高効率好采配でSBに先勝

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なじみ深いふたりの野球人がこの世を去られた。杉下茂さんは、私が生まれた時の阪神タイガース監督だ。オーナーの意向で、晩年期を迎えていた吉田義男を二塁に回し、高卒新人の藤田平をショートで使うという気苦労をされた。日本投手の典型「まっすぐ&フォーク」を普及させたのだから、野球王国中興の祖だ。ずっとお元気で、若い投手にフォークを教えていた。百歳手前の大往生。

外木場さんからカープのエースを引き継いだ北別府学さん。強いカープを象徴するひとり。近年は白血病を公表し闘病されていた。岡田監督と同い年だから無念の思いもあるかもしれない。合掌。

阪神・高橋遥人が左肩手術「必ずマウンドに戻ってくることができるように、あと少しリハビリを頑張ります」
阪神は16日、高橋遥人投手(27)が愛知県内の病院で「左尺骨短縮術」と「左肩関節鏡視下クリーニング術」を行い、この日退院したことを発表した。

遥人の復帰は来年か。大丈夫まだ時間はたっぷりある。焦らずやれることをやって戻ってきたらいい。

と、お悔やみなど「前置き」だけしちゃんとして、本体は手抜きする。すごく味わい深いいい試合だったんだけど……。

・ビーズリー次はもっとよくなる
・ミエちゃん1日ひとしごと
・後ろ頭かっこいい島本いい仕事
・周東刺した!梅野お見事。スパイクとベースの間に送球
・仕事!原口らしい一打。糸原ともども頼りにしてる
・輝明きっかけにしたい見送りとタメスイング
・加治屋黙々頭が下がる
・結局、岩貞がいるのといないのとで違っただけの気もする
・岩崎かっこいいよ。惚れるよ
・吹っ切れた?岡田采配冴える
・湯浅が大きくなって戻って来るのも楽しみだ

あとよろ!

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    さすがに杉下氏の現役時代は存じませんが、
    私が幼い頃は
    「フォークボールの杉下」
    「コントロールの北別府」
    そんな言葉を良く耳にしました。
    そんなお二人の訃報が報道された事は残念でした。
    特に同郷鹿児島県出身の北別府さんは大隅半島(じゃない方の半島)出身選手の先駆者的存在であり、強く記憶に残る投手でした。
    ご冥福をお祈りします。

    ゲームは初先発のビーズリーが最低限の投球で島本に繋ぎ、島本は2回をしっかり抑えプロ野球歴代4位につける「デビューからの無敗」を124試合に延ばすナイスピッチングで勝ちパへ繋ぎました。
    島本の好投は前日の「湯浅ショック」を吹き飛ばすモノであり彼が活躍する事で加治屋や岩貞を余裕を持って7、8回に使えるので湯浅不在も負担は少なく済みそうです。

    打撃陣は、これも懸念案件であった「代打策」で原口が一発回答、
    そして佐藤輝が久しぶりに「らしさ全開」のツーランで続き、一気に楽な展開になりました。
    きっと現地の虎バカファミリーも、グチラー&テルリスト西田辺さんも狂喜乱舞した事でしょう。

    さて、昨夜の「加治屋の恩返し」に今日は大竹も しっかり乗っかり続いて行きましょう。

  2. 西田辺 より:

