どんな大エースだって、「本拠地で不敗」なんていう記録はありえないのだから、いつかは止まる。わかっちゃいたけど、「甲子園で藤浪に負けをつけるな」がある種チームの原動力になっていたので、継続して欲しかった。2ラン2本の4失点。それでも最後は粘りも見せた。
やっぱり移動ゲームの休養だったようで、「少し清水を続けて使ってみよう」というワケではなかったようだ。バッテリーコーチ、監督は、考え、信念あってのことで、結果によって微動だにしないものなのだろう。逆に清水に休養を与えているのかも知れないし。ただはたから見ていると、出していいところで出さないと、後で出せなくなる、それはとてももったいないことに見える。カウント球で主導権を握り、勝負球で裏をかく、そんな配球が決まっていた前日に対し、この日は狙われたホームラン2本。私はそう感じた。
桧山が引退会見を行う。予想はしていた。「体は若い」、そう言われ続けていた桧山も衰える。当然だ。22年もやってきたのだからね。
その22年を一緒に過ごしてきた。ヒッティングマーチの問題ですったもんだした時、なぜか桧山のは不問だった。みんな大好きな振りつきのテーマ。桧山ーよ突っ走れー!のフレーズを歌うとがぜんテンションが上がる。応援されるだけの、運があり、人柄があり、ルックスがあり、結果があった。ダメ虎の4番、伸び悩みの中堅、優勝チームの主力、代打の神様…応援せざるを得ない上がったり下がったりのストーリーを紡いできた。
最終年の桧山とともに、新しい時代のタイガースが日本一を掴むというのが私のシナリオ。中身は現実に合わせてちょこちょこ書きかえているが、その結末は一つも変えていない。タイガースのバッターたちよ。気合いで振り抜けよ。
コメント
桧山の涙なき会見、なんか清々しい表情が印象的でした。本当に『桧山よ、突っ走れ~』を振り付けして応援するのが大好きでした。
暗黒時代を支え、チームが大きく変革していくなかでも、黙々と仲間を引っ張った背中をみんな知ってるから、チーム一番の声援を送るのでしょう。
新大阪で新庄とお茶飲んでて、新幹線に乗り遅れたなんて微笑ましいエピソードが懐かしいです。
まだシーズンが残ってます。心残りの日本一を一緒に取りに行きましょう。お疲れ様はその後です。
あの暗黒時代(四番なき時代)に試合前のバッティング練習でポンポンスタンドインする桧山の姿は、当時の私に希望を与えてくれました、しかしあの頃は「追い込まれ落ちる球で三振」のパターンが歯がゆかった。あれから色々あり、ヒッティングマーチが変わった頃桧山自身も立派な選手になりました。改めて長い間タイガース一筋ご苦労様でした。
ゲームの方、長野のHRとか「甲ムラン」としか言いようがないでしょ!打たれた藤浪は「打ちとった感覚」しかないでしょー…、神宮球場みたいに両翼を広げるとかww
しかし、杉内には「打つ手」は無いんですかネェ、03年日本シリーズからヤラレてるイメージしか無いです!桧山を出すサービスすらする余裕も無かった…
toraoさんも仰るように記録はいつかは途切れるモノ。
昔「常勝チャンピオンなんて糞食らえ」と言った人もいましたが、藤浪が甲子園で勝ち続ける事は有り得ない訳で、藤浪にはこの「負け」を糧としてこれから頑張って欲しいです。
今日は「大嫌いな菅野」をKOだー!
