大山の一発を将司が守る

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相手からすると「大の苦手」である将司を、前エース菅野で倒しにきた一戦は、想定どおり1点が重い投手戦になった。

菅野も調子が良かった。4回二死走者なし、大山への初球は外への直球でストライクをひとつもらう予定だったが、ど真ん中への失投。大山はこれを見逃さずレフトスタンドに放り込んだ。前の打席でもど真ん中の直球に刺されて右飛に終わったが、見事に打ち直した。4番がど真ん中で何度もやられるわけにはいかない。9回表も「タイムリー未遂」のナイスバッティング。いい仕事をした。

ノイジーがいい感じに振れるようになってきた。もともとコンスタントにヒットは打つはずの打者なのに、気が塞ぐと意識に重心が引っぱられるのか、体の使い方が上滑りになる。この人はもっと泥臭い、諦めの悪いプレースタイルに専念させたい。試合を決める貴重な追加点だった。

前日の試合と同じように、ソロ本塁打で一発だけで得た最少のリードを守るしかないという試合展開。ピンチになっても、ヒヤッとしても、ここぞの要所で負けなかった将司の強さが光った。絶対的には見えないが、ギリギリのところで間違えない。持ち味が出てくれば、チームを押し上げる動力になる。

岩貞、岩崎での締め方に安定感あり。少しでもリードを大きくできるように、攻撃の調子も上げていきたいね。なんとか今日取って、緩みかけた足場を再び固めたい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    素晴らしい投手戦でしたが、
    伊藤将司に勝ちが付いて本当に良かったです。
    ランナー出してものらりくらりかわし、一番雰囲気のあった中田とは無理に勝負をしない「将司ワールド」全開の好投。
    このところ好投しリードで交代してもリリーフ陣か撃たれ「白星スルリ」が続いていたけど嫌な顔もせずリリーフ投手を励ましていたナイスガイ。
    昨日も最小得点だけでの交代で、しかも狭い球場で「昨日の今日」、8回以降は祈るような気持ちで観ていましたが、
    方程式の岩→岩リレーは固かったです、さすが。

    打線は久々に調子の良い菅野に苦しみ、なかなかチャンスも作れませんでしたが、こんな時こそ頼れる4番の一発がめちゃくちゃ効果的でした。

    大勢不在の讀賣は、菅野が交代すれば それ以上のリリーフはいない。
    9回表ノイジー(家族来日で元気が戻った?)のタイムリーが出た時の岡田監督は、まるで「孫を連れて観戦に来た虎キチのおじいちゃん」のように喜びを爆発させていて親近感が湧きました。
    岡本のへっぴり腰タイムリーエラーで3点目が入った時は ほぼ勝利を確信しました。

    「しっかり抑え、しっかり守れば たった4安打でも勝てる」タイガースらいしゲームが出来たと思います。
    今日も続けて取りたい。

  2. こうさん より:

    解説の江川さん、福留さんが読売の菅野を「ピッチングが上手くなった」と評価していた。岡田監督でさえ「菅野投手」と言っていた(偶然?気まぐれ?)から評価していたのだろうか。素人目にはフォームを変えて全盛期よりも「落ちている」ように見えるのだが、力の入れ具合、抜き具合の評価なのか。タイガースの選手は低めを見極めていたバッターが多かったから「打ち崩せる」と思いながら観ていたが野球経験者には違って見えるんだな。

    読売の野手もまたしかり。昨日はスタメンではない丸や連続スタメンの中田、一発の怖さはあるけど「怖いバッター」ではない。ずっとFA選手に拘っていてほしいな。

    梅野が嫌いな訳ではないがイトマサに坂本を戻さなかったな。これで岡田監督が突き通すなら梅野は相手投手との駆け引きに、もっと頭を使ってほしい。梅野の武器は流し打ち。なら流し打ち出来そうなボールを「投げざるを得ない」状況を打席で作る努力をしてほしい。そうなる前に余計なボールを空振りして自分で自分を追い込んでしまっている。そこは坂本から学んでくれないと。

    昨日のホームランで大山は完全に「タイガースの顔」になった。不動の4番だ。

    一つ、昨日の試合に苦言を。

    …本当にウチは、あのチームに3連敗したのか?読売に完勝して「今日も負けてくれ」と思いながら観ていたが、だんだんムカついてきた。あの3連敗で同一カード3連敗してしまったし。4敗1分って…けどホームで勝ててないのはウチにとって追い風。

    今日は才木。なんだか完封してくれそうでワクワクしている。

  3. いわほー より:

    岡本のタイムリーエラーで勝利を確信して、いざ甲子園へ。
    昨日は甲子園でバファローズとの二軍戦。
    3816人入った甲子園で佐藤輝の一挙手一投足をこの目にしてきました。
    さすがに昨日は4の0でしたが、元気そうでしたよ。
    先日、最短復帰はうっかり火曜日と書きましたが、水曜日の間違い。
    週明けはズムスタだけに、金曜日からの甲子園でのヤクルト戦あたりに復帰してくれればうれしいのですが。
    ちなみに昨日の先発は富田投手。
    5回10安打4失点でまだまだの印象。
    あと目についたのがルーキー中川捕手。
    チーム全体で4安打でしたが、そのうちの2安打は彼のバット。
    私が一番楽しみにしていた井坪に出番がなかったのは残念でした。
    以上、二軍リポートいわほーでした。

  4. 西田辺 より:

