京セラに始まり京セラで終わる。青柳に始まり、青柳に終わる。見事にプロローグと呼応したエピローグ。始まりの日に予感したハッピーエンドだった。
京セラドームでの4試合は、難敵ふたりとの勝負。山本由伸は16勝6敗、防御率1.21、WHIP0.88。宮城大弥は10勝4敗、防御率2.27、WHIP0.94。この4試合をすべて落とすようなら勝ち目のないシリーズだったが、ひとずつ抑えられ、ひとつずつKOした。打ったのは開幕第1戦と最終第7戦、ここでも。
阪神打線は初回から宮城を追い込んでいた。先頭近本ヒット、中野バントで一死二塁。森下はフォークにしっかりバットを止めたのにスイングと判定されて三振で二死。大山は三塁線を破ろうかというライナーを宗のダイビングキャッチに阻まれた。3回は先頭木浪のセンター前へ抜けようかという打球をゴンザレスの好守に止められた。さすがに最終戦の重圧か第2戦のときより制球にバラツキがあった。
打席2巡目となった4回表、一死から森下がレフト前ヒットで出塁。2球で追い込まれながら際どい球をしっかり見逃し、ファウルで粘りながら甘い球を弾き返す内容のある打席。対応できるという自信がみなぎっていた。投げる宮城も今日は打者を圧倒できていないと感じただろう。
大山も2球で追い込んだが、3球目インハイ直球が抜けて死球。ここも前の打席のいい当たりが意識過剰を生んだ。
ノイジーはストレートをふたつ見逃し、やはり2球で追い込まれた。3球目のフォークで振らせたかったが、ベース板より外に外れてバットが止まる。すべての球が決め球レベルなのが宮城の強さだが、この日は追い込んでから決めきれない。
4球目、外へ逃げるはずのチェンジアップが抜けきらず、インコース膝元へ。ボールになろうかという低い球だったが、この意図と違う失投を、ノイジーはアゴを引いて上から叩いた。ドライバーショットのような打球が吹き上がり、一直線にレフトスタンドに突き刺さる。まったく切れようとせず、まっすぐに飛んでいった。ノイジーも当然落ちる球、逃げる球に意識があったろう。いつものように右へおっつけるつもりもあったろう。まさに思いがけず内に来た球に必死に対応した結果が会心のジャストミートに繋がった。
前日は由伸に完投負け。この日も点が取れそうで取れなくて、1点が遠くなりそうな予感もあっただけに、思いがけない3点先制となった。
試合が動いた4回ウラ、ここをゼロに抑えれば優位が固まるが、1点でも返されれば試合がごちゃつく。大事な回の先頭は森。青柳にとってはやっかいな左の強打者だ。2球で追い込むも粘られ際どいところを見極められてフルカウント。しかし7球目外への直球で空振りを奪う。バットを叩きつけて悔しがる森。お互いこの回の重要性がわかっている。
頓宮には外角低め、絶妙なコースに緩急をつけたスライダーを配して三ゴロ。左打席に入ったゴンザレスを遅い球2球で追い込み、外高めの速球ボール球でふたつ釣ってから、最後も意表をつく高めまっすぐで空振り三振。強打者を術中にはめる青柳らしい投球で、相手打線を焦らせる。
この力投に相棒が応える。5回表一死から9番坂本がセンター前ヒットで出塁すると、近本が連打で続き一死一二塁とチャンス拡大。しかし中野の遊ゴロで6-4-3とボールが渡り、一塁塁審もアウトの判定。ぱっと見セーフと思ったが、リクエスト、リプレー検証すると「そんなに際どくないセーフ」。チェンジではなく、併殺崩れで二死一三塁。「併殺崩れでチェンジならず」は異様に得点になる確率が高い。ましてやリクエストの末、打席には勝負強い森下で、この日は断然自信を持って宮城と対しているから、その期待値はさらに高まる。
中嶋監督も重々承知。ここで比嘉にスイッチした。しかし比嘉・森のバッテリーがどこまで心の準備ができていたか。森下への攻めは外角低めへの出し入れに終始、「チャンスの鬼」森下はしっかり粘りながらフルカウントに持ち込む。結局、懐をつく球はなく、8球目、甘いフォークを捉えて、レフト線を破るタイムリー二塁打で三走坂本帰って4点目。
なお二死二三塁、大山は初球外スライダーを引っ張る。三遊間深くで紅林が強いゴロをスライディングキャッチしたが一塁には投げられず内野安打、三走中野帰って大きな大きな5点目。さらにノイジーもセンター前で続き、三走森下帰って相手をガックリさせる6点目まで入った。
