緒戦の攻防

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2025年日本シリーズ第1戦、みずほPayPayドーム。「開幕投手」はホークスが有原、タイガースが村上。コントロールが身上の両リーグ最多勝投手のマッチアップだ。注目のDHには髙寺を使い7番、レフトには島田を起用して6番、ショートは小幡で9番。火力よりも守備走塁を重視した「セ・リーグスタイル」のスタメンを組んだ。

序盤はホークスペース。1回表、阪神は近本投ゴロ、中野二ゴロと出塁できず。二死から森下が三塁線を破る二塁打でチャンスを作ったが輝明がチェンジアップ攻めで空振り三振。

そのウラ、1番柳田に対して初球ストライクから4球連続ボール。もっとも「らしくない」形でスタートすると、2番周東には一二塁間に転がされる。しかしこれを「中野スペシャル」目にもとまらぬ早技で二塁封殺。しかし打者柳町の2球目に周東が二盗成功で一死二塁、柳町は高め直球で三振に仕留めたが、スタメン復帰の4番近藤には同じ高め直球を中前に弾き返されて1点先制される。なおも栗原右前クリーンヒットで二死一二塁とたたみかけられたが、川瀬三振で最少失点で切り抜けた。

2回表は大山三振のあと島田は初球を絶妙な三塁線へのセーフティーバント、これは三塁野村が素早く前進してランニングスローでアウトに。しかし「チェンジオブペース」。ここに島田を置く意味、これはあとで効いてくる。

村上、2回ウラは下位打線を三者凡退。遅いカーブを有効に使うことで状況を打開した。

3回表は二死から近本ヒットで出塁するも走らずで山は作らず。そのウラ一死から周東をヒットで出すも走らせず、柳町、近藤を連続見逃し三振。バッテリー乗ってきた。

しかし4回表好打順も森下三振、輝明一ゴロ、大山三ゴロとあっさり三凡。
そのウラは一死から川瀬をヒットで出したが後続を断つ。

5回先頭島田がカウント2-2からの5球目チェンジアップをセカンドの左に転がし内野安打にすると盗塁成功、無死二塁へと持ち味の足でチャンスを拡大する。しかし期待の髙寺は引っぱりたい気持ちを見透かされてチェンジアップ攻めで空振り三振。坂本も遊ゴロで走者動けずで二死。もうひとり、この日抜擢された小幡はチェンジアップを狙い打ってナイスバッティングだったがセンター守備範囲でチェンジ。ただし、島田の2打席は有原の心に波風を立てるジャブにはなっていたし、下位打線でも重圧をかけたことが近本からの次の回へと繋がっていく。

5回ウラは一死後柳田がヒット出塁。周東はライトへの大きな当たりだったがフェンス前で森下が掴んで二死。柳町四球で二死一二塁、打者近藤のピンチ。内角直球をミートされたが打球は大山の正面へ、難なくさばいてチェンジ。

6回表、先頭近本が2-2からの5球目、チェンジアップが甘く浮いたところをショートの右へ弾き返して中前ヒットで出塁。続く中野の初球に牽制がないのがわかっていたかのような好スタートを切り盗塁成功。これぞポストシーズン初戦で流れを激変させるタイガーススペシャルだ。

中野は次の球を三塁前へバント、当たった瞬間、上に浮いて詰まった小飛球は絶妙な所に落ちる「ドロップショット」。ファウルに賭けた三塁手野村が見つめる先でフェアゾーンに留まる。バントヒットで無死一三塁とチャンス大拡大。

そこにビッグゲームボーイ森下登場。内野守備は1点どうぞのゲッツー狙い。フォーク2つしっかり見送って2ボール、3球目浮いたフォークは少しタイミング早すぎて三塁線ファウル、4球目は内角いっぱいにツーシームを決められてカウント2-2。5球目のフォークがわかっていたかのように一走中野がスタート(カメラが追っておらず確認できなかったが)、このワンバウンドをボディストップした捕手海野は送球できず。森下もフォークが来るのが頭に入っていたかのように見送ってフルカウント。フォークが効かないのをインプットさせた。

