森下の一発から逆転先勝

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ポストシーズン開幕で心配だったのは、実戦勘が戻らず野手たちが打てないこと。そして、緊張して投手たちが制球を乱すこと。不確定なことすべてを事前に解消することはできない。

一方で不安を掻き消す要素としては、岡田監督がベテランらしく落ち着いた構えを見せていること、そしてゲッツーが取れる二遊間と磨いてきた中継プレーに代表される守備力があること、そしてどの選手も果敢に次を狙う走塁の意識が高いこと。

つまり、個人個人の技術は調子の波に左右されることもあるが、チームの意識や連携プレーは積み重ねてきた関係性だから簡単には揺るがないし、相互に補い合うことができる。岡田監督が「受けて立つ」と胸を突き出したのは、個々の力ではなく、それを結びつける力の粘り強さを信頼していたからだろう。突き破れるものなら突き破ってみろと。

先発村上の出来は良くなかった。1試合投げて無四球が当たり前の投手が1回二死走者なしで小園にひとつ、3回二死走者なしで野間にひとつと、序盤で2つも与えたのだから、微妙なコントロールが難しい状態だったのだろう。失投しないよう慎重になっていたのもある。

4回表、前の回、野間の盗塁失敗でチェンジとなり、打ち直しとなった小園がライト森下の頭を越える三塁打。岡田監督は前進態勢をとらず、1点だけどうぞの構えをしく。一死後、秋山は大きなライトフライ。森下ウォーニングゾーンで捕って犠飛、広島1点先制。結果的に「受け」はここまでだった。

その裏、一死後、森下がここまで好投していた九里から同点のソロ本塁打を打つ。追い込まれた後、厳しい球はファウルで逃げ、落ちる球をしっかり見逃してフルカウントに持ち込み、最後はスライダーが甘くなったところを完璧に捉えてレフトスタンドへライナーで叩き込んだ。

落ち着いて受けているとはいえ、受けっぱなしでは土俵際に追い込まれる。受けてすぐに反撃をしたこと、しかもルーキーが内容のある一撃で試合を振り出しに戻したことで、試合の流れが急激に動いた。

追いついてもらった直後5回表、村上はいい当たりを打たれたがことごとく打球は野手の正面へ飛ぶ。高さを間違わなかったからだろう。

5回ウラ、一死後坂本が死球で出塁。続く木浪は初球を右前打し、一死一三塁とチャンス拡大。ここで打者村上。岡田監督は代打を出さず、バントもさせず初球「打て」。打球は一塁スタメンの韮澤の足下を抜き、二塁打。併殺打になれば強攻策大失敗だった紙一重の打球は、阪神に味方した。岡田監督はここでも、余裕の構えだったのだが、もし併殺打になっていたら、簡単な試合にはならなかっただろう。いずれにせよ、偶然と必然が織りなす数多くの選択肢の中から、「正解」を引き当てた。二三塁の走者を淡路連合近本のセンター前で返す。ここは村上のベースランニングも光った。

あとは予定どおり村上を6回まで投げさせ、結果的には6回101球、被安打5、奪三振6、与四死球3でまとめさせた。シーズン中の優勝争いとはまた全然違う緊張感の中、よく投げた。さすがは高校生のとき投げて打って全国優勝に導いたエースだ。

7回は桐敷が三者三振の快投。8回は石井が2球で二死、島本も「体験登板」させ、3ボールからの3球勝負で、しっかり経験値を稼いだ。

最後は岩崎。先頭小園をヒットで出すも、西川、秋山、上本を連続三振に斬って試合終了。まさに胸を出して相手の攻めを受け、あとはつながる力でじりじりと寄り返す横綱相撲が取れた。

一気に安堵の空気が流れたが、これを危険信号と捉えなくてはいけない。安心感を与える岡田監督の存在はそれでいいが、コーチ陣は「絶対になめるな」と引き締める役目を果たしてほしい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    toraoさん渾身の素晴らしい長文コラムに嬉しさが蘇ります。

