阪神村上も中日梅津も両先発が好投を続けるも、両チーム「いつもの」無援護で6回終わってゼロゼロ。両チームとも初回に絶好の先制機を潰してからは、試合が動く気配がない。
そう思っていたら7回4点、8回4点と大きく動いた。
あえて振り返って「動きの素」を探してみると、「可能性のある走塁」で勝負を仕掛けたことに行き当たる。
近本に代わって1番センタースタメン出場した島田(マルチヒットと四球の3出塁)の盗塁死(3回)、左中間のヒットで二塁を狙った輝明の走塁死(5回)、投ゴロ捕り損ねで三塁を狙い送球ミスを誘った(記録は野選)中野の走塁(7回)だ。
チャンスがあればチャレンジする。結果、2回は失敗し、3回目が試合の流れを大きく変えるプレーになった。
積極的、攻撃的、挑戦的。
勝負にあたって絶対に必要なことだ。それは守備を重視することや手堅く試合を運ぶことと矛盾しない。
連覇、防衛の難しさはここにある。知らず知らずチャレンジの価値を低く見る。では、打てないチャンピオンたちはチャレンジしていないのか。意外とそうではないようにも思う。近本、中野、森下、大山、輝明いずれも結果が悪いが、昨年よりもっと打てるようにとチャレンジはしている。彼らを追って、取って代わろうとする選手たちもチャレンジしている。
チャレンジの質と量を見定め、評価して活用する。チームの価値観を変えることで結果も変わっていく。
村上ナイスピッチング。あとよろ。
コメント
まずは村上のピッチングに尽きますね。
完封まであと少しでしたが、惜しかったですね。
もうちょい球数が少なければって感じでしたね。
それでもナイスピッチングでした。GJ
打撃陣は大山のタイムリーでアトイッポンガーの結界が崩壊して、釣瓶打ちの連続タイムリー!前日にしといてくれよ(笑)
クリーンアップ全員に打点も付いて良かったと思います。
岡田監督700勝おめでとうございます!
今日は試合が出来るなら、今日も勝とう!
ガンバレ!タイガース!
頑張ろう日本!
6回までの通常運転〜一転7回からの打線爆発にただただぬか喜びしておりましたが、積極走塁がその布石になっていたとは さすがの視点です。
個人的には若虎前川の全盛期の掛布さんのような鋭いライト線タイムリーと、次の打席の伸びる打球に物凄い可能性を感じました。
彼は将来主砲になるべく選手であり(相手左腕でも)使い続けるべき選手である事を確信した2本でした。
ライバル野口も上がって来るようなのでおおいに切磋琢磨して欲しい。
昨夜は転機になるようなゲームでした。これで昨年のような野球に戻ればまだまだチャンスはある。
今日は残念ながら野球をやる天気ではないので、近本も今日までしっかりリフレッシュできるんじゃないかな?!
村上に勝ちがついてよかった。虎轍さんも仰る通り球数が行き過ぎて最後はいっぱいでしたね。初回に手こずったのが痛かった。
島田、輝明は負けていたから叩かれたのでしょうが、チーム全体に一つでも前の塁への意識が強くあって中野の走塁からの大量得点に繋がったのでしょう。
これで呪縛が解けたかのように打ち出すといいけどそんなに甘くはないでしょうね。チャレンジ魂を忘れずやって欲しい。
初回、新1・2番コンビで無死一三塁のチャンスを作るも、後続が三振と
併殺打で「また今日も・・・」の嫌な予感が甲子園を包む。
相手先発梅津は制球がいまいち定まらずも、逆に程よい荒れになって
阪神打線も的を絞り切れず攻撃のきっかけを掴めない。
7回表、二死から7番宇佐美が村上のグラブを弾く内野安打で出塁。
8番龍空の打席で、ネクストに髙橋周平をスタンバイさせる立浪監督。
おそらく、龍空が出塁すれば代打で、凡退すればそのままマウンドへ、
という指示が梅津に出ていたものと思われます。
あくまで想像の域を超えませんが、そのどっち付かずな指示の後の短い
数分間に梅津の集中力がエアポケットに落ちて行ったのではないでしょうか。
7回裏先頭の中野に、そのわずかな集中力の隙間から甘く入った球を
二塁打にされ、しまったと後悔する間もなく、森下のピッチャーゴロを
弾き拾い上げるも間に合わない三塁へ悪送球。
この時点で梅津の精神状態は、かなり混乱したものになっていたのかも。
さらに追い打ちをかけるように、大山に甘いスライダーをレフトに運ばれ、
あとは堰を切ったように中日投手陣を打ち崩し、終わってみれば久しぶりの
大量得点。
昨日は不調の近本に代えて1番センターに島田を配置。
こういうのはドンドンやっていけばいいと思いますよ。
使われた選手も必死にプレーをしてチームに刺激を与えるし、外された選手も
頭のクールダウンと身体的リフレッシュが見込めます。
佐藤輝や大山が悪い時には原口や渡邉諒が、木浪が負傷すれば小幡が、青柳が
本来の力を出せない時にはビーズリーが。
主力とみなされる選手が力を出せない時でも、しっかりバックアップできる
選手がいることで、今の順位に留まれているのではないでしょうか。
