大トリ、ノイジー契約

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一日一件、新外国人全米ツアーも千秋楽で真打登場。トリを取るのはメジャー経験者ノイジーだ。

あらかじめ言っておくが、私は大谷出場試合のダイジェストを眺めるくらいでMLBのことはほとんど(いや、ほぼ「何も」)知らない。

だからあらためて検索してスタッツを見てみた(英語のページだから間違ってたら教えてね)。

それにしても変わった名前だ。ノイジーと聞けば、noisy(ガヤガヤうるさい)を想像するが、実際はどんな発音なのだろう。スペルはNeuseで、同じスペルのノースカロライナ州にある川は「ヌース」に近い発音だ。Googleで「neuse 意味」と検索すると「(アフリカーンス語で)鼻」と出る。ほんじゃアフリカーンス語ってなんだと調べたら「オランダ語から派生」とある。ひょっとしたらご先祖はオランダ系なのかな。大きな鼻していたのかな。知らんけど。

さて、ノイジーは2019年アスレチックスでメジャーデビュー。2020年ドジャースを経て2021年アスレチックスに戻った。
今年は89試合、スタメンで75試合に出場。293打席をもらって271打数58安打で打率は.214。本塁打4、打点26、得点25でOPSは.561。攻撃面で特筆すべきはスピードで、盗塁6(失敗2)を記録している。

守備では、サードで44試合、セカンドで23試合、ファーストで13試合、ショートで2試合。DHで10試合、代打で8試合、代走で3試合出ている。

という成績からも明らかなように、今年は便利屋稼業で食っていたようだ。しかも、どうやら究極のユーティリティーのようで、大敗試合で3試合投手として投げている。合計3.2イニングを投げていずれも無失点。このあたりはまあMLB特有の「暗黙の了解」、さっさと終わらせて帰ろうやってなもんだろう。ただこれからして、スローイングに安定感があるのはまちがいなさそうだ。

阪神ではレフトとして使おうということになっているが、なんかもったいない感じもあるね。今年はなかったが、2021年ドジャースで、レフト4試合、ライト1試合出ている。

ま、そんな感じでMLBでの3シーズン、評価としてはパッとせず、秋にはマイナー契約となり、オフにFA(自由契約)となった。

岡田監督は、「無理に大きいのを狙わないで」みたいな感じで乗せていこうという戦略みたい。「AAA以上MLB未満」の打者を日本で大きくできるかどうかは指導者次第。楽しみではある。投手がイヤになるような「うるさいバッター」になれますように。

コメント

  1. 虎轍 より:

    ノイジーも決まって、来年の準備は年内に全て終了かな?
    もうトレードも無いと思うし、来年までタイガースの話題はほぼ無いでしょうね。
    ノイジーの年俸はミエセスより1億も高いんですね。
    どっちが活躍するのか?
    勿論、両方が活躍してくれると、そらアレよ!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  2. サヨナラ3ラン より:

    ノイジーもミエシス同様に
    動画でバッティングと守備
    機会を何本か見たけど肩の
    強さだけは単なる野球ファン
    でも分かる。
    日本人にはいないと思うね。
    サードの守備をしてる動画
    だったけどアリャすごいわ。
    捕球を含め本当に上手いなら
    佐藤をライトにしてでも
    サードで使った方が良いかもと
    思った。
    バッティングは日本人の繊細
    な攻めに対応できるか全く
    未知数。外国人は期待はしても
    計算はできないから先ずは
    春のキャンプだね。

  3. こうさん より:

    なかなか開幕からホームランが打てず高年俸だから叩かれ、やっと5月の終わりに感動のホームランを打つ。…そして翌日のスポーツ新聞の見出しが「ノイジーの意地」になること間違いなし。

  4. いわほー より:

    けらけらとのいじいみえせすびいずりい (祝穂ー)

    いいよね、見た目にも親しみやすそうなノイジー夫妻のツーショット。
    FA、ドラフト、トレード、現役ドラフトに、これで外国人助っ人も出そろいました。
    あとは岡田監督の手さばき次第。
    今年も残り2週間で、年が明けたらいよいよルーキーたちの自主トレが始まる。
    来シーズンはニューカマーがたくさんでワクワクが止まりませんな。

  5. おかぼん より:

    シェルドン・ノイジー 1994年12月10日生(28歳)
    ヨハン・ミエセス 1995年7月13日生(27歳)
    ブライアン・ケラー 1994年6月21日生(28歳)
    ジェレミー・ビーズリー 1995年11月20日生(27歳)
    **
    カイル・ケラー 1993年4月28日生(29歳)

    シーズンの開幕時点で支配下の外国人選手全員が20歳代って、
    近頃ありましたっけ。

    コロナ禍で球団経営が厳しい中、タイガースは未知数な外国人選手に高額使うより、
    NPBで実績残して、自由契約になったお買い得の選手(楽天-読売のウィーラーなど)を
    ねらうべきという「消息通」の記事もありましたが、
    そういう方向には向かわなかったことは大いに評価したい。

    国内FAについて聞かれた岡田監督が「年寄りいらんよ。知らんけど」と
    語っていましたが、その方針がはっきり示されたように思えます。

    もちろん、若ければいいってものでもありませんが、
    来季は、これまでになくフラットで厳しいチーム内競争が予想されるメンバーになったかと。

  6. 虎ジジィ より:

    ノイジーに背番号7は「はぁ? 」と思いましたが、大学時代から投手兼任の野手であり、投手から野手になった糸井のヒストリーと少し被るところもあり少し納得しました。

    タイプ的にノイジーはマートンタイプ、前日のミエセスはゴメスタイプと言ったところでしょうか?。

    そしてノイジーは岡田監督が「3番起用」を公言しており、推定年俸もミエセスよりも1億円ちょい高いので漫才師で言う「じゃない方」はミエセス、主役の方がノイジーという構図ですが、アメリカと日本の野球は別物なのでフラットな競走を希望します。

    ある新聞社の情報だと「肩は強いが内野守備は置き物」との事なので、レフトで競走させる構想かな?!
    ノイジー・ミエセス・森下・前川・井上そして外野練習を始めた原口と、来季の両翼争いは高いレベルでの争いになりそうで とても楽しみです。
    勿論、実績のある髙山や島田が入って3割撃ってくれても全然OKですけどね。

    これで来季への補強は終了。手術の小川はおそらく育成登録になり、藤浪の去就が白紙の状況ですが、もしも「枠」が空くのなら上手に使って欲しいモノです。

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