    パ・リーグ2位で、タイガースが交流戦通算で負け越してるホークス。
    そして相手先発はもう20年近く苦手にしている和田。
    こちらの先発は、日本で初めての先発になるビーズリー。
    普通に考えれば、勝てる確率はかなり低いと考えてしまうけど、見事
    そんな予想を覆してくれました。
    ビーズリーは、初回こそ力みからか制球が定まらなかったが、徐々に
    構えたところに投げるように。
    元々球威があるタイプであるけど、それがどこまで維持できるかが
    これからの課題でしょう。
    変化球は、昨日見て一番良さそうなのが3回に牧原を三振に切った
    カット気味のスライダーでしょうか。
    監督のビーズリー評は、悪くはないので交流戦明けにまた登板機会が
    与えられそうですね。
    攻撃面は、1点ビハインドの4回に近本にこの日初めてのランナーとなる
    センター前ヒットで出塁。
    そこから中野とのエンドランや四球で満塁。
    こういう場面でのミエちゃんは頼りになりますね。
    最低限でも欲しい結果を、高い確率で出してくれる。
    6回は先頭中野が出塁したものの、3番4番がランナーも進められず、
    島本の代打で原口。
    鳴尾浜から一軍復帰した後も、結果が出せていなかった。
    試合目の打撃練習では、いい角度の打球を打っていただけに(虎テレで
    甲子園の試合前は見れます)もどかしさを感じてましたが、昨日はさすがの
    存在感を示してくれました。
    続く佐藤輝は、久しぶりのアーチーをライトスタンドに放りこむ。
    試合前は分の悪い試合と思われましたが、湯浅のいないブルペン陣もしっかり
    最後まで繋いで完勝。
    今年の強い部分を見せてもらえた試合になりました。
    昨日は、悲しい知らせが二つ。
    広島カープで213勝をあげ精密機械のような制球で、強い時期のカープを支えた
    北別府学さんが白血病でお亡くなりになりました。
    また往年の中日のエースで215勝投手。
    1966年には阪神の監督も務められた「フォークの神様」杉下茂さんが間質性肺炎
    でお亡くなりになりました。
    杉下さんは、中日だけにと止まらず色んな球団のキャンプで指導してるお姿しか
    記憶にありませんが、北別府さんは現役の頃「こんなコントロールの良い投手が
    存在するのか」と驚きの存在でした。
    心よりご冥福をお祈りいたします。

  3. 岩修 より:

    今朝のtorao様のコラムと昨夜のタクロー様のコメントが全ての試合だった。
    ビーズリーの熱投と、しまもんの快投。梅ちゃんバズーカで周東を刺す場面で吠えてしまった。追い込まれてからの原口タイムリー2ベースにナイスラン中野。ボールになる外スラに空振りの後、同じような球を見極め、最後のチェンジアップをためてコンパクトながら豪快な2ラン佐藤輝。解説の上田次郎氏が「ちょこんと左へタイムリー撃つのも良いけど、自分の佐藤輝のイメージはこういう時右翼席に撃ち込んでくれること」
    と話された直後だった。
    カジ、サダ、ザキも素晴らしく最高だったけど、6回代走小野寺にはそのままライトの守備につかせて欲しかった。
    素人目だけど今現在タメがある打者は小野寺ダンなのでは。
    しかし、あの夜からたった一夜で佐藤輝のアーチ観られた虎轍様やタクロー様はやはりもってはると思った。
    最後に監督の好敵手だった大投手北別府さんとフォークの神様杉下さんに対し、ご冥福をお祈り致します。 
    遥人もまだまだこれからよと。

  4. こうさん より:

    ビーズリー、日本人と違って「俺は打たれない」というオーラが出まくり。けど試合後のコメントでは「自分がどうするべきか言い聞かせた」という冷静な面も語っていた。勝ち星は付かなかったが負けなかった。次もローテ確定だ。

    サトテルはホームランの前の三振したスイングが良かった。しっかり振り切って迷いがなかった。もしかしたら、あの三振が和田を恐れさせたのかもしれない。出るべくして出たホームランだと思った。やっぱりサトテルが打つと雰囲気が変わる。6番がいいのかな。どっちにしても手放すな。

    中継ぎスクランブル体制。層が厚いタイガースだから出来ているが夏の終わりにはバテてしまうかも。少しでも早く戻したいな。湯浅、オールスター戦に出るよな…。

    それとも今シーズンは岩崎で行くと決断しなきゃならないのかも。岡田監督が昨日の勝利を「緊急事態」と捉えているのか、湯浅がいてこその優勝を目指すのか、新しい形を作るのか…それも後半戦の楽しみだな。