5回ウラ先頭杉本にはスライダーを続けて二飛。しかし、続く俊足野口の一ゴロをベースカバーで走り負けて内野安打とすると、さらに福田には中前打されて一死一二塁。中川左飛で二死にして打席にいい感じで青柳と対峙していた左の宗を迎えるところで島本にスイッチした。
4.2回、レギュラーシーズンなら勝利投手まであとひとりのここで代えることはないが、この試合は勝つか負けるか。使える投手がたくさんいる。使わないで後悔することはない。目が慣れてくるところで思い切って代えた。
「もうええやろ」レギュラーシーズン終盤、あまり投球内容のよくない試合でフタ桁勝利の目がなくなり、岡田監督はそういって「個人記録のための消化試合」兼「ポストシーズンへの調整試合」の残り試合から青柳を外した。
パの由伸と並び、去年、おととしと、先発投手のタイトルを複数獲得した「虎のエース」は、チームの快進撃をよそに振るわないシーズンを送った。それでも日本シリーズ進出が決まってから、フェニックスで投げさせ調子を確認するなど、岡田監督は青柳の使いどころをずっと考えていたように見えた。
村上で掴みきれずもつれ込んだ最終戦。ここで青柳を使うのは博打のようでもあるが、岡田監督らしくもある。湯浅投入で空気を変えようと意図した監督だ。全体を大きなストーリーとして考えれば、最後の最後に、今年初めに投げた青柳がカムバックするという物語は悪くない。いや、一番いい。
それを単なる「いい思いつき」にしないよう、青柳はしっかり準備をしてきた。岡田監督も「最後はお前。思い切っていけ」と言える関係性だけはつくってあった。見事な先発投球で2023、ラスト登板を締めた。
ランナーがいれば島本。ボール3から入ったが、慌てず騒がず左飛に仕留めてチェンジ。
6回のマウンドには将司。このシリーズでモヤモヤしていた投手にもう一度チャンスを与える。もちろん将司は闘志はつらつで立つ。6回、7回と三者凡退に斬る。
8回は先頭福田をヒットで出すが、中川を投ゴロ併殺打。前回このミスから崩れたのをきっちりやり直して、まさに気分よくリベンジ投球を終えた。
9回表、近本が足で一ゴロを内野安打にする(リクエストしたらアウトくさかったが、中嶋監督はすでに前の回の併殺打で戦意喪失したかに見えた)。中野二ゴロで一死二塁とすると、森下はセンター前へクリーンヒット。近本がダメ押し7点目のホームを踏んだ。将司が投げ負けた東から、きっちり1点取って、これまたやり返した。
9回ウラ、マウンドには桐敷が登場。誰を投げさせてもいいところだったが、桐敷を選んだのにはそれなりの理由があるのだろう。先頭を右前打で出したが、森を4-6-3の併殺網に引っかける。
二死となったところで岩崎登場。これは決めていたのだろう。しかし頓宮に初球を叩かれて特大のホームラン。優、優しい。ゴンザレスに中前打され、焦らす。最後は杉本に大飛球、近本とノイジーが重なりかけたが最後は大活躍のノイジーが捕球して試合終了。
この瞬間、7戦までもつれた日本シリーズが阪神タイガース38年ぶりの日本一で終わった。
マウンドでもみくちゃになる選手たち。百面相のように、いろんな顔をしながらゆっくりと岡田監督もその輪に近づいていく。さすがに「予行演習」を経験しているから落ち着いている。輪の中で5回岡田監督が宙を舞った。そのあと、横田24番のユニフォームが岩崎と一緒に宙を舞った。彼がみんなをここまで連れてきてくれた。
その後も夜遅くまで喜びを爆発させる選手たち。長い長い2023年シーズンの物語が最高の形で終わった。
おつかれさま。ありがとう。
コメント
六甲颪に颯爽と
蒼天翔ける日輪の
青春の覇気 美わしく
輝く我が名ぞ
阪神タイガース
オウ オウ オウオウ
阪神タイガース
フレ フレフレフレ
バンザーイ
バンザーイ
バンザーイ
改めて、toraoさん、ファミリーの皆さんおめでとうございます。
試合内容に関してはtoraoさんの熱い名文に全てあるので付け加える事もありませんが、
ヒトコト加えるならノイジーは最後まで
「ワテ駄目外人なんで打てまへんねん」感を醸し出しつつ、オイシイ場面でシレッと「大殊勲のスリーラン」のノイジーホイホイ発動、ウイニングボールもホイホイしポケットイン、残留を内定させたように思います。不思議な助っ人だ(笑)。
