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サンスポより「広島県野球連盟は、社会人広島選抜がプロ野球広島の一軍と3月9日に広島市民球場でプロアマ交流戦を行うと発表した」


一軍というのはなかなか珍しいことじゃない?良いこと。ブラウン監督の広島カキ&宮崎地鶏PRという地域貢献も良いこと。
新人合同自主トレも佳境に入った。初日のランニングでぶっちぎった社会人自由枠の小嶋と、集団から取り残された高校1巡目の野原の対比が取り上げられていたが、1/21の練習でその差が最大化してしまった。
ブルペンで周囲を唸らせるボールを投げ込んだ小嶋に対し、野原は腰に強いハリが出て別メニュー調整に。
年齢も経歴もポジションも違う二人なんだから、別にとりたてて気にすることもないのだが、野原にして見れば、1年目のはじめから一軍で暴れてやるという野望が夢と消えたことにションボリしていることだろう。大丈夫、そんなもんは本人以外誰も想定してないんだから、はじめにつまづくのは悪いことじゃない。プロに必要な基礎体力がないということをいち早く体感できたのは、野原にとって大きいだろうと思う。
高卒ルーキーには「時間はたっぷりある」と言ってあげられるが、それより2つ3つ年上の者にとっては、そういうゆとりはない。一軍本隊が二次キャンプで安芸に来るわずかな期間にアピールするチャンスはあるものの、情報量には圧倒的な差ができてしまう。新人選手にとってみれば、この合同自主トレが「今年のすべて」と言っても過言ではないし、それ以外の選手にとっては昨年の秋季キャンプであらかたこの春の状況は決していると言える。そして、岡田監督はひょっとすると12球団一、一度下した評価にこだわる監督で、それをひっくりかえすのは困難を極める。その部分がファンの立場からするともっとももどかしく、心配に感じる部分だ。宮崎オーナーの「若手を」という発言も、そういう懸念からのものだろうし、腹心の平田氏を二軍監督に据えたのも、島野氏を一二軍を巡回する特命コーチとしたのも、その部分への対処だったのだと思う。
まあどっちにしたって、勝負事に身を置く限り運がつきまとう。タイガースに身を置いていることからして運だからね。それが良かったのか悪かったのか。
努力の質と量によって、「運に任せるしかない領域」を狭めることはできる。
キャンプの一二軍振り分けは、1/24に予定されているという。今年はルーキーから何人抜擢されるかね。岡田監督が当初から一軍キャンプをほのめかしていた小嶋は当確、島野コーチにも目をかけられた大城、仕上がり順調な上園が微妙という感じかな。

コメント

  1. いわほー より:

    鳴尾浜見学に行った方に聞いたところ、結構、今年の新人は身体が動いていたそうです。中村ヤスの年でしたか、ヤス以外は全員、落第の評価をもらっていたような。大城あたりは、かなり期待できそうなタイプかも。
    キャンプインが待ち遠しいです。

  2. torao より:

    to いわほーさま
    ヤスが新人の年というと、杉山、江草、久保田、三東らですね。でも、今となってはそうそうたるメンツです。彼らの年はちょっとおっとりしていましたね。それに比べると今年の新人はギラッとした迫力があるように感じます。見てないけど(笑)。

  3. ema より:

    たしかに、今年の新人はギラッとした迫力があるように感じます。見てない torao さんの記事を読んだダケだけど(笑)。
    カープのニュースは、最近好印象が多いですね?。

  4. torao より:

    to emaさま
    カープは良い流れに乗ってますよね。何なんだろうと考えると、やっぱりりブラウン監督が来てから、どんどん周囲が変わっていっているように思います。