    全く「普段通り」の岡田監督と、
    ファーストに韮澤を抜擢したり、みえみえのエンドランを仕掛けたりと「普段通りではない」新井監督の采配の明暗が別れたゲームでした。

    やはりコチラの立場からすれば、ファーストは松山か堂林の方が嫌だし、
    村上の打った勝ち越しタイムリーも堂林ならゲッツーにしていたかも知れない当たり。 記録こそヒットでしたが微妙な打球でした。

    先発村上は、初体験のCS開幕投手という緊張もあり、普段の精密機械のコントロールが無く、球数も多く苦しい投球でしたが要所を締め6回1失点にまとめる辺りは さすが防御率ナンバーワン投手。
    4回の1失点は「1点勝負じゃないし、別にいいやん」と完全に割り切ったカタチ(守備隊系)だったので、村上も立ち直りやすかった。

    継投後、7回に投げた桐敷の三者三振も素晴らしく、釣られるように他のリリーフもほぼ完璧に試運転が出来たのも大きい。

    打線は解説の濱中が言っていたように、久しぶりのナイターで直球に差し込まれていましたが、昨夜で慣れたでしょう。

    粘って「仕留めるべくして仕留めた森下」は短期決戦のラッキーボーイになりそうな匂いがプンプンしています。物怖じしない逞しいルーキーだ。

    今日、明日はカープキラーの伊藤将司→大竹であっさり決まりそうな雰囲気です、気がかりなのは明日の天気だけ。

  2. サヨナラ3ラン より:

    昨日は普通に戦って普通に勝った印象。ペナントレース時と変わらない戦いが出来ていた。ヒット数やチャンスの少なさを感じさせない安心感を生みだす投手陣のピッチング。そして勝負時に繋がり一気に決める打線。先制されたがゲーム展開に不安を感じなかったのは先制場面でも前進守備を指示しなかった岡田の余裕を感じたから。少し意外だった点は広島ベンチと選手の熱量が思ったほど高くないと感じたことかな。
    ゲームの上では初回の先頭打者である菊池がツーボールから3球目のアウトローのボール球に手を出した場面。コレは大きかった。それと坂本の死球が勝利への伏線だった。坂本が死球を受けた時、大袈裟に痛がる芝居でもすれば良いのにと思った。このゲームだけでなく2戦目以降も内角を突きずらくするためにもね。長いシーズンなら猿芝居はみっともないけど短期決戦ならアリかなと。しかし騒ぐことなく静かに坂本が怒りの表情を見せたことが打線に火を点けたようにも見れた。木浪、村上、近本の初球攻撃は見事だった。あと2つ、普通に戦って広島を圧倒しよう。

  3. ソロムコ五十六番 より:

    一番痺れたのは、5回裏近本の2点タイムリー。事実上これがだめ押しになった。もちろんその直前、村上の2塁打が一番ド派手な決勝打、メディアはこぞって試合のハイライトに取り上げてはいる。それでも、昨日の村上は球数も多く、仮に5回の攻撃が2対1で終わっていたら勝負がその後どう転んだか、広島の再逆転も十分あり得た。しかも森下以外の阪神打線は、近本も含め、安心してその後の追加点を期待できる状態ではなかったように思える。4対1のスコアは楽勝のように見えるが、結構紙一重と考えるべきだろう。結局近本も5回のタイムリー以外にヒットは出なかった。あの打席できちんとタイムリーを打った近本に感謝! 今日は大山、サトテル、ノイジーからの一発を期待したい。

  4. とらかっぱ より:

    実戦感覚が戻ってるかだけが不安でしたが序盤は打線が「普通じゃない」積極的に打っていく作戦で凡打の山。中3日の九里に完投されんじゃないのって思うほどスイスイ3回まで進んでしまった。先制された直後の森下の一発で甲子園は雰囲気が一変。もう負ける気がしなかった。逆転後の村上は外野から見ても分かるほど球が走ってたし、石井は2球で二死の超省エネピッチング。桐敷のキレも素晴らしかった。岩崎は先頭小園にだけは慎重になりすぎたが後の三人はボールを振らせての三振x2に最後は球審敷田にも見せ場を作ってあげるミノサン。投手陣が盤石で完全なるタイガースペースでの勝利でした。

    しかし堂林をベンチに置いてまで村上に相性の良い韮澤を使った結果、2凡打の上その村上の一塁ゴロを逸らしてタイムリーにしてしまう裏目っぷり。1stステージで冴えてた采配も陰りが見えました。こういうのはチームの勢いに影響が大きいのでカープとしては相当苦しいように思います。一気呵成に畳んでしまおう。

    気になったのは小園の打球を追いすぎて3ベースにした森下。他に大きな守備ミスはなくゲームを優位に進められたけど無死であそこまで追ってしまうのは状況判断ミス。打つ方は素晴らしかったけどあの守備は要反省です。あと村上のタイムリー時一塁ランナーの木浪がセカンド回ったところで何故か一旦ストップしてた件。藤本コーチの動きまではチェック出来ませんでしたが自己判断だったのか。打球は完全に抜けてライトもすぐバックアップ出来る体制ではなかっただけに謎でした。三塁まで進み事なきを得ましたがこれも状況判断ミス。なにが原因だったのか確認しときたいですね。

    昨日は現地に開門前から並んで試合開始時はビール三杯空けてしまい完全に酔っぱらってました。森下のHRで目が覚めて真剣に観戦しましたが心地の良い5時間でした。

    • 岩修 より:

      とらかっぱ様 おめでとうです。
      自分も村上のラッキー?な2ベースの時、木浪がサード止まりで何で?と思いました。でも直後の近本2点タイムリーで直ぐ忘れましたけどw

    • とらかっぱ より:

      岩修さま
      気候もよく席もライスタのセンターライトの中間の中段で見やすかったし、そして何より快勝だったし最高の観戦になりました。球場に行って気付くプレーは多くありそれを観るもの何よりの楽しみでもあります。

    • 虎轍 より:

      とらかっぱ様こんにちは。
      私は昨日はバックスクリーン横の席でした。
      佐藤輝明のセンターフライは当てただけに見えましたがグングン伸びてきてフェンスまで来るんか?と思いましたね(笑)
      木浪の謎の走塁はファウルやと思ったんですかね?
      謎でしたね。
      桐敷はJ.BOYならぬ3奪三振でK.BOYでしたね(笑)

    • タクロー より:

      とらかっぱ様、虎轍様。
      遅ればせながら強い、強いタイガースの快勝の現地観戦、良かったですねー♪
      今夜は、大山と輝明、それから中野に目覚めて奮起してもらいましょう!

    • とらかっぱ より:

      虎轍さま
      いいところ観戦でしたね。輝明はやはり怪力マンでした。K.BOY桐敷は外野から観ててもキレ抜群でしたね。カープを見事に打ち砕き吹き飛ばしてくれました(笑)

    • とらかっぱ より:

      タクローさま
      開門と同時に突入しましたが既に推定1万人は入場してたかと思います(嘘)
      いつも年席と座席が違うので売り子が馴染みの客探しに四苦八苦してたのが面白かった。
      今日は緊張も解けて大山、輝明がドデカイのを。中野は何本も量産してくれるに違いありません。

  5. こうさん より:

    濱チャンは試合後に「村上のホームランで流れが変わった」と言っていたが、あの同点弾では俺の中で試合の行方は分からなかった。なぜならタイガースは「ホームランで勝ちきるチームではない」から。完全に流れを変えたのはファイナルのキーマンである木浪。「恐怖の8番」と言われているが、木浪の功績は「近本を力ませないこと」だと思う。木浪が「繋ぐ」を実行してくれるから近本がリラックス出来ている。センター前タイムリーなんか軽く振っていた。冷静にショートのポジションも見えていたのだろう。あれこそ今季のタイガースだが逆を言えば「繋ぎを断たれる怖さ」が残った。4・5・6が打てなくても勝てたが「打たなきゃ勝てない」のが日本シリーズだ。