私事ながら1年前に医師に「あと半年〜1年で人工透析の準備になります」と告げられましたが、今季はタイガースの好調と、
毎朝のtoraoさんのコラムに、そして皆様の熱いコメントに支えられ、病状は奇跡的に横ばいに落ち着いていて、本当に感謝しかありません。
自分の人生でも忘れられない2023年シーズンになりました。
もちろん「日本一」になった嬉しさはありますが、楽しかったシーズンの全日程が終了してしまった寂しさもあり、不思議な感覚に陥っています。
最終戦こそワンサイドゲームになりましたが、オリックスも素晴らしいチームであり、本当にどちらに転んでもおかしくない戦いでした。中嶋監督の緻密な戦略、オリックスファンの統率の取れた応援のおかげで歴史的名勝負になり、オリックス関係者やマナーの良いファンにも感謝の気持ちを伝えたいです。
また「日本一祝勝会」で皆様とお会い出来る日が楽しみです。
お疲れ様でした。
そうですか。そう医師から告げられていましたか。
私は昨年の夏、前立腺癌で骨転移でステージ4と告げられ、余命1年半から2年と言われていました。
何ごとも前向きに生きようと過ごしてきましたが、はじめて応援にいった甲子園でシーズン優勝。そして1964年の再来かと危惧した日本シリーズ第7戦で勝利、何とも言われぬ歓喜歓喜の2023年になりました。
命が延びた感じがします。
虎ジジイ様元気をもらったのですから、前向いて頑張って行きましょう。
背番号10様、大変だったのですね。
私は「阪神タイガースの日本一を見るまでは」で頑張ってまいりましたが、それが達成されてしまった今、ガックリ悪くなりそうで少し不安です。
まあ「病は気から」という言葉もありますので、お互い前向きに頑張って行きましょう。
悲願のアレ。
そして夢としか思えなかったアレの次のアレ!
もう今日は余韻に浸りまくります!
タイガースに関わる全ての皆様、
おめでとうございます!
そして、ありがとうございました!!
二日酔いですが、心地良き二日酔いです!!!
今日も渾身のコラムありがとうございます。この日シリでの全7部作どれも心に深く刺さるものでVTRを観て振り返るよりも遥かに鮮明にゲームを顧みる事が出来ました。
阪神タイガース、おめでとうございました。
青柳が最後の最後で踏ん張って日本一まで連れて行ってくれた。今シーズンマウンドでよく見た不安げな表情はなく自分の役目を全うする為だけに、プレッシャーを掛けないアバウト目に構える坂本のミット目掛け黙々と投げ込む本来の投球。岡田監督の指名した閉幕投手。ローテ順でたまたま第七戦になっただけだろうに「最初と最後は青柳」と燃える心の燃料に投下したニトロ級の添加剤は効いたと思います。
将司も負けたまま終わらず気持ちよく終われただろうし桐敷も近い将来に備えた最大限の緊張しかない一年で最も日本中に注目されるゲームの最終回を経験できた。そして最後はタイガースに因んだ全ての人々の想いを背負った岩崎がバファローズに華を持たせながらもクロージング。大団円すぎて、待った時間が長すぎてもう感情が追っつかない。叫ぶ事無く涙流すことなく静かにTVの前で拳を握りしめてました。
みんなよく頑張った。本当におめでとう。
感無量です。
激動の今シーズン、負けた時こそトラオさんの文章で救われてきたような気がします。
ありがとうございました!
なんかまだフワフワした高揚感に包まれてます…
最後の最後、今シーズン一番の出来だった青柳。初戦の日に「青柳の間合いは日本シリーズに合わないような気がする」と書いたが…申し訳ない。最高の青柳、いつもよりも球持ちが短い。自分の投げる球に自信を取り戻したように見えた。
サトテルのホームランに期待していたが…内角低めを振ってしまう「悪い時のサトテル」が顔を出したまま日本シリーズが終わった。こうなると外角高め、外に逃げる球も振ってしまう。来季、連覇を考えるとサトテルが柱のチームにしなければならないと思っている。疲れが取れたら「何が足りないのか」を考えてほしい。技術なのかメンタルなのか。いみじくも福留さんが「軽く振ればいいのに」と言っていた。学ぶべきじゃないか?
