「今年のタイガースはどうですかねえ?」この時期、タイガースファンの間で挨拶のようにかわされるこんな質問に対して、私の態度はだいたい一貫しない。
まじめに戦力分析をしようという話なら、そう大崩れするするとは思わないが、若手&新監督という未知数に期待するしかない分、不確かだと答える。おちゃらけた雰囲気の中なら、「あかんやろ」の一言で予防線を張る(笑)。また、ひねくれもんの自分が顔を出すと、過渡期なんだから優勝なんかしなくたって良い!なんて言ったりもするのだが、もちろん心の底には、このベテラン揃いのメンバーで日本一になって欲しいという思いが渦巻いている。
V逸だなんだと言ったって、これだけ毎年優勝争いに絡んでくれていることをありがたいと思っている。こんなことは私のタイガース応援人生で初めてのことなんだからね。だからこそ、それをもたらしてくれている主力たちが、晩年の力を振り絞っている今、なんとしてでも最高の結果を掴んで欲しい。この気持ちに偽りはない。
この日は自主トレ中の奄美大島で、子どもたち100人を集めて釣り大会を開催したという下柳の話題がスポニチに(リンク)。フィールド&トラックで鍛えこんで、しかも行った先でファンサービスやボランティア活動も怠らない。本当にイイヤツだなぁ。
しかし下柳に関して言えば、「晩年の力を振り絞っている」という表現は当たらないように感じる。どっちへ曲がるのか、まっすぐ来るのかわからない自在な球筋を駆使する投球術は年々冴えを見せているし、先発投手としての駆け引き、加減は、経験を積むほどに磨きがかかっている。安定感は抜群だ。
今回は金村曉が奄美大島に同行しているようだが、淡々とトレーニングを積んで、安定的に長く活躍する習慣がチーム全体に行き渡れば、それは無形の財産となる。
なんとかね、シモたちに最高の形を味わって欲しいと思うワケよ。そのためにコツコツコツコツやり続けているんだもんね。
コメント
アマミノクロウサギじゃなく下柳(笑)、釣り大会などでくつろぎながらの自主トレは、ベテランらしいですね。
毎年、期待以上の成績をコツコツとやり遂げる姿には、頭が下がります。
新年、明けましておめでとうございます。
私もtoraoさんと同じ苦労人のアラフォートリオ(今年は金村義明が本厄トリオなんて関西ローカル番組で言ってましたが)が現役で支柱となっている間に是非ともタイガースに日本一になってもらいたいと切に願っています。新監督、捕手の問題、先発陣、近年の貧打など心配事もありますがやはり期待は大きくなってしまいます。
アマミノシモヤナギ…
もさもさした毛皮のウサギに違いない。かわいい…かな?
それにしても、たしかにかつては優勝争いどころかAクラスですら数年、いや十数年に一度のイベントだったことを思えば、エライ時代になったものです。
どうしても「振り向けば暗黒」って唱えてしまう悪癖はまだ抜けませんが。
それゆえ、私も「(優勝は)難しいねぇ」と言っています。言ってしまうんです。内心ではこの幸せな(でもシンドイ)時代を作ってくれた彼らがおおはしゃぎする姿を、もう一度見たいくせにね。
ツ…ツンデレ?
「ブレーキランプ 5回点滅 シ・モ・ヤ・ナ・ギ のサイン」
どこかのサイトで見かけた大好きなフレーズです。
ヒーローインタビューは死ぬほど嫌いなようですが、関西ローカルのテレビでは、芸人相手に爆笑のやりとりをくりひろげてくれます。
釣り大会も、きっと、大盛り上がりだったことでしょう。
クロウウサギに例えられたり「砂の上のシモ」とか・・なんか妙に癒しキャラのようなシモさんですね。
うちに居候のミニウサギは最近では「黒豆姫」とか「シモコ」と呼ばれておりますが・・。もともとは下柳に似てるなぁこのコと言うことでシモヤンと名づけたんですわ・・。ライオンラビットの血が入ってる「モッサー」とした女の子です。
故郷九州で自らの名前を冠したソフトボール大会を主催
したりと、自分が今立っている位置と誰に生かされている
のかをシッカリ認識してますよね。
その感謝を自然な形で返す人情家。
かっこよ過ぎです。
ジジィさん、しかも釣り大会では、マナーに重点を置いて子どもたちに声掛けしていたとか。良いです。
トラリーマンさん、そうです。なんとか彼らに美酒を!
はみさん、一種のツンデレですね(笑)。
一虎ファンさん、お笑いジャンルに虎ネタというのが存在する、関西は良いところですね(笑)。
おりがみさん、語呂だけでつけたタイトルですが、確かに黒ウサギっぽいところあるね、シモは(笑)。
西田辺さん、好きなことやって、その恩返しをするというスタイルはカッコイイですね。
こういう人間が活躍しているうちはタイガースも優勝できないな。