甲子園でも普通に

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今週は、今日から甲子園でDeNAとふたつやって、移動日あって神宮で3つ。来週は名古屋から始まる。長期ロード終わりといっても、しばらく腰を据えてホームでやるというわけでもない。でもそれはいいこと。別に区切りを意識せずに、ホッしたりもせず、1試合1試合、戦っていくしかないから。

それにしても「普通にやろう」を合い言葉にできる集団は素晴らしい。完全燃焼だ!とか、120%全力を出し切れ!とか、今このときに集中だ!とかではなく、「んな、普通にやったらええんよ」。この脱力感は、そう簡単に出せるものではない。

ただ力を抜くだけなら簡単なことだが、効率的に力を使うために無駄な力のみ抜く「脱力」は難しい。いろんなジャンルの技において、究極の境地とされるのがそれだ。実際岡田監督はずっと「普通にやれ」と言い続け、チームは驚くような勝率を記録しているのだから、「正しい脱力」ができているということ。

チームには弱点がある。まったく完璧ではない。そこに「あそび」があり、力を入れたり抜いたりする余地がある。時間を長期で捉え、戦力配置を広域で捉える。その上で「普通」というニュートラルポジションにチームの状態を整えるのは、やはり職人技に見える。

コメント

  1. 虎轍 より:

    そんなん普通にやればええんよ。
    おまじないの言葉になりましたね。
    疲れたなら休ませる。普通やんか。お~ん
    守られへんのは使わんよ。そらそうよ。
    見事にそんな感じで普通に戦ってきましたね。
    今年のGG賞には大山、中野、木浪、近本が選出されそうですね。
    そのままベストナインにも選出されそうですね。
    今日からの聖地甲子園でも普通に戦って、普通に勝ってくれたらええですね。
    関本曰く、高校野球明けの聖地甲子園はグラウンドのバウンドが少し変わるらしいです。
    エラー無く、すっきり勝ちましょう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  2. 虎ジジィ より:

    昭和の時代は「今日は気合いを入れて行くぞー」という根性論ばかりでしたが、今や慶応高校のエンジョイベースボールのように上手く脱力した方が良い方向へ進む事が証明され、
    岡田監督の「普通にやったらええんや」は何気に理にかなってる事が分かります。

    これは、「亀新フィーバー」の1992年に圧倒的にVに優位な状況からシーズン後半に普通の野球が出来ずヤクルトに優勝をさらわれた時の選手岡田、
    そして記憶に新しい2008年の後半失速→普通の野球が出来ず歴史的大逆転V逸を経験した岡田監督だからこそ、考え抜いて出した答えが「過度にアレを意識せず普通に…」という事なのだと思います。

    今日は前回登板で上昇気配を見せた西勇輝vs前回登板でカープに5回KOされた今永、今季の成績だけで判断すると不利なマッチアップに見えますが、勝機は十分あります。
    2連戦で、明日はバウアーが出てくるので「普通の野球」で確実に勝っておきたいところ。

  3. とらかっぱ より:

    ようやく甲子園に帰ってきますが今年はお盆が過ぎても酷暑が続いています。西宮でも少し動いただけで滝汗が流れるような状態です。投手は大変だと思いますがその分打者は有利。今永、バウアーと好投手相手ですが打ち勝てる試合を期待します。

    普通にやる=正しい脱力。なるほど、確かにそうですね。打者で言えば近本、中野、大山、木浪の4人はこれを理解し実践できています。輝明、ノイジー、故障前の梅野は出来ていないように感じますが考え方に問題があるのか技術的なものなのか。おそらく両方だと思いますが練習の段階で違ったメソッドを試してみるのもいいのではないでしょうか。大竹が投球練習の最後にやるように、ダラ~っと脱力した素振りをする等してみたらと思います。既にやってるのかも知れませんが・・・

  4. こうさん より:

