http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004122204.html
今岡が2.5億円で一発更改。「岡田監督に優勝監督になってもらいたい」終始一貫、今岡選手は言い続ける。「優勝したい」ではなく、あくまでも「岡田監督を」「岡田監督に」なのだ。野村監督時代、二軍落ちした時に「腐るな」と励まし、アドバイスを与えてくれたのが岡田監督だったという。うちの選手会長は義理堅い。
手前味噌で恐縮だが、このブログでは毎日極力一人の選手に「カテゴリー」を振り当てて、バランス良く配分するよう務めているつもり。しかし時々、存在感に比べてエントリー数が少ない選手がいるのに気づいたりする。藤川投手については、記事中何度も登場している(15回)が、カテゴリーとしては今回が初めてだった。いやぁ、びっくり(笑)。それだけ脇役に徹しているとも言える(言い訳w)。
この日、GAORA「亀ちゃんのタイガースに檄」の収録に望んだが、久保田の脇に回っていないかなぁ…心配。もし二人を知らない世界各国の1万人に、二人の顔写真を見せて、「どっちが親分で、どっちが子分か?」と質問したら、9900人以上は久保田を親分と答えるだろうなぁ…。
ケガで出遅れた今季、一軍登録されたのは7月の終わり。それ以降の投球は素晴らしかった。23試合、31回、2勝0敗(セーブポイント2)、防御率2.61、奪三振35、与四死球13。暴投0というのもフォークを投げる投手には珍しい、良い記録だ。チーム状態が落ちてきた夏場に、連投につぐ連投。勝ち試合のリリーフというより、競った展開での一枚という起用法だったが、その役割を十分果たした。来季は安藤に代わるセットアッパーへの期待がかかる。
ケガの多い選手だが、着実に成長している。特に低めへの直球のコントロールに磨きがかかり、見逃し三振が取れるようになった。奪三振率では久保田(9.00)を上回る(10.16)、チームでもトップクラスだ。他の投手にあるような先発への執着もなく、クローザー就任が目標。特に同い年の久保田にはライバル心がある。「クローザーを、顔で決めてくれるな!」こう言いたいに違いない(笑)。
コメント
藤川投手の場合、技術よりも精神的な弱さ、モロさが気になりますねぇ。
その日の調子うんぬんより、同じ回の中でも急に崩れたりするのが気になります。
素晴らしい球が低めに集まっていると思ったら、次の打者には抜けたシュート回転の球を連発するというような。
一杯ひっかけてからマウンドに上がるくらいで、丁度良いんじゃないかな?と思えるほど、やさしい感じがしますねぇ。
来期は「良い球持ってるのになぁ」と言う域を脱して欲しいですね。
その昔、阪急ブレーブス(現オリックス)に今井雄太郎というピッチャーがおりました。
それはそれは意気のいいストレートをビシバシ投げ込むいい投手なのですが、無類の上がり性。
みかねた監督が当番前に本当に酒を一杯飲ませて登板させたら見事完封勝利した、なんて逸話の持ち主。
ichiken様の一言でふと思い出しました。
to ichikenさま
ううむ、確かになんか欲しいですねぇ。酒もいいですね。爪楊枝もいいなぁ、あとはヒゲはやして、あとなんかないかなぁ、恐そうに見えるやつ…(笑)。
to いわほーさま
「名前は?」
「今言うたろ」
「いや、まだ聞いとらん」
「今言うたろ」
「早よ、言えって」
で有名な(笑)今井雄太郎投手ですね。あのころの阪急って個性的な選手が多かったですねぇ、今思えば。
球児、弱そうやもん。マウンドから睨み効かんもん。
あれじゃ相手を威圧できんよ。
葉っぱ咥えて帽子を目深にかぶって、ツバに切れ目。
これで完璧かと思います(笑)
to zero-52さま
弱そう横綱「東の木佐貫 西の藤川」
ともに松坂世代か…。