ひと味違う四球増

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【虎博覧会】セ上位7人中6人!阪神 驚異の四球増の秘密を小谷野打撃チーフコーチ明かした
阪神の話題の事象をさまざまな角度から深く掘り下げる「虎博覧会」(不定期掲載)。今回はセ・リーグ最多の357個を数える「四球」に焦点を当てる。52四球でトップの…

数えてはいないが、ここにきて四球の数が急増した印象がある。もちろん1番から5番までの不動のレギュラーが警戒されて、結果的に四球というのも非常に多いが、本来ならアウトがもらいやすい6~8番に入った打者があっさりとは終わらず、最後は投手の側が意識過剰になって四球を出してしまうのが目立つ。

記事にもあるが、一昨年から昨年への変化は「見すぎ」だった。今季は見ることより「狙う」ことに意識が移った。狙っているからこそ、打ちにいって振り切る、打ちにいってやめるができて、結果的に相手投手を心理的に追い込めている。
捕手の坂本、実績組ではない、髙寺、中川、小幡、熊谷あたりもその姿勢が固まってきたおかげで、最近の試合では下位でチャンスを作る、下位で走者を返す場面が増えている。

打ちにいって止まる。輝明の進歩もここにあった。筋力や技術もさることながら、情報収集と分析など狙うためのソフトウェアが正しく機能していることも大きいだろう。
あとよろ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    四球数上位7人中6人がタイガースの選手というのは異常な事であり、如何にチームの方針が徹底しているかがうかがえます。

    特に森下などは四球を掴み取るとガッツポーズで「ヨッシャ」をやり、それを見た他の選手も「自分が打って決める」じゃなく「四球で繋ぐ」事の大切さを再認識しているような感じがします。

    打者は四球=得点に絡む、
    投手は与四球=失点に絡むをしっかり徹底しての今の成績だと思うので、残り試合もポストシーズンでも同じ姿勢で戦って欲しいです。

    話しは変わりますが、昨日富田が投げずに抹消されましたが、藤川監督は上げ下げにはなかなかシビアですね。
    富田、西、小野寺などのモチベーションが心配です。

    • より:

      > 藤川監督は上げ下げにはなかなかシビア

      これ私も「普通」はどうなのか気になってます
      今回の富田の場合は金土でブルペンを使いまくったから「念のため」日曜のブルペンを増やしておきたかった、という意図は分かるんですが、関西から関東まで来てもらわないといけないシチュエーションな上、1日で抹消される可能性があってもそういうことってするもんですっけ?甲子園と大物ならあり得るとは思うんですが

      MLBだと遠方で呼びつけておいた上にクビなんてこともあるので球児は「クビにならんだけええやろ」という考えなのかもですが

  2. とらかっぱ より:

    四球に対する意識は他チームに比べ高そうですね。ボール球を振らないのはバッティングを崩さないための大きな要因であり、ここを意識している副産物として四球が増えているのかとも思っています。半面ミノサンが多くなるのもその裏返しとしてありますが・・・狙いに行って止まる、これが出来ているのは大きいと思います。ハーフスイングの判定を塁審に聞かれる多さが、多くなっていると感じるのもこの裏返しかと。今季から就任した小谷野コーチの指導によるものなら、かなり優秀なコーチですね。

    守備面でもエラーが激減していますが、これは何に起因するものなのか。まだシーズン途中ですが、輝明が昨年23→今年2、中野が8→2。その他は大きく変わらないのでこの二人のエラー減によるものだと思いますが、これは田中コーチの手腕?技術はすぐに上がらないと思うので、意識改革やポジショニングによるものが大きいと思いますが、どこが変わったのかが知りたいです。秀太は優秀だったのか!?

  3. より:

    数字的には143試合で6個増えるくらいのペースなので「驚異の四球増」は盛り過ぎですかねw
    寡占状態なのは例年四球が多い他球団の人達がお休みしていたからですね。それでもトップ10の半分は占めていたのではと思いますが
    皆さん仰る通り、今季は一昨年の「打ちに行って止まる」ができてると思います
    積極的四球と消極的四球って見てて分かるもんやな、というのをここ3年で学びましたね

    盗塁成功率が戻ったことも取材してほしいですがここは一番シークレットなところなんかもなぁ

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