9回2被弾勝利逃げる

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1点リードの9回にソロ本塁打2本打たれて逆転負けというのは、誰にとってもたいへん苦しい。結局岡田監督は、短期間のうちに二度も「しんどい(=耐えきれない)」とクローザー湯浅を評した。何がその事態を招いたのか。岡田監督の甘さに他ならないだろう。

微妙に関連するが、ちょっと前に気になったコメントがある。

阪神・岡田監督「今日は最後まで才木でいくと」 前夜失策の木浪スタメン「ファン投票1位外されへん」/デイリースポーツ online
「阪神2-0ロッテ」(4日、甲子園球場) 阪神・才木浩人投手(24)がロッテ・佐々木朗との投手戦を制し、9回3安打完封で4勝目を挙げた。チームは今季デーゲームに無傷の10連勝。貯金を今季最多タイの18とした阪神・岡田彰布監督(65)の主な一...

岡田監督はあちこちに気を回して選手を使う。先々のことを見越して、目先の勝利に固執しないというのはいいのだけれど、オールスター出場とか、ファン投票選出とかまで気を回す必要はないのではないか。もちろん選手によってはチャンスは多くなく、一生の記念になるかもしれないことだが、そこにとらわれてねじ曲げるようなことではいいことはないだろう。

これもまた前半に突出してしまうことのデメリットだったりする。阪神の場合。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    「しんどい」負けでした。

    伊藤将司ワールド全開で、撃たせて取る7回1失点の力投〜8、9回を勝ちパで逃げ切るというタイガースらしいゲームが一転、湯浅のまさかの2被弾でガタガタに崩れてしまった本当に辛いゲームになりました。

    勿論、この敗戦は湯浅一人の責任ではなく、
    早々山岡をKOし、追加点のチャンスがたくさんあったのに得点出来なかった打線にもあるワケですが、
    ベンチとしては湯浅に踏ん張って欲しかったところでしょう。

    湯浅は昨季、ほぼほぼホームランを食らっておらず、
    性格的にも「強気・前向き」な投手。
    ただ、その「強気」が時として慎重さに欠け一番やってはいけない一発を広い甲子園で2本も食らったのは配球面も含め不用意だったと言わざるを得ません。

    かつての絶対的守護神、藤川球児も大魔神佐々木も実は「ビビり」だったと聞いています。
    実際に藤川球児などは いつも大汗かきながら1球1球慎重過ぎる程に投球していた記憶があります。
    ボールに勢いがある時は湯浅の「強気」が良い方向に出ますが、昨季程の威力の無いボールでは力だけでは抑えられない。
    岡田監督も二軍落ちを公言したようですが、しばらくはメンタル面のケアと二軍戦での調整が必要かと思います。

    そして「配置転換」と言いながら調子の悪い湯浅を守護神で使い続けた岡田監督にも責任はあると思う。
    現状だと明らかに岩崎の方が抑える確率が高く、続いて加治屋=岩貞>ケラー=石井>そして湯浅・浜地という感じ。
    せっかく「良い駒」をたくさん持つチーム。しっかり現状を見極めて配置転換を進めて欲しい。

    • 虎ジジィ より:

      追記、ケラー・石井同等のところへ及川を入れるのを忘れていました。
      彼も今は調子が良い!

  2. サヨナラ3ラン より:

    木浪に一時の勢いが無くなっていた頃のコメントでしたので覚えて
    います。コメント通りならアホな人だなーなんだけど、岡田の言う
    ことだから真意は別なんだろうと私は思っていました 笑

    昨日の継投失敗は個人的には想定範囲だし仕方ないかな。
    いずれにせよ後半戦に向けての重要課題のひとつではあったので
    今日から湯浅なしで考えるしかないね。
    いずれにしてもクローザー育成は経験も必要になるから適性が
    あると見込んだ以上は戻す前提で調整させるしかない。

    梅野のセフティは山岡も上手かった。サインでないとしたら
    佐藤は あるぞって思ってなかったのかな。スタートも遅かった。
    その前のセンターがファンブルし3進した時の走塁もベース手前で
    失速してアウトになりかかってたし。集中力が足りないようにも
    見えた。