    ノイジーは相変わらず狙いが解らない。最後にヒット性の当たりが出たが、それだけ。ファイナルまで時間が空いたが変わってないな。サトテルは一発のホームランが出れば…があるから心配ない。大山はヒットが欲しいところを、しっかりフォアボールを選んだ。これも心配ない。

    最後に坂本。梅野がいない今、「日本シリーズまで守り抜く」という想いでグラウンドにいるはず。自分が捕れなかった球が主審に当たってしまっただけで心配する男が、自分へのデッドボールでバットを投げつけるほどに怒りを表した。非常に珍しいシーン。「ケガする訳にはいかない」というプレッシャーと戦っているのが伝わってきた。

    アチラも大逆転で勝利。今でも交流戦のラオウのホームランが鮮明に記憶に残っている。「待っていたぞケンシロウ」…ケンシロウの部分に入る、ラオウに言わせる名前は村上なのかイトマサなのか大竹なのか…関西決戦まで、あと2つ。

  6. より:

    短期決戦初戦を普通にやって普通に勝てたのは大きいですね
    これで普通を通す根拠ができた

    アカン時に何が出来るかは首脳陣の大事な仕事ですが、アカンことない時に普通にできるかも首脳陣の仕事なんやなぁと感じた初戦でした
    MLBもNPBも長打が出るかどうかがポストシーズンのポイントみたいになってきてるので、堂林やデビッドソンの方が韮沢や田中広輔よりも普通に嫌やったで、新井さん(今日はイトマサなのでその辺が出てくるんでしょうけど)

  7. ガク より:

    森下の1発でCS1st連勝広島の流れを止めたのが大きかったですが、坂本の死球でバットを放り投げて怒りをあらわにしたのも大きかったように思います。あれで九里の投球が微妙に狂っていきました。
    あの回のチャンスを逃さず3点取って勝負あり、欲を言えばその後の追加点が欲しかったけどそれは今日以降に期待しましょう。
    チケット何とかゲットできたので本日現地で西宮神社の御利益高いタイガース福笹振って応援してきます!

    プロ野球ニュースで達川さんがバツが悪そうにトーンダウンして解説してたのが少し残念でした。配慮に書く解説はだめだけど歯に衣着せぬ解説が売りなんだから普段通り元気にやってもらいたいです。

  8. 春日部市虎番地 より:

    明らかに緊張が見えた村上ですが、それでもしっかり試合を作ったのは立派でした(坂本もナイス)

    打線は珍しく早打ちしてる事に???と思いましたが、ベンチの作戦だったとの事で納得。
    リリーフ陣も普通に安定(桐敷は今年一のキレだったのでは??)

    シリーズ男は森下になるのか?
    はたまたもう1人出てくるのか?

    セ界一から日本一へ!
    ケガなく故障なくバモス!!

  9. 西田辺 より:

    新井監督は、1番菊池と9番九里以外は2~8番までズラッと左を
    並べてきました。
    ファーム時代村上を得意とし、フェニックスリーグでも好調だった
    韮崎を8番ファーストで抜擢。
    意図するところは分からないでもないが、結果的に村上のファースト
    ゴロをライト線にまで逃す守備(記録はヒット)を見せたり、ちょっと
    荷が重かったと言わざるを得ません。
    打線は昨日序盤、九里に対して積極的に打ちに行ってました。
    初回から緊張と慎重な配球で、球数が嵩んでいた村上と対照的にかなり
    少ない球数でスイスイと立ち上がった九里に不安を覚えた阪神ファンも
    多かった事でしょう。
    試合後の監督談話で、四球回避でどんどんストライクを放って来るであろうと
    読んでいた指揮官の指示での積極策であったそうです。
    こうなると、広島ベンチは九里を替えづらい。
    おそらく登板間隔が詰まった九里が、ヘバるのも早かろうとそこまで待った
    作戦だったのでしょう。
    ならば、4回表の1点どうぞの守備隊形も頷ける。
    森下の4回裏の同点ホームランは大きかった。
    あれで一気にチームの余分な力みが取れた気がします。
    多少お調子者の傾向はあるけど、こういう舞台で大きな仕事が出来る
    お祭り男の属性があるのかも。
    逆転の切っ掛けとなった坂本の死球。
    一塁に歩きながら、バットをポーンっと放り投げ、肘当てやバッティング
    グローブをもどかしそうに外した仕草は、いつも冷静な彼に似つかわしくない
    熱さを現わしてました。
    そこを繋いだ木浪や淡路島コンビ。
    それもこれも、苦しいながらもシッカリと試合を作った村上の投球があった
    ればこそ。
    何にせよ、良い形で初戦を取れました。
    リリーフ陣も、登板機会で結果を出せて気持ちも軽くなったでしょう。
    昨日打てなかった選手も、今日働いてくれればOK。
    緩めることなく、今日も普通に戦いましょう。

  10. torarest より:

     CS初戦、固い雰囲気で序盤が流れましたが、広島先制の後、森下の同点ホームランからは、今季の強い阪神ペースの試合内容でした。
     結果的に先発村上は六回1失点、七回から継投で桐敷、石井、島本と相手左右打線に応じて手駒を十分に使って、締めは岩﨑でクローズです。9回先頭小園を出したところは、消化試合で状態が良くなかった岩﨑を思い出して少し心配しましたが、ボールのキレは良く何の問題もなく、阪神の先勝です。
     攻撃は4回森下の同点の一発から、5回坂本死球から木浪が繋いで投手村上が一塁強襲殊勲打、つかさず近本が2点タイムリーと3点差をつけて速攻の逆転劇で、これも今季強い阪神を象徴しています。
     終わってみれば、岡田監督の言う通り、普段通りの阪神の野球が出来ていて、何も言うことは有りません。
     村上の投打の活躍で先鞭を付けて、これで伊藤、大竹と勝利を引き継いでくれるでしょう。第四戦以降、才木、西の登板と、万がいち第六戦までもつれたら、中四で村上先発を考慮して第一戦に早く村上を降板させ準備をしていることを、試合後の岡田監督談話「シーズンなら七回まで行かしていた」で読み取れ、この辺りの采配は流石です。
     対して広島は、やはり頼りになる右の強力打者不在で、阪神の左リリーバーを攻略出来なく、勝ち切ることは難しいでしょう。
     最後に言わしていただくと、現行のCS制度は改善する必要があります。
     二位三位の第一ステージは一戦トーナメントにして、主催球団の懐具合を極力減らす方向で、第二ステージは優勝チームとのゲーム差に応じて日本シリーズ出場までの勝利数を決定するか、二位チームが上がれば優勝チームの2勝した時点、三位チームが上がれば1勝した時点で優勝チームが勝ち上がりとし、二位三位チームは4勝しないと勝ち上がれないルールが良いかなとみています。
     過去に和田政権の時に日本シリーズに出場した阪神は一敗もしなく四戦全勝したので資格あり、先に広島に二敗してその後四勝した横浜は資格なしとなります。どうでしょうか?