    今岡コーチ、たまにベンチで植田とかの後ろにいるが現役選手と遜色ない若さだな。いいねぇ、動き回るタイガースのベンチは。そういえば虎メダルって、どこに行ったのだろう。甲子園に展示されてるのかな。

    昨日で交流戦も同一カード3連敗がなくなった。ありがたや、ありがたや、。交流戦は6勝12敗で御の字だと思っていたので昨日で貯金1。

    いつだか書いた「ソフバン相手に大竹が先発し、カジやんが中継ぎで抑える」…時が来た、それだけだ。

  5. いわほー より:

    2003年ソフトバンク(当時ダイエーホークス)との日本シリーズ第7戦、当時ルーキーだった和田投手に完投負けを喫したことを思い出しました。
    あれからすでに20年を経て、いまだバリバリのローテ投手というのですから驚きです。
    以来、あまり対戦する機会は多くありませんが、いまもってタイガースが苦手を克服した印象がなかっただけに、和田投手から4点奪えて勝てたことに安堵しました。
    原口渾身のタイムリー二塁打にはグッときましたよ。
    前日の糸原のヒットといい、この二人の代打陣がこれをきっかけにバンバン結果を出してくれることを願ってやみません。
    今日はいよいよ大竹投手。
    昨日の加治屋投手ともども、しっかり古巣へお礼参りしてもらいましょう。

    杉下さん、北別府さんの大投手の訃報が重なりました。
    心よりご冥福をお祈りいたします。

  6. とらかっぱ より:

    杉下さん、北別府さん。お悔やみ申し上げます。

    苦手和田に対して初先発ビーズリーって期待薄なゲーム。そんなときにこそ勝ってしまう。こんなことがあるから毎試合ゲームセットまでテレビにしがみついてしまうんですよね。

    和田に対して一巡目はサッパリ。でも岡田監督は二周りからはなんとかなるんちゃうかなって、さすがの慧眼。というか、的確な指示を出してるんだと思いますがよくひっくり返しました。

    糸原、原口に物足りなさを感じる苦言を先日述べましたが失礼致しました。チェンジアップ、インストで追い込まれながらやや外のストレートを引っ張り混む原口らしいバッティングでした。本調子になればあと10メートルくらい飛ぶようになると期待します。

    島本、加治屋、岩貞も素晴らしかった。特に島本はスライダーのキレがエグかった。連投が効けばもう一つ上のステージを任せられそう。岩貞のショーバントスはおもろすぎました。

    今日明日はいいピッチャーが二人出てくるのでスイープと行きたいですね。

  7. より:

    ビーズリーは先発デビュー戦としては大合格点だったのではないでしょうか。
    今後チーム事情でどうなるかは分かりませんがとりあえず次も出番はありましょう。
    島本は素晴らしい内容。湯浅抜きでもこの継投ができるのはホンマに強いなと思いました。湯浅はじっくり再調整してください。
    またまた手術の遥人は焦らず、島本という先駆者を追って欲しいです。

    梅ちゃんバズーカを久々に観た気がしました。周東刺すなんてステキ。

    二打席目ええ感じやったのになんでミエちゃん下げるねんと思ってたんですがそこで代打原口がタイムリーを打つのだから正に岡田神通力でした。「1打点で今日の仕事終わり」の発想は無かった!(笑
    輝明も二打席目ええ感じやったので期待していましたが素晴らしいバッティングでしたね。

    いやー和田相手にこんな試合ができるなんて、木曜の悪夢も吹っ飛びました(ホンマに単純なやっちゃで自分・・・)。

    • いわほー より:

      梅ちゃんのバズーカはナイスでしたが、ピンポイントにあそこに投げないと周東刺せないんやと、そのことに瞠目しました。

  8. Akira28 より:

    フォークの神様・杉下氏、そして好敵手・北別府さんの御逝去を悼み、心からお悔やみ申し上げます。
    現役時代の杉下さんのことは亡父から良く聞かされてましたが、幼い私はフォークと言えば村山実だと言い放っていました。懐かしい思い出です。
    吉田義男さんがセカンドコンバートされたのは私の記憶では私が確か小学校2年のときだったかと、つまり昭和42年かな。
    虎ジジィさんのコメント読んで、その時の監督が杉下さんだったんだなとこちらも懐かしい思い出が蘇りました。
    さて昨日は楽しかったです。
    皆さん、素晴らしいコメントばかりなので今更書くことも無いのですが、昨日一番驚いたのは佐藤のバッティング。
    甲子園のライトのあそこまで打てるバッターはそういません。
    あのスイングであそこまで飛ばせるのだから、本当に誰かがキチンとバッティングを教えたら凄いスラッガーになります。誰か教えてくれないかな〜!?
    それから、原田素晴らしかった。
    岩崎流石です。
    あのまま岩崎クローザだったら4試合は勝ててました。

    • Akira28 より:

      あっすんません。昭和42年は小学3年の時でした。
      村山実を目の前で初めて見た年です。
      オープン戦でしたが、村山の球の速さとカークランドの迫力は今でも鮮明に記憶に残っています。その時は未だショートが吉田義男、セカンド鎌田だったと思います。あの試合の監督が杉下さんだったんだ!

  9. 虎轍 より:

    まずは杉下さん、北別府さんの御冥福をお祈りいたします。合掌。
    昨日は現地観戦で試合前に黙祷もありました。
    相手は苦手和田。タイガースは初先発のビーズリー。
    勝てる要素はあまり無かったですが、杉下さんが勝たせてくれたかな?
    代打が仕事をすれば、勝てる‼
    島田は進塁打を打つ練習してるか?
    前川がええから、枠が無くなるよ。
    脚と守備なら熊谷の方が‥‥って言われるよ。
    ガンバレ!
    梅ちゃんバズーカ炸裂は良かったです。
    ここしかない‼って場所に投げたのは流石でしたね。
    佐藤輝明の打った瞬間に「来た‼」のホームランはやっぱりええなぁ~(笑)
    今日はカンカン照りで暑いですが、大竹に頑張ってもらいましょう。
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  10. タクロー より:

    先読み
     
     はじまりはストレートの四球。何とか2死までこぎつけたけど、やっぱり取られた。下位打線の2回は3人で片付けたけど、上位打線の3回はヒヤヒヤ。でも切り抜ける。ここまで球数66。攻撃陣はというとベテランサウスポーに手も足も出ず33球でヒョイッと抑えこまれてしまう。守りの時間が長く攻撃は淡白。圧倒的に不利の様相。そして4回。栗原の打球がこっちに向かって飛んできた。ノイジーの顔がどんどん大きく見えてくる。あーあまたランナー2塁。だけど、打線の巡りに救われ切り抜けた。
     その裏、切り拓いたのはやっぱり近本。中野も続く。ノイジーが粘って四球を選ぶ。さあ満塁。しかも無死。しかも大山。さあ反撃、逆転間違いなしの皮算用。ライトへ打ち上げた。うーん、浅い。近本還れず。柳田が矢のようなストライク返球。次だ次、ミエセス何とかしろよ、と期待しながらも6-4-3の併殺、ていうのも頭をよぎる。すまん。高く打ち上げた打球はセンター定位置付近。これなら大丈夫、近本だから。同点に追いつく。さあ輝明いけー、1点で終わるなと願いを込める。いい当たりだったけど、ファースト正面。同点止まり。
     球数79のビーズリーがもう1回、5回までは投げると思っていたらリリーフカーの扉が開いて交代。何と打点をあげたミエセスの名前も消えた。ライトに島田が入って、島本は5番。ありゃ同点なのにもう守備固めかいな??あとから監督のコメントを見るとこの交代がミソだったらしい。なるほどなあ。先読みか。それなら個人的な思いとしてはライトは小野寺を使ってもらいたかった。
     ビーズリーにはメッセンジャーの再来となってもらいたいなぁ。先読み、ではなく期待。

     高橋遥人はきっと何度も何度も襲ってくる苦難を乗り越えて甲子園のマウンドに戻ってきますよ。この先読みだけは、間違いないはずだ。

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