    好調な時に試合がないのは翌朝に試合を振り返れないということだが、やはり今日のような文章も大好き。俺の中でトラオさんの真骨頂である。

    もちろん守備力不足のサトテルは歯痒いしチャンスでもチャンスじゃなくても打てないノイジーも歯痒い。なんとかサトテルやノイジーの良い部分を探そうとするが…そりゃ皆さんと見解はズレる。良い部分以上に悪い部分が目立つから。だからサトテルの守備力は今シーズンは気にしないようにしている、ノイジーの打撃も。それで岡田監督は使っているのだから。来季、ノイジーは残るためにどうするのか。サトテルはサードが正しいのか、岡田監督がサードに拘るならサトテルはどうするのか。とてもじゃないが今シーズンは間に合わない。もしかしたらサトテルは日本シリーズでDHかもしれない。…けどサードからの送球、一番「線が見える」選手なんだよな。

    そんなわけでサトテルとノイジーは北斗と南…ウルト○マンAなのだ。テルリーとシェルリーが合体すれば最強の選手だが、それは無理な話。来季、お互いの足りない部分を強化すれば最強の補強になる。

    …放送の途中(シーズン後)にいなくなる(退団する)可能性もシェルリー(南)にはあるんだよな。ノイジーの力ないスイングは脱力とは違う。自信のなさだ。

  5. 春日部市虎番地 より:

    今日から久々の甲子園。芝生が綺麗に整備されたとか。
    写真を見ましたが美しいですね〜。
    CS、日本シリーズでお目にかけたいです。

    さ、ベイとの2連戦、気負う事は無いですが、普通に今永、バウアー(中4が普通なんですね笑)に、嫌なイメージを与えておきましょう!

    ケガなく故障なく普通にバモス!!

  6. 西田辺 より:

    普通にやってても、必死のパッチでやってても、やって来るのが「夏の疲労」。
    いくら鍛え上げたプロアスリートでも、この暑さの中でやっていけば容赦なく
    襲ってきます。
    野手は一歩目の俊敏性が失われたり、直球に対する対応力が低下したり。
    投手は長いイニングが投げられなくなったり、勝負所で制球が甘くなったり。
    これをいかに最小限に食い止めるのかが、9月最大の課題になってきます。
    秋に失速するか、もう一段加速するかはキャンプからの蓄積とシーズン中の
    体調管理。
    今年タイガースのブルペン陣は、上り制度を導入して登板の嵩んだ投手を
    ベンチから外して完全休養に充てています。
    まぁ、それでも疲労が蓄積するのが人間の体。
    野手もスタメンがかなり固定されているので、ここからが怖い。
    追う広島もブルペン陣にかなりの負荷をかけている。
    9月はまさに体力勝負。
    7ゲームの余裕を巧く使ってゴールを目指して欲しいですね。

  7. 星の輝き より:

    皆さんからかなりの不評を買っているノイジーですが、わたしは常々あのバットを担ぐ仕草(チョットだけ竹之内)が気になっていました。
    特に投手が投げる直前までそのままで「オレは打つ気なんて一つもありゃせんのですわ。」みたいな姿勢から振り始める一連の流れがどう見ても始動が遅いとしか感じ取れませんでした。

    メジャー時代はどうだったのだろう?と動画を検索してみると、なんとバットを担ぐ仕草はせずに最初からバットを立てて構えているではありませんか。
    どういう心境の変化で今のフォームになったのか分かりませんが、やはり無駄な動きを一つ加えたようにしか思えません。
    皆さんご指摘の通り、未だに審判とケンカしていますし、イライラしているのが傍からみてもよく分かります。
    日本人投手の配球の組み立てにもなんかしっくりこないのでしょう。
    ミエセスと来期も契約する報道が出ましたが、ノイジーは厳しいんでしょうね。
    二年目の慣れは期待できると思いますし、ノイジーホイホイ含めて守備は及第点ですし、真面目(すぎる)ですから年棒面との釣り合いさえ問題なければ保険として残留はありと個人的には思ってます。
    なにせ円安ですし、メジャーとは待遇面で開きが出てますし、なかなか有望な助っ人は期待できませんから・・・。
    ただ保険は一人でいいでしょうから、今年限りなのかな・・・。
    個人的に暖君起用でも全く構いませんし、ノイジーの帳尻合わせでも結構なんで、佐藤輝を含めた5番6番問題の早期決着を希望します。
    それによってAREの確率が格段に違ってくるでしょうから・・・。

  8. 岩修 より:

    防御率2.73は突出した数字。さらにGの総本塁打数137本に対し61本。
    しかし総得点は1位。得失点差は断トツ1位の+100。
    積み上げた貯金は27。セだけだと30。この偉大な数字を絶対汚す訳にはいかない。
    皆様の書かれているノイジーと佐藤輝。補殺力、送球力は優れているけど、自分で自分に鞭入れて打席に立って欲しい。勿論今夜先発の西勇も久々甲子園で今季最高の投球をとお願い。 オフ会迄あと16日…。

  9. いわほー より:

    阪神ファン語り草の2005年、9.7中日戦(ナゴヤドーム)。
    守護神・久保田のピンチに岡田彰布監督の檄は「打たれろ!メチャクチャやったれ!」。
    あれから20年近くたちましたが、さしずめ今の岡田監督なら「普通にやったらえんよ、おーん」なのかな。
    とんがったところは残しつつも、この歳月で岡田さんにも変化が見て取れます。
    これも年輪ってやつですかね。

  10. タクロー より:

    当たり前のことを当たり前に

     相手は2枚看板を立てて来るらしい。CS争いで必死のパッチなんでしょう。望むところですわ。こっちは普段どおりにやりますから。今季13勝7敗、甲子園だと5勝1敗。これ、普通にやってきた結果です。
     普通にやればよい、とはいうものの、慣れないマジックを灯して、虎党の期待を背負って、ボチボチ緊張してしまう頃でしょう。ヒーインでナインが代わる代わる「目の前の一戦一戦を勝てるように」と良い緊張感で臨むことを言葉に込めています。

    「普通にやる」ことは、力まずに普段どおりにやることと、当たり前のことを当たり前にやる、という意味もあるんでしょう。
     ストライクゾーンは変わらない(同じ球審でも変わることがあるけど)、ボール球を振らないのが当たり前。ゲッツーが取れるゴロがきたら、ゲッツーを取るのが当たり前。送りバントのサインが出たら、一発で決めるのが当たり前(これはちょっとむずいかな)、相手がミスするかもしれないから、打ったら全力で走るのが当たり前。外野手は中継にビシッと返すのが当たり前。甲子園の大声援の中でも声掛け、連携をきちんとするのが当たり前。13勝7敗。当たり前のことを当たり前にやったら、結果はついてくる。
     今日のポイントは2-5-8のスジだと思っています。お疲れモードだった中野が元気を取り戻しているか。満塁HRの快感を知った木浪が普段どおりコンパクトに振れるか。そして、5番。左投手だから当たり前のようにノイジーなのだろうか?こればかりは、普段どおりでなくてもええやん。ちょっと気がかりだ。杞憂に終わることを願います。輝明で行こう!
     森下のヒッティングマーチがようやくできて、今日からの甲子園でお披露目されるとのこと。
    「夢つかめ 豪快なパワー 渾身のフルスイング 翔けろ 森下 ♪」さあて、普段どおりの渾身のフルスイングを見てこよう。まだ歌えないけど。

    • 虎ジジィ より:

      タクロー様こんにちは。
      相手は二枚看板とはいえ、今永はしばらく勝ち星がついておらず やや不調、今季に関しては東(アズマ)が一番厄介な感じ。
      今日は普通に打てそうな気がします。

      あと、森下のヒッティングマーチ「もっと早く作ってくれ」という感じです。私は音痴で早口が苦手なので大山のヒッティングマーチが上手く唱えませんが森下のは大丈夫そうですね(笑)。

      あと、今日の讀賣vsカープで阪神ファンの岡本(特例抹消)不在は痛い、自力でマジックを減らすしかない!?

      • タクロー より:

        虎ジジィ様 ありがとうございます。ご指摘のとおり、今永恐るるに足らずですね。普通にやれば。
         ♪悠然と、、で始まるのにどんどん早口になってしまう大山の応援歌は、ついていけずついつい、ラララになってしまいます。
         それにしても、甲子園、めっちゃ暑いです。残暑どころかまだまだ酷暑です。入る前にまずは缶ビールで喉を潤してました。ボチボチ、1塁アルプスから大山のHRを見送ってきます。

    • 虎轍 より:

      タクロー様こんばんは。
      私の今日のヒーロー予想は大山でございます。
      聖地甲子園の夜空にパッカーンと放り込んで貰いたいですね。
      今日もタクロー様の勝利の使者を信じてます(笑)

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