相手がやられてイヤなことをやれという。さらに言うと、その場合の「イヤなこと」とは、単に「嫌がらせ」「イヤな気分にする」という意味ではなく、「将来イヤなことが起きそうだと思わせる」とか「イヤな予感を誘う」とかが重要になる。
逆も真なり。味方がいい気分になることをやっていけばいい。すなわち、将来いいことが起きそうなことをやっていくのが大事。しかもそれは表裏で連動している。相手がイヤな予感は、味方のいい予感。味方のイヤな予感は、相手のいい予感。野球は心理戦というが、そのキーは「予感のコントロール」にある。
予感の正体は「統計学的なもの」だ。子どもの頃から野球をやってきて、こうするとこうなるという経験則が予感をもたらす。必ずしも科学的証明とか数値的な裏付けは必要としない。「先頭打者の四球は点になる」とか「ミスをすれば負ける」とか「1球で送りバントが決まればいいリズムになる」とか「ピンチのあとにチャンス」とか「ファインプレーで流れが変わる」などなど、ことわざレベルでも予感は生まれる。意識が結果に作用する。「代わったところに打球が飛ぶ」に代表される、因果関係の証明など絶対に不可能な「格言」を含め、野球人が共有してきた「経験則」を利用することで予感をコントロールして、味方有利に事を運ぶことが指揮官にとって重要な役目だ。
しかるに現在の阪神は……という流れになるところだが、時間切れで今日はここまで(笑)。
コメント
なにか執念みたいなものを感じません。矢野監督は今、何を想い何をしようと企むのか。おそらく3位をキープしCSに臨みたいってのが本懐なのでしょうが・・・気に入った選手は多少成績が落ちても起用したいってのが未だあるようで、勝つための=相手が嫌がる事はやろうとしない。この人には経験則を活かしたり予測をまるで感じない。予祝は出来るのに。
佐々岡監督の采配も普段は?なケースが多いけれど、昨日の栗林投入には「絶対勝つ」意思が誰にでも見て取れた。それに触発されたかのような9回3点差ビハインドでの浜地投入には誰もが?だろうし何より浜地本人のモチベは上がらんかったやろうしプライドも傷ついたことだと思います。昨日の展開で浜地を使うなら7回から。青柳を代えたけどタイガースはまだ諦めてないってメッセージを出す意味でならビハインドでの浜地も納得して投げる事が出来たと思います。
もう第4コーナーはとっくに回って直線に入ってますが、ちゃんとしたムチを入れ直して欲しいものです。
村上スゴイです。バレ超えを期待してしまいます。
深いですな。今のタイガースからは不気味さ・怖さは感じられない。究極の「行き当たりばったり野球」だと思う。結論は「矢野さんは試合の流れを読めない」ということになってしまうのかな。
村上が55号。スタンドにいる読売ファンも喜んでいたから凄いことなのだろう。3打席連続を喰らった時に気になって調べたが、意外とタイガースは村上にホームランを打たれていない今シーズン…確か7本だったかな。読売の方が少なかったが昨日の2本でタイガースが一番、村上に打たれたホームランが少ない。何か来季に生きるデータになるかな。
読売にいた松井秀喜さんと比べると村上はデッドボールが少ないイメージ。もっと厳しく内角を攻めていい。打たれたくないなら攻めないと。
今でも苦しんでいる藤浪。彼と同じ道をサトテルに歩ませてはならない。自由にさせない、舵取りが出来る監督・コーチが絶対に必要だ。…もう前日の試合を振り返る気力が湧かない日が続いている。
今日のコラム「予感」の話し深いです。
ヒットを相手より多く撃って負けたという事は、「予感」をベンチが上手くコントロール出来なかったという事でしょう。
タイガースは、あそこで盗塁してい「タラ」、継投を早めにしてい「レバ」のシーンが多く、
逆に嫌な予感を早めに察知し栗林に回跨ぎをさせたカープ佐々岡監督の察知能力が優ったという事か?!
青柳は調子自体は悪く無かったけど、回の先頭打者に四球を与えた事が失敗。
そして、ランナーをセカンドまで行かせる事で前進守備の外野手頭を越される(定位置ならフライアウト)などことごとく裏目になってしまいました。
CS争いでアチラも必死!