無死二三塁と状況変わって、深く構えるショート以外は前進バックホーム態勢。6球目インハイ150キロツーシームを振り遅れながらも右おっつけでファウルに逃げる。ここにスイングの速さ、反応の良さが生きる。7球目、同じ内角高めの150キロツーシームを続けたところ、今度は詰まりながらもパワーでショート右へ、ハーフライナー気味に飛び出した打球が内野へ着地、ショートこれに追いついて一塁でアウトにしたが、三走近本生還で同点、二走中野は三塁へと進み「最高の1アウト」にした。

一死三塁で輝明。有原は最大限の警戒でカットボール2球で2ボール、3球目チェンジアップは外へ外れて3ボール。この球に輝明は反応を見せた。カウント3ボールとなったところで、輝明を歩かせるかと思ったがベンチからの指示なし。バッテリーは3球目チェンジアップへの反応をもとに4球目もその球を選択。当然、ボール球を投げるものと思っていたら、それがストライクからストライクへの変化となり、その球を狙っていた輝明は苦もなく外野まで飛球を上げた。結果的に右中間の間に落ちる逆転の二塁打となった。

阪神の弱みは6番、あえて言えば5番以下の打線の脆さにある。輝明との勝負を避け、大山でゲッツー狙い、なんなら大山との勝負も避けて一死満塁としても6番以下なら抑えられる可能性が高まる。そういう「強気」の勝負に出られていたら怖かった。

1点ビハインドとなったホークスは7回表から藤井を投入し、勝ちパターン継投を断行。8回松本、9回杉山とつないで阪神打線を抑え込んだ。

一方、タイガースは序盤の苦労で球数もいっていた村上を7回まで続投させた。尻上がりの好投で115球、1失点、制球力と多彩な球種で坂本とふたり2戦目以降にも役立つデータ取りもできた。

8回から及川登場。先頭柳町の左飛をレフト島田好捕。近藤には左フェンス直撃の二塁打を打たれるも栗原を自信のスライダーで空振り三振。ここで代打山川が登場すると石井にスイッチ。山川を四球で歩かせるが、続く野村を左飛に打ち取ってゼロ。

9回も石井を続投。今宮三振、牧原左飛と簡単に二死としたが、柳田中前(代走緒方)。打者周東2ストライクからの3球目ランナースタート、はやった坂本のミットがバットに当たり、打撃妨害で二死一二塁へとピンチ拡大。しかしここを石井が踏ん張って柳町を力弱い中飛に打ち取って3アウト、試合終了。

回をまたいだ石井は26球を投じた。ホークス最後のひと粘りが、第2戦に何かしらの影響を与える可能性はある。しかし、両チーム勝ちパターン継投を注ぎ込む「負けられない試合展開」となり、藤川監督に迷いはないだろう。

戦力を持つ者同士の大決戦。その緒戦は、ひとつの判断ミスもなく、ひとつのほころびもみせずに戦い終えたタイガースが先勝。
地味ではあるが将の考えが隅々にまで行き届く、練度の高さを発揮。阪神タイガースならではの勝利だった。

あとよろ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    全てが詰まった素晴らしいコラムありがとうございます。

    小久保監督の「阪神はああやって勝って来たんでしょう」という言葉が全てを物語る、The2025版タイガースの勝利パターンゲームでした。

    先発村上は立ち上がりから制球に苦しみ(球審も村上の低めとらず)1点先制されましたが、CS同様のらりくらりとかわし最小失点で抑え、5回終了時に0-1で防戦一方に見えましたが、個人的には「これはタイガースペース」と思っていました。

    6回、先頭近本ヒット〜いつもなら中野が即バントなのに近本の盗塁を待ったのはベンチの指示か?!
    近本の盗塁で中野は100%バントなのに極端なシフトを敷かなかったアチラのベンチを嘲笑うかのように中野のライン際バントがヒットになった時点で涼しい顔だった有原が大汗をかき「これは行ける」と思いました。
    次打者の森下は「俺が決める」ではなく、右方向を意識し唯一前進守備をしていなかったショート右へ転がす「価値あるショートゴロ」で同点、さらにランナーもサードへ進めたのは大きな仕事。
    こうなれば佐藤も「外野フライでいい」と楽な気持ちで打席に立て、逆転タイムリーという最高の結果で応えました。

    CSの時と同じ4回残してリード、これは「及岩石で4回を逃げ切る?」と思ったら、藤川監督の感ピューターは村上続投を選択し、リードをもらった村上は絶好調時のように立ち直り7回まで投げてくれたので あとはこっちのモノ!