桧山進次郎選手 現役生活、本当にご苦労様でした。そして 長い期間夢を与えてくれてありがとうございました。
阪神タイガースをずっと見てきた中で、あの苦しかった弱小時代、入団間もない若手の桧山に多くの責任を被ってもらいました。まさに君しかいない状態でした。
最近はバットスイングがコンパクトになったものの、入団した時から こんなにもフォローが大きく きれいなスイングをする選手は、いないと思ってました
甲子園のライトスタンドにあった!!悠久の若虎 桧山進次郎!! というフレーズが好きで 子供の名前にも生かさせて貰いました。
色々な思い出はありますが、どんなときもファンを第一に考えて インタビューやコメントを丁寧に答える姿は 聞くのも楽しみで最高でした。
まだシーズンも残っているし、決戦シリーズもあります、桧山進次郎にとって最高舞台となるよう応援しています。
まだシーズン中なので「お疲れ様」は封印。
あまり選手個々に感情移入しないように努めてはいるんですが、
そんな中でも、少なくない思い出のある選手ですから、思いは複雑です。
藤浪が甲子園で負けた。
仰るように、生涯本拠地不敗なぞ有り得ない。
結果を残したものを敢えて変えてまで出すからには、それなりの根拠が必要になる。
かなりの阪神ファンが試合開始前から疑問を持った、藤井先発マスク。
そこだけに敗戦の責を求めたりしないけど、何となく腑に落ちませんよね。
そう言えば、かつて杉内キラーと呼ばれた浅井。
全く当てて貰えませんねぇ。
確か去年も殆ど対戦がなかったような…
そう言うのは、お嫌いなんですかねぇ…あの人は。
桧山に続いて藤本も引退と、10年前のV戦士がいなくなってしまいますね。あの優勝で本格的にファンとなった私としては、何とも寂しい気持ちです。
毎年のように助っ人と競争し、最後は何年も代打の切り札を勤め上げて。神様なんて呼ばれてるけど、本当は神様なんかじゃない。ここまで数字を積み上げて来れたのは彼自身の凄まじい努力の賜物だと思います。
本当はもっとやれるけど、きっと生まれ変わろうとしているチームの為に身を引く決意をしたんじゃないか、勝手ながらそう思っています。最後まであの美しいバッティングを見届けたいですね。
前日、清水が執拗なまでにインコースを攻めていましたが、昨日の試合、藤井と藤浪のバッテリーはそれを活かせていたでしょうか。清水の持ち味が出てきた今、1カードトータルでのリードも経験させるのも良いと思います。
来年になれば、開幕からいきなり清水をどんどん出していくということにはならないでしょうし、清水に限らず、この状況を有効に使って欲しいと思います。
球団最長の22年間、タイガースを支え続けてくれた桧山選手。
打席で右足上げて静止したときのフォルムとスイング軌道の美しさは当代随一でしたね。
バットで生きてきた桧山選手ですが、彼がライトのポジションにつかなくなってつくづく実感したのが外野守備の安定感。
とりわけ守備範囲が広いとか強肩だったわけではありませんが、そつないキャッチングと的確なスローイング。それが当たり前のようで当たり前でなかったことを、後々知ることになりました。
あと何回打席に立てるかわかりませんが、惜別の情あじわいながらヒッティング・マーチを歌いたいです。
ひーやんにモンキー。
まだまだ現役の二人に『お疲れ様』は言いませんが、寂しいですね。
入団会見の時に、記者から当時の中村監督の印象を聞かれたひーやんの一言。
『渋い方ですよね。愛人がいそう。』
月刊タイガースでこの記事を見た時、大爆笑したのを覚えてます。そして、その時から大ファンでしたね。
暗黒時代、新庄と二人、惚れ惚れするような飛距離なのに、突っ込み処満載なバッティングの粗さ。でも、見ているだけで未来を感じられて楽しかったです。
モンキーは、新井のお兄ちゃんが来る前はアニキのイジリ相手でしたよね。2003年優勝の胴上げの際に、何故かアニキ達に引きずり回されてたのを思い出します(笑)。
取り敢えず、感謝しか無い。この二人には。
しかし、昨日の試合…。
