さらに二死走者なしから大山が四球で出ると、ロハスが左中間を破って大山を迎え入れ3点目。
6回ウラの攻撃中に雨が激しくなり、広島の守備も乱れて追加点が入った。いいところで終わりにするような試合展開になる。輝明が満塁の走者一掃の三塁打を打って7ー0。まさにいいタイミングで中断となり、おしまいかと思ったら、またまた園芸さんによる「魔整備」完成。一死三塁打者大山で試合再開。ところがその時にはまた雨が降り始め、再開後の初球を大山がタイムリーヒットして8点目が入ると、誰の目にも続行不可能な豪雨となって試合終了。結果的に大山に1打点、1安打を記録させるためだけの中断と整備になったが、誰もが納得できる一連の手続き。
チームと園芸さんの完璧な連携により、最後の攻撃中に代打を送られていた才木が完投となり、プロ初完封が記録された。今年は晴ればかりだったが、ここにきて園芸さんのありがたみを感じる試合となった。
相手も苦しい状況だが、とにもかくにもやられっぱなしだったカープをスイープ。このままの調子でいってしまえ!
コメント
仰るように阪神園芸さんの神業には頭が下がります。
ただ、あくまでも個人的な意見ですがあのグランドコンディションで40分間も ずぶ濡れの選手やファンを待たせる必要があったのか?には疑問が残ります。
運良くゲーム再開直後の一球で大山がダメ押しのダメ押し〜土砂降りとなりカープファンも納得のコールドゲームにはなりましたが、あのグランド状態で9回まで続けていたら まともな守備にならず怪我人が出ていたかも知れません。
敵ながら、中断直前の上本弟の2プレーなどは気の毒でもありました。
「30分間中断が続いたら、その時点でゲームを終える」など、キチッとしたルール作りも必要かと思います。
ゲームの方は、才木のランナーが出たらギアを上げるエースのようなピッチングに、
守りでも佐藤輝明のスライディングキャッチ、中野の背面キャッチ、大山の素早い身のこなしでのゲッツーなど要所でファインプレーが出て才木を盛り立てました。
攻撃も「予報が悪い日はとにかく先制」の鉄則通り、神がかって来た大山の先制打と、近本の気持ちのいいジャストミート弾丸ホームランでゲームを優位に進められました。
今季、カープには「悪夢?」みたいな負けが多くツキもなかったけど、
昨夜は結果的に連投の勝ちパを休ませての才木プロ初完封勝利という最高のものになりました(現地観戦の方ごめんなさい)。
これで借金は完済、貯金の9月にしてCSを今季絶好調の甲子園球場でやりたい。
才気煥発……才木完封
落差のあるフォークでカープ打線をキリキリ舞にさせた。6回奪三振9個、について問われると「ボクは三振を取る投手だと思っているのでよかったです」とケレンみなく落ち着いて答える。隣の近本に褒められると顔をくしゃくしゃにして喜ぶ。まるで高校球児のように。その落差、感情を豊かに表現できる素直な心がいい。
今季初勝利を手にした時の涙も忘れない。チームメイトが「才木のために」「才木に勝ちを」と言っていたのがよくわかる気がする。輝明と同学年だという。才気溢れる高卒6年目。夢がどんどん広がるタイガースの投手陣だ。
まだ降りやまぬ雨の中、まさかの再開だった。グラウンドはさほどダメージを受けていないし、ピンポイント予報も何とかなる範囲だったのだろう、大山のタイムリーを呼び込むかのように。これで80打点だ。目指せ100打点!
カープには少し気の毒な雨の降り方だったけど、まだ7勝12敗2分と大きく負け越している。勝負に情け容赦は無用。
さて今日から読売戦。甲子園での読売戦を観戦するのは最後となった。今季の勝ち越しが決定している実力の違いを見せつけてくれ!雨具を忘れちゃいけないなあ。大山の打点も輝明のホームランも忘れないでね。
日中は予報どおりとならず時折降る程度でしたが中断・中止時点の雨は凄まじかった。試合成立した後でよかった。阪神園芸の手際の良さは毎度のことながら素晴らしい。中断中掛布さんが現役当時のキーパー藤本さんの話をしてましたが、この方から辻さん金沢さんと技術が引き継がれているのですね。
才木は復帰当時の目一杯行くだけでなくゲーム感が戻ってきたのを感じます。これまた開設の佐藤義さんが抜くところを覚えて完投できるようになって欲しいと仰ってましたが来年以降に出来る様になってくればエースへの道も拓けそう。フォークのキレも良かったのは梅野への信頼感もあるのかと感じます。湯浅や西純もそうですが梅野の壁能力がタイガースのフォークピッチャーを育てている。打つ方はサッパリでしたがやはりタイガースの正捕手は梅野一択だと思います。
今日からは低空飛行のジャイアンツ戦。ここで叩いて今季の引導を渡してやりましょう!