今シーズンのタイガースを一言で表すと「ドラマ」だと思う。誰が優勝を予想できた?誰が日本シリーズ制覇を予想できた?誰が…横田さんがいなくなることを予想できた?こんな台本、誰にも書けない。…いや、岡田監督しか書けない。その岡田監督でさえも書けなかったことが頻発した。両外国人の不振、サトテルのファーム降格、青柳の不振、湯浅の不振…よく優勝できたと本当に思う。
「横田の為に」…これでチーム一丸になったのは紛れもない事実。けど、それが無くても優勝できたのではないだろうか?だから岡田監督は極力、横田のことに触れなかったように見えた。岡田監督にしか分からないが。来季、証明されるだろう。
中学生の時に夢中になったドラマ「男女7人」と「とんぼ」…今でも各話のタイトルを見れば、どんな内容だったか鮮明に思い出す。トラオさんの文章のタイトルページが、まさにそれ。クラシリファイナルと日本シリーズのタイトルを見れば鮮明に試合内容を思い出す。この場所を知って初めての感覚だ。
長い長い映画を観終えたような幸福感と今シーズンが終わったことの喪失感…日本シリーズまで制覇してしまうと、こんな気持ちになるんだな。
だが、もう一度…いや、何度でも味わいたいのだ。
今日会社で会う人全員に「おめでとうございます!」と言われました。
正月やないのに笑
もう何も言うことはありません。2023年本当にお疲れさまでした、おかげさまで最高の年になりました。岡田監督をはじめ選手の皆さん、スタッフの皆さん、そしてトラオさんをはじめ虎バカファミリーのみさなん本当におめでとうございます!
ありがとうございました!
1985年以来、待ち焦がれた風景が京セラドームで実現した。
当時19歳の紅顔の美少年(?)も、57歳のオッサンになってしまいました(笑)
関西ダービーと煽られ、お互いに過去のいきさつもあり熱い戦いが展開された。
「野球って面白い」と改めて感じさせられたシリーズでした。
タイガースに関わる全ての人におめでとう!
そしてありがとう!
ビールかけでの選手や首脳陣の満面の笑み。
この幸せな時間が、また来年も訪れて欲しいと祈ります。
贔屓のチームを日本シリーズの最終第七戦まで観戦でき、それに勝利日本一になることが、どれだけ充足感があるのかを、初めて体験しました。例年、日本シリーズの時期は横目で優勝チーム同士の戦いを、来季の虎の構想と被せしつつ観戦し、どうしたら勝てるチームに阪神はなるであろうかと、妄想していた自分がいました。実に清々しい気持ちでシーズンを終えることができ、文字通り人生初の経験です。
さて最終戦ですが、青柳と宮城のマッチアップ、前日にコメントしたように青柳を第七戦にもってきたのは、ローテの組み方としては後手に回ったと指摘しましたが、岡田監督の頭の中では、そうではなく青柳に第七戦を任せることを念頭に置いていたとのことで第1の勝利のポイントです。
その青柳は役割を十分にこなして5回途中無失点で交代、ランナー置いての左打者宗には島本と定石通りで手をうち火を消しました。6点差の六回からは余計な四球を出さない伊藤を起用し、点差が開いていればその特長がより出る伊藤は8回まで完璧に抑えて第3戦の借りを返しました。9回の先頭からは、これまた第四戦で悔しい思いをした桐敷を登板させて経験値を踏ませ、後ワンアウトを岩﨑投入でシーズンの文字通りの締めくくりをさせ、岩﨑は余興で頓宮から被弾され1失点しましたが、無難に最後のワンアウトをとってゲームセット、日本一の勝利です。
攻撃は何かをやってくれる森下が起点となりました。3回ワンアウトまで完璧投球の宮城からレフト前クリーンヒットで森下出塁、追い込みながら宮城は大山に死球を与えてノイジーです。この試合も5番に入ってのクリーアップ、そのノイジーは外角内角ストレートで早々と追い込まれて3球目外すチェンジアップ、そして4球目チェンジアップが低め内に入ったところを見事にコンタクトし、決勝打のスリーランです。宮城が投じた球は決して失投とはいえなく、ノイジーの巧打が光りました。
シーズン中、ノイジーはランナーを置いて試合を決めるホームランを打った記憶はなく、打撃を期待する外国人助っ人として全く物足りない存在で、この場でも見切るべきと再三指摘してきました。その中でも岡田監督は最後までノイジーを我慢して起用し、最後の最後にノイジーはその想いに報いてくれ、勝利の第2のポイントです。
次の5回には、クリーンアップ三者がタイムリーで3点の追加点、9回にもやってくれる男森下が、シリーズ新人最多打点の追加をして締めくくりました。
このシリーズ全般で、先発に西と青柳も勿論起用し、西Jr.、岡留にも経験を踏ませ、桐敷は大事な役割を与え、何よりも湯浅のサプライズ起用には本当に驚き、岡田采配の投手起用の真骨頂がでました。
勝利のポイントを二つ挙げただけでも、岡田監督の慧眼には恐れ入ります。号外でも流しましたが、前回日本一監督の吉田義男氏が自身の功績はさておき、岡田監督を長い歴史をもつ阪神球団の球団史上最高の監督と称したことに正に納得です。
今季終了にて幸せな時間を年末まで過ごさせてもらえることは本当にありがたい。今季の阪神について想う事を何編かに分けてここでコメントをさせていただきたく、その節はよろしくお願いいたします。
歓喜、感動のその時から一夜明け、ますます日本一の喜びに浸っております。
最後に青柳はやってくれました。
ノイジーには脱帽です。
toraoさんの素晴らしい戦評にも書かれているとおり、この試合も点差ほどの安心感は無く、いつオリックス打線が牙をむいてくるかという迫力。
たしかに4回裏の攻防がヤマでした。
しっかり凌ぎきって5回表の鮮やかな波状攻撃は、お見事でした。
今年のタイガースを象徴する繋がる打線。天晴れ!