「今日負けたらCSも無理になる」ぐらいの気持ちで矢野監督の超積極野球を見せて欲しい。
本文にはありませんが、糸井選手現役引退、お疲れ様でした。
平成生まれだけになったベテラン不在のタイガースをこれからも温かく見守って下さい。
佐々岡執念采配に矢野無能采配が負けた試合でしたね。
矢野采配はチームに、ファンに嫌がる野球が得意って事がわかりました(笑)
相手チームが嫌がる野球ではなく、自チームの嫌がる野球。すなわち、ファンも嫌がる野球ですね。
去年みたいに1勝が届かずに優勝を逃したみたいに、このままでは今年は1勝でCSを逃しそうですね。
青柳は球審山村のジャッジの遅さや、ストライクをとって貰えずで崩れましたが、バントなどしっかりした野球が出来れてば、あんな不様な試合にはならんかったでしょうね。
今日は伊藤将司に頑張ってもらって勝ちたいですが、今日の矢野采配はどんな失望を与えてくれるのか?
聖地甲子園に行って、見届けたいと思います。
試合時間が短いとええんやが‥
疫病退散!
頑張ろう日本!
全てをぶち壊す矢野。
大嫌いやわ(笑)
ただ、それだけ。
現状のチームの優先事項は何なんでしょう?
タイトルのかかった選手の記録?
ベンチ入りしてる選手の経験値の積み上げ?
無理せず怪我せずの安全運転?
プロスポーツの集団として、勝つことと1つでもいい成績で1年を終わらせること
以外に優先されるものがあるのでしょうか。
8月のお盆辺りに「一度青柳を抹消してリフレッシュに充ててはどうか」という
書き込みをしました。
1度ローテを飛ばしたくらいで、今の青柳の調子がどうこうなるかは分かりませんが
こうも彼らしいピッチングから遠ざかってしまうと、果たして投げ続ける事が
プラスになっているのだろうかと疑問に思います。
昨日も1巡目は悪くない感じがしましたが、2巡目辺りから思うようにボールを
操れないない様子。
対照的だったのが、広島の継投。
5回裏に1点差に追いついたところで、先発九里の勝ち投手の権利を奪い取る
ように森浦にスイッチ。
去年のように九里が最多勝を争っていたら、こんな継投をしたかどうかは
佐々岡監督のみぞ知る領域ですが、何よりも勝ちとAクラス奪取への執念を
感じる采配でした。
次の6回表には松山のヒットから始まり下位打線で3点を追加。
結果だけを見れば、4回に得点チャンスで青柳に代打を出せなかった矢野采配が
佐々岡采配に屈した形。
非科学的で非論理的ではありますが、勝利の女神にそっぽを向かれたタイガースに
この時点で勝ちの目はなくなったと言っていいでしょう。
8回に1点を返し反撃の形を作るも、抑えの栗林を8回途中から投入する広島。
島田の犠牲フライでもう1点は入るものの、反撃もここまで。
両指揮官の勝負に対する心構えが、明暗をクッキリ分けた試合になってしまい
ました。
1年目2年目の矢野監督はAクラス争いの中でも、もっと執念を持って勝負に
挑んでいたような記憶があります。
去年優勝を逃したあたりから、打てる手を打たない場面が増えてきました。
よく言われるお気に入り優先の起用で、情の方が勝負より優先してしまうのか、
祈りの采配で思考が停止してしまうのか。
球団記録を更新する程の完封負けが多いのも、決して選手だけの問題ではない
気がします。
今年で辞めるから、若い選手をAクラス争いで負担をかけたくないと思っている
のなら5位にでも最下位にでもなればいいんですよ。
阪神タイガースの監督を名乗る以上、最後の最後まで戦い抜いてくださいよ。
毎日球場に詰めかけるたくさんのファンや、懸命にプレーする選手たちに失礼ですよ。
torao様と皆様の深い文章に納得。
プロ野球で勝つという事は最後はトップにいる事で相手より1試合でも多く勝つ采配をし、勝てる試合は必ずものにする采配する事は当たり前と思う。
例えばエースが(今年は青さん)投げる試合は納得のラインアップを組み、試合運びもしっかり予祝じゃ無く予習しておく事。
143試合をどう戦うのか監督、コーチに選手達と本社が一体となり叡知の限りタイガースに尽くさないと(ファンも)上に立てないと思う。
もう何となくの組閣はやめて欲しい。
何故留さんや能見さん、鳥さんを手放したかとか言っても始まらないけど、来季のタイガースは不退転の覚悟で臨んで下さい。って自分自身の仕事はアレですが。でも今夜は虎轍様の為にもイトマサが勝ち投手になり、なるべく早い時間に終われる様に良い采配して下さい。でもグッチが復活して本当に良かった夜だった。それだけ…
岩修様こんにちは。
今日は伊藤将司が完封勝ちをしてくれると早く終わりそうですね(笑)
ここ最近は22時近くまでの試合が多く、テレビ観戦でも疲れますからね(笑)
伊藤将司には二桁勝利と規定投球回、佐藤輝明には2年連続20本塁打を目指して頑張って貰いたいですね。
虎轍様 コメント有り難う御座います。
そうです。何位になろうとも伊藤将の二桁勝利と規定回数クリアとサトテル20号達成だけは達成して欲しいですね。今夜は森下が相手だけに難しいかもですが大山、サトテルはどっしりと守備コロさせずに打たせて欲しいもんです。でも勝利を、しかも早い時間に終われる様にと祈っとります!