ストレートに多少ばらつきはあるものの切れの良いフォークで三振の山を築いた才木。無観客のヒーインでの満面の笑顔に心が洗われた気がした。
至宝大山と村神と並んだ最多安打の近本。速いストレートにタイミングが合わないけど最後3点3ベースのサトテル。でも、カープの心を折ったのは5回2死からのロハスのタイムリー2ベースだったと思う。
6回裏、近本のヘルメットから水が滴り落ちる中での守備は気の毒だったけど裏の攻撃は終わらせたいのもあるし難しいですね。
今夜は来季残留してくれるかどうかの西勇と戸郷の対決。ヤギさんの為にも撃たんとあかんよ打者陣。
ヒーインの近本の笑顔、可愛かったなぁ。あの笑顔を何度でも見たい。近本の3番を望んで、近本のトリプルスリーに期待した今シーズン。けど昨日のセンター前ヒットを見てると気持ち良さそうに打っている。あれこそが近本の魅力なのかも。実力で手に入れた打順、来季の監督は今季の実績を、どう評価してくれるかな。
才木のストレートとフォークで勝負する姿を見てると「大魔人・佐々木」を思い出す。佐々木さんが先発してるような感じだから相手にも脅威なはず。梅野だから自信をもって投げられるフォーク、全力のフォークは見ていて気持ちがいい。
ロハスは初球を捨ててるような感じだが気が付いたらスリーツーまで投げさせている。選球眼が良くなったというよりも日本の投手に慣れ始めたのだろう。残り試合は少ないが「結果を出して生き残る」という想いを利用してスタメンで使ってほしい。…けど守備がねぇ。レフトしか向いてないのかな。
西にFAの季節がやってきた。試合を作ってくれるのはありがたいが個人の貯金が少ない(あの打線で、よく投げてくれているが)。野球の匂いがしない場所だが、麻雀好きとしてはヨーロッパに移籍してほしい …なんてことを想像してしまうのは、当たり前に残留してくれると思っているから。
最近の若手先発の躍動を見て、
矢野監督は選手を育てる能力は高いんだなと改めて感じています。
もちろん、監督だけではなく、コーチ陣の指導の賜物ではあると思いますが、
投手陣は、先発ローテは今や西以外全て生え抜きですし、
リリーバーも勝ちパターンはケラー以外全て生え抜きです。
野手陣もロハス以外全て生え抜きで、クリーンナップは全てドラフト1位の選手です。
個人的にはこういう、生え抜き選手が順調に育っていくチーム編成を望んでいましたし、
一昔前からは想像出来ない変貌ぶりです。
矢野監督の戦略、采配、選手起用(守備位置含め)には納得できないことも未だに多いし、4年間であまり成長も感じられませんが、
こと選手育成に関しては、十分に手腕を発揮したと言えるのではないでしょうか。
来年はタイガースの黄金世代である近本、大山らが29歳になります。
選手として最も良い時期になっているので、
次期監督にはぜひとも優秀なコマンダーを据えて、必ず栄冠を掴んでほしいと思います。
まずは才木のプロ初完投、初完封おめでとうございます。
6回18アウトのうち、9アウトが奪三振はお見事でしたが、9回を投げきれるようになった時が才木の野球人生の完全復活やと思いたいですね(笑)
あとは虎ジジィ様が全て書いてくれてますので割愛します(笑)
今日も勝って、まだまだ勝って、今季を143試合+αで終われるシーズンにしたいですね。
今日は雨は大丈夫かな?
さぁ聖地甲子園に向かうとします。
疫病退散!
頑張ろう日本!