されど5回裏のオリックスも凄い。
よく青柳、島本で抑えきったと思います。イトマサ、桐敷も素晴らしい!
岩崎有難う!
横田さんへの思いと誓いに感動。
とにかく王者・オリックスとの死闘は見応えありました。美事でした。
岡田監督、本当に有り難うございました。
また、明日からもこの感動と興奮をこのコメント欄に書き込んでいきたいと思います。
昨夜の観戦は地元への帰りのバスの中(7回終了迄)でした。妻と二人スマホで打者ごとにチェックし、静かにリアクション大会。何より青柳さんの快投が嬉しくて涙、涙。
映像ではムスーっとした表情は一切なく底抜けに明るかった。終わり良ければで済ませたくない筈で来年はエース復活するかも。
そしてびっくりノイジー。プロ野球ニュースで平松氏が振った所にボールがきたと話されたけど、しっかり低めチェンジアップ狙った大殊勲の3ランだったと思う。
5回表の怒涛の攻撃と裏の二死からヤギさんのリリーフ島本が宗を抑えて勝負あり。6回からイトマサワールド全開で9回森下の156キロ撃ちタイムリー後、桐敷と岩﨑で長かった一年のドラマは完結した。絶対一生忘れないだろう。ビールかけ前に岡田監督が少し間をおいて「え~今日はみんな主役」と全員に告げた一言で非凡の名将岡田彰布ここにありと思った。
まだ一年は完全には終わってないけどtorao様、ファミリーの皆様本当にありがとう御座いました。
この日が来ると3年前予測していた日シリMVP近本光司。強いタイガースにこれからも目が離せませんね。
38年ぶりの日本一!\(^o^)/最高!
私の日本シリーズ2023
第1~4戦自宅
第5戦、甲子園
第6戦、甲子園パブリックビューイング
昨夜はホテル(なんば)で観戦。
関西テレビ中継終了後はチラッと道頓堀へ…チラッとのつもりが約2時間半(笑)、号外入手、行き来する人とのハイタッチや現役から懐かしの選手のヒッティングマーチをいっぱい歌いました。まだまだ油断は出来ませんが、コロナ禍だったらと思うとゾッとします…
まだまだ居たかった(歌いたかった)けど、NHKの日本一特番(大阪ローカル)あったので、急いで切り上げ。その特番も大阪来ないと見れなかったし、最高!
来年以降、日本シリーズ進出したら大阪滞在確定です。
今日はトコトン余韻に浸りたいので、こだま(新幹線)で浸りながら帰ります。
皆さま、おめでとさんでした。
正直なところ、青柳の先発には不安を感じてましたが、昨シーズンまでの「いいときの青柳」でしたね。これで来シーズンも安心や。
最後、岡田さんの胴上げを見ながら乾杯しつつ38年前のヨッさんのときを思い出してました。小生24歳。次がここまでかかるとは思わんかった。
まずはバファローズの選手、首脳陣、裏方の関係者皆様ありがとうございました。
そして熱く盛り上げてくださったファンの皆様ありがとうございました。
そしてその素晴らしいチームに勝ち越したタイガースの選手、首脳陣、裏方の皆様おめでとうございます‼
38年は待ちに待ちました‼
素晴らしい‼
岡田監督ホンマにありがとうございました‼
宮城は大山の死球でインコースに投げ切れなかったですね。
大山は当たってでも出塁すると決めてたような感じでしたね。
それで良かったと思います。
勝ちたい気持ちが相手より上回っただけなんやからね。
森下がルーキーの日本シリーズ最多打点!