    前川のゲッツー前のファール。これ紙一重だったね。
    旬のうちに左右関係なく起用してほしいと思った。

    5月までが良すぎただけ。
    悪い時があれば良い時もくる。そう思えば割と穏やかに楽しめる。
    しかし杉本の打球、敵ながら凄かったな。

  3. いわほー より:

    選手を育てるためには、ある程度目をつぶらなければいけない場合もある。
    佐藤輝のみならず、まだ1年しか活躍してない湯浅もしかり。
    あえて調子がいまいちと知っていても、岩崎を露払いに湯浅を抑えで使う意図もそこにある。
    ただ、勝ちながらそれを成し遂げる難しさは岡田監督も熟知しているはず。
    二軍行きについても「六回、七回に行けとは、そういうポジションのピッチャーじゃないわけやんか」と、湯浅のプライドをおもんばかる。
    シーズンに入った岡田監督を見て「話が違うじゃん」と語ったのは金村暁さん。
    厳しいコメントとは裏腹に選手への気遣いもできる一面も。
    ただ、そこがもしかして岡田監督の最大のウィークポイントでもあるのかも。

    • いわほー より:

      toraoさん、最近、コメントの「ナイスコメント!」の数値がおかしいようです。
      コメント投稿直後の表示でいきなり「15」となったり、今日の私のコメントもちょっと多すぎるような。(多い分には悪い気もしないのですけど、なんか気持ち悪いのでw)
      一度、ご確認を。

  4. タクロー より:

    SHOCK

     2度あることは3度ある。3度あることは4度目もある、かもしれない。だから鳴尾浜から出直しも仕方ない。いや、当然か。まあ、一気に駆け上がりすぎたので、タフな精神力、冷静な頭脳、諸々追いついていなかったんだろう。ここは勇気ある撤退、22番を背負うのはまだまだ先でいい。職が人を作る、代わる若者が出てくるはずだ。昨季君が現れたように。

     初回からのつながり攻撃はなかったけれど仕方ない。相手の山岡の調子が良すぎたように見えた。4回2死から3番、4番に長短打を喰らって先制を許してしまう。この二人良く振れている注意だと感じる。でもすぐさま大山の四球を足がかりに輝明のポテン、前川の期待どおりのタイムリー。続く梅野の初球バント失敗、これが痛すぎた。セイフティスクイズにはまったく見えなかった。気持ちは分からんでもないが、中途半端な攻め。まさか、ここでセイフティをやってくるの?と相手に思わせる場面でやってはしかったわ。誕生日の木浪が緩い1ゴロ。2死2.3塁になったけど、打席は将司。同点止まりかと思ったら、芯でとらえた綺麗な流し打ちの打球がレフト前タイムリー。見習って欲しいものだ。先週も将司の白星を消したばかりだ。絶対に負けちゃならぬゲーム。もう1点、近本に何とかしてほしかったけど、ならず。
     5回満塁での前川の遊併殺打が痛すぎた。それ以降は安打出ず。5回までの8安打でおしまい。木浪以外のスタメン8人が1本ずつ。一方のオリックスも沈黙してくれてはいたが、7回は正面や守備範囲で事なきを得ただけで良い当たりを喰らっていた。よく取ったなあと感心した大山の1邪飛好捕や岩崎の三者凡退で流れは完全にこっちにきてたけどなあ。最終回はよく振れていた相手のクリーンナップ相手だったからなぁ。もう一つ勝負手が欲しかった。
     衝動買いで手に入れたTiger仕様のグレーG-SHOCKが侘しすぎる。まさに灰色の世界。とはいうものの、さあああ、今夜は神宮で4時間47分ゲームを終えてお疲れのソフバン戦だ。気分を変えて空も心も晴天で臨みましょ。今日はちょいと趣向をかえて甲子園に向かおうかな。
     とりあえず、ショックから立ち直りショックを与えよう。

    • 虎轍 より:

      タクロー様こんにちは。
      タイガースGショックを買われたのですね(笑)
      今年のモデルはグレーで魅力的な感じでしたので、私も買おうかと悩んでおりました(笑)
      ここ最近のタイガースモデルはイマイチでしたのでね(笑)
      数年前の黄色と黒のモデルを今も愛用しております。
      今日は勝つと信じて聖地甲子園に向かいます。
      勝ち試合を観に、さぁいこう!

