才木熱投大山一発

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長嶋茂雄さん逝去。故郷千葉県の1試合だけが涙雨で中止になった。
野球に興味を持った頃、すでに全盛期は過ぎていたが、『なぜなに巨人軍のひみつ』みたいな学研の学習漫画だったか、長嶋のこぼれ話を読んでは面白がっていた。引退試合は覚えているが、すごい人だったんだなあという印象しかなかった。実際は私が感じていたよりずっとすごい人で、産業としては未熟だった日本プロ野球をひとりでビッグビジネスに押し上げたと言っても過言ではない。
その後のあり方はずっと見てきた。野球界のために身を捧げて、何を言われても受け止めて笑顔でいる姿。天真爛漫であり、鈍感であるのも確かだろうが、外には出せない感情を押し殺していたのもあっただろう。
にっくきジャイアンツの象徴であり、まったく憎めない人。おつかれさまでした。合掌。

心臓に悪い。でも文句はない。「1-0勝利」できることを讃えることにする。
押しまくって点が取れず、ずっと抑えていた相手が押し返してくる。この試合は、普通負ける流れだ。
それでも1本のソロホームランを守り切るのだから。
清宮へのラストボールで才木は次のステージへ上がっていくだろう。

大山はセンターに打つホームランが一番だ。それにしても、よく跳ね返ってこなかったね。

門別、故郷に錦を飾りたいね。
あとよろ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    昨日から長嶋茂雄さんのニュースばかりで、その野球界に与えた多大な功績を改めて思い知らされます。合掌。

    交流戦初戦は、相手チームが勝手に才木を「追い込まれると撃てない投手」と分析していた様子で「早撃ち」を徹底してくれたおかげで才木は4回までパーフェクトでマダックスペース。
    ただ、5回にセーフティバントなどでランナーを出すと「力み」からコントロールが乱れ苦しみましたがギリギリのところで踏ん張った。
    特に8回2死満塁での清宮との対戦はシビレました。才木も吠えたし、私もテレビ前で吠えた(笑)。
    球数こそ100球に届いていませんでしたが、才木は限界で 相手チームに右の強打者が並ぶ9回は守護神岩崎ではなく、右のパワー投手石井を送り出したのはベンチのファインプレー。

    打撃陣は古林のトラブルでブルペンデーのようにコロコロ代わる投手に苦労しましたが、他が撃つ時に身を潜めていた大山が値千金の1発で決めてくれました。これこそが「5番大山」の仕事!

    本当に「心臓(個人的には腎臓)に悪いゲーム」でしたが、勝てた喜びは大きなゲームでした。

    さて門別の「故郷に錦」が今夜は楽しみです。

  2. とらかっぱ より:

    「にっくきジャイアンツの象徴であり、まったく憎めない人。」まさにこの一言に尽きます。ご冥福をお祈りします。

    序盤はファイターズがファーストストライクをガンガン打ってきて、才木の投球数は4回終了時で31球。被打率リーグ№1の才木攻略のための作戦なのでしょうが、普段球数が嵩みがちなのでこの戦法はタイガースにとって吉と出ました。才木梅野がいち早く察知し上手く対応出来たからでしょうが、逆の目が出た可能性もあるかと思うと新庄監督の思い切りの良さに怖さを感じます。

    大山はよく届いたなって思います。低くなったフェンスの天端に弾む省エネ弾。返って来んでよかった。引張りの意識がようやく薄れて来たのか、ようやくミート出来てきました。toraoさんが仰る様にセンターへ打つのが一番だと思います。

    ファイターズはグーリンが3回降板で、ほぼブルペンデーだったのに大山の一発以外で点取れず。よく勝てたなと思いますが、勝ちは勝ち。もう一つ門別で勝ちに行きましょう!

  3. 岩修 より:

    昨夜は長嶋さん一色の中でタイガースがどう戦うか注目だった。
    子供の頃、初めての甲子園G戦で試合は勿論Tを応援してたのですが、サード長嶋、ファースト王が気になって仕方なかった。
    サードゴロをとりスナップスローで王さんへ。そして素早く向きを変え森さんへ送球する流れは鮮やかだった。
    そして昨夜の試合。長嶋さんに捧げる虎の背番号3大山悠輔の一撃は真面鳥肌。
    それにしても才木は凄すぎる。
    清宮三振斬りでの才木梅野同時吠えも名シーンに成りそう。
    今夜は門別。門別は特別と思える投球してくれたら良いなぁ。

  4. 西田辺 より:

    私もさすがに長嶋氏の現役の記憶は、最晩年のものしかありませんが
    氏の生来持つ華や躍動感は、野球ファンを惹きつけるに十分なもの
    だったでしょう。
    心よりお悔やみ申し上げます。
    しかし、6月「3」日に「89(野球)」才で亡くなるとは。
    どこまでも野球に愛された人だったのかも。
    今年も交流戦が開幕。
    タイガースは、パ・リーグ首位の日本ハムファイターズとの対戦。
    試合前のメンバー交換で、新庄監督は先日C新井監督がやったような
    球児監督と握手もせず、目も合わせずのパフォーマンス(?)
    どういう意図かは分かりませんが、あまり悪ふざけも程々にしておか
    ないと。
    子供たちも見ているんですから。
    相手への敬意のないスポーツは、感心しませんね。
    試合は毎度お馴染みの1-0ゲーム。
    数えてみたら、今季7度目(5勝2敗)で才木先発試合だけで3度目
    (2勝1敗)。
    ホント心臓に悪いよ(笑)。
    佐藤輝がチャンスを活かせない展開を、一発で決めたのが虎の背番号3。
    出来すぎな偶然ですけど、まずは幸先の良いスタート。
    今日の先発は、北海道出身の門別。
    ご家族・親戚・友人の皆様も挙って球場に駆け付けるでしょう。
    今日だけは脱力とか余計なことを考えずに、腕を振ってキャッチャーの
    ミット目がけて投げ込んで欲しい。
    打線も援護を忘れないでね。

  5. いわほー より:

    私にとって現役時代の記憶は薄く、ほとんど長嶋監督としての記憶しかありませんでしたが、昭和の時代「野球=国技」と言わしめるほどにプロ野球隆盛に貢献したレジェンドのおひとりでした。令和のプロ野球しか知らない世代が増えていく中、昭和のプロ野球(=読売巨人軍)の象徴が、またひとつ過去のものとなる出来事でもあります。
    心よりご冥福をお祈りいたします。

    黙とうでスタートした緊張感が充満したエスコンフィールドだっただけに、さすがの新庄監督も派手なパフォーマンスもなく、結果、大山選手の「タッタノイッポンガー」で勝負を決しましたが、張り詰めたナイスゲームでした。
    このところ1-0勝利が続いてファンも緊張しっぱなしですが、ある意味強いチームの証し。
    とはいえ今日は錦を飾る門別投手。
    きっとご両親も見に来ていらっしゃるんでしょうね。
    打線も遠慮せずに援護点をお願いしたいです。

  6. より:

    ジャイアンツの監督を辞めて日本代表の監督に就任してミスターも王さんのように読売の呪縛から解き放たれ本当のミスタープロ野球になるハズやったのに脳梗塞で倒れてしまったのがホンマに悔やまれます
    ご冥福をお祈りします

    才木は相手の早打ちに助けられたとはいえ、素晴らしい内容でしたね
    五裏の山縣の打球への森下のチャージも素晴らしかったです。右京やったらどうなってたか…

    クローザーの運用については含みを持たせた言い方を球児がしてましたね
    今後どうしていくのか楽しみです

    打線は結果的にブルペンデーになった相手に翻弄される形になってしまいました
    大山が復活したと思ったら前後が打たず
    下位打線の並びは都度調整せんとアカンすね
    梅ちゃんはバッティングが落ちてきてるので榮枝使ってもええかもねと思いましたが、現在梅ちゃんは33イニング連続無失点中らしいですね…

  7. 星の輝き より:

    元巨人ファンの私はミスタージャイアンツのキャッチャーミットを持っていました。
    東京に住む父方の一番尊敬出来る叔父が帰省した時のプレゼントでした。
    その前には耳当ての無い、表面がスウェード地のようなヘルメットも貰っていました。
    東北の田舎では大半が巨人ファンでしたし、その中でもONは当然別格でした。
    それでも、トラオさんより少し年下の私は、トラオさん同様ミスターの記憶はあまり強く残っていません。
    私には敵方となった後の監督時代や評論家時代の印象の方が強いです。
    高度経済成長期の時代背景が多分に影響した側面があるとは思いますが、ミスターは間違いなくゲームチェンジャーと言えると思います。
    奇言を含めて、やることなすこと突き抜けた存在でした。
    私が覚えている印象深かったミスターの監督時代のエピソードを一つだけ。
    ナイター中継で読売が勝利を収めた時、ベンチが大きく映し出され、ミスターの隣に居た山倉コーチが誰よりも早く握手を求めました。
    ですがミスターはその手を通り越して山倉の隣のコーチと握手をし、山倉は行き先の無くなったその右手を見つめながらゆっくり下げていったのでした。
    合掌。

  8. ガク より:

    虎の永久欠番よっさんが亡くなった年に読売の永久欠番長嶋氏が亡くなる。
    これも偶然かもしれませんが寂しい限りです。
    お二人とも野球界の発展に多大な尽力をされた方、特に長嶋氏は日本中の野球ファンの記憶に刻まれています。
    小山さんも今年鬼籍に。
    昭和の野球ファンの戯言ですが、天国でV9時代の話に花を咲かせているといいですね。
    謹んでご冥福をお祈りいたします。

  9. Akira28 より:

    物心ついた時から、父親の英才教育で、長嶋茂雄は敵、巨人は悪!と育った私。
    長嶋さんのおかげで、村山さんも江夏さんも輝いた。
    素晴らしい時代でした。今は感謝の思いで長嶋茂雄さんに合掌。
    大変ありがとうございました。また、お疲れさまでした。
    そんな四番・サードを踏襲した掛布雅之に続いて四番・サードに定着しつつあった佐藤は、昨日の守備見ててもライトが適任ですね。
    やっぱり森下レフトでよかった。山縣のレフトフライで足の速い郡司ホームつけませんでしたものね。
    試合前は流石に古林は打てないかと思っていましたが、なんのなんの近本、中野はしっかり対応出来てした。
    古林はタイガースの圧力に屈したかのような緊急降板でした。
    あのまま古林続投ならもっとタイガースは楽な展開に持ち込んでいたように思います。盗塁もしっかり研究してましたね。
    意外にパリーグ首位の日ハムといえど、こんなものかと思ってましたら、やはり才木は五回に何かやらかしますね。
    しかし、大山。剣豪のようなバット一閃。北辰一刀流打法、お見事でした。
    石井は圧巻でしたね。
    今日の門別もよろしく!

  10. 虎轍 より:

    大山の打球がグラウンド側に跳ね返ってきてインプレーになってたらと考えると恐ろしいです。
    たぶんスコアレスのドローやったかと思いますね。
    糸原を申告敬遠で木浪で勝負をしてくれると思ったらつま先に死球って…
    で梅野…
    腰が入ってへんスウィングで背中も丸まったまま打ちにいって打てるんかいな?の打席でしたね。
    今日は先輩打撃陣が初回から得点を重ねて門別に余裕綽々と投げて錦を飾って貰おう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

    • Akira28 より:

      あそこで梅野に代打を出さないところが、藤川監督ですね。

      • より:

        > あそこで梅野に代打を出さない

        そこは岡田政権を踏襲せんでええねん、の最たる奴ですね…
        失点無しで来てるから捕手を代えにくい(by岡田)という発想、既に点取る気ないので気持ちで負けてますよねw

  11. アルスタ より:

    巨人のことは嫌いでも長嶋茂雄のことを嫌いな人はいないという記事や投稿が多いですが。
    ここにいます。
    熱狂的阪神ファンだった母の英才教育により「巨人の星」も見させてもらえませんでした。
    ご本人の実績を否定するものではなく「敵」の象徴だったからです。
    ①1973年上田二朗ノーヒットノーラン阻止
    ②1992年松井秀喜ドラフト指名
    この2つのことでさらに「敵感」は深まりました。
    とはいえご冥福をお祈りする気持ちはみなさんと同じです。

    • 岩修 より:

      アルスタさん、こんにちは。
      昨夜の勝利良かったですね。
      本当は自分もおんなじです。1973年はその他にも池田さん転倒試合もG戦でした。
      V逸のトラウマは1985年迄続き、あと一歩で逃した1992年も八木さん幻のサヨナラ弾とかありましたね。だから余計タイガースファンの松井さん長嶋さんに持ってかれたのもトラウマになり、星野さん金本さんの2003年迄続きました。
      でも世の中カオスなのにタイガースは強く成り嗚呼素晴らしき虎人生とやっと堂々と言えるように成りました。
      それも長嶋さん王さんという偉大なライバルがいたからだと今は言えます。
      って上から目線??ですかw
      因みに自分は「阪神の星」ってド素人漫画子供の頃描きましたですw

  12. イアン より:

    地方の子供にとって野球=巨人=長嶋ですもの。

    巨人の星。
    バッキーからの権藤によるビーンボールのコラボ後頭部直撃によってワンちゃん病院送りという戦慄の事態、殺気と怒号渦巻く異常事態の中静かに打席に立った4番サード長嶋。バット一閃打球はスタンドに突き刺さる。
    異様で爆発的な興奮渦巻く中、飛雄馬は抱きついたチョーさんの背中を漢泣の涙で濡らすのであった!

    というのを小1の時読んで深く感銘受けましてん。しかもコレは史実であると・・長嶋茂雄は永遠に不滅…..です(小声

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