ええ選手を採れましたね。
紆余曲折はあったが、ナイスバッティングでした‼
ノイジーは守備の人やと思ってましたが、決めるとこは決めるね!GJ
2試合連続ホームランでノイジーホイホイならぬノイジー砲砲やね。
ありがとう!
近本が出塁すれば勝つ!MVPおめでとう!GJ
2023年。タイガースは頑張りました‼
ありがとうタイガース!
頑張ろう日本!
新聞をはしごして買いに行って午前中が終わった
Vamos!
私は来年で還暦です。阪神ファン歴50年になります。50年で1番勝負強い阪神でした。これが黄金時代の幕開けであるよう祈念します。
昭和四十九年様こんにちは。
年齢もファン歴も全く同じですね(笑)。
1973年、讀賣との最終戦で敗れV逸、あれから阪神タイガースに引き込まれ、紆余曲折ありながら仕事の都合で全く野球どころではなかった1985年を経て、やっと時間に余裕が出て全てのゲームをリアルタイムで観た今季の「日本一」は格別です。
黄金期、来ると信じたいですね。
虎ジジィ様
同級生がいるのは心強いです。1973年は池田の大落球、最終戦甲子園で読売にぼろ負けV逸ですね。あれから来年こそが半世紀続きました。これからもよろしくお願いします。
自分は昭和四十九様や虎ジジィ様より年上ですがあの池田の落球はラジオで聴いてました。「センターフライ、あ~っと池田転倒、ボールが転々としているランナー二人かえって巨人逆転~ん」はずっとトラウマでした。おまけに投手江夏でしたし。でも自分もやっと払拭出来そうです…。
すいません、昭和四十九年様。
間違いは許されませんが、これからも宜しくお願いします!
小学校2年生が46歳になってしまいました
リーグ戦優勝に比べりゃたった4勝で決まる日本一なんておまけみたいなもんと思ってましたが、全国区での地上波野球中継が絶滅した今では、日本中の人に観てもらえる日本シリーズで強さを見せることの意義は大きいなと思いました
334に代表される、優勝してすら他球団ファン、ひいてはトラキチ自らにもバカにされる阪神タイガースが日本一になった
こんなにうれしいことはありません
今年に横田が、そして5年前にトラキチの先輩が、あまりにも早く人生を駆け抜けてしまったからこそ言えます
生きててよかった
オリックスバファローズに敬意を表します。実にしなやかで強かなチームでした。
前回85年は大学生。あれから38年。白髪も増えおっさんを通り過ぎておじじになってしまいましたが、待った甲斐がありました。
この場所に連れて来てくれた岡田監督、コーチ、選手の皆さんにこころから感謝します。
勝負所になれなるほど、とっちらかしていたチームがこんな逞しいチームに成長するとは。育成出来ずFAやトレードでの補強しか期待出来なかったチームが、生え抜き選手が核となるチームに変身するとは。長い応援歴を振り返ると、ホントに感慨深いです。
タイガースの黄金期が来ると誰もが予測する中、編成も選手もやるべき事を積み上げ、奢ることなくファンを楽しませて欲しいです。
ばんざーい!!
感無量の日本シリーズ7試合でした。
私とすればどちらが勝つにしろ、7戦までもつれ込むんじゃないかと予想をしてましたが、まさにその通りの結果となりました。
以外に点差のついた第7戦でしたが、もしも第8戦があるとすれば、今度はバファローズが逆の点差で勝ってたんじゃないですか。それくらい力量もチームバランスも似通った両チームでした。
とにかく最後の最後、青柳投手が来シーズン復活をかけた気合のこもったピッチングを見せてもらえたことで、なんだか救われた気持ちになりました。
なにより現地に訪れていらっしゃった青柳投手のお母様もホッとされたのではないでしょうか。
大丈夫、きっと来シーズンは一皮むけた青柳投手を見せてもらえるはずです。
VAMOS!
あとでビデオ見返したら、トングーの一発の後ゴンザレスヒット打ってるやん。
自分では冷静なつもりが記憶飛んでるやん。
1985真弓の初球2塁打でこれ勝ったと思った21歳の若造が、いつまでたってもこれ現実なんかと疑ってしまうプレ還暦のおっさんにしてしまう38年は十分すぎる。今後は短縮でお願いします。
最後に京セラは横田のデビューの地。
糸原が、横田のユニフォームをそっと触って、グラウンドへ出ていく姿に涙。
8回の表で6-0、でも逆もあり得るとただただ画面を睨んでテレビを見てました。
そして、全解説者が9回は岩崎と言っていたけど、桐敷の登板!