    ただ、しかしアチラも代打に山川や今宮が残っている層の厚さを見せ、セ・リーグでは無双だった及川、石井をもってしても簡単ではありませんでした。

    島田のファインプレーに救われたり、
    珍しく坂本の打撃妨害のミスがあったりで、最後までヒヤヒヤで ずっとテレビ前で正座して祈っていましたが、やはり石井はさすがでした。

    苦しみながら初戦を取った事で、4勝1敗史上初日本S甲子園胴上げが見えてきたような気がします。

  2. 掛布にインタビュー より:

    6回の近本初球スチールを「タイガーススペシャル」、ビッグゲームボーイ森下の同点打を「最高の1アウト」、緒戦の攻防を見事なtorao節で感動が蘇ります
    感謝です!

    島田の先発起用、石井の回跨ぎ、球児監督のキレキレ采配に脱帽です
    カンではなく、確固たる根拠があるのでしょう
    今日のデュープ先発も何か裏付けがあるはず。信じて応援するのみ、です
    そしてDHとレフト、昨日と同じとしないと予想。島田と熊谷を使ってさらにアシの恐怖を相手に埋め込むかも

  3. 西田辺 より:

    今年の最後に相応しい、ヒリヒリとした接戦。
    初回、タイガースがチャンスを活かせなかった直後、併殺崩れで一塁に残った
    周東が盗塁。
    脇腹痛からスタメンに戻った近藤に先制タイムリーを浴びる。
    とにかく序盤の村上は、ストレートが抜け変化球の制球も儘ならない感じ。
    初回終わって投球数が29球で厳しい試合展開を予想しました。
    2回こそ三者凡退に抑えたが、3回以降もランナーを出すケースが増える。
    とは言え、徐々に制球も球の力も本来のものに戻って行くのが見えてきました。
    その球威が戻るにしたがって、坂本が各打者のインコースに要求する頻度も
    増えたような気がします。
    しかし初回あんな状態でしたが、7回を投げ切ったのはさすがと言うべきか。
    攻撃は5回まで3安打と有原を攻めきれない。
    捉えたのは6回。
    この日2本目の安打をセンター前へ。
    中野の初球に近本が二盗成功。
    3回にも近本はヒットで出塁して(その時は二死)いますが、そこで有原から
    スタートを切るタイミングを計っていたのかも。
    いつもならここですかさずバントと行くケースですが、次のボールでは構えすら無し。
    これもわざと相手の守備隊形を見るためにやったのかも。
    次の球で三塁線付近に絶妙なバントがラインぎりぎりで止まり内野安打。
    無死一三塁で森下のシチュエーションでは、さすがにホークスも前進守備隊形は
    敷きにくく、ショートは通常で他は中間守備位置を採る。
    ここで阪神ベンチは3球目にランエンドヒットを仕掛けている(結果はファール)。
    5球目には中野が二塁を陥れ、結果的にこの走塁が逆転に繋がる。
    森下はショートゴロ(近本生還)ですが、一三塁なら併殺もあった当たり。
    CSから効果的な走塁が活きている感じがしますね。
    ここまで2打席、変化球で打ち取っていた佐藤輝と勝負に出たホークス。
    ここで打たなきゃ打点王の名が廃る、とばかりに逆転の一打を放つ佐藤輝。
    やっぱりこのチームの4番ですよ。
    8回9回は及川(2/3)と石井(1回1/3)
    内容はともかく一つ気になった事が。
    9回二死一塁で栁田の代走緒方が盗塁した際に、周東のバットが坂本のミットに当たり
    打撃妨害。
    余り肩に自信がない坂本ですが、以前から前に出ての送球を見せていたように思います。
    それを周東が狙ったのか、偶然に当たってしまったのかは分かりませんが、以降要注意
    でしょうね。
    まず一つ取って福岡でのミッションは成功。
    今日は久しぶりのデュプランティエの先発。
    相手先発上沢を早めに攻略して、いい展開に持ち込みたいですね。