かつてダンカンが命名したタイガース伝統の「馬なり野球」が炸裂してますね
もしくは「うまいこといってくれたらいいな野球」
私は矢野政権の采配で唯一のハイライトだと思っているのは一年目の終盤にガルシアを先発から第二先発に回して連日ガンガン使ったことなのですが、ああいうのやらないんすかね
試合数も残り少なくなってきて日程的にも自慢の投手力をふんだんに注ぎ込める時期だと思うのですが
負けるべくして負けた試合。とにかくランナーを先に進める野球をしてほしいですね。無死一塁のバントは確率的に点が取れないらしいけど、ヒットが続く確率のほうが低いでしょう。進塁打ではなく凡フライを打つバッターしかいないチームではなおさらです。送らずに二死となってそこでヒットを打ち一三塁にしてもその後あえなく凡退というのがいかに多いか。送っておけば1点入ってたのにというケースばかり。去年の前半はたまたまサンズとテルがホームランを量産したので塁を進めなくても勝てただけです。
また、サンスポの鬼筆が書いてましたが、もう来季を見据えて若手と入れ替えたほうがいいと思う。木浪は高寺に、ロハスは小野寺に、……しかし、あとが続かん。ヤクルトの長岡、内山、中日の岡林、土田、DeNAの森、ピチピチしてますね。井上、遠藤、藤田、小幡、いつ出てくるのでしょう。でもまあ、今季限りの矢野さんに来季のことを言っても無理でしたね。
虎鬼様
>無死一塁のバントは確率的に点が取れないらしいけど、ヒットが続く確率のほうが低いでしょう。
セイバー厨の私から回答いたしますと(笑、まずデータ的なところでお話しますと
・送りバントした方が良いかどうかの損益分岐点は出塁率.250とされています(出塁率が.250以下であれば送りバントした方が良いとされています)
・昨今は投手のレベルが上がっているため送りバントの成功率は7~8割程度とされていますので、「確実に塁を進める」という行為ではない点に注意が必要です
・凡打でも進塁打になる確率は1割程度あります
以上の点から「余程出塁能力が無い打者でない限り、無死一塁からの送りバントはせず打たせた方が良い」とされています
ただここまでは正直今やどこのチームも分かっていることで(初回無死一塁での送りバントはほぼ何処のチームもやってないと思います)、あとは各監督がそこに何を載せられるか、という時代に突入していると思います
例えば無死一塁で目指したい結果は
・長打で無死二三塁(一塁走者によっては1点取って尚無死二塁)
・単打または四球で無死一二塁
・盗塁で無死二塁からの送りバントで一死三塁
・進塁打またはバントで一死二塁
とあると思うのですが、これをイニング・カウント・今の打者の打力・後続の打者の打力・相手投手のレベル・対戦相手の打力・自チームの打力・自チームの投手力etcを見てかつ一球毎に変わる状況の中で「今何を狙うべきか」をジャッジできる首脳陣や打者が揃っているのが強いチームなんだろうなぁと思います
フライボール革命全盛のMLBでも結局はそれだけではなくそういう細かい野球「も」できるチームが強いので・・・ただこのレベルで野球ができるようになるには打者に「奪四球力」(カウントを作る力)が必要なのでしょうね・・・(再三書いていますが中野と島田にはここを頑張って欲しいです。糸原もかつてのスタイルを取り戻してもらいたいです)
タイガースが他球団に遅れながらもようやく「送りバントってしない方が良くない?」に辿り着けたのは金本政権一年目でしたので、そろそろ次のフェーズに移ってもらいたいところですね(金本政権三年目で戻ってしまったので一旦リセットされたのかもしれませんが(笑)