      • タクロー より:

        虎轍様
         ありがとうございます。遅くにすみません。今夜の余韻に浸りながら、、、
         前日の鬱憤を見事に晴らしてくれた先制を許すも追いつき、突き放す最高のゲームでしたね。
         待ち望んでいた原口のタイムリー、中野の見事なベースランニング、そして目覚めた輝明の弾丸ライナーでぶち込む久しぶりのトドメ弾。それからそれから、走り屋周東を刺したバズーカ。苦労人島本の勝ち星。完璧な締めの岩貞、岩崎。
        あー帰りの電車で情景を思い起こしています。お疲れ様でした。

  5. 西田辺 より:

    もう何を言っても、昨日の負けが取り返せるわけじゃない。
    クローザーが一番やってはいけない事を、この短い交流戦の中で
    三度もやってしまった事は、チームとっても大きなダメージ。
    何故いとも簡単に150km/h近い真っ直ぐが二者連続で甲子園の
    レフトスタンドに放り込まれるのか。
    何故球速では劣る岩崎の球で、空振りを奪えるのか。
    全ての答えはここにあると思います。
    おそらく、頓宮も杉本も昨日湯浅が放った直球に怖さも速さも感じ
    なかったのではないでしょうか。
    去年あれだけ抑えられてた湯浅が何故、こんな状態になったのか。
    初めて一年間一軍で投げ続けた蓄積された疲労もあるかも知れないし、
    また急仕上げで臨んだWBCの影響があったのかも知れない。
    それでも、右前腕部の痛みで一度戦列を離れるまでは、役割を
    果たせていた。
    昨日の二本もシュート回転しながら、中に入ったところを痛打されて
    いるところを見ると、どこかピッチングフォームのズレを修正できない
    まま今日に至っていると思われます。
    あとは、虎ジジィさんもご指摘の通り、エイヤ!で投げてしまう所が
    あるのかも知れません。
    「クローザーはビビりな方が向いてる」と監督も以前から言うように
    自分の球威を信じる部分と、石橋を叩いて渡る慎重さが必要不可欠
    なのでしょうね。
    このまま一軍に置いておいても、昨日のショックを引き摺るだけでチームに
    良い影響を与えないので、おそらく本日二軍降格で調整に充てられると
    思います。
    まずは体全体の疲労を取って、フォームの見直しと球威を取り戻す作業から
    とりかかって欲しいですね。
    今日から相手も変わってのホークス戦。
    かなり難しいですが、気持ちを切り替えて交流戦ラストカードに臨んで
    欲しいものです。

  6. こうさん より:

    昨日、岡田監督のことを「全方位気配り型の監督」と書いた。…そうか、トラオさんの文章を読んで「甘さ」と映る時もあるのかと気付かされた朝。

    いろいろな解説を聞ける昨今、昨日は古田さんとハマちゃんを行ったり来たり。古田さんは「○○君」と選手を呼んでいたが興奮すると呼び捨てになるのが面白かった。野茂さんはモゴモゴして何を言っているのか分からん。古田さんが梅野のセフティーは「サインか梅野の単独かは分からないが結果セフティー」と言っていた。単独でするかね?と思ったが解説者には見えることがあるんだな。結果、欲しかった一点は取れなかった。

    岡田監督は湯浅に対しての言葉ばかりのインタビューだった。イケイケではダメ、ビビりじゃないと。…頭を使え、慎重に投げろということなのだろうか。

    名前は出さなかったが梅野に対しての言葉でもあったはず。昨日のコメントで梅野に「頭を使ってくれ」と書いた。梅野が湯浅なら抑えられる、湯浅に勝たせたいと思ったのなら結果だけで梅野を評価はできない。けど古田さんは「完全にホームランを狙ってますわ」と言っていた。…あの距離でラオウの狙いに気付けないのは残念。湯浅のボール、去年よりもスピード、キレがない。打ち頃のボールは高めに行ってしまう。もちろんタイプが違うけどイトマサのボールの方がキレがあった。

    岡田監督は「もとに戻したい人」…また一つピースが抜けた。これは簡単に湯浅は戻れないな。けど後半戦の前に毒を出しきってしまえ。

    オールスター戦、首位のタイガースにとって「最高の舞台」になるのか「針のむしろ」になるのか。

  7. より:

    結果論で話すのは良くないと分かりつつあまりにも辛いので結果論で話してしまいますが
    やはり湯浅の見切り発車は失敗だったということで・・・もっとじっくり調整させてから上げるべきだったし楽なところでの試運転ももうちょい続けるべきだったのかと

    四球から崩れていた時はそれを改善すればという話になりますがさすがに球威がどうこうになると再調整するしか無いですね
    速球は球速的には平均0.8km/h程落ちているようですが、それでここまで変わる?という気もするので、トラックマンのデータとかどんな感じなのか見たいですけど公開されないんですかねぇ・・・

    カープの栗林も似たような状況ですがあちらはまだ一軍で投げながら調整を続けるようで、この辺りの対応の違いが面白いなぁなどと平静を保とうとしておりますが、大谷翔平の試合を観る気にならないくらい久々に野球から離れたい気持ちになっております・・・

    こういう気持ちにしてくれるのはチームがここまで好調だったからで幸せなことなんですけどね・・・

  8. とらかっぱ より:

    湯浅の件はみなさまが仰る通りで調子が戻るまで再調整が良いと思います。他のWBC組リリーバーも同様に故障とまでは行かずも調子が上がらないのには、疲れ以外にもボールやモチベにも問題があるのかもしれません。湯浅の場合は相当自信も無くしたでしょうからこちらのケアも含めると長めの復帰プランを考えた方がいいかも知れません。

    そもそも2点しか取れず投手陣に負担を掛けた攻撃陣に大きな敗因があると思います。佐藤輝の本塁突入はスタートが悪かったし、前川の併殺打もそれだけはアカンって事をやっちまった結果です。そこで取って3点差で9回なら湯浅も抑えていたかもしれません。5月の勢いが無くなって自力で頑張らねば勝てなくなってる状況なので、野手は各人自分のやるべき事やらねばならない事を再確認して欲しいものです。

    リーグ戦再開後は各チームローテ再編でタイガース戦偏重で来ることも予想されます。ここでもう一度自分の足元見ながらやって行きましょう。

  9. 虎轍 より:

    昨日は現地観戦でしたが、負けてしまい申し訳ありませんm(__)m
    久し振りに負けてしまいました。
    9回にホームランを打たれて同点になった時は、また延長戦になって、試合時間も長くなって帰るのが遅くなると思いましたが、その後もう一本ホームランを打たれてしまうとはねぇ‥‥
    昔、リトルリーグで野球を教えてくれてた指導者の方が「ヤンチャはしてもええが、横着はするな」と言われてた事を思い出した試合でしたね。
    ホームラン狙いの打者に慎重に投げ込んで欲しかったです。
    今日も聖地甲子園に向かいますが、勝ちたいんや!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

    • 虎ジジィ より:

      虎轍様こんにちは。
      「甲子園(ホーム)現地組はサヨナラ負けがないから良いなぁ」と思っていましたが、ある意味それ以上に「しんどい」ゲームの応援お疲れ様でした。
      球場へ足を運ぶからこそ「倍の悔しさ」はあると思いますが、勝った時は「倍の嬉しさ」があると信じています。
      今日は歓喜に包まれる事を祈ります。

    • 虎轍 より:

      虎ジジィ様ありがとうございます。
      サヨナラ負けは無いんですが、昨日のようなあと1イニング、あと二死から同点にされ、あと一死から逆転をされると辛いですね。
      湯浅劇場はロッテ戦でも目の当たりにしてましたからね。
      まぁ昔の久保田劇場で免疫はありますからね(笑)
      昨日の試合では5番前川、6番佐藤輝明でいって欲しかったです。
      今日は左腕和田なのでウーピーゴールドバーグ似のミエセスがスタメンになるのか?
      サードは渡邉諒になるのか?
      勝つと信じて、最高なタイガースを魅せてくれると信じて聖地甲子園にさぁいこう!