  4. 岩修 より:

    素晴らしい長文は流石です。
    確かに石井大智は26球。どうしても勝ちたい。何故ならPayPayドームでは日シリ7連敗中だから0.17に賭けたのでしょう。
    村上7イニング1失点はエースの証明。
    及石リレーはいつ観ても胸熱。完璧リードの誠志郎の周東打撃妨害は打てそうも無かっただけに嫌な感じだったけど近本が何時もの早い落下地点でのキャッチで先ずは1勝、しかも福岡で。
    意外と思った島田も攻守で躍動。彼のあんな引き締まった表情初めて観たような?感じ
    。しかし球に逆らわずバットにボールを乗せる様な近本の打撃。中野の曲芸ラインストップバント。チカナカ共有原海野バッテリーの配球、モーションをあざ笑うかのスティール。
    配球を読み、打球の質、方向迄決めてた様なモリテルの打撃。やはり1番から5番までとしても相手はプレッシャーと思う。
    球児監督流シンギングベースボールここにありですね。
    今夜は7月以来のデュープ。石井大の登板は無いだろうから岩崎、湯浅、伊原の出番がありそう。もうドキドキ、ハラハラ、ドキドキ···

  5. いわほー より:

    先発オーダー見た時は「オヨヨ・・・島田てか」と戸惑いましたが、この試合は守り合いとスモールベースボールでの勝負と踏んだのでしょうか、まさに藤川監督の思惑どおりになりました。
    福岡では最低ひとつ取れれば御の字と思ってましたが、こうなったら二つともいっちゃいますか。

    試合内容とは別に驚いたのは甲子園と見まがうほどのタイガースファンの応援ぶり。
    以前、PayPayドームでホークスファンの応援ぶりを見ていたので圧倒されるかと思ってましたが、タイガースファンを舐めてもらっちゃ困るとばかりの声援でしたね。
    ドームの応援ぶりを見ているとテレビの前の自分もシンクロして数百キロ離れた福岡と我が家が量子もつれのような一体感が味わえる不思議。
    今夜も一体感で全力応援ですね。

  6. タクロー より:

    これぞ王者の戦い
     リーグチャンピオン同士の戦いは緊迫のハラハラドキドキゲーム。面白いゲーム…だった、という藤川監督。ベンチの中で楽しんでいたのかな。こちらは冷や汗、ドキドキだったけど。
    驚かされたゲームだった。まずはスタメン。6番は?DHは?レフトは?誰、誰、誰?とスタメン発表が楽しみにしていた。監督が出した答えは、6番レフト「島田」。これには驚いた。起用に応えて8回ウラの先頭打者の大飛球を背走しキャッチ。お見事。2回のドラックバンドアウトはよく見る光景だったけど、5回に遊内野安打で出て、果敢に盗塁を成功させたのには驚いた。
     6回先頭近本が安打。いつものように中野は送りバンドと思ったけど、近本が初球を盗塁。驚いた。中野はここで送りバンド、と思ったらドラックバンド。見事なバンドはファールラインを越えることなく止まった。そして、牙を研ぎ澄ませた森下が粘りを見せている間に中野は2塁ベースにいた。これも大きかった。森下がきっちり近本を還す打球を放ち、輝明が狙い球を一閃。逆転打。欲を言えば大山に続いてもらってあと1点欲しかったけど。
    リードすればこちらのもの。とはいえ、ハラハラドキドキの1点差。クローザー役を務めた石井が見せた2度のガッツボーズが厳しかった戦いを物語っていた。
     今夜の第2戦はデュプランティエ。三振奪取が楽しみだ。そして藤川監督がどんな手を繰り出すかも見もの。

  7. 虎轍 より:

    toraoさんがあとよろって書かれてても全て書いてありますやん(笑)
    スタメン抜擢の島田が、やっと島田らしい仕事をしてくれた試合でした。
    及川が打たれた打球を手を精一杯伸ばしてキャッチした時に勝てる!と思いました。が、その後のフェン直でソワソワしましたが(笑)
    ナイススタメン抜擢でしたね。
    中野のハーフライナーのショートゴロからの三塁進塁もナイスランでしたね。
    村上は序盤で球数が嵩んでましたが、DH制なので代打を出される事があらへんので7回まで投げきったのは流石セ・リーグ投手三冠ですねGJ
    今日は佐藤輝明のホームランで勝つような気がします。
    まずは1タテ成功。今日勝って2タテで聖地甲子園に帰りましょう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!