やるやん、岡田監督~~。
2アウト後、岩崎登場!思わず、「えっ、なんで栄光の架橋がかからへんの?」と思ったら、阪神はビジターでした。
ノイジーがボールをキャッチして試合終了!
あ~、日本一や、横田、見てる?見たいって言ってた阪神が日本一になったで!
ただ、涙。言葉が出ない。。。。でも明日から野球が無いわ。とボソッと一言。
でも、きっと余韻に12月31日までは浸れる、、、?
掛布さんは、「この瞬間から来年に向けてスタートしてますよ」と言ってた。
うん、きっと心はそうだと思う。
でも、選手、コーチ、裏方さん、ご家族の皆様、素晴らしい一年をありがとうございました。
あっ、中野選手と湯浅投手は、3冠ですね!
今季は岡田さんの美しいリベンジストーリーを観させてもらったように思ってます。
2008年に大逆転された原巨人を退け、2005年に33-4で大敗した日本シリーズのくやしさをはらし、2012年監督失格の烙印を押されたオリックスに、若い選手を引き連れて勝ち切りました。
阪神ファンの家に生まれ、ドライチで阪神に入団して、選手として、コーチとして、監督として、チームを優勝に導き、日本一になりました。日本で一番幸せな阪神ファンのオジサンですが、その裏には雌伏の時も爪を研ぎ続けた日々の努力があったと想像します。ありがとう岡田監督。そしてこれからは、僕にとっては、バースの時代は終わり、神様、仏様、岡田様になりました。
そしていつの日か、この阪神ファンのオジサンの栄光と挫折の輝かしいストーリーを朝ドラで観たいです!
タイトルはどんでん返しの’どんでん’でどうでしょう(笑)
トラオさん!小説にしてください!
昨日は三塁側内野席で現地観戦しました。
日本シリーズ第7戦を見に行けると言う事で前夜は一睡もできず、試合後のホテルでもまた、一睡も出来ず。
3回でも4回でも阪神攻撃時にベンチ前でキャッチボールに出てくる青柳を見て、点が4回も入らなかったら途中で交代するような事を岡田監督は言ってましたが、あの3ランで青柳本来の相手を焦らせる投球が出来て、これは勝てると思いました。伊藤将への継投も抜群のタイミングでした。桐敷に経験を積ませたり、意気のある継投も、スタンドと一体となって投げ終えた投手に拍手とコールが鳴り止まず、後半に連れていつの間にかオリファンの声援が聞こえづらくなってました。
そして胴上げの瞬間涙腺は崩壊し、夢の空間に変わりました。
このシリーズ振り返って「湯浅の1球」として歴史に名前を刻まれるんですかね。そして相手はまたバファローズ。
38年ぶりの日本一
おめでとうございます。
ありがとうございます。
当時小6でした。
そこからずっとずっと、
他のチームが羨ましく、悔しくて、
タイガースだってと今に見てろと、
この時期を過ごして来ました。
人生、いつもタイガースの勝敗と共にあったなぁ。笑
なんか、長い長い旅が一つ終えたような、嬉しさと安堵と誇らしさが込み上げて来ています。
達成してくれる時は、存外にすーっとやってくれるもんですよね。
この1年、そんな気持ちでした。
今日も明日も、ゆーっくり噛み締めたいと思います。いつも素敵なコラムありがとうございました!!
「人生、いつもタイガースの勝敗と共にあったなぁ」
激しく同意いたします。
今年こそ 願い続けて 幾年か
夢を咲かせた 復活の虎
老将と 若虎たちの ハーモニー
ミスターなくとも みんなが主役
画面越し 熱闘伝わる トラとオリ
来年当てるぞ 甲子園
おめでとうございます。
皆様に感謝。
前日は由伸で、完封負け…
ノイジーの先制ホームランが、有ったので完投負けですね。m(_ _)m
そうでした!
久しぶりに投稿します。
阪神タイガース、日本一おめでとう!