  10. 岩修 より:

    昨日は仕事のトラブルがあり、さらにどでかい2被弾で心がズタズタに成ってしまった。
    伊藤将の快投に自らのタイムリーで味方の攻撃ミスを消す正にイトマサワールド。
    前川攻められないけど5回にもタイムリー出てればなぁ。
    8回は加治屋も及川も岩サダいるのに岩ザキ起用した岡田監督の完全なるミス。
    湯浅に浜地使うのは一番最後でしょう。
    虎轍様、タクロー様率いる現地のファミリーの方々にとってシーズン最後にこの試合を笑えたら良いなと。
    でもまだ前半。早期発見早期治療でまだまだ間に合いますよ。
    湯浅、これからよ。

  11. 熱血トラキチ より:

    どんだけ皆さまがこの場で荒れていらっしゃるかと恐れ恐れ来てみたら、ん?そうでもない感じ。すごく建設的なご意見や前向きなコメントでホッといたしました。選手たちもうまく切り替えてくれているといいですね。私は失敗を恐れずにどんどん前に進んで、どんな不利な状況でもしゃーないと受け入れる生き方なので、クローザーには向いていないですね。大好きなタイガースの選手も首脳陣も裏方さんも、気持ちは同じはず、今日こそは勝ちましょうね!!

  12. 正ちゃん より:

    崩れ落ちた湯浅投手の姿に何も言えませんでした。
    解説の古田さんが「コントロールが悪い」と言っておりました。
    藤川球児のTWITTERには、「戦いきるしかない、現実が逃げ道が無い事を教えてくれる。世の中に教えてやれ!」とありました。
    湯浅投手が乗り越えなくてはならない事。
    ファンはそれを見守るしかない。
    例え何があっても、タイガースの選手が大好きだから。
    理由はそれだけ!

    英才教育中の小学3年生は、中野選手でなく、近本選手のファンでした。
    でも、中野選手のヒッティングマーチを歌うのですが(笑)

    今の状況が良かろうが、悪かろうが、前へ、前へ!
    たゆまぬ挑戦また挑戦、不屈の努力また努力こそ、自分を変えていける!
    選手もファンも、そう、思います。
    頑張れ、タイガース!

  13. hi64 より:

    悔しい敗戦ではありましたが、一夜明けて私は割と前向きになれました。
    9月の勝負所でこの負け方は痛いですが、まだ6月です。
    湯浅が再調整して調子が上がれば、勝負所に向けて大きなプラスになります。
    今のうちに痛い目をみといて良かったと思うようにします。
    7、8、9回は、岩崎、加治屋、岩貞、石井、及川で回せば十分だと思います。

    湯浅は、杉本に打たれた球は外角低めを狙ったと思われるストレートが真ん中付近にいって、
    完ぺきにとらえられました。
    楽天戦で小深田に打たれたのも、左打者のインハイを狙ったストレートが真ん中高めへ行ってしまったものです。
    身体の開きが早いと球はシュート回転すると言われますが、
    湯浅は元々は身体が極端な縦振りで角度のあるストレートが低めに決まるピッチャーで、私の印象ではストレートがシュート回転することの少ない投手です。
    しかし、最近の湯浅は、球に角度が出ず低めに決まる球が少なく、ことごとくシュート回転で甘めに来てしまっている印象です。
    このあたりの身体の使い方が調子の良いときと違うのかなと思います。
    何はともあれ一から作り直すくらいの気持ちで、
    ファームでゆっくりと調整してもらいたいと思います。

    今シーズンのスタメン決定は、私はコーチの裁量が大きいものと思っています。
    以前、前川を3番に入れて勝った試合で、
    岡田監督が「前川の3番は俺が進言した」と言っていました。
    逆に言うと、それ以外は岡田監督は決めていないとも取れます。
    また、ノイジーを外すようなことを言った翌日もスタメンで使ったり、
    湯浅も抑えを外すようなことを言いながら抑えで使ったり、
    一見すると矛盾している言動ですが、用兵の部分はコーチの裁量が大きく、
    岡田監督の思うとおりにはやっていないと捉えると納得がいきます。
    岡田監督は、将来の指導者を育てる役割も持っていると言われています。
    そのために、用兵の部分はコーチにある程度任せているのではないでしょうか。
    なので、私は、湯浅をまだ抑えで行きましょうと言ったのは担当コーチで、
    岡田監督の甘さとはまた違うのではないかという感想を持っています。
    (ただ、結局それを認めたのも岡田監督ですから、それが甘さと言えばそうですが)

    長文失礼しました。

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