  8. Akira28 より:

    ハラハラドキドキの試合展開なれど、やっぱり強いタイガースのセオリー通りの野球。圧倒的な強さでは無いような、いやいや実はソフトバンクを完全に抑えこむ強さの力で勝ったともいえる不思議な試合でした。ディフェンス主体の中に脚を絡め、役割分担がしっかりできた打線でしたね。
    周東の時の坂本・守備妨害の場面だけはヒヤヒヤ・ドキドキでしたが石井は圧巻でしたね。
    岩崎の状態がわかりませんが、きっと大丈夫でしょう!
    今日、ディプランティエが先発とは驚きましたが、ソフトバンクもモリネロではないとはこれまた驚きでした。
    藤川監督の楽しんで!のメッセージの通り今日も楽しみましょう!
    とはいえ、今からドキドキしています。

  9. 星の輝き より:

    素晴らしい内容で勝った翌日且つ更新が遅い時はトラオさんが腕によりをかけて文章を書かれている説。あやまたず。

    島田君のあだ名は「ウナギ」。
    やらかしもあるけれど、球際に弱かった彼は相当努力していたろうし、ペナントでは殆ど出番が無かったから、相当期するものがあったと思う。
    球児監督の選手起用が上手いところは、この「溜め」にもあると思う。
    腐る選手、落ち込む選手は端から相手にしない。
    じっと堪えていつ来るか分からない出番に備えている選手をキチンと見ている。
    思えば岡田監督もそうだった。
    一昨年の湯浅と青柳起用には痺れた。
    野球は主力ばかりでは勝てない。
    誰かがきっと見ているから、諦めずにしぶとく食らいついて欲しい。

  10. より:

    昨日は草野球チームの新入団選手の歓迎会兼日本シリーズ観戦会でした
    これまでたまにしか出られない日本シリーズは一人でじっくり味わいたくて友達と見ることはありませんでした
    そもそもCS前でまだタイガースが出るかも分からない内から開催が決定し、出られたとしても2005年みたいな不様な試合になったらどうしよう、とか思ってましたが、無事出場し更に皆に楽しんでもらえる素晴らしい試合になって良かったです
    謎の6番スタメンの島田海吏の謎の活躍が皆の心に強く残ったようですw

    しかしスタメンレフト島田は100歩譲るとしても6番起用は謎でしたね
    控えに中川・右京もおらずかなり守備寄りの構成でした
    DH制やから代打はほぼいらん(暖ちゃん1枚でOK)という考えでしょうか

    岩崎は2戦目で使うためのお休みだったのか、1点差では怖いと思ったのか

    マスコミから球児に訊いてほしいことがいっぱいあるけど訊いてくれへんかな…

    • 鳴尾浜トラオ より:

      たとえ尋ねても、球児監督はポエムか人生論でごまかして答えないので、代わりに私が仮説を提示します(笑)。
      1年間6番を強化しなかったのは、攻撃を6番で切って、下位打線7、8、9の三者凡退で流れを整えて、そのあと1番近本からの打順にする(それを多くする)ためです。
      第1戦のコンセプトは「なにがなんでも守り勝つ」でした。そのための最善をつくした結果、石井でクロージングとなりました。
      今後、「普通に勝つ」「型で勝つ」がコンセプトの試合では、岩崎クローザーを使います。以上、藤川監督が絶対に語らない心の内(仮説)でした。

      • より:

        トラオ監督(ヘッドコーチ?)、回答ありがとうございます!

        なるほど、昨日の六表は正にその狙い通りの打順になりましたね

        試合ごとのコンセプト、残りの試合も感じながら観戦します