    • 岩修 より:

      torarest様 こんにちは。
      いつも素晴らしいコメントに感服しております。自分も大差でペナント制しても1差に戻されるのは嫌な気がします。昨夜のゲーム中ですが優勝チームが先勝すると、勝ち抜く確率は95%だそうです。もしかすると横浜が勝ち抜いたのは、その5%だったかも知れませんねw
      でも自分もルール改正して欲しいです。

      • torarest より:

        返信ありがとうございます。
        皆さんCS改善が必要だと声を挙げながら、一向にNPBは動かないのは相変わらずです。まずコミッショナーがお飾りであるのがいけません。NPBの組織改革が必要で世論ファンが求めるように改革すべきでしょう。今や大手マスコミのあのグループ(読売?笑)もネット時代の流れに抗うことが出来ず弱体化しているので、案外容易に変革できるかもしれません。

    • より:

      収入を減らさない方向で改革しないといけないのが難易度を上げてるんですよね
      先日トラオさんが書かれてた案は面白いと思いました

      私はセパAクラス6球団で各チーム15試合のリーグ戦をすれば良くない?と思ってます
      レギュラーシーズンを勝ち抜いた選手層も活かされるので、優勝チームの強みが出せるかと
      ただ、このリーグ内で消化試合が発生しちゃうかもしれないのでそうなると本末転倒という…

  11. 岩修 より:

    タイガースにとっては甲子園初ファイナル。山本は初回3失点してるし短期決戦での村上はどうかと心配したけど、調子悪いなりに村上はやはり防御率トップの村上だった。逆点タイムリーの時は熱狂の渦がテレビ画面でも伝わった。昨夜のBS東京は2005年日シリでやられた方、やった方の鳥さん、西岡さんの解説だった。2014年のクラシリは二人ともタイガースだったからか楽しそうだった。
    坂本から木浪、そして近本への流れ。スペースのA桐敷、石井、島本から神崎への流れは今年の強いタイガースの鉄板と思った。
    虎轍様にとらかっぱ様が観られた森下の同点アーチは美しかっただろうなぁ。後は早く中野、大山、輝明に一本出ること。torao様が言われる様にイトマサや大竹に才木の強力先発陣がカープ右の末包、堂林やデヴィッドソンには油断しないで投球して欲しい。するわけ無いでしょうが…

  12. 月見草 より:

    阪神タイガースの完璧な試合運びに トラオさんの完璧な文章
     最高です

  13. 虎轍 より:

    昨日は現地観戦でした。
    勝てて良かったです。
    失点シーンは晩御飯で並んでたので見てませんが、数少ない歓声で何となくはわかりましたけどね。
    赤い軍団も少なくて観戦の邪魔にもならへんかって良かったです(笑)
    ただ球審敷田の狭いジャッジで村上は球数が増えたんかな?
    アライさんはタイガースの待球作戦を真似したんかな?
    村上は2回で40球弱はしんどかったですね。
    スタメン発表の時に韮沢って誰?って思いましたが、村上の打球をスルーしてくれる選手やったんですね(笑)
    あの打球で木浪の走塁はなんやったんやろ?
    いつもの年席の場所と違う場所からの視点は観にくいです(笑)
    今日は相手が盛り上がる事無く試合を終わって欲しいですね。
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  14. Akira28 より:

    タイガースは初回からファーストストライクを積極的に打っていったが、ヒットになったのは森下の二塁打のみ。
    九里の球数は少なく、かたや村上は四球もありかなりの球数。
    先制されるし、九里を打ちあぐねるしと、4回表迄は少し、torao さんの今日のコラムの出だしそのものの不安にかられながら観てました。
    普通にやると、言いながら四球は取れず早打ちな攻めが気になってましたが、森下はじっくり待って値千金の同点ホームラン!天晴れ!でした。
    次の回、カープの攻めをよく凌いだところで、坂本の死球。
    これは少なからず九里に動揺が走ったでしょう。
    木浪がそこにつけ込みました。
    後は、根っからのタイガースファン・村上のタイムリー二塁打と近本の2点タイムリーが出て、タイガースらしさが出ました。
    しかし、村上もナイスランでしたね。
    久しぶりに岩崎の場面で、痺れる緊張感を味わえました。
    バモス

  15. 掛布にインタビュー より:

    ファミリーの皆さま、おめでとうございます!
    トラオさんのご指摘のように、極度の緊張感の中で、チームの連携や守備力という、ぶれにくいものを軸に戦った勝利だと思います。流石、岡田さん!
    今朝の東京の秋晴れのような、実に清々しい朝になりました。

    私は5回表の同点でのピンチ・2死1.2塁の場面で、村上が素早い牽制球を投げた瞬間に、チームの守備への自信や結びつきの硬さを強く感じました。今までのタイガースなら、あの場面で悪送球、ピンチ拡大、あーあ、いらんことせんとバッターと勝負せんと、と思うことしばしばだった気がします。

    今日も油断することなく、どっしりとした横綱相撲を期待します

  16. 背番号10 より:

    心臓のドキドキは、試合が始まっても続いていた。3回までの展開はタイガース大丈夫かな?の感じ。

    4回の秋山のライトフライはホームランかと思ったがフライでこれはついていると。その裏粘った森下(8球目もホームラン性)痛烈なホームラン。これで行けると思った。さすが中大の後輩。心臓のドキドキも解消していた。原監督よく当たりクジを引いてくれた。外れた場合は森下と誰もが思っていた。ハズレ1位。近本などはハズレハズレだよ。最初から取れよな~。

    5回の坂本へのデッドボールが効く。すかさず木浪が右前打で続き1・3塁。次は投手の村上。ベンチの岡田監督は左から右に腕を振り打つゼスチャー。村上は期待に応えての2ベース。新井監督の奇策(とあえて言う)も通ぜず。村上の去年と今年は違うよ。そして近本のセンター前のゴロヒット。これで決まりや。手を強く叩いたので痛かった。

    ここでもう祝杯を上げた。その後は盤石なリリーフ陣で安心。シリーズ末に見せていたちょっとした不安もすべて解消。
    さあー今日も行こうぜ。

  17. タクロー より:

    さすが チャンピオン!

     プレイボール前、画面に映るスタンドの風景はシーズン中とは違った。空席があまりない、ウロウロしている人もほとんどいない。とらかっぱ様や虎轍様のように先乗りしてビールを片手に練習とウォーミングアップを見入る人が多かったんだろう。静かな熱気が伝わってくる。その大観衆の視線の先に村上が立つ。にこやかな表情は変わらなかったけど、緊張してたんやろなあ。先頭菊池に2ボール。サヨナラ3ラン様が指摘されているとおり、同じコースにいった3球目を振ってくれたのがありがたかった。その後、9.14のウイニングボールのような打球を打ち上げ、中野が難なく捕ってマウンドに駆け寄る、こともなかったが、助けてくれた菊池にありがとう。そのウラ、初球に森下が2塁打、期待の大山も初球を打ってピーゴロ。頑張れ大山くん。
    先制点はカープに献上。現地のとらかっぱ様が指摘されているとおり、小園の当たりは森下が深追いすぎた。クッションを処理してセカンドに止めなきゃ。小園は甲子園でいきいきするなあ。あと2勝、勝ち切るまで要注意だ。秋山の当たりはやられたぁぁ2ランか、と思った。浜風が救ってくれた。そのウラすぐさま出た森下の同点ホームランは痛快だった。ズルズル行かれそうな流れを止めて押し返してくれた。5回で与四球3といつもと様子が違う村上は5回の好機で代打を送られるのかと思ったら、違った。ましてやタイムリーを打つなんて。逆転した後の6回の投球は素晴らしかった。本来の姿に戻った。それにしても岡田監督は読んでいたのか、見えていたのか?桐敷もよかった。期待に応えてくれる近本はいつも通りでありがとう。無表情岩崎もいつも通り、きっちり。やっぱり、チャンピオンチームだ。
     赤い鯉族がいつものビジターチームと同じようにレフスタの一角だけだったのがいいじゃないか。ナイス!チケット余っていたら買うよ〜^_^

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