捕手構想

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阪神・梅野 “胴上げ捕手”になる!「心残りの部分がある。そこを目標に頑張りたい」/デイリースポーツ online
阪神・梅野隆太郎捕手(32)が22日、西勇輝投手(33)と「FM COCOLO&スカイA present 阪神タイガース GO TO ARE」(スカイAは1月21日、FM COCOLOは同6日放送)の収録に参加。来季は球団史上初の連覇を“胴...

現時点での来季の捕手構想は、「坂本と梅野の併用を軸に1年を乗り切る」だろう。1年前の構想は「梅野を軸に、二番手坂本らを使いながら1年を乗り切る」だったろう。

就任前の岡田監督は、少なからず坂本にネガティブな印象を持っていたように感じた。技術面では、盗塁阻止やワンバウンド捕球で梅野が上、パンチ力やチャンスに強い打撃でも梅野が上。大胆なリードで痛い目にあったり、虎メダルとかを見ていると、「やらんでいい」スタンドプレーをする。そんな目でみていたから、早々に「レギュラーは梅野」と、別に言う必要のないことを言ったのではないか。前任の矢野氏とオレとでは、見るところが違う、野球が違うと言いたかったのもあるだろう。

梅野にしてみれば地位を固めるチャンスだったが、極度の打撃不振に苦しんだ。一方の坂本は、岡田監督が求める野球を必死に嗅ぎ取り、適応した。タイミング、運にも恵まれ、コントロールのいい投手を担当することになり、ことごとく良さを引き出した。梅野の離脱がなく、併用のままだったとしても、軸は坂本になっていた。

ハイレベルな捕手を併用できるのはこの上ない強みだ。もちろん競り合うふたりとしては、絶対に負けないという気持ちでいるだろう。しかし「正捕手は○○」のような形にこだわる必要はない。切磋琢磨しながら「最強の捕手ユニット」を形成すればいい。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    梅野の故障後は完全に坂本が正捕手としてチームまで引っ張り「胴上げ捕手」になりましたが、
    開幕当初は完全に梅野が正捕手、サブが坂本でしたよね。

    ただ、タイガースは先発ローテにコントロール重視投手が多い為、梅野の故障前からスタメン坂本の時の方が圧倒的に勝率が良く、
    皮肉にも梅野の離脱後は他チームを圧倒して抜け出し「天王山」すらない独走でアレしてしまいましたからね。

    かといって、来季あの過酷なポジションを一人で守り切れるはずもなく、ブロッキングや肩の強い梅野を使わない手はないので、フラットな競走から また1年始まるんでしょう。

    とにかく、あの二人が怪我なく居れば、あと2〜3年は捕手は安泰。
    不安なのはドラフトでも、現役ドラフトでも二人に続く捕手を補強出来なかった事ですよね。
    榮枝・長坂・中川など、梅野・坂本の壁を超える捕手の出現にも期待したい。

  2. 西田辺 より:

    今年の坂本は、大きな飛躍を遂げた大竹・村上と言った「手の合う」投手を
    担当したことで元々持っていた自分の特徴を前面に出すことが出来たのが
    大きい。
    まぁ、それらの投手を担当させた嶋田バッテリーコーチや岡田監督の慧眼
    も素晴らしかったのですが。
    昨日関西のローカル番組で、才木と村上がゲストで出ていましたが、両者とも
    「際どい所をビシッと捕ってくれる」「投げている方が気持ち良くなる」と
    いった旨の発言で坂本を評していました。
    あまり春の時点から私見を変えない岡田監督ですが、今年一番「見る目が
    変わった」選手は坂本捕手でしょう。
    昨年まではスタミナ面の弱さや、配球も頭でっかちな所が見受けられましたが、
    今年梅野が抜けた一番キツイ夏場以降を乗り切った事で、自信も持てただろうし
    首脳陣の持っていたイメージも変わったはず。
    もちろん梅野も大事なところでの離脱を悔やんでいるだろうし、期するものも
    あるでしょう。
    お互いの長所を出し合った切磋琢磨を見せてくれるはず。
    長坂・榮枝・藤田・中川・片山といった後方待機組も、指を咥えて2人の活躍を
    見る気もないでしょう。
    将来のタイガースのためにも、どこかで一角崩しを。
    今年はドラフトで捕手の指名はなし。
    これは次世代捕手競争を、来年は実践させるという首脳陣の考えかも。
    何か一つ武器を持って、梅坂の牙城を崩して欲しいものです。

  3. 岩修 より:

    二人の正捕手、坂本と梅野。自分も大好きな二人はタイガースには絶対必要不可欠。
    昨夜の「熱血タイガース党」のゲストは二人の右本格派、村上と才木。
    新人王に最優秀防御率、MVPと投手タイトル総なめにした村上に対し、来年は自分が総なめにすると才木は真面顔で語っていた。空振りとれる村上のフォークに対抗する為、大谷にも通用するフォークに改善中(球速、角度等)であること。でも1打席目は三振獲れたことも忘れないでと終始笑顔。
    村上が少年時代からコントロールが良かったのは今季のブレイクに繋がっていたかも?淡路島牛乳の話とか、楽しいあっと言う間の2時間だった。番組のラスト、12月からトレーニング開始し来季も貪欲に投げ込むという二人に福本党首が「来年は二人で30勝やで」と。
    彼等の表情観てると、本当にそうなりそうな気がしたのだった。

  4. 虎轍 より:

    梅野と坂本は互いに切磋琢磨してアレンパしてくれると信じてます。
    笠間と木戸。
    矢野と城島。
    その他にも嶋田が居たり、山田が居たり、野口が居たり、狩野が居たりと捕手は二番手が絶対に必要なポジションですからね。
    梅野が骨折でチーム成績が落ちると思いきや、坂本が抜群でしたからね。
    次世代の捕手の育成、抜擢を推し進めていかんとアカンけど、若い藤田、中川がどこまで成長してくれるかですね。
    ガンバレ若虎!
    頑張ろう日本!

  5. より:

    今の時代、捕手一人でシーズンを乗り切るのはほぼ不可能
    軸は今季の実績で誠志郎になるでしょうが、梅ちゃんとは2:1と言わず1:1で起用していただきたいです
    二人とも打撃にそこまで差が無いのが変に悩まなくて良いですよねw
    これが片方だけやたら打つようだとなかなか併用に踏み切れずに気が付いたらお疲れモード、という事象になりがちですから
    後は捕手への代打も思い切ってやってもらいたいです。第三捕手は原口と思って…

  6. とらかっぱ より:

    >梅野の離脱がなく、併用のままだったとしても、軸は坂本になっていた。

    私もそう思います。バッティングや体力で劣勢だったが今は梅野と遜色ないところまで来てるかと思います。何より投手からの信頼感が圧倒的優位なところまで来てるかと。タイガースの投手に捕手を選ぶ権利はないのかも知れませんが「坂本でないと」という選手が多くなったかんじます。

    梅野は遅れを取りましたが捕手らしい特徴の捕る止める投げるでは球界屈指の力がまだまだあると思います。坂本とは違った強みを前面にアピールし来季は二枚看板で戦えればと願っています。後に続く立場の榮枝、中川にも二人との差を埋める成長を期待します。

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