個人的には送りバントの成功率がその程度なら盗塁とさしてリスクは変わらないと思われるので盗塁した方が良くない?と思ったりしています(セイバーメトリクスの世界では盗塁もあまり推奨されませんがそういうのを破る采配が見たいですね・・・中野島田近本は結構走ってはいますがやはりもっと赤星くらい走ってもらいたいです)
お人好しとカッコつけ
ン?いかんぞ。チャンスを逃がしたあとの先頭打者に四球…なあに慌てることはない。相手は中軸、バントはない。ゴロを打たせてゲッツーだ……ナニ!ヒットでつながれてしまった。これは想定外。ちょっとやばいんちゃう?捕手が守りの確認にマウンドへ。内野手も集まる。次の相手は5番の左打者。「送ってくるかなぁ」「下位打線になるし打ってくるんとちゃう?」「そやな、またゲッツー狙いで行くか」「そうしょ、そうしょ」サードはやめてよと願いが届き、セカンドへ。されど、ゴロはゴロでもボテボテ。併殺取れず、1死1.3塁……「カントク、どうします?」「そらあれや」「わかりました」お腹を突き出して投手コーチがマウンドへ。みんなが輪をつくる。「相手は足が速い左やけど、どうする?」「もちろん、勝負です」「このところ当たってへんみたいやしな」「前進守備しますか?」「まだ、序盤やし、1点もやれん姿勢はカッコ悪いんちゃう」「それもそうですね。今度こそ華麗に4-6-3の併殺でチェンジがええですね」了解!「よし、行こう」…予定どおりセカンドゴロ。残念ながらこれまた当たり損ねのボテボテ。「こりゃ、併殺は無理や、ホームでアウトできんか?」なんてことは、思いも浮かばず決められたとおりにショートへ。ボールを受けたとき「1塁アウトは無理やと思ったけどとりあえず投げとこ」と投げたら暴投になってもた。「これも積極的なミスにカウントしてくれへんかな?」「あー先に点とられてしもた。しゃーない。次の7番で打ち取ろ」「しもた、ウチの7番とは一味違ったわ。しゃあない、次の8番はウチの8番とちゃうと思って、歩かせとこ。申告や」「申告したあと、このところよく痛い目に遭っているけど、なんぼ何でも投手やから何とかなるやろ。」ふー。何とかなるもんや。
こちらに巡ってきたチャンスは、ゴロさえ打てず、凡フライに三振ばかりなり。相手の予想を裏切らないお人好し。何にもおきはしない。
さて、CS、「コイの予感」が現実味を増してくる前に安全地帯に逃げ込んで、笑顔と余裕で糸井さんを見送ろう!
まずは、できることからはじめよう。とりあえず、いつになく空席目立つライスタのチケット買って今日も狂った陽気の甲子園へいってこようか。
昨日の試合のことは皆さんにお任せしてと。
糸井の引退会見、彼らしさ全開で涙なしのほっこり会見でした。
もちろんそこに至るまでには苦しい決断と逡巡の毎日だったと思いますが。
後輩佐藤輝にむけた「もっと練習せえ!」は愛嬌半分本音半分か。
村上が55号を打って糸井が引退会見のこの日、佐藤輝は何を思ったか。
もうすぐ2年目が終わろうとしている。
もう新人とは呼ばれない。
糸井の思いが佐藤輝に伝わったのならなによりだ。
こんにちは
近本を見ていると、本当にシーズン前、シーズン中にいろいろ考えているのだなと思います。
自分のバイオリズムとシーズンラストスパートをちゃんと合わせて9月を迎えています。
タイトルも勿論ですが、どう143試合を乗り切るかを聞けば答えが返ってきそうな選手です。
青柳はやはり前半自分のイメージより飛ばし過ぎたのですかね?後半の力が残ってないのが、シーズンコントロールでちょっと課題なのでしょうか?
伊藤も考えていそう。意地でも10勝と規定投球回はやり遂げそうです。
この辺、中野とかテルとか才木、西純とかに今後身につけてほしいです。
いちばん出来ていないのが、、矢野、井上なのが、しんどい…呼び捨てすんません。