    これで伊藤将は対読売5連勝。
    以前は能見がそうであったように、何年かに一度巨人キラーが現れてくれます。
    そんな事もあってか、読売の打者は何となく打ちにくそうに、伊藤将はスイスイ
    投げているようにも見えました。
    決してそんなことは無いのでしょうけど。
    相手先発は、菅野。
    一時のような圧倒的な投球ではないが、ベテランらしい投球術で大ケガを回避
    していく。
    唯一の失点は大山の一発。
    初回に得点圏で抑えられた同じ真っ直ぐをバックスクリーン左へ。
    やられたらやり返す。
    これがチームを背負う中軸打者。
    9回までこの1得点だった時は、金曜日の展開を思い出しましたが、ノイジーの
    タイムリーや相手エラーで2点を追加。
    打つ方も佐藤輝が二軍に降格中という事もあり、落ち着かないし歪な編成を余儀なく
    されている。
    それ以上に不安定なのが中継ぎ陣。
    ここ数年、ここで苦労はしなかったのだが抑え候補の湯浅、昨年飛躍の浜地が
    ともに力を出し切れていないし、ある程度のイニングイーターと考えていた外国人
    投手も期待値には程遠い働きしかできておらず、特定の投手に負担がかかり続ける
    状態が長く続けば破綻の危険性も出てくる。
    今一番負担がかかってる投手は加治屋でしょう。
    ブルペンに置いている投手を使わない不可思議な起用はできるだけ避けるべきだし、
    監督の一存ばかりが通るベンチも修正していくべき。
    昨日がシーズン折り返し。
    まだまだ先は長い。
    チーム運用でコケる事のないような管理をお願いしたい。

  5. 岩修 より:

    6回は少しヒヤっとしたけど4番岡本をしっかり抑え込んだ伊藤将。
    時折コントロール乱すも緩急自在にボールを操るイトマサワールド全開。前エース菅野も負けない快投で特に前川右京の時は乗せちゃいけないかと鬼の様な形相だった。
    しかし、4回2死から大山に初球ストレートを左中間スタンドに放り込まれてしまった。流石4番と留さん。
    家族が来日し、復調気配?のノイジー追加点タイムリーに嬉しビックリで飛び上がってしまった。
    イトマサに負けない貫禄のザキサダの投球。首位なのが良く分かった試合と留さんが総括し、試合後はバウアー劇場とサンタナ3ランで虎キチにはたまらん土曜日に。
    勝利を呼び込む監督のお孫さん二人。前回は5月3日の大逆転試合だったそうなので、出来たら頻繁に球場で観戦してくれたら良いなぁ。
    二人が好きな大山と近本。特に疲れてそうな近本は大谷サンみたいに10時間位寝て下さいと。

  6. torarest より:

     この試合、伊藤が巨人との相性からいって、好投するのと、伊藤7イニング、後岩貞、岩崎の継投だけで勝利するパターンがベストで正にそれにハマりました。前日に石井連投、加冶屋撃沈で信頼できる右投手がいない昨日の試合、ケラーを上手に起用できていないことが、ここに来て苦しい状況にしています。
     打線は、菅野から大山が四番の貫禄で一発仕留めてから音無し、最終回まで追加点無し、この状況で伊藤が踏ん張り、八回に岩貞が何事もなく三者凡退と見事な働きでした。特に岩貞は良くやってくれています。岩﨑並みのセットアッパーになりつつあります。
     さて、ノイジーのタイムリーですが、内角高めストレートを一発で仕留めました。ノイジーのバットを担いだ打撃フォームであれば、本来高めストレートに対してバットがスムーズに出やすいはずです。高めストレートをシンプルに弾くことがノイジーの強みでしょう。この試合、1打席目は、菅野の外角高めストレートストライクを二球も見逃してフォークで打ち取られ、2打席目はツーシームを詰まって凡ゴロ、3打席目はフォークを打って投手越えのゴロヒットと野手正面ならゲッツーの当たりでした。前の試合の戸郷に対してもストレートを仕留められませんでした。おそらくノイジーは日本の右投手の変化球が気になってしょうがない、それに対して何とか対応しようとして、逆にドツボにハマっているように見えます。もっとシンプルに9回のタイムリーのように高めストレートを仕留めることになれば、打撃内容は上がってくるでしょう。対してミエセスは高めストレートは苦手ですが、半速球の変化球には対応力をみせています。岡田監督は先発投手によってスタメンを使い分けることも必要でしょう。
     後、気になったのは近本が中々上がってこないこと、いい当たりはするのですが、野手のいる所に飛んでアウトの場面が多く見られます。少しポイントがズレているのでしょうか?菅野から4打席目に打ったライトフライは東京ドームならホームランかにみえましたが、失速してアウトでした。夏場に強い選手なので、早く調子を上げてくれることを期待しています。

    • Akira28 より:

      ノイジーも近本も差し込まれていますね。
      ノイジーは始動が遅い。
      近本は疲れが原因だと思います。

  7. 虎轍 より:

    ええピッチングをしてても勝ちが付かなかった伊藤将司に勝ちが付いたのが良かったですね。
    岡田監督も野手ミーティングで伊藤将司に勝ちを付けようって言うてたみたいなんで、伊藤将司が0で抑えてくれてたから勝ちが付いた訳で、ホンマに良かったですね。
    大山が6年連続の二桁本塁打。お見事です。GJ
    今日も投手陣が粘って抑えて、野手陣がしっかりとした守備から、打撃でも頑張ってカード勝ち越しを決めよう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  8. yalkeys より:

    11人で現地参戦でした。大山の一発で興奮の坩堝化した3塁側でしたが、前夜のこともあり安心の境地ではありません。9回ノイジーのタイムリーと岡本のエラーで2点追加した時点でようやく落ち着きました。岩貞→岩崎のコンビで快勝!ワーイワーイ!
    それにしても梅野のバッティングは重症ですネ゙。私は今まで坂本ではなく梅野派でしたが、ちょっとひどすぎます。一体どうなっているのでしょうか…

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