別に藤井が嫌いとかじゃないんですよ。でも、清水はこの何試合も結果を残してますし、藤浪と組んだ試合も良かったはずですが…。
一つの時代が終わろうとしている今、次世代を見越した起用をして欲しい。昔、若い桧山選手を見て明るい未来を感じられた様に。
桧山の22年間は、いろんなところで紹介されているとおり、正に、栄光と暗黒、天国と地獄を見た野球人生でしたね。
それはファンにとっても同様でしたが。
まだまだ可能性のある日本一を桧山へのはなむけにしたいです。
終わり良ければすべて良し。
この22年間をバラ色に染めましょう。
藤浪にとっては、勝ちも負けも、成功も失敗も、今後の野球人生のこやしになるでしょう。
22年先の藤浪がどうなっているか、ファンはもちろん、本人にも想像できないことでしょうが、大エースとして虎の黄金時代を、これから築いていってくれることを願います。
昨日は負けましたけど個人的にはあの戦い方で良いと思いました。
たまたまホームでタッチアウトになり、長野は甲ムランでした。
チャンスで打てないのは今更直る訳でもなく、少ないチャンスを活かす為にもあの3併殺はいただけません。
野球はヒットの数を競う競技ではなく点を取るスポーツです。
1アウトをムダなく活かす野球をCSに向けて目指して欲しいです。
最後に藤浪の甲子園不敗神話が途切れ残念ですが、一歩下がって二歩進むタイプなので更に成長出来ると信じています。
桧山選手、22年間阪神に居てくれたことに感謝します。
阪神の暗黒時代の憂鬱も、優勝の年の喜びもファンと共に感じてきてくれた長い年月です。
最後は日本シリーズも見据えて今季はまだまだ戦って欲しいです。
藤浪は左と右に大きなファールを打たした、それがたまたま甲ムランになった。
これからの勉強として生かしてくれればと思います。
生え抜きと言ったってFA宣言したし…桧山に対して疑念を持つ方もいらっしゃいますが一番心境的にはシンドイであろう宣言残留を選んだ桧山。色々言われたけど結果的に良い選択だったと思います。そら甲子園の大応援から離れられないでしょう。
前にもコメント出したかなとは思いますが有名なヤジ「桧山〜おまえだけラケットで打ってもエエぞ〜!」彼が若い頃に苦笑いしたヤジ。引き際となってヤジった方の心境を聞いてみたくなりました。きっと寂しかろうね。
24番と言えば遠井さん。この方も長かったですね。遠井さんはコーチの頃しか知りません(笑)飲み仲間?の川藤さんも18年でしたか。
今度、ようやく神宮に今季初観戦に相成りました。サンデー晋ちゃんのはずがひーやんのお見送りになるとは夢にも思いませんでした。晋ちゃんサタデーやし(涙)神宮と言えば、息子の誕生日に本塁打を放ちヒーインしてた桧山を思い出しました。今も昔も爽やかですね。精一杯声を上げて自分なりに惜別をしたいと思います。
晋ちゃんもそらいつまでも無敗って訳にも行かないッスよね。グレーシーかっつうの(古い)
勝っても糧に、負けて倍の糧にする男。転んでもただでは起きない精神力を持ってる晋ちゃんには心配はしていません。
今後も頑張ってくれると思います。
今日のヒットで桧山選手への涙がようやく溢れ出ました。選手の皆さん、阪神タイガースの選手として野球が出来るのはとても短いんですよ?そして今年一緒に戦った選手達と来年も野球が出来る訳ではないんですよ?そう思って毎試合戦ってくれていますか?
今年まだ終わっていませんが、とても楽しかったです。けれど、チグハグな野球をされだしたここ最近、今年のこの大好きな選手達皆で来年は戦えないんだろうなと毎年の厳しいこの世界の事とはいえ、言い知れぬ寂しさを覚えました。
その失意続きの試合の合間に、桧山選手の引退が報道されました。去年から遅かれ早かれ来ると思っていたこの日を迎え涙はでませんでした。けれど、時間が経つにつれ苦しい時辛い時から阪神を支えてくれた桧山選手が本当にいなくなってしまう事に寂しさが募りとても悲しいです。後輩の選手達も同じ気持ちだと思いますが、先輩の悔しい思いを晴らす試合をして欲しいです。
綺麗なバッティングフォームと鋭い打球にいつも惚れ惚れしていました。最後まで応援しています。