小学生の頃からタイガースファンで、前回の日本一は高校生の時。学校サボって喫茶店で観てました。(昔はデーゲームでした)
1985年の時も強いと思ったけど、2023年の今年も凄いチームでした。
昨日で2023年シーズンが終わってしまいましたね…
タイガースロスです。笑
また来年以降も強いタイガースが見たいです。
阪神タイガース日本一おめでとうございます。ありがとうございます。
toraoさん皆さん、おめでとうございます。
toraoさん皆さんとタイガース日本一の喜びを味わえて幸せです。
オリックスバファローズに関わられる全ての皆さま、タイガースが勝ちましたが本当に紙一重でした。素晴らしいチームです。
日本シリーズをバファローズと戦えた事を誇りに思います。
まさかノイジーが勝負を日本一を大きく手繰り寄せるホームランを打ってくれるとは、ビックリでした(ノイジーごめん)
この先どうなるかは解りませんが、ドラフトのクジをはずして森下を獲得出来て良かった。
MVPになった近本も外れ一位((外れ外れだったかな?)ですし面白いものですね。
私が今シーズンMVPに推す岩崎もドラフト六位で、その年の最下位指名だと記憶しているのですが(間違えていたらスミマセン)勝負はプロに入ってからなんだなぁ~とつくづく思ったシーズンとシリーズでした。
改めて阪神タイガース日本一おめでとうございます。
toraoさん皆さん、おめでとうございます。
トラオ様、皆様、おめでとう御座います。本日の素晴らしい文章と熱いコメントに涙しております。38年前は17歳でした。通学バスのラジオで長崎の満塁弾を聞いて熱狂したのを思い出しておりました。これからは、あの時のノイジーの3ランとして語り継がれるのでしょうね。生きてるうちにもう一度日本一が見られるとはありがたい事です。感無量です。青柳からの継投に、采配にシビれまくってました。ありがとうタイガース!
皆様、おめでとうございます。
ノイジーについては、シーズン中はかなり厳しい目をもって見ていましたが、
監督がこの活躍を見通していたんだとしたら、慧眼が過ぎてなんだかよく分かりません。
第7戦の先発も青柳に決めていたとのことでしたが、
監督の目には青柳も調子がよく見えていたんでしょうね。
試合前に、監督は青柳に対して「攻め倒せ」と言ったらしいですが、
その言葉通り、かわすのではなく攻めるピッチングを見せてくれました。
この1週間、やっぱりオリックス強いなと思わされること数多。
その強いオリックスを我がタイガースが破ったことが未だに信じられません。
今、仕事で大阪に向かっているのですが、激戦の余韻残る関西地方を堪能してこようと思います。
タイガースにかかわるすべての人に感謝。
torao様。虎バカファミリーの皆さまおめでとうございます。
阪神タイガースの皆さま日本一おめでとうございます。岡田監督ありがとうございます。本当に日本一が見れるとは思いませんでした。ぶち嬉しい。
自分も、会社でいろんな人におめでとうと言われました。
今年開幕京セラ2戦目の近本のサヨナラを生で見て、9月12.13
甲子園で、輝の満塁ホームランも、見て最高の観戦試合でした。
最後はずっとテレビ観戦でしたが、
来年ノイジー残れるんやないかと願っています。
山本由伸に日本シリーズ最多奪三振記録されましたが、こちらも森下がルーキー最多打点でやり返したけぇちょっとすっきりしました。
さあ黄金時代の始まりじゃあ
嵐は西から頑張れタイガース。
トラオさま、皆様、お疲れ様でした。
2023日本シリーズ、苦しい高揚と楽しい不安を味わいながら堪能しました。
今回のターニングポイントはやっぱり第4戦の湯浅投手登板ですね。敵も味方も
まさかと思う起用。失敗すればこのシリーズがぶち壊れる、まさに「勝負手」。
わずか1球での決着でしたが、岡田監督は監督として、いや彼の野球人生で最大の
大博打に勝った。
ここからオリックスの選手起用(特に救援投手)が、ハマりそうでハマらなくなって
いった印象です。第4戦、第5戦、そして第7戦で救援投手が打ち込まれたのは
すべての理由が湯浅投手起用にあるとは思いませんが、最大のきっかけを作ったと
思います。
ただ山本由伸投手だけは狂わされた雰囲気に飲まれそうで飲まれなかったですね。
日本シリーズ記録を作るとは、さすがNPBの長い歴史でも傑出した投手です。
すばらしい。必ずMLBでも躍動するでしょう。
誰もが納得のMVP近本選手は、かつての絶好調時のイチロー選手を見ているようで
した。打ちすぎてオモロナイ。そう感じそうになるほどでした。
オリックスには、たまったものではなかったでしょう。
ちょっと性格が悪いですが、とても愉快です。
阪神タイガース、日本一、本当におめでとうございます。
来年もすばらしいシーズンをよろしくお願いします。