なかなか投打ガッチリ噛み合った、という試合が少ない今季ですが、せめて
昨日の半分くらいの点が取れれば、勝てる力のあるチームです。
今日からの神宮で、もう一段弾みをつけたいですね。
瞬時の判断による走塁はデータ化が著しい野球界において人間の仕事の最後の砦の一つです
セイバーメトリクスではアウトになることが大きなマイナスとして扱われますが積極走塁で勝負すべき場面は必ずあるハズ
編成上常に崖っぷちの島田が活躍できて良かったです
今日も(試合があれば)スタメンで使ってもらえるようなので頑張れ
昨日、まぐれ当たり何か期待しないと書いた自分が恥ずかしい。
積極的走塁、堅実な守備力がもたらすもの。今より打てるように色々とチャレンジすることでもたらすもの。そこには勝つための大切な何かがあるのですね。
7回裏、解説の留さんがタイガースが得点するのはこの回と中野の時に話されていた。中野2ベースで動揺し、どうしても梅津は先に点与えたくないからか森下のゴロを握り直し間に合わないサードに投げてしまった。でもそれをもたらしたのは中野の積極的走塁と村上の快投だった。
そこから大山、前川、佐藤輝で4点。
しかも右京とテルは普段打たれたこと無い左腕齋藤から。
さらに8回、島田から佐藤輝迄で4点。もしかしたらまた強くなるかも。ノイジー下がって野口が上がるという。だから先週土曜日、左の東でも前川、佐藤輝、森下出してれば良かったんよ。おーん。
監督が走塁に苦言を呈してから、目に見えて走塁が前掛かりになってきました。
ランナーを貯めては凡退しての無得点だと、どんどん試合が重くなっていくので、
とにかくチーム状況を好転させたいチームに対して、
的確な指示だったんだと思います。
野口が上がってくるようです。
近本の状態と野口の調子からいって、
センター森下、ライト前川、レフト野口のチャレンジもありかもと思ってましたが、
島田が一発ツモったことで、右ビッチャーであれば、
島田の方が野口より序列は上になったと思います。
野口、島田、豊田も切磋琢磨して頑張れ。
それにしても島田は準備を怠らずやるべきことをやりましたね。
こういう、控えにいた選手が使われたときに結果を出す、これが層の厚さに繋がります。
その意味でも、島田の活躍は大きかったし嬉しかった。
こんにちは。
走塁、いつの間にか消極的と言われても反論できない数値になってましたよね。盗塁数なんて、2年前はダントツだったのが今はリーグ最少…
攻撃的、積極的なものがもたらすものは「流」ですかね。
「滞」→「流」
人間の体も常に血液が流れるから生きているので、血液が流れなくなると壊死していきます。
空気も循環しているところに埃は溜まりません。
川も清流には聖霊が宿り、沼には魔物が住み着くとかなんとか…
滞っていて良いことってほとんどないですよね。
スタメンも1軍ベンチも滞りがないよう、循環させていて欲しいです。そういう意味で昨日の島田スタメンは嬉しかった!
岡田監督は同じメンバーだけでは、絶対に連覇出来ないと仰ってましたからね。今こそ積極的に動いて行って欲しいです。
広島は今がシーズンのピーク?
阪神は今がシーズンの底?
そう思っています。
鬱憤を洗い流す
今季の現地観戦成績は哀しいものだった。もっか7連敗中の4勝11敗。0封負けが4度、得点が1点、2点がそれぞれ4度。得失点は23点と48点のダブルスコア。途中退席数知れず。
そんな鬱憤を打ち払ってくれるようなお祭り騒ぎの場にいることができた。まさにラッキーセブン。つながる、連鎖反応。面白いほど快音が続く。ダイヤモンドを駆け回る。その都度拳を突き上げ、得点が入れば立ち上がりバンザイ。周りの名前も知らない仲間たちの笑顔が弾ける。初回のまずーい、いつもの攻めを見ていたら、こんなお祭り騒ぎの場面が来るなんて想像もできなかった。だから、やっぱりやめられぬ。村上には気の毒だった雨もまったく気にならなかった。今更ながら島田にも小幡にもヒッティングマーチがあったんやと気づいた。オジサンでも口ずさめるくらい頑張ってもらおうじゃないか。それと、チャンスの応援歌はチャンス襲来よりもチャンスマーチのほうがいいね。個人の感想ですが。
さあこのまま波に乗って、遠征から戻ってくる7月には虎轍さんにも狂喜乱舞を与えてちょうだいませ。
タクローさんこんにちは。
1点が入っただけでも狂喜乱舞してますよ(笑)
無得点では出来ませんけどね(笑)
せっかく打線の繋がりが出てきたと思ったら、今日は雨天中止…
打てん打線に戻らんといて欲しいですね。
やっぱり、昨日は一昨日の植田海を本塁に突入させなかったチーム全体としての反省が生きた試合だったと思います。
一昨日も思い切って突入させておけば勝てたはず。たしかに博打だけど今のタイガースに連打は望めない。
昨日は走塁死を恐れず選手が走ったから試合をこじ開けれたと思う。
しかし佐藤輝はセーフやろ。
変なところで、審判も自己防衛した感あります。